日経メディカル処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

コートン錠25mg基本情報

一般名:コルチゾン酢酸エステル錠

製薬会社:日医工

薬価・規格: 22.3円(25mg1錠) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

副腎皮質ホルモン(ステロイド内服薬・注射薬)詳しく見る

  • 抗炎症作用、免疫抑制作用などにより、アレルギー性疾患、自己免疫疾患、血液疾患などに効果をあらわす薬
副腎皮質ホルモン(ステロイド内服薬・注射薬)の代表的な商品名
  • プレドニン プレドニゾロン
  • メドロール
  • デカドロン
  • ゼンタコート

効能・効果詳しく見る

  • ACTH単独欠損症
  • Senear−Usher症候群
  • 亜急性湿疹
  • 亜急性甲状腺炎
  • 悪性リンパ腫
  • アトピー皮膚炎
  • アレルギー性鼻炎
  • 一次性脳炎の頭蓋内圧亢進症状
  • 潰瘍性大腸炎
  • 角膜炎の対症療法
  • 花粉症
  • 顆粒球減少症
  • 貨幣状湿疹
  • 眼窩漏斗尖端部症候群の対症療法
  • 眼窩炎性偽腫瘍の対症療法
  • 眼筋麻痺の対症療法
  • 眼瞼炎の対症療法
  • 肝硬変
  • 乾癬
  • 関節症性乾癬
  • 乾癬性紅皮症
  • 顔面神経麻痺
  • 癌末期の全身状態の改善
  • 気管支喘息
  • 急性湿疹
  • 急性副腎皮質機能不全
  • 急性白血病
  • 強膜炎の対症療法
  • ギラン・バレー症候群
  • 菌状息肉症
  • 稽留性肢端皮膚炎
  • 結核性髄膜炎
  • 血清病
  • 結節性紅斑
  • 視神経の炎症性疾患の対症療法
  • 結膜炎の対症療法
  • 限局性腸炎
  • 虹彩毛様体炎の対症療法
  • 甲状腺疾患の悪性眼球突出症
  • 紅皮症
  • 紅斑症
  • 枯草熱
  • 再生不良性貧血
  • 細網肉腫症
  • 自家感作性皮膚炎
  • 視神経炎の対症療法
  • 湿疹・皮膚炎群
  • 紫斑病
  • 重症感染症
  • 若年性関節リウマチ
  • 重症消耗性疾患の全身状態の改善
  • 小舞踏病
  • 脂漏性皮膚炎
  • 神経皮膚炎
  • 進行性指掌角皮症
  • 尋常性天疱瘡
  • スチブンス・ジョンソン病
  • スチル病
  • スプルーの全身状態の改善
  • 脊髄炎
  • 接触皮膚炎
  • 全身性エリテマトーデス
  • 増殖性天疱瘡
  • 粟粒結核
  • 中毒疹
  • 手指の皮膚炎
  • デューリング疱疹状皮膚炎
  • 天疱瘡群
  • 特発性低血糖症
  • 妊娠性疱疹
  • ネフローゼ症候群
  • ネフローゼ
  • 脳炎
  • 粘膜皮膚眼症候群
  • 脳脊髄炎
  • 膿疱性乾癬
  • 肺線維症
  • ビダール苔癬
  • 皮膚口内炎
  • 皮膚細網症
  • びまん性間質性肺炎
  • 皮膚白血病
  • 副腎クリーゼ
  • 副腎皮質機能不全の外科的侵襲
  • 副腎摘除
  • 副腎性器症候群
  • フックス症候群
  • ヘブラ紅色粃糠疹
  • 放射線肺臓炎
  • ホジキン病
  • 疱疹状膿痂疹
  • 末梢神経炎
  • 慢性骨髄性白血病の急性転化
  • 慢性湿疹
  • 慢性リンパ性白血病
  • 薬剤アレルギー
  • 網脈絡膜炎の対症療法
  • 免疫性溶血性貧血
  • 網膜血管炎の対症療法
  • 薬疹
  • ライター症候群
  • 落葉状天疱瘡
  • リウマチ熱
  • リウマチ性心炎
  • リップシュッツ急性陰門潰瘍
  • リンパ肉腫症
  • 類天疱瘡
  • 慢性円板状エリテマトーデス
  • 化学物質アレルギー
  • 化学物質中毒
  • 陰部湿疹
  • 外耳道湿疹・皮膚炎
  • 耳介湿疹・皮膚炎
  • 鼻翼周辺湿疹・皮膚炎
  • 薬剤中毒
  • 鼻前庭湿疹・皮膚炎
  • 開口部糜爛性外皮症
  • 肛門湿疹
  • 関節リウマチ
  • ぶどう膜炎の対症療法
  • 重症肺結核
  • サルコイドーシス<両側肺門リンパ節腫脹のみの場合を除く>
  • 急性再燃型慢性肝炎<難治性>
  • 活動型慢性肝炎<難治性>
  • 原発性慢性副腎皮質機能不全
  • 医原性慢性副腎皮質機能不全
  • 活動型肝硬変
  • 下垂体性慢性副腎皮質機能不全
  • 尋常性乾癬<重症例>
  • 多形滲出性紅斑<重症例に限る>
  • 続発性慢性副腎皮質機能不全
  • 蕁麻疹<慢性例を除く重症例に限る>
  • 慢性肝炎<難治性>
  • ベーチェット病<眼症状のない場合>
  • 前眼部の炎症性疾患の対症療法
  • 外眼部の炎症性疾患の対症療法
  • 眼窩の炎症性疾患の対症療法
  • 眼筋の炎症性疾患の対症療法
  • 内眼の炎症性疾患の対症療法
  • 乳・幼・小児湿疹
  • 難治性腹水を伴う肝硬変
  • 胆汁うっ滞を伴う肝硬変
  • 胆汁うっ滞型慢性肝炎<難治性>

注意すべき副作用詳しく見る

感染症骨頭無菌性壊死後嚢白内障緑内障誘発感染症

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • コルチゾン酢酸エステルとして、1日12.5〜150mgを1〜4回に分割して経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • 急性心筋梗塞
    • 結核性疾患
    • 血栓症
    • 高血圧症
    • 後嚢白内障
    • 最近行った内臓の手術創
    • 消化性潰瘍
    • 精神病
    • 全身の真菌症
    • 単純疱疹性角膜炎
    • 電解質異常
    • 有効な抗菌剤の存在しない感染症
    • 緑内障

副作用

主な副作用

感染症骨頭無菌性壊死

重大な副作用

後嚢白内障誘発感染症緑内障

上記以外の副作用

悪心胃痛嘔吐過敏症眼圧亢進眼球突出関節痛顔面紅斑筋肉痛痙攣血圧上昇月経異常血栓症下痢眩暈口渇骨粗鬆症ざ瘡紫斑脂肪肝消化性潰瘍食欲亢進食欲不振膵炎頭痛ステロイド腎症精神変調創傷治癒障害続発性副腎皮質機能不全体重増加多幸症脱毛多毛窒素負平衡低カリウム性アルカローシス糖尿病発汗異常白血球増多発疹発熱皮下溢血皮膚色素沈着皮膚そう痒皮膚菲薄化疲労感腹部膨満感浮腫不眠ミオパシー満月様顔貌胸やけ網膜障害野牛肩脂肪織炎精子数増減皮膚脆弱化皮膚線条中心性漿液性網脈絡膜症精子運動性増減感染症増悪大腿骨頭無菌性壊死上腕骨頭無菌性壊死うつ状態

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
  • 原則禁止
    • 急性心筋梗塞
    • 結核性疾患
    • 血栓症
    • 高血圧症
    • 後嚢白内障
    • 最近行った内臓の手術創
    • 消化性潰瘍
    • 精神病
    • 全身の真菌症
    • 単純疱疹性角膜炎
    • 電解質異常
    • 有効な抗菌剤の存在しない感染症
    • 緑内障
  • 慎重投与
    • 感染症
    • 甲状腺機能低下
    • 骨粗鬆症
    • 脂肪肝
    • 脂肪塞栓症
    • 重症筋無力症
    • 腎不全
    • 糖尿病
    • 慢性肝疾患
    • うっ血性心不全
  • 注意
    • B型肝炎ウイルスキャリア
    • 投与開始前にHBs抗原陰性

患者の属性に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
    • 新生児(低出生体重児を含む)
  • 慎重投与
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 新生児(0日〜27日)
  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
エリスロマイシン 副腎皮質ホルモン剤の作用が増強
マクロライド系抗生物質 副腎皮質ホルモン剤の作用が増強
生ワクチン ワクチン由来の感染を増強又は持続
フェノバルビタール 本剤の作用が減弱
バルビツール酸誘導体 本剤の作用が減弱
フェニトイン 本剤の作用が減弱
リファンピシン類 本剤の作用が減弱
シクロスポリン 血中濃度が上昇
経口糖尿病剤 作用を減弱
インスリン製剤 作用を減弱
アセトヘキサミド 作用を減弱
ワクチン 抗体反応の欠如
ワルファリンカリウム 作用を減弱
血液凝固阻止剤 作用を減弱
エフェドリン含有製剤 副腎皮質ホルモン剤の代謝が促進され血中濃度が低下
サリチル酸製剤 血清中のサリチル酸誘導体の濃度が増加しサリチル酸中毒
アスピリン 血清中のサリチル酸誘導体の濃度が増加しサリチル酸中毒
フロセミド 低カリウム血症
トリクロルメチアジド 低カリウム血症
利尿剤<カリウム保持性利尿剤を除く> 低カリウム血症

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    1.内分泌疾患:慢性副腎皮質機能不全(原発性慢性副腎皮質機能不全、続発性慢性副腎皮質機能不全、下垂体性慢性副腎皮質機能不全、医原性慢性副腎皮質機能不全)、急性副腎皮質機能不全(副腎クリーゼ)、副腎性器症候群、亜急性甲状腺炎、甲状腺疾患に伴う悪性眼球突出症、ACTH単独欠損症、特発性低血糖症。
    2.リウマチ性疾患:関節リウマチ、若年性関節リウマチ(スチル病を含む)、リウマチ熱(リウマチ性心炎を含む)。
    3.膠原病:エリテマトーデス(全身性エリテマトーデス及び慢性円板状エリテマトーデス)。
    4.腎疾患:ネフローゼ及びネフローゼ症候群。
    5.アレルギー性疾患:気管支喘息、薬剤アレルギー・薬剤中毒、その他の化学物質アレルギー・化学物質中毒(薬疹、中毒疹を含む)、血清病。
    6.血液疾患:紫斑病(血小板減少性及び血小板非減少性)、再生不良性貧血、白血病(急性白血病、慢性骨髄性白血病の急性転化、慢性リンパ性白血病)(皮膚白血病を含む)、溶血性貧血(免疫性溶血性貧血又は免疫性機序の疑われるもの)、顆粒球減少症(本態性、続発性)。
    7.消化器疾患:潰瘍性大腸炎、限局性腸炎、重症消耗性疾患の全身状態の改善(癌末期、スプルーを含む)。
    8.肝疾患:慢性肝炎<難治性>(活動型慢性肝炎<難治性>、急性再燃型慢性肝炎<難治性>、胆汁うっ滞型慢性肝炎<難治性>、但し、一般的治療に反応せず肝機能の著しい異常が持続するものに限る)、肝硬変(活動型肝硬変、難治性腹水を伴う肝硬変、胆汁うっ滞を伴う肝硬変)。
    9.肺疾患:サルコイドーシス<両側肺門リンパ節腫脹のみの場合を除く>、びまん性間質性肺炎(肺線維症)(放射線肺臓炎を含む)。
    10.重症感染症:重症感染症(化学療法と併用する)。
    11.結核性疾患:肺結核(粟粒結核、重症肺結核に限る)(抗結核剤と併用する)、結核性髄膜炎(抗結核剤と併用する)。
    12.神経疾患:脳脊髄炎(脳炎、脊髄炎を含む)(但し、一次性脳炎の場合は頭蓋内圧亢進症状がみられ、かつ他剤で効果が不十分なときに短期間用いる)、末梢神経炎(ギラン・バレー症候群を含む)、顔面神経麻痺、小舞踏病。
    13.悪性腫瘍:悪性リンパ腫(リンパ肉腫症、細網肉腫症、ホジキン病、皮膚細網症、菌状息肉症)及び類似疾患(近縁疾患)。
    14.外科疾患:副腎摘除、副腎皮質機能不全患者に対する外科的侵襲。
    15.皮膚科疾患:*湿疹・皮膚炎群(急性湿疹、亜急性湿疹、慢性湿疹、接触皮膚炎、貨幣状湿疹、自家感作性皮膚炎、アトピー皮膚炎、乳・幼・小児湿疹、ビダール苔癬、その他の神経皮膚炎、脂漏性皮膚炎、進行性指掌角皮症、その他の手指の皮膚炎、陰部湿疹あるいは肛門湿疹、耳介湿疹・皮膚炎及び外耳道湿疹・皮膚炎、鼻前庭湿疹・皮膚炎及び鼻翼周辺湿疹・皮膚炎など)(但し、重症例以外は極力投与しない)、蕁麻疹<慢性例を除く重症例に限る>、*乾癬及び類症[尋常性乾癬<重症例>、関節症性乾癬、乾癬性紅皮症、膿疱性乾癬、稽留性肢端皮膚炎、疱疹状膿痂疹、ライター症候群]、紅斑症(*多形滲出性紅斑<重症例に限る>、結節性紅斑)、粘膜皮膚眼症候群[開口部糜爛性外皮症、スチブンス・ジョンソン病、皮膚口内炎、フックス症候群、ベーチェット病<眼症状のない場合>、リップシュッツ急性陰門潰瘍]、天疱瘡群(尋常性天疱瘡、落葉状天疱瘡、Senear−Usher症候群、増殖性天疱瘡)、デューリング疱疹状皮膚炎(類天疱瘡、妊娠性疱疹を含む)、*紅皮症(ヘブラ紅色粃糠疹を含む)。
    16.眼科疾患:内眼・視神経・眼窩・眼筋の炎症性疾患の対症療法(ぶどう膜炎、網脈絡膜炎、網膜血管炎、視神経炎、眼窩炎性偽腫瘍、眼窩漏斗尖端部症候群、眼筋麻痺の対症療法)、外眼部及び前眼部の炎症性疾患の対症療法で点眼が不適当又は不十分な場合(眼瞼炎、結膜炎、角膜炎、強膜炎、虹彩毛様体炎の対症療法)。
    17.耳鼻咽喉科疾患:アレルギー性鼻炎、花粉症(枯草熱)。
    *印:*印の附されている適応に対しては、外用剤を用いても効果が不十分な場合あるいは十分な効果を期待し得ないと推定される場合にのみ用いることとされたものを示す。

    用法・用量(添付文書全文)

    コルチゾン酢酸エステルとして、1日12.5〜150mgを1〜4回に分割して経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない(再審査対象外)。
    1.重大な副作用:次のような副作用が現れることがあるので、症状が現れた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。
    1).誘発感染症、感染症の増悪(いずれも頻度不明):誘発感染症、感染症増悪が現れることがある。また、B型肝炎ウイルス増殖による肝炎が現れることがある。観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行う。
    2).続発性副腎皮質機能不全、糖尿病(いずれも頻度不明)。
    3).消化性潰瘍、膵炎(いずれも頻度不明)。
    4).精神変調、うつ状態、痙攣(いずれも頻度不明)。
    5).骨粗鬆症、大腿骨頭無菌性壊死及び上腕骨頭無菌性壊死等の骨頭無菌性壊死、ミオパシー(いずれも頻度不明)。
    6).緑内障、後嚢白内障(いずれも頻度不明):連用により眼圧亢進、緑内障、後嚢白内障を来すことがあるので、定期的に検査をすることが望ましい。
    7).血栓症(頻度不明)。
    2.その他の副作用:次のような症状又は異常が現れた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
    1).内分泌:(頻度不明)月経異常。
    2).消化器:(頻度不明)下痢、悪心・嘔吐、胃痛、胸やけ、腹部膨満感、口渇、食欲不振、食欲亢進。
    3).精神神経系:(頻度不明)多幸症、不眠、頭痛、眩暈。
    4).筋・骨格:(頻度不明)筋肉痛、関節痛。
    5).脂質・蛋白質代謝:(頻度不明)満月様顔貌、野牛肩、窒素負平衡、脂肪肝。
    6).体液・電解質:(頻度不明)浮腫、血圧上昇、低カリウム性アルカローシス。
    7).眼:(頻度不明)中心性漿液性網脈絡膜症等による網膜障害、眼球突出。
    8).血液:(頻度不明)白血球増多。
    9).皮膚:(頻度不明)ざ瘡、多毛、脱毛、皮膚色素沈着、皮下溢血、紫斑、皮膚線条、皮膚そう痒、発汗異常、顔面紅斑、創傷治癒障害、皮膚菲薄化・皮膚脆弱化、脂肪織炎。
    10).過敏症:(頻度不明)発疹。
    11).その他:(頻度不明)発熱、疲労感、ステロイド腎症、体重増加、精子数増減及び精子運動性増減。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
    (原則禁忌)
    1.有効な抗菌剤の存在しない感染症、全身の真菌症の患者[免疫抑制作用により、感染症が増悪する恐れがある]。
    2.消化性潰瘍の患者[粘膜防御能の低下等により、消化性潰瘍が増悪する恐れがある]。
    3.精神病の患者[中枢神経系に影響し、精神病が増悪する恐れがある]。
    4.結核性疾患の患者[免疫抑制作用により、結核性疾患が増悪する恐れがある]。
    5.単純疱疹性角膜炎の患者[免疫抑制作用により、単純疱疹性角膜炎が増悪する恐れがある]。
    6.後嚢白内障の患者[水晶体線維に影響し、後嚢白内障が増悪する恐れがある]。
    7.緑内障の患者[眼圧が上昇し、緑内障が増悪する恐れがある]。
    8.高血圧症の患者[ナトリウム・水貯留作用等により、高血圧症が増悪する恐れがある]。
    9.電解質異常のある患者[ナトリウム・水貯留作用により、電解質異常が増悪する恐れがある]。
    10.血栓症の患者[血液凝固能が亢進し、血栓症が増悪する恐れがある]。
    11.最近行った内臓の手術創のある患者[創傷治癒を遅延する恐れがある]。
    12.急性心筋梗塞を起こした患者[心破裂を起こしたとの報告がある]。
    (慎重投与)
    1.感染症の患者[免疫抑制作用により、感染症が増悪する恐れがある]。
    2.糖尿病の患者[糖新生促進作用(血糖値上昇)等により、糖尿病が増悪する恐れがある]。
    3.骨粗鬆症の患者[骨形成抑制作用及びカルシウム代謝の障害を起こすことにより、骨粗鬆症が増悪する恐れがある]。
    4.腎不全の患者[症状が増悪する恐れがある]。
    5.うっ血性心不全の患者[ナトリウム・水貯留作用等により、うっ血性心不全が増悪する恐れがある]。
    6.甲状腺機能低下のある患者[血中半減期の延長がみられ、副作用が起こりやすい]。
    7.肝硬変の患者[慢性肝疾患患者では、血中半減期の延長がみられ、副作用が起こりやすい]。
    8.脂肪肝の患者[脂質代謝に影響し、脂肪肝が増悪する恐れがある]。
    9.脂肪塞栓症の患者[脂質代謝に影響し、脂肪塞栓症が増悪する恐れがある]。
    10.重症筋無力症の患者[使用当初、一時症状が増悪することがある]。
    11.高齢者。
    (重要な基本的注意)
    1.本剤の投与により、誘発感染症、続発性副腎皮質機能不全、消化性潰瘍、糖尿病、精神障害等の重篤な副作用が現れることがあるので、本剤の投与にあたっては、次の注意が必要である。
    1).投与に際しては特に適応、症状を考慮し、他の治療法によって十分に治療効果が期待できる場合には、本剤を投与しない。また、局所的投与で十分な場合には、その他の副腎皮質ホルモン剤の局所療法を行う。
    2).投与中は副作用の出現に対し、常に十分な配慮と観察を行い、また、患者をストレスから避けるようにし、事故、手術等の場合には増量するなど適切な処置を行う。
    3).連用後、投与を急に中止すると、ときに発熱、頭痛、食欲不振、脱力感、筋肉痛、関節痛、ショック等の離脱症状が現れることがあるので、投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行う(離脱症状が現れた場合には、直ちに再投与又は増量する)。
    2.副腎皮質ホルモン剤を投与されたB型肝炎ウイルスキャリアの患者において、B型肝炎ウイルス増殖による肝炎が現れることがあるので、本剤の投与期間中及び投与終了後は継続して肝機能検査値や肝炎ウイルスマーカーのモニタリングを行うなど、B型肝炎ウイルス増殖の徴候や症状の発現に注意し、異常が認められた場合には、本剤の減量を考慮し、抗ウイルス剤を投与するなど適切な処置を行う。なお、投与開始前にHBs抗原陰性の患者において、B型肝炎ウイルスによる肝炎を発症した症例が報告されている。
    3.本剤の長期あるいは大量投与中の患者、又は投与中止後6カ月以内の患者では、免疫機能が低下していることがあり、生ワクチンの接種により、ワクチン由来の感染を増強又は持続させる恐れがあるので、これらの患者には生ワクチンを接種しない。
    4.特に、本剤投与中に水痘又は麻疹に感染すると、致命的な経過をたどることがあるので、次の注意が必要である。
    1).本剤投与前に水痘又は麻疹の既往や予防接種の有無を確認する。
    2).水痘又は麻疹の既往のない患者においては、水痘又は麻疹への感染を極力防ぐよう常に十分な配慮と観察を行う。水痘又は麻疹への感染が疑われる場合や感染した場合には、直ちに受診するよう指導し、適切な処置を講ずる。
    3).水痘又は麻疹の既往や予防接種を受けたことがある患者であっても、本剤投与中は、水痘又は麻疹を発症する可能性があるので留意する。
    (相互作用)
    併用注意:
    1.バルビツール酸誘導体(フェノバルビタール)、フェニトイン、リファンピシン[本剤の作用が減弱することが報告されている(これらの薬剤はチトクロームP450を誘導し、本剤の代謝が促進される)]。
    2.サリチル酸誘導体(アスピリン)[併用時に本剤を減量すると、血清中のサリチル酸誘導体の濃度が増加しサリチル酸中毒を起こすことが報告されている(本剤はサリチル酸誘導体の腎排泄と肝代謝を促進し、血清中のサリチル酸誘導体の濃度が低下する)]。
    3.抗凝血剤(ワルファリンカリウム)[抗凝血剤の作用を減弱させることが報告されている(本剤は血液凝固促進作用がある)]。
    4.経口糖尿病用剤(アセトヘキサミド)、インスリン製剤[これらの薬剤の作用を減弱させることが報告されている(本剤は肝臓での糖新生を促進し、末梢組織での糖利用を阻害する)]。
    5.利尿剤<カリウム保持性利尿剤を除く>(トリクロルメチアジド、フロセミド)[併用により、低カリウム血症が現れることがある(本剤は尿細管でのカリウム排泄促進作用がある)]。
    6.シクロスポリン[副腎皮質ホルモン剤の大量投与により、併用したシクロスポリンの血中濃度が上昇するとの報告がある(シクロスポリンの代謝を阻害する)]。
    7.マクロライド系抗生物質(エリスロマイシン)[副腎皮質ホルモン剤の作用が増強されるとの報告がある(本剤の代謝が阻害される恐れがある)]。
    8.エフェドリン[副腎皮質ホルモン剤の代謝が促進され血中濃度が低下するとの報告がある(機序不明)]。
    (高齢者への投与)
    高齢者に長期投与した場合、感染症の誘発、糖尿病、骨粗鬆症、高血圧症、後嚢白内障、緑内障等の副作用が現れやすいので、慎重に投与する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[動物実験で催奇形作用が報告されており、また、新生児に副腎不全を起こすことがある]。
    (参考)コルチゾン10mgをマウスの妊娠8日から14日までの各日にそれぞれ1回投与した試験、及び2.5mgを妊娠9日から14日の各日を投与初日としそれぞれ4日間連続投与した試験において、口蓋裂の発生が認められている。
    2.本剤投与中は授乳を中止させる[母乳中へ移行することがある]。
    (小児等への投与)
    1.小児等の発育抑制が現れることがあるので、観察を十分に行う。
    2.長期投与した場合、頭蓋内圧亢進症状が現れることがある。
    (その他の注意)
    副腎皮質ホルモン剤を投与中の患者にワクチンを接種して神経障害、抗体反応の欠如が起きたとの報告がある。

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