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合成ケイ酸アルミニウム「三恵」基本情報

一般名:合成ケイ酸アルミニウム

製薬会社:三恵薬品

薬価・規格: 20.7円(10g) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

酸中和薬(制酸薬)詳しく見る

  • 消化管の攻撃因子である胃酸を中和し、消化性潰瘍や胃炎などの治療に用いる薬
酸中和薬(制酸薬)の代表的な商品名
  • アルミゲル
  • マグミット 酸化マグネシウム マグラックス
  • 炭カル
  • マーロックス マルファ

効能・効果詳しく見る

  • 胃炎の粘膜保護作用
  • 胃炎の症状の改善
  • 胃潰瘍の症状の改善
  • 胃潰瘍の粘膜保護作用
  • 急性胃炎の症状の改善
  • 急性胃炎の粘膜保護作用
  • 十二指腸潰瘍の症状の改善
  • 十二指腸潰瘍の粘膜保護作用
  • 慢性胃炎の症状の改善
  • 慢性胃炎の粘膜保護作用
  • 薬剤性胃炎の症状の改善
  • 薬剤性胃炎の粘膜保護作用

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • 合成ケイ酸アルミニウムとして、1日3〜10gを3〜4回に分割経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 透析療法

副作用

副作用

アルミニウム脳症アルミニウム骨症貧血便秘

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 透析療法
  • 慎重投与
    • 腎障害
    • 便秘
    • リン酸塩低下

患者の属性に応じた注意事項

  • 注意
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 注意
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
鉄キレート剤<服用> 当該薬剤の効果が減弱
デフェラシロクス<服用> 当該薬剤の効果が減弱
イソニアジド<服用> 当該薬剤の効果が減弱
ザルシタビン<服用> 当該薬剤の効果が減弱
セフジニル<経口> 当該薬剤の効果が減弱
ペニシラミン製剤<服用> 当該薬剤の効果が減弱
ミコフェノール酸モフェチル<経口> 当該薬剤の効果が減弱
デラビルジン<服用> 当該薬剤の効果が減弱
フェキソフェナジン<服用> 当該薬剤の吸収・排泄に影響
鉄剤<服用> 当該薬剤の吸収・排泄に影響
ジゴキシン<服用> 当該薬剤の吸収・排泄に影響
ジギトキシン<服用> 当該薬剤の吸収・排泄に影響
ジギタリス<経口> 当該薬剤の吸収・排泄に影響
クエン酸カリウム<服用> 血中アルミニウム濃度が上昇
クエン酸ナトリウム<服用> 血中アルミニウム濃度が上昇
クエン酸製剤<服用> 血中アルミニウム濃度が上昇
ポリスチレンスルホン酸カルシウム 当該薬剤の効果が減弱
高カリウム血症改善イオン交換樹脂 当該薬剤の効果が減弱
ポリスチレンスルホン酸ナトリウム 当該薬剤の効果が減弱
ポリカルボフィルカルシウム<経口> 作用が減弱
キニジン 排泄が遅延
アジスロマイシン 血中濃度が低下
ラベプラゾール 血中濃度が低下
セレコキシブ 血中濃度が低下
ロスバスタチン 血中濃度が低下
ガバペンチン 血中濃度が低下
リセドロン酸ナトリウム水和物<経口> 当該薬剤の効果が減弱
トスフロキサシン<経口> 当該薬剤の効果が減弱
テトラサイクリン系抗生物質<経口> 当該薬剤の効果が減弱
ミノサイクリン<経口> 当該薬剤の効果が減弱
エチドロン酸二ナトリウム<経口> 当該薬剤の効果が減弱
テトラサイクリン<経口> 当該薬剤の効果が減弱
シプロフロキサシン<経口> 当該薬剤の効果が減弱
ビスホスホン酸塩系骨代謝改善剤<服用> 当該薬剤の効果が減弱
ニューキノロン系抗菌剤<経口> 当該薬剤の効果が減弱
ロペラミド<経口> 当該薬剤の効果が減弱
レボチロキシン<経口> 当該薬剤の効果が減弱
胆汁酸製剤<服用> 当該薬剤の効果が減弱
ウルソデオキシコール酸<服用> 当該薬剤の効果が減弱
甲状腺製剤<経口> 当該薬剤の効果が減弱
ケノデオキシコール酸<経口> 当該薬剤の効果が減弱

飲食物との相互作用

  • クエン酸を含むもの
  • 鉄分を含むもの<バジル、海苔、あゆ、ひじき、あさり など>

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    次記疾患における粘膜保護作用と症状の改善:胃潰瘍・十二指腸潰瘍、胃炎(急性胃炎・慢性胃炎、薬剤性胃炎を含む)。

    用法・用量(添付文書全文)

    合成ケイ酸アルミニウムとして、1日3〜10gを3〜4回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    本剤は、使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
    その他の副作用(頻度不明)
    1.消化器:便秘等。
    2.長期投与:アルミニウム脳症、アルミニウム骨症、貧血[このような症状が発現することがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、減量又は休薬等の適切な処置を行う]。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    透析療法を受けている患者[長期投与によりアルミニウム脳症、アルミニウム骨症、貧血等が現れることがある]。
    (慎重投与)
    1.便秘のある患者[便秘を悪化させる恐れがある]。
    2.腎障害のある患者[長期投与によりアルミニウム脳症、アルミニウム骨症、貧血等が現れる恐れがあるので、定期的に血中アルミニウム、リン、カルシウム、アルカリホスファターゼ等の測定を行う]。
    3.リン酸塩低下のある患者[アルミニウムにより無機リンの吸収が阻害される]。
    (相互作用)
    併用注意:本剤は吸着作用、制酸作用等を有しているので、他の薬剤の吸収・排泄にも影響を与えることがある。
    1.テトラサイクリン系抗生物質<服用>(テトラサイクリン<服用>、ミノサイクリン<服用>等)、ニューキノロン系抗菌剤<服用>(シプロフロキサシン<服用>、トスフロキサシン<服用>等)、ビスホスホン酸塩系骨代謝改善剤<服用>(エチドロン酸二ナトリウム<服用>、リセドロン酸ナトリウム<服用>)[本剤との併用により、これらの併用薬剤の効果が減弱することがあるので、同時に服用させないなど注意する(アルミニウムと難溶性のキレートを形成し、薬剤の吸収が阻害される)]。
    2.鉄キレート剤<服用>(デフェラシロクス<服用>)[本剤との併用により、これらの併用薬剤の効果が減弱することがあるので、同時に服用させないなど注意する(アルミニウムとキレートを形成する)]。
    3.甲状腺ホルモン剤<服用>(レボチロキシンナトリウム<服用>等)、胆汁酸製剤<服用>(ウルソデオキシコール酸<服用>、ケノデオキシコール酸<服用>)、ロペラミド<服用>[本剤との併用により、これらの併用薬剤の効果が減弱することがあるので、同時に服用させないなど注意する(アルミニウムと吸着し、薬剤の吸収が阻害される)]。
    4.イソニアジド<服用>[本剤との併用により、これらの併用薬剤の効果が減弱することがあるので、同時に服用させないなど注意する(アルミニウムとキレートを形成又は吸着し、薬剤の吸収が阻害される)]。
    5.セフジニル<服用>、ミコフェノール酸モフェチル<服用>、デラビルジン<服用>、ザルシタビン<服用>、ペニシラミン<服用>[本剤との併用により、これらの併用薬剤の効果が減弱することがあるので、同時に服用させないなど注意する(機序不明)]。
    6.高カリウム血症改善イオン交換樹脂製剤(ポリスチレンスルホン酸カルシウム、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム)[血清カリウム抑制イオン交換樹脂の効果が減弱する恐れがある(アルミニウムイオンと非選択的に交換すると考えられる)]。
    7.ポリカルボフィルカルシウム<服用>[ポリカルボフィルカルシウムの作用が減弱する恐れがある(ポリカルボフィルカルシウムは酸性条件下でカルシウムが脱離して薬効を発揮するが、本剤の胃内pH上昇作用によりカルシウムの脱離が抑制される)]。
    8.ジギタリス製剤<服用>(ジゴキシン<服用>、ジギトキシン<服用>等)、鉄剤<服用>、フェキソフェナジン<服用>[これらの薬剤の吸収・排泄に影響を与えることがあるので、服用間隔をあけるなど注意する(アルミニウムの吸着作用又は消化管内・体液のpH上昇作用によると考えられる)]。
    9.キニジン[制酸剤(乾燥水酸化アルミニウムゲル等)の投与により、併用薬剤の排泄が遅延することが知られている(制酸剤による尿のpH上昇による)]。
    10.アジスロマイシン、セレコキシブ、ロスバスタチン、ラベプラゾール、ガバペンチン[これらの薬剤の血中濃度が低下する恐れがある(機序不明)]。
    11.クエン酸製剤<服用>(クエン酸カリウム<服用>、クエン酸ナトリウム<服用>等)[血中アルミニウム濃度が上昇することがあるので、同時に服用させないなど注意する(キレートを形成し、アルミニウムの吸収が促進されると考えられる)]。
    (高齢者への投与)
    一般に高齢者では生理機能が低下しているので、減量するなど注意する。
    (保管上の注意)
    密閉容器。

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