日経メディカル処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

基本情報

薬効分類

制酸薬・抗コリン薬配合剤詳しく見る

  • 胃酸の中和作用や、抗コリン作用による消化管の過剰な運動を抑える作用などにより胃炎や消化性潰瘍などを治療する薬
制酸薬・抗コリン薬配合剤の代表的な商品名
  • コランチル
  • エピサネートG
  • メサフィリン

効能・効果詳しく見る

  • 胃炎の自覚症状及び他覚所見の改善
  • 胃潰瘍の自覚症状及び他覚所見の改善
  • 十二指腸潰瘍の自覚症状及び他覚所見の改善

注意すべき副作用詳しく見る

アルミニウム脳症アルミニウム骨症貧血

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • 1回1〜2gを1日3〜4回経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 重篤な心疾患
    • 前立腺肥大による排尿障害
    • 透析療法
    • 麻痺性イレウス
    • 緑内障

副作用

重大な副作用

アルミニウム脳症アルミニウム骨症貧血

上記以外の副作用

悪心嘔吐過敏症眼圧亢進下痢眩暈倦怠感口渇高マグネシウム血症鼓腸視調節障害食欲不振心悸亢進頭重頭痛そう痒感代謝異常脱力感軟便眠気排尿障害発疹腹部膨満感腹部不快感便秘

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 重篤な心疾患
    • 前立腺肥大による排尿障害
    • 透析療法
    • 麻痺性イレウス
    • 緑内障
  • 慎重投与
    • 潰瘍性大腸炎
    • 下痢
    • 甲状腺機能亢進症
    • 高マグネシウム血症
    • 心機能障害
    • 腎障害
    • 前立腺肥大
    • 不整脈
    • リン酸塩の欠乏
    • うっ血性心不全

患者の属性に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
    • 授乳婦
  • 慎重投与
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
ロメフロキサシン<経口> 当該薬剤の効果が減弱
レボフロキサシン<経口> 当該薬剤の効果が減弱
キノロン系抗菌剤<経口> 当該薬剤の効果が減弱
レボチロキシン<経口> 効果を減弱
甲状腺製剤<経口> 効果を減弱
カルシウム製剤 高窒素血症
三環系抗うつ剤 抗コリン作用増強による散瞳・排尿障害・心悸亢進・頻脈・便秘・口内乾燥
抗コリン作用を有する薬剤 抗コリン作用増強による散瞳・排尿障害・心悸亢進・頻脈・便秘・口内乾燥
フェノチアジン系薬剤 抗コリン作用増強による散瞳・排尿障害・心悸亢進・頻脈・便秘・口内乾燥
モノアミン酸化酵素阻害剤 抗コリン作用増強による散瞳・排尿障害・心悸亢進・頻脈・便秘・口内乾燥
クエン酸ナトリウム<服用> 血中アルミニウム濃度が上昇
クエン酸製剤<服用> 血中アルミニウム濃度が上昇
テトラサイクリン<経口> 当該薬剤の効果が減弱
テトラサイクリン系抗生物質<経口> 当該薬剤の効果が減弱
ドキシサイクリン<経口> 当該薬剤の効果が減弱
ポリスチレンスルホン酸ナトリウム<経口・注腸> アルカローシス
ペニシラミン製剤<服用> 効果を減弱

飲食物との相互作用

  • 大量の牛乳
  • クエン酸を含むもの
  • カルシウムを含むもの<干しえび、バジル、煮干し、牛乳、乳製品 など>

処方理由

この薬に関連した記事(日経メディカル Online内)もっと見る

    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    次記疾患における自覚症状及び他覚所見の改善:胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃炎。

    用法・用量(添付文書全文)

    1回1〜2gを1日3〜4回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
    1.重大な副作用(頻度不明)
    アルミニウム脳症、アルミニウム骨症、貧血:本剤中の乾燥水酸化アルミニウムゲルの長期投与によりアルミニウム脳症、アルミニウム骨症、貧血等が現れる恐れがあるので、慎重に投与する。
    2.その他の副作用(頻度不明)
    1).過敏症:発疹・そう痒感[症状が現れた場合には投与を中止する]。
    2).眼:視調節障害、眼圧亢進。
    3).精神神経系:頭痛・頭重、眩暈、眠気。
    4).消化器:口渇、便秘、下痢・軟便、悪心・嘔吐、腹部膨満感・腹部不快感、鼓腸、食欲不振。
    5).循環器:心悸亢進。
    6).泌尿器:排尿障害。
    7).代謝異常:高マグネシウム血症(配合成分酸化マグネシウムの長期大量投与時)[異常が認められた場合には減量又は休薬等の適切な処置を行う]。
    8).その他:倦怠感、脱力感。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    1.緑内障の患者[本剤中のジサイクロミン塩酸塩の抗コリン作用により眼圧が亢進し、症状を悪化させる恐れがある]。
    2.前立腺肥大による排尿障害のある患者[本剤中のジサイクロミン塩酸塩の抗コリン作用により排尿障害を悪化させる恐れがある]。
    3.重篤な心疾患のある患者[本剤中のジサイクロミン塩酸塩の抗コリン作用により心悸亢進、頻脈等を起こし、症状を悪化させる恐れがある]。
    4.麻痺性イレウスの患者[本剤中のジサイクロミン塩酸塩の腸管運動抑制作用により腸閉塞状態が強められ、症状を悪化させる恐れがある]。
    5.透析療法を受けている患者[長期投与によりアルミニウム脳症、アルミニウム骨症、貧血等が現れることがある]。
    (慎重投与)
    1.前立腺肥大のある患者[本剤中のジサイクロミン塩酸塩の抗コリン作用により排尿障害を起こす恐れがある]。
    2.甲状腺機能亢進症の患者[本剤中のジサイクロミン塩酸塩の抗コリン作用により甲状腺機能亢進症に伴う心悸亢進、頻脈等を悪化させる恐れがある]。
    3.潰瘍性大腸炎の患者[本剤中のジサイクロミン塩酸塩の腸管運動抑制作用により中毒性巨大結腸が現れることがある]。
    4.腎障害のある患者[長期投与によりアルミニウム脳症、アルミニウム骨症、貧血等が現れる恐れがあるので、定期的に血中アルミニウム、リン、カルシウム、アルカリホスファターゼ等の測定を行う]。
    5.心機能障害(うっ血性心不全、不整脈等)のある患者[本剤中のジサイクロミン塩酸塩は心悸亢進、頻脈等を、また、酸化マグネシウムは徐脈を起こし、症状を悪化させる恐れがある]。
    6.下痢のある患者[本剤中の酸化マグネシウムは下痢を助長する恐れがある]。
    7.高マグネシウム血症の患者[本剤中の酸化マグネシウムは高マグネシウム血症を悪化させる恐れがある]。
    8.リン酸塩の欠乏している患者[本剤中の乾燥水酸化アルミニウムゲルはリン酸塩の吸収を阻害する恐れがある]。
    9.高温環境にある患者[本剤中のジサイクロミン塩酸塩の抗コリン作用により発汗が抑制される恐れがある]。
    10.高齢者。
    (重要な基本的注意)
    視調節障害、眠気を起こすことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に注意させる。
    (相互作用)
    本剤中のAl3+、Mg2+の吸着作用や消化管内・体液のpH上昇により、併用薬の吸収・排泄に影響を与えることがあるので、1〜2時間投与をあける。
    併用注意:
    1.抗コリン作用を有する薬剤(三環系抗うつ剤、フェノチアジン系薬剤、MAO阻害剤等)[抗コリン作用増強による散瞳・排尿障害・心悸亢進・頻脈・便秘・口内乾燥等を起こすことがある(本剤中のジサイクロミン塩酸塩の抗コリン作用が増強されることがある)]。
    2.クエン酸製剤<経口>(クエン酸ナトリウム水和物<経口>等)[血中アルミニウム濃度が上昇することがある(<機序>キレートを形成し、アルミニウムの吸収を促進させる<危険因子>腎障害のある患者)]。
    3.テトラサイクリン系抗生物質<経口>(テトラサイクリン<経口>、ドキシサイクリン<経口>等)[テトラサイクリン系抗生物質(TC)の効果が減弱される恐れがあるので、本剤をテトラサイクリン系抗生物質(TC)投与後3〜4時間後に投与する(本剤中のAl3+、Mg2+と不溶性のキレートを形成してテトラサイクリン系抗生物質(TC)の吸収が阻害される)]。
    4.キノロン系抗菌剤<経口>(レボフロキサシン水和物<経口>、ロメフロキサシン<経口>等)[キノロン系抗菌剤の効果が減弱される恐れがあるので、本剤をキノロン投与後2時間後に投与する(本剤中のAl3+、Mg2+と不溶性のキレートを形成してキノロン系抗菌剤の吸収が阻害される)]。
    5.甲状腺ホルモン剤<経口>(レボチロキシンナトリウム水和物<経口>等)[甲状腺ホルモン剤の効果を減弱させる恐れがある(本剤と吸着することにより、甲状腺ホルモン剤の吸収が阻害される)]。
    6.ポリスチレンスルホン酸ナトリウム<経口・注腸>[アルカローシスが現れることがあるので電解質の観察を十分に行う(本剤の金属カチオンとイオン交換樹脂が結合することにより、腸管内に分泌された重炭酸ナトリウムが再吸収される)]。
    7.ペニシラミン<経口>[ペニシラミンの効果を減弱させる恐れがある(ペニシラミンの吸収率が低下するとの報告がある)]。
    8.大量の牛乳、カルシウム製剤[ミルク・アルカリ症候群(高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシス等)が現れることがあるので、症状が現れた場合には投与を中止する(代謝性アルカローシスが持続することにより、尿細管でのカルシウム再吸収が増加する)]。
    (高齢者への投与)
    高齢者では、抗コリン作用による口渇、排尿障害、便秘、眼圧亢進等が現れやすいので、慎重に投与する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
    2.授乳中の婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[本剤中のジサイクロミン塩酸塩はヒト母乳中に移行することが報告されている]。
    (小児等への投与)
    低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない[使用経験がない]。
    (取扱い上の注意)
    安定性試験:最終包装製品を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、レスポリックス配合顆粒は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。
    (保管上の注意)
    吸湿注意。

    Information PR

    ログインしていません

    Close UpコンテンツPR

    ログインしていません

    もっと見る

    人気記事ランキング

    1. マッチング最終結果、市中病院人気が再び加速 【2017年度】フルマッチ校は11校、東京医科歯科大は5年連続 FBシェア数:211
    2. ベルソムラは就寝前に飲んじゃダメ!? セキララ告白!個別指導 FBシェア数:109
    3. 国内初の『慢性便秘症診療GL』の特徴は? 学会トピック◎JDDW2017 FBシェア数:107
    4. ベンゾジアゼピンの処方は市中肺炎のリスク Dr.倉原の呼吸器論文あれこれ FBシェア数:140
    5. 「病院⇒介護医療院」の転換、10万床規模にも 日経ヘルスケアon the web FBシェア数:57
    6. 「医療訴訟がとにかく怖いんです!」 研修医のための人生ライフ向上塾! FBシェア数:19
    7. 外科医は短気だから短期トレードで損を出す? Dr.Kの「医師のためのバリュー投資戦術」 FBシェア数:0
    8. 高齢でもピロリ除菌を行うべきもう1つの理由 リポート◎ピロリ除菌の目的は胃癌発症抑制と潰瘍予防だけじゃない! FBシェア数:48
    9. 動脈硬化は朝食をとらない人に多い J Am Coll Cardiol誌から FBシェア数:168
    10. キャラクターで抗菌薬を覚える!? 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:67