日経メディカル処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

マーロックス懸濁用配合顆粒基本情報

後発品(加算対象)

一般名:水酸化アルミニウムゲル・水酸化マグネシウムシロップ用

製薬会社:サノフィ

薬価・規格: 17円(1g) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

酸中和薬(制酸薬)詳しく見る

  • 消化管の攻撃因子である胃酸を中和し、消化性潰瘍や胃炎などの治療に用いる薬
酸中和薬(制酸薬)の代表的な商品名
  • アルミゲル
  • マグミット 酸化マグネシウム マグラックス
  • 炭カル
  • マーロックス マルファ

効能・効果詳しく見る

  • 胃炎の制酸作用
  • 胃炎の症状の改善
  • 胃潰瘍の制酸作用
  • 胃潰瘍の症状の改善
  • 十二指腸潰瘍の症状の改善
  • 十二指腸潰瘍の制酸作用
  • 上部消化管機能異常の制酸作用
  • 上部消化管機能異常の症状の改善

注意すべき副作用詳しく見る

低リン酸血症下痢便秘悪心胃部不快感食欲不振

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • 1日1.6g〜4.8gを数回に分割し、本品1gに対し用時約10mLの水に懸濁して経口投与するか、又は、そのまま経口投与する
    • なお、年齢・症状により適宜増減する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 透析療法

副作用

主な副作用

低リン酸血症下痢便秘

重大な副作用

悪心胃部不快感下痢食欲不振

上記以外の副作用

アルミニウム脳症アルミニウム骨症過敏症血管浮腫高マグネシウム血症蕁麻疹そう痒代謝異常貧血低リン酸血症に伴う高カルシウム尿症低リン酸血症に伴うクル病低リン酸血症に伴う骨軟化症

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 透析療法
  • 慎重投与
    • 下痢
    • 高マグネシウム血症
    • 心機能障害
    • 腎障害
    • リン酸塩低下

患者の属性に応じた注意事項

  • 注意
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 注意
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
胆汁酸製剤<服用> 効果を減弱
ジゴキシン<服用> 効果を減弱
フェキソフェナジン<服用> 効果を減弱
甲状腺製剤<経口> 効果を減弱
ジギタリス<経口> 効果を減弱
レボチロキシン<経口> 効果を減弱
ウルソデオキシコール酸<服用> 効果を減弱
ケノデオキシコール酸<経口> 効果を減弱
クエン酸製剤<服用> 血中アルミニウム濃度が上昇
クエン酸カリウム<服用> 血中アルミニウム濃度が上昇
クエン酸ナトリウム<服用> 血中アルミニウム濃度が上昇
カルシウム製剤 milk−alkali syndrome
ニューキノロン系抗菌剤<経口> 効果を減弱
エチドロン酸二ナトリウム<経口> 効果を減弱
ビスホスホン酸塩系骨代謝改善剤<服用> 効果を減弱
テトラサイクリン<経口> 効果を減弱
エノキサシン水和物<服用> 効果を減弱
テトラサイクリン系抗生物質<経口> 効果を減弱
ミノサイクリン<経口> 効果を減弱
シプロフロキサシン<経口> 効果を減弱
ノルフロキサシン<経口> 効果を減弱
<経口>フマル酸第一鉄 効果を減弱
<経口>硫酸鉄 効果を減弱
鉄剤<服用> 効果を減弱
ポリスチレンスルホン酸ナトリウム<経口・注腸> アルカローシス
ポリスチレンスルホン酸カルシウム<経口・注腸> アルカローシス
血清カリウム抑制イオン交換樹脂<経口・注腸> アルカローシス
ドルテグラビルナトリウム<服用> 血漿中濃度をCmaxで72%・C24で74%低下
ペニシラミン製剤<服用> 効果を減弱
ミコフェノール酸モフェチル<経口> 作用が減弱
アジスロマイシン 最高血中濃度低下
カルシトリオール 高マグネシウム血症
活性型ビタミンD3製剤 高マグネシウム血症
アルファカルシドール 高マグネシウム血症
セフジニル<経口> 効果を減弱
セフポドキシム プロキセチル<服用> 効果を減弱

飲食物との相互作用

  • クエン酸を含むもの
  • 大量の牛乳
  • カルシウムを含むもの<干しえび、バジル、煮干し、牛乳、乳製品 など>
  • 鉄分を含むもの<バジル、海苔、あゆ、ひじき、あさり など>

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    次記疾患における制酸作用と症状の改善:胃潰瘍・十二指腸潰瘍、胃炎、上部消化管機能異常。

    用法・用量(添付文書全文)

    1日1.6g〜4.8gを数回に分割し、本品1gに対し用時約10mLの水に懸濁して経口投与するか、又は、そのまま経口投与する。なお、年齢・症状により適宜増減する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    総計73例中副作用は4例4件(5.5%)に認められ、その内訳は便秘、下痢等であった(承認時)。
    1.過敏症:(頻度不明)そう痒、蕁麻疹、血管浮腫。
    2.消化器:(0.1〜5%未満)食欲不振、悪心、胃部不快感、便秘、下痢等。
    3.代謝異常:(頻度不明)高マグネシウム血症、低リン酸血症及び低リン酸血症に伴うクル病・低リン酸血症に伴う骨軟化症・低リン酸血症に伴う高カルシウム尿症[長期又は大量投与により発現することがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には減量又は休薬等の適切な処置を行う]。
    4.長期投与:(頻度不明)アルミニウム脳症、アルミニウム骨症、貧血[長期又は大量投与により発現することがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には減量又は休薬等の適切な処置を行う]。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    透析療法を受けている患者[長期投与によりアルミニウム脳症、アルミニウム骨症、貧血等が現れることがある]。
    (慎重投与)
    1.腎障害のある患者[高マグネシウム血症、腎障害のある患者では長期投与によりアルミニウム脳症、アルミニウム骨症、貧血等が現れる恐れがあるので、定期的に血中マグネシウム、アルミニウム、リン、カルシウム、アルカリホスファターゼ等の測定を行う]。
    2.心機能障害のある患者[マグネシウムは、心機能を抑制する作用がある]。
    3.下痢のある患者[水酸化マグネシウムの緩下作用により、下痢を促進する恐れがある]。
    4.高マグネシウム血症の患者[血中マグネシウム濃度を上昇させる恐れがある]。
    5.リン酸塩低下のある患者[アルミニウムは無機リンの吸収を阻害する]。
    (相互作用)
    併用注意:本剤の吸着作用又は消化管内・体液のpH上昇により、併用薬剤の吸収・排泄に影響を与えることがあるので、慎重に投与する。
    1.ペニシラミン<服用>[ペニシラミンの効果を減弱する恐れがある(同時投与した場合、ペニシラミンの吸収率が低下するとの報告がある)]。
    2.ミコフェノール酸 モフェチル<服用>[ミコフェノール酸 モフェチルの作用が減弱する恐れがある(併用により、ミコフェノール酸 モフェチルの吸収が減少したとの報告がある)]。
    3.アジスロマイシン水和物[アジスロマイシン水和物の最高血中濃度低下の報告がある(機序不明)]。
    4.テトラサイクリン系抗生物質<服用>(テトラサイクリン<服用>、ミノサイクリン<服用>等)、ニューキノロン系抗菌剤<服用>(エノキサシン水和物<服用>、シプロフロキサシン<服用>、ノルフロキサシン<服用>等)、ビスホスホン酸塩系骨代謝改善剤<服用>(エチドロン酸二ナトリウム<服用>)[これらの併用薬剤の効果を減弱させることがあるので、同時に服用させないなど慎重に投与する(キレートを形成し、これらの薬剤の吸収が阻害されると考えられる)]。
    5.ジギタリス製剤<服用>(ジゴキシン<服用>等)、甲状腺ホルモン剤<服用>(レボチロキシンナトリウム水和物<服用>等)、胆汁酸製剤<服用>(ウルソデオキシコール酸<服用>、ケノデオキシコール酸<服用>)、フェキソフェナジン<服用>[これらの併用薬剤の効果を減弱させることがあるので、同時に服用させないなど慎重に投与する(消化管内で本剤と吸着することにより、これらの薬剤の吸収が阻害されると考えられる)]。
    6.鉄剤<服用>(硫酸鉄水和物<服用>、フマル酸第一鉄<服用>等)[これらの併用薬剤の効果を減弱させることがあるので、同時に服用させないなど慎重に投与する(本剤による胃内pHの上昇及び難溶性塩形成により、これらの薬剤の吸収が阻害されるとの報告がある)]。
    7.セフジニル<服用>、セフポドキシム プロキセチル<服用>[これらの併用薬剤の効果を減弱させることがあるので、同時に服用させないなど慎重に投与する(機序は不明であるが、これらの薬剤の吸収が阻害されるとの報告がある)]。
    8.活性型ビタミンD3製剤(アルファカルシドール、カルシトリオール)[高マグネシウム血症を起こすことがあるので、慎重に投与する(これらの薬剤によりマグネシウムの腸管からの吸収が促進することが考えられる(特に腎障害のある患者))]。
    9.クエン酸製剤<服用>(クエン酸カリウム<服用>、クエン酸ナトリウム水和物<服用>等)[血中アルミニウム濃度が上昇することがあるので、同時に服用させないなど慎重に投与する(キレートを形成し、アルミニウムの吸収が促進されると考えられる)]。
    10.血清カリウム抑制イオン交換樹脂<経口・注腸>(ポリスチレンスルホン酸カルシウム<経口・注腸>、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム<経口・注腸>)[アルカローシスが現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行う(本剤の金属カチオンとイオン交換樹脂が結合することにより、腸管内に分泌された重炭酸塩が中和されずに再吸収されるためと考えられる)]。
    11.大量の牛乳、カルシウム製剤[milk−alkali syndrome(高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシス等)が現れることがあるので、観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には投与を中止する(機序は不明であるが、血清カルシウムの上昇と本剤による血中pHの上昇が関与すると考えられる)]。
    12.ドルテグラビルナトリウム<服用>[ドルテグラビルの血漿中濃度をCmaxで72%・C24で74%低下させるので、ドルテグラビルナトリウムは本剤投与2時間前又は6時間後の投与が推奨される(錯体を形成することにより、ドルテグラビルの吸収が阻害される)]。
    (高齢者への投与)
    一般に高齢者では、副作用が現れやすいので注意する[生理機能が低下していることが多い]。
    (小児等への投与)
    低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない[使用経験が少ない]。
    (過量投与)
    1.症状:過量投与時、通常の患者において予測される症状は下痢、腹痛、嘔吐等であるが、腎障害のある患者では過量投与により、高マグネシウム血症が現れることがある。
    2.処置:大量の過量服用の場合には、胃洗浄ならびにマグネシウム非含有下剤の投与等の適切な処置を行う。
    (適用上の注意)
    服用時:本剤は用時懸濁し、懸濁後は速やかに服用する。また、本剤を水とともに経口投与するにあたっては、コップ1杯の水とともに服用する。
    (保管上の注意)
    開封後防湿。

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