日経メディカル処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

カイトリル細粒0.4%基本情報

先発品(後発品あり)

一般名:グラニセトロン塩酸塩細粒

製薬会社:中外製薬

薬価・規格: 1079.9円(2mg1包) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

5-HT3受容体拮抗薬詳しく見る

  • 抗がん薬による嘔吐中枢への刺激を阻害し、悪心(吐き気)・嘔吐を抑える薬
5-HT3受容体拮抗薬の代表的な商品名
  • カイトリル
  • ゾフラン
  • ナゼア
  • シンセロン
  • アロキシ

効能・効果詳しく見る

  • 抗悪性腫瘍剤投与の消化器症状
  • 抗悪性腫瘍剤投与の嘔吐
  • 抗悪性腫瘍剤投与の悪心
  • 放射線照射の悪心
  • 放射線照射の消化器症状
  • 放射線照射の嘔吐

注意すべき副作用詳しく見る

便秘アナフィラキシーショック肝機能検査値異常過敏症頭痛

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • グラニセトロンとして1回2mgを1日1回経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症

副作用

主な副作用

便秘

重大な副作用

アナフィラキシー過敏症肝機能検査値異常ショック頭痛発疹発熱

上記以外の副作用

GOT上昇GPT上昇胸部苦悶感血圧低下呼吸困難そう痒感ALT上昇AST上昇発赤

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
  • 慎重投与
    • フェニルケトン尿症
  • 注意
    • 消化管通過障害

患者の属性に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 慎重投与
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
選択的セロトニン再取り込み阻害剤 頻脈
セロトニン作用薬 頻脈
セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤 頻脈
モノアミン酸化酵素阻害剤 頻脈

処方理由

この薬に関連した記事(日経メディカル Online内)もっと見る

    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    抗悪性腫瘍剤投与(シスプラチン等)及び放射線照射に伴う消化器症状(悪心、嘔吐)。
    <効能・効果に関連する使用上の注意>
    1.本剤を抗悪性腫瘍剤の投与に伴う消化器症状(悪心、嘔吐)に対して使用する場合は、強い悪心、嘔吐が生じる抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)の投与に限り使用する。
    2.本剤を放射線照射に伴う消化器症状(悪心、嘔吐)に対して使用する場合は、強い悪心、嘔吐が生じる全身照射や上腹部照射等に限り使用する。

    用法・用量(添付文書全文)

    グラニセトロンとして1回2mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    1.本剤を抗悪性腫瘍剤の投与に伴う消化器症状(悪心、嘔吐)に対して使用する場合は、抗悪性腫瘍剤の投与1時間前に投与し、癌化学療法の各クールにおける本剤の投与期間は6日間を目安とする。
    2.本剤を放射線照射に伴う消化器症状(悪心、嘔吐)に対して使用する場合は、放射線照射の1時間前に投与する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    承認時及び市販後の使用成績調査における安全性評価対象例4,556例中158例(3.47%)に副作用が認められた。主な副作用はALT(GPT)上昇18件(0.40%)、AST(GOT)上昇13件(0.29%)、肝機能障害13件(0.29%)、便秘11件(0.24%)、LDH上昇9件(0.20%)等であった(再審査終了時)。
    放射線照射に伴う消化器症状(悪心、嘔吐)では副作用発現頻度が明確となる試験等を国内では実施していない。
    1.重大な副作用
    ショック、アナフィラキシー(以上頻度不明):ショック、アナフィラキシー(そう痒感、発赤、胸部苦悶感、呼吸困難、血圧低下等)が現れるとの報告があるので、観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    2.その他の副作用:次のような副作用が現れた場合には、投与を中止するなど、適切な処置を行う。
    1).過敏症:(2%未満)発疹。
    2).精神神経系:(2%未満)頭痛。
    3).消化器:(2%未満)便秘。
    4).肝臓:(2%未満)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)等の肝機能検査値異常。
    5).その他:(2%未満)発熱。
    発現頻度は承認時までの臨床試験及び製造販売後調査の結果に基づく。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
    (慎重投与)
    フェニルケトン尿症の患者[本剤はアスパルテーム(L−フェニルアラニン化合物)を含有する]。
    (重要な基本的注意)
    1.本剤の投与により消化管運動低下が現れることがあるので、消化管通過障害の症状のある患者は、本剤投与後観察を十分に行う。
    2.抗悪性腫瘍剤投与後、本剤の効果が不十分で悪心・嘔吐が発現した場合には、他の制吐療法(注射剤の投与等)を考慮する。
    (相互作用)
    併用注意:セロトニン作用薬(選択的セロトニン再取り込み阻害剤<SSRI>、セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤<SNRI>、MAO阻害剤等)[セロトニン症候群(不安、焦燥、興奮、錯乱、発熱、発汗、頻脈、振戦、ミオクローヌス等)が現れる恐れがある(セロトニン作用が増強する恐れがある)]。
    (高齢者への投与)
    一般に、高齢者には副作用の発現に注意し、慎重に投与する。なお、国内で実施された第2相及び第3相臨床試験において、65歳以上の高齢者での副作用発現は112例中3例(発熱1例、頭痛2例)であった。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する。
    2.ラットにおいて乳汁への移行がみられたとの報告があるので、授乳中の婦人に投与する場合には、授乳を中止させる。
    (小児等への投与)
    小児等に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。
    (その他の注意)
    がん原性:マウス及びラットに1、5、50mg/kgを2年間経口投与し対照群と比較した。マウスでは50mg/kg群の雄で肝細胞がん、50mg/kg群の雌で肝細胞腺腫増加がみられた。また、ラットでは5mg/kg以上群の雄及び50mg/kg群の雌で肝細胞腫瘍増加がみられた。しかし、1mg/kg群(臨床用量の25倍に相当する)では、マウス及びラットとも肝細胞腫瘍の増加は認められなかった。

    Information PR

    ログインしていません

    Close UpコンテンツPR

    ログインしていません

    もっと見る

    人気記事ランキング

    1. 「医療訴訟がとにかく怖いんです!」 研修医のための人生ライフ向上塾! FBシェア数:1
    2. キャラクターで抗菌薬を覚える!? 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:41
    3. 39歳男性。両下肢のしびれ、痛み 日経メディクイズ●神経内科 FBシェア数:0
    4. 立て続けにレセプト査定、今講じるべき対策は? 診療所経営駆け込み寺 FBシェア数:2
    5. ビギナーの助手は「術野展開」への専念が大切 学会トピック◎JDDW2017 FBシェア数:15
    6. CKDの原因に便秘 便秘薬に腎保護作用 Unmet Medical Needs 2017 秋 FBシェア数:4
    7. 関節リウマチの原因は腸内細菌の乱れ Unmet Medical Needs 2017 秋 FBシェア数:68
    8. 地裁が「パワハラで解雇は無効」 群馬大医学系研究科教授の懲戒解雇処分 FBシェア数:3
    9. 再発膀胱癌で生じた発汗、動悸、呼吸困難 カンファで学ぶ臨床推論 FBシェア数:0
    10. 超拡大内視鏡とAIの活用で大腸癌リンパ節転移の予… 学会トピック◎JDDW2017 FBシェア数:6