基本情報

薬効分類

副腎皮質ホルモン(ステロイド内服薬・注射薬)詳しく見る

  • 抗炎症作用、免疫抑制作用などにより、アレルギー性疾患、自己免疫疾患、血液疾患などに効果をあらわす薬
副腎皮質ホルモン(ステロイド内服薬・注射薬)の代表的な商品名
  • プレドニン プレドニゾロン
  • メドロール
  • デカドロン
  • ゼンタコート

効能・効果詳しく見る

  • 卵管整形術後の癒着の防止
  • Senear−Usher症候群
  • 亜急性甲状腺炎
  • 亜急性湿疹
  • 悪性リンパ腫
  • アトピー皮膚炎
  • アレルギー性鼻炎
  • 一次性脳炎の頭蓋内圧亢進症状
  • 外傷後関節炎
  • 潰瘍性大腸炎
  • 角膜炎の対症療法
  • 花粉症
  • 貨幣状湿疹
  • 顆粒球減少症
  • 眼筋麻痺の対症療法
  • 眼窩漏斗尖端部症候群の対症療法
  • 眼窩炎性偽腫瘍の対症療法
  • 肝硬変
  • 眼瞼炎の対症療法
  • 関節症性乾癬
  • 乾癬
  • 乾癬性紅皮症
  • 顔面神経麻痺
  • 癌末期の全身状態の改善
  • 気管支喘息
  • 急性湿疹
  • 急性中耳炎
  • 急性白血病
  • 凝固因子の障害の出血性素因
  • 強膜炎の対症療法
  • 強皮症
  • ギラン・バレー症候群
  • 菌状息肉症
  • 稽留性肢端皮膚炎
  • 結節性紅斑
  • 視神経の炎症性疾患の対症療法
  • 血清病
  • 結節性動脈周囲炎
  • 結膜炎の対症療法
  • 限局性腸炎
  • 口腔外科領域手術後の後療法
  • 虹彩毛様体炎の対症療法
  • 好酸性肉芽腫
  • 甲状腺中毒症
  • 甲状腺<中毒性>クリーゼ
  • 強直性脊椎炎の四肢関節炎
  • 強直性脊椎炎
  • 喉頭炎
  • 喉頭浮腫
  • 紅皮症
  • 紅斑症
  • 枯草熱
  • 昆虫毒
  • 再生不良性貧血
  • 細網肉腫症
  • 自家感作性皮膚炎
  • 耳管狭窄症
  • 視束脊髄炎
  • 視神経炎の対症療法
  • 湿疹・皮膚炎群
  • 紫斑病
  • 耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法
  • 若年性関節リウマチ
  • 重症感染症
  • 重症消耗性疾患の全身状態の改善
  • 重症筋無力症
  • 重症の虫さされ
  • 小舞踏病
  • 食道拡張術後
  • 食道の炎症
  • 脂漏性皮膚炎
  • 進行性指掌角皮症
  • 神経皮膚炎
  • 尋常性天疱瘡
  • スチブンス・ジョンソン病
  • スチル病
  • スプルーの全身状態の改善
  • 脊髄炎
  • 成年性浮腫性硬化症
  • 脊髄蜘網膜炎
  • 接触皮膚炎
  • 全身性血管炎
  • 全身性エリテマトーデス
  • 前立腺癌
  • 増殖性天疱瘡
  • 大動脈炎症候群
  • 多発性筋炎
  • 蛇毒
  • 多発性硬化症
  • 多発性動脈炎
  • ヴェゲナ肉芽腫症
  • 中毒疹
  • 直達鏡使用後
  • 手指の皮膚炎
  • デューリング疱疹状皮膚炎
  • 天疱瘡群
  • 特発性低血糖症
  • 難治性口内炎
  • 難治性舌炎
  • 乳癌の再発転移
  • 妊娠性疱疹
  • ネフローゼ症候群
  • ネフローゼ
  • 粘膜皮膚眼症候群
  • 脳炎
  • 脳脊髄炎
  • 膿疱性乾癬
  • 肺線維症
  • 鼻茸
  • 非感染性慢性関節炎
  • ビダール苔癬
  • 皮膚筋炎
  • 皮膚口内炎
  • 皮膚細網症
  • 皮膚白血病
  • びまん性間質性肺炎
  • 副腎性器症候群
  • 副腎摘除
  • 副鼻腔炎
  • 副腎皮質機能不全の外科的侵襲
  • フックス症候群
  • 変形性関節症
  • ヘブラ紅色粃糠疹
  • 放射線肺臓炎
  • 疱疹状膿痂疹
  • ホジキン病
  • 末梢神経炎
  • 慢性湿疹
  • 慢性中耳炎
  • 慢性骨髄性白血病の急性転化
  • 慢性リンパ性白血病
  • 免疫性溶血性貧血
  • 薬剤アレルギー
  • 網膜血管炎の対症療法
  • 網脈絡膜炎の対症療法
  • 薬疹
  • ライター症候群
  • 落葉状天疱瘡
  • リウマチ性脊椎炎の四肢関節炎
  • リウマチ性脊椎炎
  • リップシュッツ急性陰門潰瘍
  • リウマチ性心炎
  • リウマチ熱
  • リウマチ性多発筋痛
  • 類天疱瘡
  • リンパ肉腫症
  • 慢性円板状エリテマトーデス
  • 臓器移植
  • 陰部湿疹
  • 化学物質アレルギー
  • 化学物質中毒
  • 外耳道湿疹・皮膚炎
  • 喉頭結節
  • 喉頭ポリープ
  • 耳介湿疹・皮膚炎
  • 組織移植
  • 鼻翼周辺湿疹・皮膚炎
  • 鼻前庭湿疹・皮膚炎
  • 薬剤中毒
  • 開口部糜爛性外皮症
  • 肛門湿疹
  • 関節リウマチ
  • 滲出性中耳炎
  • ぶどう膜炎の対症療法
  • 腐食性食道炎
  • 非感染性腱周囲炎
  • 非感染性腱炎
  • 非感染性腱鞘炎
  • 非感染性滑液包炎
  • 非感染性関節周囲炎
  • 活動型肝硬変
  • 医原性慢性副腎皮質機能不全
  • 下垂体性慢性副腎皮質機能不全
  • 固定蕁麻疹<重症例に限る>
  • 原発性慢性副腎皮質機能不全
  • 小児ストロフルス<重症例に限る>
  • 尋常性乾癬<重症例>
  • 続発性慢性副腎皮質機能不全
  • 多形滲出性紅斑<重症例に限る>
  • 帯状疱疹<重症例に限る>
  • 掌蹠膿疱症<重症例に限る>
  • 扁平苔癬<重症例に限る>
  • 痒疹群<重症例に限る>
  • 蕁麻疹<慢性例を除く重症例に限る>
  • 蕁麻疹様苔癬<重症例に限る>
  • ベーチェット病<眼症状のない場合>
  • 前眼部の炎症性疾患の対症療法
  • 外眼部の炎症性疾患の対症療法
  • 内眼の炎症性疾患の対症療法
  • 眼窩の炎症性疾患の対症療法
  • 眼筋の炎症性疾患の対症療法
  • 乳・幼・小児湿疹
  • 難治性腹水を伴う肝硬変
  • うっ血性心不全
  • 胆汁うっ滞を伴う肝硬変

注意すべき副作用詳しく見る

感染症疼痛腫脹骨頭無菌性壊死アナフィラキシーショック後嚢白内障関節の不安定化

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • 1.筋肉内注射:トリアムシノロンアセトニドとして、1回20〜80mgを1〜2週おきに筋肉内注射する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
  • 2.関節腔内注射、軟組織内注射、腱鞘内注射、滑液嚢内注入:トリアムシノロンアセトニドとして、1回2〜40mgを関節腔内、軟組織内、腱鞘内及び滑液嚢内にそれぞれ、注射又は注入する
  • 原則として投与間隔を2週間以上とする
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
  • 3.ネブライザー:トリアムシノロンアセトニドとして、1回2〜10mgを1日1〜3回ネブライザーで投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
  • 4.鼻腔内注入、副鼻腔内注入、喉頭・気管注入、中耳腔内注入、耳管内注入:トリアムシノロンアセトニドとして、1回2〜10mgを1日1〜3回鼻腔内、副鼻腔内、喉頭あるいは気管、中耳腔内及び耳管内注入する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
  • 5.鼻甲介内注射、鼻茸内注射:トリアムシノロンアセトニドとして、1回2〜40mgを鼻甲介内及び鼻茸内注射する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
  • 6.食道注入:トリアムシノロンアセトニドとして、1回2mgを食道注入する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • 感染症のある関節腔内
    • 動揺関節の関節腔内
    • 感染症のある腱周囲
    • 感染症のある腱鞘内
    • 感染症のある滑液嚢内
    • 急性心筋梗塞
    • 結核性疾患
    • 血栓症
    • 高血圧症
    • 後嚢白内障
    • 最近行った内臓の手術創
    • 消化性潰瘍
    • 精神病
    • 全身の真菌症
    • 単純疱疹性角膜炎
    • 電解質異常
    • 有効な抗菌剤の存在しない感染症
    • 緑内障

副作用

主な副作用

感染症疼痛腫脹骨頭無菌性壊死

重大な副作用

アナフィラキシー関節の不安定化後嚢白内障ショック視力障害腱断裂浮腫誘発感染症緑内障失明

上記以外の副作用

悪心胃痛嘔吐眼球突出関節痛眼内圧亢進顔面紅斑筋肉痛痙攣血圧上昇月経異常血管浮腫血栓症下痢眩暈口渇呼吸困難骨粗鬆症ざ瘡紫斑脂肪肝消化性潰瘍食欲亢進食欲不振蕁麻疹膵炎頭痛ステロイド腎症精神変調創傷治癒障害続発性副腎皮質機能不全組織萎縮による陥没体重増加多幸症脱毛多毛窒素負平衡低カリウム性アルカローシス糖尿病発汗異常白血球増多発熱皮下溢血皮膚色素沈着皮膚そう痒皮膚菲薄化疲労感腹部膨満感不眠満月様顔貌ミオパシー網膜障害胸やけ全身潮紅野牛肩脂肪織炎圧痛増悪腫脹増悪精子数増減皮膚脆弱化皮膚線条疼痛増悪皮膚色素脱失中心性漿液性網脈絡膜症網膜動脈閉塞感染症増悪精子運動性増減大腿骨頭無菌性壊死上腕骨頭無菌性壊死結晶誘発性滑膜炎うつ状態

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
    • 感染症のある関節腔内
    • 動揺関節の関節腔内
    • 感染症のある腱周囲
    • 感染症のある腱鞘内
    • 感染症のある滑液嚢内
  • 原則禁止
    • 急性心筋梗塞
    • 結核性疾患
    • 血栓症
    • 高血圧症
    • 後嚢白内障
    • 最近行った内臓の手術創
    • 消化性潰瘍
    • 精神病
    • 全身の真菌症
    • 単純疱疹性角膜炎
    • 電解質異常
    • 有効な抗菌剤の存在しない感染症
    • 緑内障
  • 慎重投与
    • 感染症
    • 甲状腺機能低下
    • 骨粗鬆症
    • 脂肪塞栓症
    • 脂肪肝
    • 腎不全
    • 糖尿病
    • 慢性肝疾患
  • 注意
    • 薬物に過敏な喘息
    • 食物に過敏な喘息
    • 添加物に過敏な喘息
    • B型肝炎ウイルスキャリア
    • 投与開始前にHBs抗原陰性

患者の属性に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
    • 新生児(低出生体重児を含む)
  • 希望禁止
    • 乳児
    • 幼児・乳児
  • 慎重投与
    • 高齢者
  • 注意
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 幼児・乳児

年齢や性別に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 新生児(0日〜27日)
  • 希望禁止
    • 小児(0歳〜14歳)
    • 乳幼児(0歳〜6歳)
  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)
  • 注意
    • 小児(0歳〜14歳)
    • 低出生体重児(0日〜27日)
    • 新生児(0日〜27日)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
エリスロマイシン 本剤の作用が増強
ジゴキシン ジギタリス中毒
ジギトキシン ジギタリス中毒
強心配糖体製剤 ジギタリス中毒
フェノバルビタール 本剤の作用が減弱
フェニトイン 本剤の作用が減弱
バルビツール酸誘導体 本剤の作用が減弱
リファンピシン類 本剤の作用が減弱
サザピリン 血清中のサリチル酸誘導体の濃度が増加しサリチル酸中毒
アスピリン 血清中のサリチル酸誘導体の濃度が増加しサリチル酸中毒
アスピリンダイアルミネート 血清中のサリチル酸誘導体の濃度が増加しサリチル酸中毒
サリチル酸製剤 血清中のサリチル酸誘導体の濃度が増加しサリチル酸中毒
インスリン製剤 効果を減弱
経口糖尿病剤 効果を減弱
アセトヘキサミド 効果を減弱
卵胞ホルモン 本剤の作用が増強
注射用アムホテリシンB 低カリウム血症
アセタゾラミド 低カリウム血症
フロセミド 低カリウム血症
トリクロルメチアジド 低カリウム血症
利尿剤<カリウム保持性利尿剤を除く> 低カリウム血症
ソマトロピン 成長促進作用が抑制
成長ホルモン 成長促進作用が抑制
血液凝固阻止剤 作用を減弱
ワルファリンカリウム 作用を減弱
シクロスポリン 血中濃度が上昇
非脱分極性筋弛緩剤 筋弛緩作用が減弱
ベクロニウム臭化物 筋弛緩作用が減弱
パンクロニウム臭化物 筋弛緩作用が減弱
種痘 神経障害
ワクチン 神経障害

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    1.筋肉内注射:
    1).慢性副腎皮質機能不全(原発性慢性副腎皮質機能不全、続発性慢性副腎皮質機能不全、下垂体性慢性副腎皮質機能不全、医原性慢性副腎皮質機能不全)、*副腎性器症候群、*亜急性甲状腺炎、*甲状腺中毒症[甲状腺<中毒性>クリーゼ]。
    2).関節リウマチ、若年性関節リウマチ(スチル病を含む)、リウマチ熱(リウマチ性心炎を含む)、リウマチ性多発筋痛。
    3).エリテマトーデス(全身性エリテマトーデス及び慢性円板状エリテマトーデス)、全身性血管炎(大動脈炎症候群、結節性動脈周囲炎、多発性動脈炎、ヴェゲナ肉芽腫症を含む)、多発性筋炎(皮膚筋炎)、*強皮症。
    4).*ネフローゼ及び*ネフローゼ症候群。
    5).*うっ血性心不全。
    6).気管支喘息(但し、筋肉内注射以外の投与法では不適当な場合に限る)、*薬剤アレルギー・*薬剤中毒、その他の*化学物質アレルギー・*化学物質中毒(薬疹、中毒疹を含む)、*血清病。
    7).*重症感染症(化学療法と併用する)。
    8).*溶血性貧血(免疫性溶血性貧血又は免疫性機序の疑われるもの)、*白血病(急性白血病、慢性骨髄性白血病の急性転化、慢性リンパ性白血病)(皮膚白血病を含む)、*顆粒球減少症(本態性、続発性)、*紫斑病(血小板減少性及び血小板非減少性)、*再生不良性貧血、*凝固因子の障害による出血性素因。
    9).*限局性腸炎、*潰瘍性大腸炎。
    10).*重症消耗性疾患の全身状態の改善(癌末期、スプルーを含む)。
    11).*肝硬変(活動型肝硬変、難治性腹水を伴う肝硬変、胆汁うっ滞を伴う肝硬変)。
    12).*脳脊髄炎(脳炎、脊髄炎を含む)(但し、一次性脳炎の場合は頭蓋内圧亢進症状がみられ、かつ他剤で効果が不十分なときに短期間用いる)、*末梢神経炎(ギラン・バレー症候群を含む)、*重症筋無力症、*多発性硬化症(視束脊髄炎を含む)、*小舞踏病、*顔面神経麻痺、*脊髄蜘網膜炎。
    13).*悪性リンパ腫(リンパ肉腫症、細網肉腫症、ホジキン病、皮膚細網症、菌状息肉症)及び類似疾患(近縁疾患)、*好酸性肉芽腫。
    14).*特発性低血糖症。
    15).副腎摘除、*臓器移植・*組織移植、*副腎皮質機能不全患者に対する外科的侵襲。
    16).*蛇毒・*昆虫毒(重症の虫さされを含む)。
    17).強直性脊椎炎(リウマチ性脊椎炎)。
    18).*卵管整形術後の癒着防止。
    19).*前立腺癌(他の療法が無効な場合)、*乳癌の再発転移。
    20).※*湿疹・皮膚炎群(急性湿疹、亜急性湿疹、慢性湿疹、接触皮膚炎、貨幣状湿疹、自家感作性皮膚炎、アトピー皮膚炎、乳・幼・小児湿疹、ビダール苔癬、その他の神経皮膚炎、脂漏性皮膚炎、進行性指掌角皮症、その他の手指の皮膚炎、陰部湿疹あるいは肛門湿疹、耳介湿疹・皮膚炎及び外耳道湿疹・皮膚炎、鼻前庭湿疹・皮膚炎及び鼻翼周辺湿疹・皮膚炎など)(但し、重症例以外は極力投与しない)、*蕁麻疹<慢性例を除く重症例に限る>、※*乾癬及び類症[尋常性乾癬<重症例>、関節症性乾癬、乾癬性紅皮症、膿疱性乾癬、稽留性肢端皮膚炎、疱疹状膿痂疹、ライター症候群]、※*掌蹠膿疱症<重症例に限る>、※*扁平苔癬<重症例に限る>、*成年性浮腫性硬化症、*紅斑症(※多形滲出性紅斑<重症例に限る>、結節性紅斑)、*粘膜皮膚眼症候群[開口部糜爛性外皮症、スチブンス・ジョンソン病、皮膚口内炎、フックス症候群、ベーチェット病<眼症状のない場合>、リップシュッツ急性陰門潰瘍]、天疱瘡群(尋常性天疱瘡、落葉状天疱瘡、Senear−Usher症候群、増殖性天疱瘡)、*デューリング疱疹状皮膚炎(類天疱瘡、妊娠性疱疹を含む)、*帯状疱疹<重症例に限る>、※*紅皮症(ヘブラ紅色粃糠疹を含む)。
    21).※*痒疹群<重症例に限る>(小児ストロフルス<重症例に限る>、蕁麻疹様苔癬<重症例に限る>、固定蕁麻疹<重症例に限る><局注が望ましい>を含む)。
    22).*内眼・視神経・眼窩・眼筋の炎症性疾患の対症療法(ぶどう膜炎、網脈絡膜炎、網膜血管炎、視神経炎、眼窩炎性偽腫瘍、眼窩漏斗尖端部症候群、眼筋麻痺の対症療法)、*外眼部及び前眼部の炎症性疾患の対症療法で点眼が不適当又は不十分な場合(眼瞼炎、結膜炎、角膜炎、強膜炎、虹彩毛様体炎の対症療法で点眼が不適当又は不十分な場合)。
    23).*急性中耳炎・*慢性中耳炎、*滲出性中耳炎・*耳管狭窄症、アレルギー性鼻炎、花粉症(枯草熱)、副鼻腔炎・鼻茸、喉頭炎・喉頭浮腫、*喉頭ポリープ・*喉頭結節、*食道の炎症(腐食性食道炎、直達鏡使用後)及び食道拡張術後、耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法。
    24).口腔外科領域手術後の後療法。
    2.関節腔内注射:
    1).関節リウマチ、若年性関節リウマチ(スチル病を含む)。
    2).強直性脊椎炎(リウマチ性脊椎炎)に伴う四肢関節炎、変形性関節症(炎症症状がはっきり認められる場合)、外傷後関節炎、非感染性慢性関節炎。
    3.軟組織内注射:
    1).関節周囲炎(非感染性関節周囲炎に限る)、腱炎(非感染性腱炎に限る)、腱周囲炎(非感染性腱周囲炎に限る)。
    2).耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法。
    3).難治性口内炎及び難治性舌炎(局所療法で治癒しないもの)。
    4.腱鞘内注射:関節周囲炎(非感染性関節周囲炎に限る)、腱炎(非感染性腱炎に限る)、腱鞘炎(非感染性腱鞘炎に限る)、腱周囲炎(非感染性腱周囲炎に限る)。
    5.滑液嚢内注入:関節周囲炎(非感染性関節周囲炎に限る)、腱周囲炎(非感染性腱周囲炎に限る)、滑液包炎(非感染性滑液包炎に限る)。
    6.ネブライザー:
    1).気管支喘息。
    2).びまん性間質性肺炎(肺線維症)(放射線肺臓炎を含む)。
    3).アレルギー性鼻炎、花粉症(枯草熱)、副鼻腔炎・鼻茸、喉頭炎・喉頭浮腫、喉頭ポリープ・喉頭結節、食道の炎症(腐食性食道炎、直達鏡使用後)及び食道拡張術後、耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法。
    7.鼻腔内注入:アレルギー性鼻炎、花粉症(枯草熱)、副鼻腔炎・鼻茸、耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法。
    8.副鼻腔内注入:副鼻腔炎・鼻茸、耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法。
    9.鼻甲介内注射:アレルギー性鼻炎、花粉症(枯草熱)、耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法。
    10.鼻茸内注射:副鼻腔炎・鼻茸。
    11.喉頭・気管注入:喉頭炎・喉頭浮腫、喉頭ポリープ・喉頭結節、耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法。
    12.中耳腔内注入:急性中耳炎・慢性中耳炎、滲出性中耳炎・耳管狭窄症、耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法。
    13.耳管内注入:滲出性中耳炎・耳管狭窄症。
    14.食道注入:食道の炎症(腐食性食道炎、直達鏡使用後)及び食道拡張術後、耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法。
    (注)*:経口投与不能時。
    ※:外用剤を用いても効果が不十分な場合あるいは十分な効果を期待し得ないと推定される場合にのみ用いる。

    用法・用量(添付文書全文)

    1.筋肉内注射:トリアムシノロンアセトニドとして、1回20〜80mgを1〜2週おきに筋肉内注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
    2.関節腔内注射、軟組織内注射、腱鞘内注射、滑液嚢内注入:トリアムシノロンアセトニドとして、1回2〜40mgを関節腔内、軟組織内、腱鞘内及び滑液嚢内にそれぞれ、注射又は注入する。原則として投与間隔を2週間以上とする。なお、年齢、症状により適宜増減する。
    3.ネブライザー:トリアムシノロンアセトニドとして、1回2〜10mgを1日1〜3回ネブライザーで投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
    4.鼻腔内注入、副鼻腔内注入、喉頭・気管注入、中耳腔内注入、耳管内注入:トリアムシノロンアセトニドとして、1回2〜10mgを1日1〜3回鼻腔内、副鼻腔内、喉頭あるいは気管、中耳腔内及び耳管内注入する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
    5.鼻甲介内注射、鼻茸内注射:トリアムシノロンアセトニドとして、1回2〜40mgを鼻甲介内及び鼻茸内注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
    6.食道注入:トリアムシノロンアセトニドとして、1回2mgを食道注入する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
    1.重大な副作用:次の症状が現れることがあるので、観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には適切な処置を行う。
    1).誘発感染症、感染症の増悪:誘発感染症、感染症増悪が現れることがある。また、B型肝炎ウイルス増殖による肝炎が現れることがある。観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行う。
    2).続発性副腎皮質機能不全、糖尿病。
    3).消化性潰瘍、膵炎。
    4).精神変調、うつ状態、痙攣。
    5).骨粗鬆症、大腿骨頭無菌性壊死及び上腕骨頭無菌性壊死等の骨頭無菌性壊死、ミオパシー。
    6).緑内障、後嚢白内障:連用により眼内圧亢進、緑内障、後嚢白内障を来すことがあるので、定期的に検査することが望ましい。
    7).血栓症。
    8).ショック、アナフィラキシー:ショック、アナフィラキシーが現れることがあるので、観察を十分に行い、呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、蕁麻疹等の症状が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    9).喘息発作の増悪:気管支喘息患者の喘息発作を増悪させることがあるので、十分注意する。
    10).失明、視力障害:頭頚部(頭皮、鼻内等)への注射により、網膜動脈閉塞が生じ、失明、視力障害が現れたとの報告があるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    11).腱断裂:腱鞘内への繰り返し注射により、腱断裂が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行う。
    2.その他の副作用:次の症状が現れることがあるので、観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には適切な処置を行う。
    1).内分泌:(頻度不明)月経異常。
    2).消化器:(頻度不明)下痢、悪心・嘔吐、胃痛、胸やけ、腹部膨満感、口渇、食欲不振、食欲亢進。
    3).精神神経系:(頻度不明)多幸症、不眠、頭痛、眩暈。
    4).筋・骨格:(頻度不明)筋肉痛、関節痛。
    5).投与部位
    (1).関節腔内投与時:(頻度不明)関節の不安定化[症状が現れた場合には投与を中止する(関節の不安定化は投与直後に患部を強く動かすと起こりやすいとされているので、関節腔内投与後は患者をしばらく安静にさせる)]、関節腔内投与により、疼痛増悪・腫脹増悪・圧痛増悪、*結晶誘発性滑膜炎[*:関節腔内投与時の投与部位に疼痛・腫脹等が現れることがある(注射液中の粒子の凝集が関節腔内投与時の疼痛・腫脹等を誘発する恐れがある)]。
    (2).筋肉内投与時:(頻度不明)局所組織萎縮による陥没。
    6).脂質・蛋白質代謝:(頻度不明)満月様顔貌、野牛肩、窒素負平衡、脂肪肝。
    7).体液・電解質:(頻度不明)浮腫、血圧上昇、低カリウム性アルカローシス。
    8).眼:(頻度不明)中心性漿液性網脈絡膜症等による網膜障害、眼球突出。
    9).血液:(頻度不明)白血球増多。
    10).皮膚:(頻度不明)ざ瘡、多毛、脱毛、皮膚色素沈着、皮下溢血、紫斑、皮膚線条、皮膚そう痒、発汗異常、顔面紅斑、創傷治癒障害、皮膚菲薄化・皮膚脆弱化、皮膚色素脱失、脂肪織炎。
    11).その他:(頻度不明)発熱、疲労感、ステロイド腎症、体重増加、精子数増減及び精子運動性増減。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
    2.感染症のある関節腔内、感染症のある滑液嚢内、感染症のある腱鞘内又は感染症のある腱周囲[免疫機能抑制作用により、感染症が増悪する恐れがある]。
    3.動揺関節の関節腔内[関節症状が増悪する恐れがある]。
    (原則禁忌)
    1.有効な抗菌剤の存在しない感染症、全身の真菌症の患者[免疫機能抑制作用により、感染症が増悪する恐れがある]。
    2.消化性潰瘍の患者[粘膜防御能の低下等により、消化性潰瘍が増悪する恐れがある]。
    3.精神病の患者[中枢神経系に影響し、精神病が増悪する恐れがある]。
    4.結核性疾患の患者[免疫機能抑制作用により、結核性疾患が増悪する恐れがある]。
    5.単純疱疹性角膜炎の患者[免疫機能抑制作用により、単純疱疹性角膜炎が増悪する恐れがある]。
    6.後嚢白内障の患者[水晶体線維に影響し、後嚢白内障が増悪する恐れがある]。
    7.緑内障の患者[眼内圧が上昇し、緑内障が増悪する恐れがある]。
    8.高血圧症の患者[ナトリウム・水貯留作用等により、高血圧症が増悪する恐れがある]。
    9.電解質異常のある患者[ナトリウム・水貯留作用等により、電解質異常が増悪する恐れがある]。
    10.血栓症の患者[血液凝固促進作用により、血栓症が増悪する恐れがある]。
    11.最近行った内臓の手術創のある患者[創傷治癒を遅延する恐れがある]。
    12.急性心筋梗塞を起こした患者[心破裂を起こしたとの報告がある]。
    (慎重投与)
    1.感染症の患者[免疫機能抑制作用により、感染症が増悪する恐れがある]。
    2.糖尿病の患者[糖新生促進作用等により血糖が上昇し、糖尿病が増悪する恐れがある]。
    3.骨粗鬆症の患者[骨形成抑制作用等により、骨粗鬆症が増悪する恐れがある]。
    4.腎不全の患者[症状が増悪する恐れがある]。
    5.甲状腺機能低下のある患者[症状が増悪する恐れがある]。
    6.肝硬変の患者[脂質代謝に影響し、肝硬変が増悪する恐れがある。また慢性肝疾患患者では、血中半減期の延長がみられ、副作用が起こりやすい]。
    7.脂肪肝の患者[脂質代謝に影響し、脂肪肝が増悪する恐れがある]。
    8.脂肪塞栓症の患者[脂質代謝に影響し、脂肪塞栓症が増悪する恐れがある]。
    9.重症筋無力症の患者[使用当初、一時症状が増悪することがある]。
    10.高齢者。
    (重要な基本的注意)
    1.本剤の投与により、誘発感染症、続発性副腎皮質機能不全、消化性潰瘍、糖尿病、精神障害等の重篤な副作用が現れることがあるので、本剤の投与にあたっては、次の注意が必要である。
    1).投与に際しては特に適応、症状を考慮し、他の治療法によって十分に治療効果が期待できる場合には、本剤を投与しない。また、局所的投与で十分な場合には、局所療法を行う。
    2).投与中は副作用の出現に対し、常に十分な配慮と観察を行い、また、患者をストレスから避けるようにし、事故、手術等の場合には増量するなど適切な処置を行う。
    3).連用後、投与を急に中止すると、ときに発熱、頭痛、食欲不振、脱力感、筋肉痛、関節痛、ショック等の離脱症状が現れることがあるので、投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行う(離脱症状が現れた場合には、直ちに再投与又は増量する)。
    2.本剤を含む副腎皮質ホルモン剤の投与により、気管支喘息患者の喘息発作を増悪させることがあるので、薬物に過敏な喘息、食物に過敏な喘息、添加物に過敏な喘息等の患者には特に注意が必要である。
    3.特に、本剤投与中に水痘又は麻疹に感染すると、致命的な経過をたどることがあるので、次の注意が必要である。
    1).本剤投与前に水痘又は麻疹の既往や予防接種の有無を確認する。
    2).水痘又は麻疹の既往のない患者においては、水痘又は麻疹への感染を極力防ぐよう常に十分な配慮と観察を行う。水痘又は麻疹への感染が疑われる場合や感染した場合には、直ちに受診するよう指導し、適切な処置を講ずる。
    3).水痘又は麻疹の既往や予防接種を受けたことがある患者であっても、本剤投与中は、水痘又は麻疹を発症する可能性があるので留意する。
    4.副腎皮質ホルモン剤を投与されたB型肝炎ウイルスキャリアの患者において、B型肝炎ウイルス増殖による肝炎が現れることがあるので、本剤の投与期間中及び投与終了後は継続して肝機能検査値や肝炎ウイルスマーカーのモニタリングを行うなど、B型肝炎ウイルス増殖の徴候や症状の発現に注意し、異常が認められた場合には、本剤の減量を考慮し、抗ウイルス剤を投与するなど適切な処置を行う。なお、投与開始前にHBs抗原陰性の患者において、B型肝炎ウイルスによる肝炎を発症した症例が報告されている。
    5.強皮症患者における強皮症腎クリーゼの発現率は、副腎皮質ホルモン剤投与患者で高いとの報告があるので、本剤を強皮症患者に投与する場合は、血圧及び腎機能を慎重にモニターし、強皮症腎クリーゼの徴候や症状の出現に注意する。また、異常が認められた場合には適切な処置を行う。
    6.筋肉内注射時には、注射液が脂肪層に逆流し、萎縮による皮膚陥没を起こすことがあるので、患者に対して、あらかじめ説明するとともに、注射部位をもまないように患者に指導する。
    (相互作用)
    併用注意:
    1.バルビツール酸誘導体(フェノバルビタール)、フェニトイン、リファンピシン[本剤の作用が減弱することが報告されているので、併用する場合には用量に注意する(バルビツール酸誘導体、フェニトイン、リファンピシンはP−450を誘導し、本剤の代謝が促進される)]。
    2.サリチル酸誘導体(アスピリン、アスピリンダイアルミネート、サザピリン等)[併用時に本剤を減量すると、血清中のサリチル酸誘導体の濃度が増加しサリチル酸中毒を起こすことが報告されているので、併用する場合には用量に注意する(本剤は、サリチル酸誘導体の腎排泄と肝代謝を促進し、血清中のサリチル酸誘導体の濃度が低下する)]。
    3.抗凝血剤(ワルファリンカリウム等)[抗凝血剤の作用を減弱させることが報告されているので、併用する場合には用量に注意する(本剤は血液凝固促進作用がある)]。
    4.経口糖尿病用剤(アセトヘキサミド等)、インスリン製剤[これらの薬剤の効果を減弱させることが報告されているので、併用する場合には用量に注意する(本剤は肝臓での糖新生を促進し、末梢組織での糖利用を抑制する)]。
    5.利尿剤<カリウム保持性を除く>(トリクロルメチアジド、アセタゾラミド、フロセミド等)、注射用アムホテリシンB[併用により、低カリウム血症が現れることがあるので、併用する場合には用量に注意する(本剤は尿細管でのカリウム排泄促進作用がある)]。
    6.シクロスポリン[他の副腎皮質ホルモン剤の大量投与により、併用したシクロスポリンの血中濃度が上昇するとの報告があるので、併用する場合には用量に注意する(副腎皮質ホルモン剤はシクロスポリンの代謝を抑制する)]。
    7.エリスロマイシン[本剤の作用が増強されるとの報告があるので、併用する場合には用量に注意する(本剤の代謝が抑制される恐れがある)]。
    8.非脱分極性筋弛緩剤(パンクロニウム臭化物、ベクロニウム臭化物等)[本剤の長期前投与により筋弛緩作用が減弱するとの報告があるので、併用する場合には用量に注意する(機序は不明)]。
    9.強心配糖体(ジゴキシン、ジギトキシン等)[ジギタリス中毒が現れる恐れがあるので、必要に応じて本剤又はこれらの薬剤を減量するなど用量に注意する(本剤のカリウム排泄による血中カリウム値低下により、強心配糖体の作用が増強する)]。
    10.エストロゲン<経口避妊剤を含む>[本剤の作用が増強される恐れがあるので、必要に応じてこれらの薬剤を減量するなど用量に注意する(これらの薬剤が本剤の代謝を抑制すると考えられる)]。
    11.成長ホルモン(ソマトロピン)[成長ホルモンの成長促進作用が抑制される恐れがあるので、併用する場合には用量に注意する(糖質コルチコイドが成長抑制効果を有する)]。
    (高齢者への投与)
    高齢者に長期投与した場合、感染症の誘発、糖尿病、骨粗鬆症、高血圧症、後嚢白内障、緑内障等の副作用が現れやすいので、慎重に投与する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[動物実験(マウス)で催奇形作用が報告されており、また、新生児に副腎不全を起こすことがある]。
    2.本剤投与中は授乳を避けさせる[母乳中へ移行することがある]。
    (小児等への投与)
    1.小児等の発育抑制が現れることがあるので、観察を十分に行う。
    2.長期投与した場合、頭蓋内圧亢進症状が現れることがある。
    3.小児等では、特に投与部位の組織萎縮<陥没>を起こしやすいので、筋肉内投与はなるべく避ける。
    4.低出生体重児、新生児に使用する場合には十分注意する[外国において、ベンジルアルコールの静脈内大量投与(99〜234mg/kg)により、中毒症状(あえぎ呼吸、アシドーシス、痙攣等)が低出生体重児に発現したとの報告がある(本剤は添加剤としてベンジルアルコールを含有している)]。
    (適用上の注意)
    1.本剤は用法・用量にしたがって使用し、静脈内注射、脊髄腔内注射、硬膜外注射、眼科用に使用しない。
    2.使用時にはよく振り混ぜ、均一な懸濁液として用いる。
    3.筋肉内注射にあたっては、組織神経などへの影響を避けるため次記の点に配慮する。
    1).筋肉内注射時、注射部位をもまないように患者に指導する。
    2).筋肉内注射時神経走行部位を避けるよう注意して注射する。
    3).筋肉内注射時繰り返し注射する場合には同一注射部位を避ける。なお、筋肉内注射時、乳幼児にはなるべく投与を避けることが望ましいが、やむを得ず投与する必要がある場合には慎重に投与する。
    4.注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり血液の逆流をみた場合には直ちに針を抜き、部位をかえて注射する。
    全身療法:筋注の部位は臀筋が適する。投与間隔は症例により異なるので、症例毎に症状の再発する最少期間を選んで投与する。維持量についても症状の軽重により適宜増減する。小児に対しては年齢、体重、症状によりなるべく必要最少量で治療する。
    局所療法:局所(関節腔内、軟組織内、腱鞘内、滑液嚢内、鼻腔内、副鼻腔内、鼻甲介内、鼻茸内、喉頭・気管、中耳腔内、耳管内又は食道)に注射又は注入する。小児に対しては病巣の大きさにより適宜減量して投与する。
    本剤は1回の局所注射又は注入で効果がみられる場合もあるが、数回の注射又は注入を要することもある(なお、効果持続は症状により異なり、また、投与回数を重ねるにつれて延長する傾向があるので症状が再発したときに投与を繰り返す)。
    関節腔内注射の場合、関節に多量の関節貯留液があると薬剤がうすめられて効果が減弱するので、穿刺により十分排除する。
    本剤は関節腔外へ誤って注射又は注入すると、全身作用を及ぼすと同時に局所への効果が減弱するので、留意する。
    腱炎、腱鞘炎、腱周囲炎などで腱鞘内に注射するときは、腱組織へ入らぬように投与する。
    5.本剤は水性懸濁注射液のため比較的太目の注射針25G(1/3)、23G(1/2)を使用する。
    (その他の注意)
    副腎皮質ホルモン剤を投与中の患者にワクチン(種痘等)を接種して神経障害、抗体反応の欠如が起きたとの報告がある。
    (取扱い上の注意)
    製品を10℃以下で保存すると注射液中に凝集が発生することが報告されているので、凍結した製品や冷所で保存された製品は使用しない。
    (保管上の注意)
    寒冷時には凍結を避ける(冷所での保存は推奨されない)。

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