日経メディカル処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

レナデックス錠4mg基本情報

先発品(後発品なし)

一般名:デキサメタゾン錠

製薬会社:セルジーン

薬価・規格: 173.8円(4mg1錠) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

副腎皮質ホルモン(ステロイド内服薬・注射薬)詳しく見る

  • 抗炎症作用、免疫抑制作用などにより、アレルギー性疾患、自己免疫疾患、血液疾患などに効果をあらわす薬
副腎皮質ホルモン(ステロイド内服薬・注射薬)の代表的な商品名
  • プレドニン プレドニゾロン
  • メドロール
  • デカドロン
  • ゼンタコート

効能・効果詳しく見る

  • 多発性骨髄腫

注意すべき副作用詳しく見る

浮腫不眠症感染症無力症疲労筋痙攣紅斑錯感覚高血糖うつ病下痢不安体重増加体重減少便秘傾眠味覚異常好中球減少症振戦末梢性ニューロパシー末梢性浮腫気分動揺気管支炎浮動性眩暈消化不良深部静脈血栓症痙攣発熱筋痛筋脱力粘膜炎症腹痛血小板減少症血管浮腫貧血錯乱状態霧視頭痛食欲不振骨頭無菌性壊死後嚢白内障眩暈誘発感染症

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • デキサメタゾンとして40mgを1日1回、4日間経口投与する
    • なお、投与量及び投与日数は、患者の状態及び併用する他の抗悪性腫瘍剤により適宜減ずる

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • 急性心筋梗塞
    • 結核性疾患
    • 血栓症
    • 高血圧症
    • 後嚢白内障
    • 最近行った内臓の手術創
    • 消化性潰瘍
    • 精神病
    • 全身の真菌症
    • 単純疱疹性角膜炎
    • 電解質異常
    • 有効な抗菌剤の存在しない感染症
    • 緑内障
    • コントロール不良の糖尿病

副作用

主な副作用

浮腫不眠症感染症無力症疲労筋痙攣紅斑錯感覚高血糖うつ病下痢不安体重増加体重減少便秘傾眠味覚異常好中球減少症振戦末梢性ニューロパシー末梢性浮腫気分動揺気管支炎浮動性眩暈消化不良深部静脈血栓症痙攣発熱筋痛筋脱力粘膜炎症腹痛血小板減少症血管浮腫貧血錯乱状態霧視頭痛食欲不振骨頭無菌性壊死

重大な副作用

眩暈後嚢白内障誘発感染症緑内障

上記以外の副作用

悪心胃痛嘔吐眼圧亢進眼球突出関節痛顔面紅斑血圧上昇月経異常血栓塞栓症口渇骨粗鬆症ざ瘡紫斑脂肪肝しゃっくり消化性潰瘍食欲亢進膵炎ステロイド腎症精神変調創傷治癒障害続発性副腎皮質機能不全代謝異常多幸症脱毛多毛窒素負平衡低カリウム性アルカローシス糖尿病発汗異常白血球増多発疹皮下溢血皮膚色素沈着皮膚そう痒腹部膨満感脊椎圧迫骨折満月様顔貌ミオパシー胸やけ網膜障害野牛肩脂肪織炎消化管穿孔皮膚線条皮膚脆弱化感染症増悪上腕骨頭無菌性壊死大腿骨頭無菌性壊死長骨病的骨折精子数異常精子運動性異常うつ状態

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
  • 原則禁止
    • 急性心筋梗塞
    • 結核性疾患
    • 血栓症
    • 高血圧症
    • 後嚢白内障
    • 最近行った内臓の手術創
    • 消化性潰瘍
    • 精神病
    • 全身の真菌症
    • 単純疱疹性角膜炎
    • 電解質異常
    • 有効な抗菌剤の存在しない感染症
    • 緑内障
    • コントロール不良の糖尿病
  • 慎重投与
    • 肝硬変
    • 感染症
    • 甲状腺機能低下
    • 骨粗鬆症
    • 脂肪肝
    • 脂肪塞栓症
    • 重症筋無力症
    • 腎不全
    • 糖尿病
    • 慢性肝疾患
  • 注意
    • B型肝炎ウイルスキャリア
    • 投与開始前にHBs抗原陰性

患者の属性に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
    • 新生児(低出生体重児を含む)
  • 慎重投与
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 新生児(0日〜27日)
  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
生ワクチン ワクチン由来の感染を増強又は持続
フェノバルビタール 本剤の作用が減弱
カルバマゼピン 本剤の作用が減弱
バルビツール酸誘導体 本剤の作用が減弱
リファンピシン類 本剤の作用が減弱
フェニトイン 本剤の作用が減弱
血圧降下剤 作用を減弱
トリクロルメチアジド 低カリウム血症
利尿剤<カリウム保持性利尿剤を除く> 低カリウム血症
フロセミド 低カリウム血症
シクロスポリン 血中濃度が上昇
サリチル酸製剤 血清中のサリチル酸誘導体の濃度が増加しサリチル酸中毒
アスピリン 血清中のサリチル酸誘導体の濃度が増加しサリチル酸中毒
イトラコナゾール 副腎皮質ホルモン剤の作用が増強
アゾール系抗真菌剤 副腎皮質ホルモン剤の作用が増強
マクロライド系抗生物質 副腎皮質ホルモン剤の作用が増強
エリスロマイシン 副腎皮質ホルモン剤の作用が増強
HIVプロテアーゼ阻害剤 本剤のAUCの上昇
リトナビル 本剤のAUCの上昇
インジナビル 本剤のAUCの上昇
サキナビル 本剤のAUCの上昇
インスリン製剤 作用を減弱
アセトヘキサミド 作用を減弱
経口糖尿病剤 作用を減弱
サリドマイド Toxic Epidermal Necrolysis:TEN
ワクチン 神経障害
血液凝固阻止剤 作用を減弱
ワルファリンカリウム 作用を減弱
エフェドリン含有製剤 副腎皮質ホルモン剤の代謝が促進され血中濃度が低下
フェニトイン 血中濃度が上昇又は低下
利尿剤 作用を減弱
インドメタシン製剤 デキサメタゾン抑制試験を実施すると試験結果が偽陰性

処方理由

経口ステロイドこの薬をファーストチョイスする理由(2017年2月更新)もっと見る

  • ・乳幼児の喘息やクループ症候群などにエリキシル剤を使うことが多い。(50歳代開業医、小児科)
  • ・小さくて内服がしやすく、五角形のため患者が他の薬と判別しやすい。小児気管支喘息の重積発作に処方します。(40歳代病院勤務医、小児科)
  • ・気管支喘息、咽頭喉頭炎等に使用している。エリキシルや錠剤など、剤型が複数あるので使いやすい。(60歳代開業医、小児科)
  • ・変わった形状をしていて他の薬と区別が付きやすい。ただし0.5mg錠のため、多い患者では10錠以上飲む必要がある。5mgの剤型も作ってほしい。(50歳代病院勤務医、一般内科)

経口ステロイドこの薬をファーストチョイスする理由(2015年11月更新)もっと見る

  • ・錠剤が、小さくて飲みやすい。じんましんやアナフィラキシーに対する短期処方に限定して使用している。半減期が長い。(40代勤務医、救急科)
  • ・小児のクループに対し、よく処方します。効果はかなりあると思います。(40代勤務医、小児科)
  • ・気管支炎、咽喉頭炎に症状改善薬として使っています。プレドニンよりも糖質コルチコイド作用が強く、内服初回より2日くらい併用薬として用いています。小児用のエリキシルはまずいので、なんとか味を改善してほしいです。(50代開業医、小児科)
  • ・デカドロン錠剤は水に懸濁しやすいので、小児でも使いやすい。(50代勤務医、小児科)
  • ・疾患が限られるのですが、去勢抵抗性前立腺癌に、低用量のデキサメサゾンを投与する場合が多いです。(50代勤務医、泌尿器科)
  • ・抗癌剤投与後の遅発性嘔吐、嘔気の予防のために使用することが多い。(50代勤務医、産科・婦人科)
  • ・緩和ケアで末期癌の悪液質に対して使用。4mg錠が出て内服コンプライアンスが上がり、とても使用しやすい。(20代診療所勤務医、総合診療科)
  • ・支持療法(ベスト・サポーティブ・ケア、BSC)では、これ一本です。投与経路を変えると換算が面倒ですが、一番慣れているので。ただ、ステロイドは半減期や糖質・鉱質、剤形を考慮し、疾患ごとに使い分けるので、今回のような調査には対象疾患に左右されて一般的な回答は難しいように思います。ハイドロコートン、ソル・メドロール、プレドニン、フロリネフ、デカドロン/リンデロンなどは、内科の先生方ならどなたでも普通に使い分けていらっしゃるのではないでしょうか。(40代診療所勤務医、一般内科)

この薬に関連した記事(日経メディカル Online内)もっと見る

    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    多発性骨髄腫。

    用法・用量(添付文書全文)

    デキサメタゾンとして40mgを1日1回、4日間経口投与する。なお、投与量及び投与日数は、患者の状態及び併用する他の抗悪性腫瘍剤により適宜減ずる。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    本剤を単独又は他の抗悪性腫瘍剤との併用で使用する場合の投与量、投与スケジュール等については、学会のガイドライン等、最新の情報を参考に投与する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    再発又は難治性の多発性骨髄腫患者を対象とした外国第3相臨床試験(MM−010試験)本剤単独投与群の安全性評価症例において、175例中151例(86.3%)に副作用(臨床検査値異常を含む)が認められた。主な副作用は、不眠症39例(22.3%)、無力症25例(14.3%)、疲労22例(12.6%)、錯感覚21例(12.0%)、筋痙攣19例(10.9%)、高血糖18例(10.3%)であった(承認時)。
    1.重大な副作用
    1).誘発感染症、感染症の増悪(頻度不明):誘発感染症、感染症増悪が現れることがある。また、B型肝炎ウイルス増殖による肝炎が現れることがある。観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行う。
    2).続発性副腎皮質機能不全、糖尿病(頻度不明)。
    3).消化性潰瘍、消化管穿孔、膵炎(頻度不明)。
    4).精神変調、うつ状態、痙攣(頻度不明)。
    5).骨粗鬆症、大腿骨頭無菌性壊死及び上腕骨頭無菌性壊死等の骨頭無菌性壊死、ミオパシー、脊椎圧迫骨折、長骨病的骨折(頻度不明)。
    6).緑内障、後嚢白内障(頻度不明):連用により眼圧亢進、緑内障、後嚢白内障を来すことがあるので、定期的に検査をすることが望ましい。
    7).血栓塞栓症(頻度不明)。
    2.その他の副作用:本剤の投与により次のような症状又は異常が現れた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
    1).血液:(10%未満)好中球減少症、血小板減少症、貧血、(頻度不明)白血球増多。
    2).血管:(10%未満)深部静脈血栓症、血管浮腫。
    3).内分泌系:(頻度不明)月経異常。
    4).代謝異常:(10%以上)高血糖、(10%未満)末梢性浮腫、体重増加、体重減少、浮腫、食欲不振、(頻度不明)低カリウム性アルカローシス、満月様顔貌、野牛肩、窒素負平衡、脂肪肝、食欲亢進。
    5).精神・神経系:(10%以上)不眠症、錯感覚、(10%未満)味覚異常、末梢性ニューロパシー、頭痛、浮動性眩暈、うつ病、振戦、気分動揺、錯乱状態、傾眠、不安、(頻度不明)多幸症、眩暈。
    6).眼:(10%未満)霧視、(頻度不明)網膜障害、眼球突出。
    7).呼吸器:(10%未満)気管支炎。
    8).消化器:(10%未満)便秘、腹痛、消化不良、下痢、(頻度不明)悪心・嘔吐、胃痛、胸やけ、腹部膨満感、口渇。
    9).皮膚:(10%未満)紅斑、(頻度不明)発疹、ざ瘡、多毛、脱毛、皮膚色素沈着、皮下溢血、紫斑、皮膚線条、皮膚そう痒、発汗異常、顔面紅斑、創傷治癒障害、皮膚脆弱化、脂肪織炎。
    10).筋・骨格系:(10%以上)筋痙攣、(10%未満)筋脱力、筋痛、(頻度不明)関節痛。
    11).腎:(頻度不明)ステロイド腎症。
    12).その他:(10%以上)無力症、疲労、(10%未満)発熱、粘膜炎症、(頻度不明)血圧上昇、精子数異常及び精子運動性異常、しゃっくり。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (警告)
    本剤を含むがん化学療法は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法の治療に対して十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本療法が適切と判断される患者についてのみ実施する。また、治療開始に先立ち、患者又はその家族等に有効性及び危険性を十分説明し、同意を得てから投与を開始する。
    (禁忌)
    本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
    (原則禁忌)
    1.有効な抗菌剤の存在しない感染症、全身の真菌症の患者[免疫抑制作用により、感染症が増悪する恐れがある]。
    2.消化性潰瘍の患者[粘膜防御能の低下等により、消化性潰瘍が増悪する恐れがある]。
    3.精神病の患者[中枢神経系に影響し、精神病が増悪する恐れがある]。
    4.結核性疾患の患者[免疫抑制作用により、結核性疾患が増悪する恐れがある]。
    5.単純疱疹性角膜炎の患者[免疫抑制作用により、単純疱疹性角膜炎が増悪する恐れがある]。
    6.後嚢白内障の患者[水晶体線維に影響し、後嚢白内障が増悪する恐れがある]。
    7.緑内障の患者[眼圧が上昇し、緑内障が増悪する恐れがある]。
    8.高血圧症の患者[ナトリウム・水貯留作用等により、高血圧症が増悪する恐れがある]。
    9.電解質異常のある患者[ナトリウム・水貯留作用により、電解質異常が増悪する恐れがある]。
    10.血栓症の患者[血液凝固能が亢進し、血栓症が増悪する恐れがある]。
    11.最近行った内臓の手術創のある患者[創傷治癒を遅延する恐れがある]。
    12.急性心筋梗塞を起こした患者[心破裂を起こしたとの報告がある]。
    13.コントロール不良の糖尿病の患者[糖新生促進作用(血糖値上昇)等により、糖尿病が増悪する恐れがある]。
    (慎重投与)
    1.感染症の患者[免疫抑制作用により、感染症が増悪する恐れがある]。
    2.糖尿病の患者[糖新生促進作用(血糖値上昇)等により、糖尿病が増悪する恐れがある]。
    3.骨粗鬆症の患者[骨形成抑制作用及びカルシウム代謝の障害を起こすことにより、骨粗鬆症が増悪する恐れがある]。
    4.腎不全の患者[症状が増悪する恐れがある]。
    5.甲状腺機能低下のある患者[血中半減期の延長がみられ、副作用が起こりやすい]。
    6.肝硬変の患者[慢性肝疾患患者では、血中半減期の延長がみられ、副作用が起こりやすい]。
    7.脂肪肝の患者[脂質代謝に影響し、脂肪肝が増悪する恐れがある]。
    8.脂肪塞栓症の患者[脂質代謝に影響し、脂肪塞栓症が増悪する恐れがある]。
    9.重症筋無力症の患者[使用当初、一時症状が増悪することがある]。
    10.高齢者。
    (重要な基本的注意)
    1.本剤の投与により、誘発感染症、続発性副腎皮質機能不全、消化性潰瘍、糖尿病、精神障害等の重篤な副作用が現れることがあるので、本剤の投与にあたっては、次の注意が必要である。
    1).投与中は副作用の出現に対し、常に十分な配慮と観察を行う。
    2).本剤の投与中止後、離脱症状が現れることがあるので、注意する。
    2.副腎皮質ホルモン剤を投与されたB型肝炎ウイルスキャリアの患者において、B型肝炎ウイルス増殖による肝炎が現れることがあるので、本剤の投与期間中及び投与終了後は継続して肝機能検査値や肝炎ウイルスマーカーのモニタリングを行うなど、B型肝炎ウイルス増殖の徴候や症状の発現に注意し、異常が認められた場合には、本剤の減量を考慮し、抗ウイルス剤を投与するなど適切な処置を行う。なお、投与開始前にHBs抗原陰性の患者において、B型肝炎ウイルスによる肝炎を発症した症例が報告されている。
    3.投与中の患者、又は投与中止後6カ月以内の患者では、免疫機能が低下していることがあり、生ワクチンの接種により、ワクチン由来の感染を増強又は持続させる恐れがあるので、これらの患者には生ワクチンを接種しない。
    4.特に、本剤投与中に水痘又は麻疹に感染すると、致命的な経過をたどることがあるので、次の注意が必要である。
    1).本剤投与前に水痘又は麻疹の既往や予防接種の有無を確認する。
    2).水痘又は麻疹の既往のない患者においては、水痘又は麻疹への感染を極力防ぐよう常に十分な配慮と観察を行う。水痘又は麻疹への感染が疑われる場合や感染した場合には、直ちに受診するよう指導し、適切な処置を講ずる。
    3).水痘又は麻疹の既往や予防接種を受けたことがある患者であっても、本剤投与中は、水痘又は麻疹を発症する可能性があるので留意する。
    (相互作用)
    本剤は、主に肝代謝酵素チトクロームP450・3A4(CYP3A4)により代謝される。また、CYP3A4の誘導作用を持つ。
    併用注意:
    1.バルビツール酸誘導体(フェノバルビタール)、リファンピシン、カルバマゼピン[本剤の作用が減弱することが報告されている(これらの薬剤はチトクロームP450を誘導し、本剤の代謝が促進される)]。
    2.フェニトイン:
    1).フェニトイン[本剤の作用が減弱することが報告されている(フェニトインがチトクロームP450を誘導し、本剤の代謝が促進される)]。
    2).フェニトイン[併用により、フェニトインの血中濃度が上昇又は低下するとの報告がある(機序不明)]。
    3.サリチル酸誘導体(アスピリン)[併用時に本剤を減量すると、血清中のサリチル酸誘導体の濃度が増加しサリチル酸中毒を起こすことが報告されている(本剤はサリチル酸誘導体の腎排泄と肝代謝を促進し、血清中のサリチル酸誘導体の濃度が低下する)]。
    4.抗凝血剤(ワルファリンカリウム)[抗凝血剤の作用を減弱させることが報告されている(本剤は血液凝固促進作用がある)]。
    5.経口糖尿病用剤(アセトヘキサミド)、インスリン製剤[これらの薬剤の作用を減弱させることが報告されている(本剤は肝臓での糖新生を促進し、末梢組織での糖利用を阻害する)]。
    6.血圧降下剤[これらの薬剤の作用を減弱させる恐れがある(機序不明)]。
    7.利尿剤[これらの薬剤の作用を減弱させる恐れがある(機序不明)]。
    8.利尿剤<カリウム保持性利尿剤を除く>(トリクロルメチアジド、フロセミド)[併用により、低カリウム血症が現れることがある(本剤は尿細管でのカリウム排泄促進作用がある)]。
    9.シクロスポリン[副腎皮質ホルモン剤の大量投与により、併用したシクロスポリンの血中濃度が上昇するとの報告がある(シクロスポリンの代謝を阻害する)]。
    10.マクロライド系抗生物質(エリスロマイシン)、アゾール系抗真菌剤(イトラコナゾール)[副腎皮質ホルモン剤の作用が増強されるとの報告がある(本剤の代謝が阻害される恐れがある)]。
    11.HIVプロテアーゼ阻害剤(サキナビル、リトナビル、インジナビル)[本剤のAUCの上昇あるいはこれらの薬剤のAUCが低下する恐れがある(チトクロームP450に対して競合する可能性があり、また、本剤がチトクロームP450を誘導することより、これらの薬剤の代謝が促進される可能性がある)]。
    12.エフェドリン[副腎皮質ホルモン剤の代謝が促進され血中濃度が低下するとの報告がある(機序不明)]。
    13.サリドマイド[海外において、多発性骨髄腫における本剤との併用により、中毒性表皮壊死症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)が発現したとの報告がある(機序不明)]。
    (高齢者への投与)
    高齢者に長期投与した場合、感染症の誘発、糖尿病、骨粗鬆症、高血圧症、後嚢白内障、緑内障等の副作用が現れやすいので、慎重に投与する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[動物実験で催奇形作用が報告されており、また、新生児に副腎不全を起こすことがある]。
    2.本剤投与中は授乳を中止させる[母乳中へ移行することがある]。
    (小児等への投与)
    1.小児等の発育抑制が現れることがあるので、観察を十分に行う。
    2.長期投与した場合、頭蓋内圧亢進症状が現れることがある。
    (臨床検査結果に及ぼす影響)
    1.インドメタシン投与中の患者にデキサメタゾン抑制試験を実施すると試験結果が偽陰性になるとの報告がある。
    2.副腎皮質ホルモン剤は、細菌感染症に対するニトロブルー・テトラゾリウム試験に影響を及ぼし、試験結果が偽陰性を示すことがある。
    (適用上の注意)
    薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
    (その他の注意)
    副腎皮質ホルモン剤を投与中の患者にワクチンを接種して神経障害、抗体反応の欠如が起きたとの報告がある。

    Information PR

    ログインしていません

    Close UpコンテンツPR

    ログインしていません

    もっと見る

    人気記事ランキング

    1. マッチング最終結果、市中病院人気が再び加速 【2017年度】フルマッチ校は11校、東京医科歯科大は5年連続 FBシェア数:253
    2. 不足だけでないインフルエンザワクチンへの懸念 記者の眼 FBシェア数:418
    3. ベルソムラは就寝前に飲んじゃダメ!? セキララ告白!個別指導 FBシェア数:127
    4. スタチン:首位クレストールにリピトールが迫る NMO処方サーベイ FBシェア数:3
    5. 単回使用医療機器に関する通知が揺れたワケ 短期集中連載◎どう読む?医療機器の再使用に関する通知(1) FBシェア数:17
    6. 新禁煙宣言、禁煙指導の技能が専門医資格要件に 学会トピック◎第40回日本高血圧学会総会 FBシェア数:151
    7. 交替時間のオーラ 病院珍百景 FBシェア数:9
    8. 腸管透過性亢進に関連する疾患にルビプロストンが有… 学会トピック◎JDDW2017 FBシェア数:2
    9. 患者の言葉を“翻訳”するための質問 患者の心を開くメディカル・サポート・コーチング塾 FBシェア数:2
    10. 診療所の運動器リハ、意外だった査定の理由は? あのレセプトが削られたわけ FBシェア数:92