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テオロング錠100mg基本情報

後発品(加算対象外)

一般名:テオフィリン徐放錠

製薬会社:エーザイ

薬価・規格: 11.4円(100mg1錠) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

テオフィリン製剤詳しく見る

  • 気管支の拡張や呼吸中枢の刺激作用などにより喘息や気管支炎などの咳や息苦しさなどを改善する薬
テオフィリン製剤の代表的な商品名
  • テオドール
  • テオロング
  • ユニフィルLA
  • アプネカット経口液

効能・効果詳しく見る

  • 気管支喘息
  • 喘息性<様>気管支炎
  • 肺気腫
  • 慢性気管支炎

注意すべき副作用詳しく見る

痙攣しびれ嘔吐悪心意識障害横紋筋融解症食欲不振アナフィラキシーショック下痢肝機能障害顔面蒼白黄疸

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • テオフィリンとして1回200mgを、小児には1回100〜200mgを、1日2回、朝及び就寝前に経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 重篤な副作用
  • 患者の属性に応じた注意事項
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 乳児
  • 年齢や性別に応じた注意事項
    • 6カ月未満(0日〜183日)

副作用

主な副作用

痙攣しびれ嘔吐悪心意識障害横紋筋融解症食欲不振

重大な副作用

アナフィラキシーショック黄疸肝機能障害顔面蒼白下痢眩暈倦怠感高血糖症紅斑消化管出血消化不良振戦蕁麻疹頭痛蒼白そう痒感動悸発汗発疹貧血頻呼吸腹痛腹部膨満感不眠耳鳴胸やけ赤芽球癆急性脳症

上記以外の副作用

悪心いらいら感嘔吐過敏症関節痛顔面潮紅急性腎不全胸痛筋緊張亢進筋肉痛下血血圧低下好酸球増多興奮呼吸困難昏睡四肢痛しゃっくり消化管潰瘍神経過敏心室性期外収縮頭痛譫妄代謝異常脱力感蛋白尿低カリウム血症吐血鼻出血頻尿頻脈不安不機嫌不随意運動不整脈不眠むくみ血清尿酸値上昇多形滲出性紅斑固定薬疹舌周囲しびれ口しびれ

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 重篤な副作用
  • 慎重投与
    • 肝障害
    • 急性腎炎
    • 甲状腺機能亢進症
    • てんかん
    • てんかんの既往歴のある小児
    • 発熱している小児
    • 痙攣の既往歴のある小児
    • うっ血性心不全
  • 注意
    • 2歳未満のてんかんのある児
    • 2歳未満の痙攣性疾患のある児
    • 2歳未満の熱性痙攣のある児
    • 発熱した乳幼児
  • 投与に際する指示
    • 2歳未満のてんかんのある児
    • 2歳未満の熱性痙攣のある児
    • 2歳未満の痙攣性疾患のある児

患者の属性に応じた注意事項

  • 原則禁止
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 乳児
  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
    • 新生児(低出生体重児を含む)
  • 慎重投与
    • 妊婦・産婦
    • 授乳婦
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 幼児・乳児
    • 乳児
    • 高齢者
  • 注意
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 乳児
    • 幼児・乳児

年齢や性別に応じた注意事項

  • 原則禁止
    • 6カ月未満(0日〜183日)
  • 相対禁止
    • 新生児(0日〜27日)
  • 慎重投与
    • 小児(0歳〜14歳)
    • 高齢者(65歳〜)
    • 低出生体重児(0日〜27日)
    • 新生児(0日〜27日)
    • 小児の気管支喘息(0歳〜14歳)
    • 乳幼児(0歳〜6歳)
    • 痙攣の既往歴のある小児(0歳〜14歳)
    • てんかんの既往歴のある小児(0歳〜14歳)
    • 発熱している小児(0歳〜14歳)
    • 6カ月未満の乳児(0日〜183日)
  • 注意
    • 2歳未満の痙攣性疾患のある児(0歳〜1歳)
    • 2歳未満の熱性痙攣のある児(0歳〜1歳)
    • 2歳未満のてんかんのある児(0歳〜1歳)
    • 発熱した乳幼児(0歳〜6歳)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
ハロタン 不整脈等の副作用が増強
キサンチン系薬剤 過度の中枢神経刺激作用
コリンテオフィリン 過度の中枢神経刺激作用
ジプロフィリン 過度の中枢神経刺激作用
カフェイン 過度の中枢神経刺激作用
アミノフィリン製剤 過度の中枢神経刺激作用
エフェドリン含有製剤 過度の中枢神経刺激作用
エフェドリン塩酸塩 過度の中枢神経刺激作用
中枢興奮剤 過度の中枢神経刺激作用
硫酸テルブタリン 低カリウム血症
β−刺激剤 低カリウム血症
塩酸イソプロテレノール 低カリウム血症
プロカテロール塩酸塩水和物 低カリウム血症
塩酸クレンブテロール 低カリウム血症
塩酸ツロブテロール 低カリウム血症
ハロタン テオフィリン血中濃度が上昇
シプロフロキサシン テオフィリンの中毒症状
ジルチアゼム テオフィリンの中毒症状
チクロピジン塩酸塩 テオフィリンの中毒症状
フルボキサミンマレイン酸塩 テオフィリンの中毒症状
シメチジン テオフィリンの中毒症状
ジスルフィラム テオフィリンの中毒症状
チアベンダゾール テオフィリンの中毒症状
塩酸プロパフェノン テオフィリンの中毒症状
アミオダロン塩酸塩 テオフィリンの中毒症状
メキシレチン塩酸塩 テオフィリンの中毒症状
メシル酸パズフロキサシン テオフィリンの中毒症状
クラリスロマイシン テオフィリンの中毒症状
エリスロマイシン テオフィリンの中毒症状
フルコナゾール テオフィリンの中毒症状
プルリフロキサシン テオフィリンの中毒症状
エノキサシン水和物 テオフィリンの中毒症状
ノルフロキサシン テオフィリンの中毒症状
ロキシスロマイシン テオフィリンの中毒症状
デフェラシロクス テオフィリンの中毒症状
ピペミド酸水和物 テオフィリンの中毒症状
トスフロキサシントシル酸塩 テオフィリンの中毒症状
ベラパミル テオフィリンの中毒症状
フェノバルビタール テオフィリンの効果が減弱
リファンピシン類 テオフィリンの効果が減弱
リトナビル テオフィリンの効果が減弱
ランソプラゾール テオフィリンの効果が減弱
塩酸ケタミン 痙攣
ザフィルルカスト 血中濃度を低下
シクロスポリン テオフィリンの中毒症状
アロプリノール テオフィリンの中毒症状
アシクロビル テオフィリンの中毒症状
イプリフラボン テオフィリンの中毒症状
インターフェロン テオフィリンの中毒症状
塩酸バラシクロビル テオフィリンの中毒症状
カルバマゼピン テオフィリン及び相手薬の効果が減弱
フェニトイン テオフィリン及び相手薬の効果が減弱
ジピリダモール 作用を減弱
リルゾール 作用を増強<副作用発現>
ラマトロバン 血中濃度が上昇

飲食物との相互作用

  • セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)を含むもの
  • カフェインを含むもの<コーヒー、日本茶、紅茶、コーラ、チョコレート など>

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    気管支喘息、喘息性<様>気管支炎、慢性気管支炎、肺気腫。
    <効能・効果に関連する使用上の注意>
    喘息性<様>気管支炎:発熱を伴うことが多く、他の治療薬による治療の優先を考慮する[テオフィリン投与中に発現した痙攣の報告は、発熱した乳幼児に多い]。

    用法・用量(添付文書全文)

    テオフィリンとして1回200mgを、小児には1回100〜200mgを、1日2回、朝及び就寝前に経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    本剤投与中は、臨床症状等の観察や血中濃度のモニタリングを行うなど慎重に投与し、なお、小児の気管支喘息に投与する場合の投与量、投与方法等については、学会のガイドライン*等、最新の情報を参考に投与する。
    *:日本小児アレルギー学会:小児気管支喘息治療・管理ガイドライン2012
    1.テオフィリン1回投与量の目安(通常の用法は、1日2回投与とされている)
    6カ月未満:原則として投与しない。
    6カ月〜1歳未満:テオフィリン1回投与量の目安3mg/kg。
    1歳〜2歳未満:テオフィリン1回投与量の目安4〜5mg/kg。
    2歳〜15歳:テオフィリン1回投与量の目安4〜5mg/kg。
    2.注意すべき投与対象等:2歳以上の重症持続型の患児を除き、他剤で効果不十分な場合などに、患児の状態(発熱、痙攣等)等を十分に観察するなど適用を慎重に検討し投与する。なお、2歳未満の熱性痙攣のある児や2歳未満のてんかんのある児などの2歳未満の痙攣性疾患のある児には原則として推奨されない。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    総症例842例中、139例(16.51%)の副作用が報告されている(承認時)。
    1.重大な副作用(頻度不明)
    1).痙攣、意識障害:痙攣又は譫妄、昏睡等の意識障害が現れることがあるので、抗痙攣剤の投与等適切な処置を行う。
    2).急性脳症:痙攣、意識障害等に引き続き急性脳症に至ることがあるので、このような症状が現れた場合には投与を中止し、抗痙攣剤の投与等適切な処置を行う。
    3).横紋筋融解症:横紋筋融解症が現れることがあるので、脱力感、筋肉痛、CK上昇(CPK上昇)等に注意し、このような症状が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行うとともに横紋筋融解症による急性腎不全の発症に注意する。
    4).消化管出血:消化管潰瘍等による消化管出血(吐血、下血等)が現れることがあるので、このような症状が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    5).赤芽球癆:赤芽球癆が現れることがあるので、貧血が現れた場合には投与を中止するなど適切な処置を行う。
    6).アナフィラキシーショック:アナフィラキシーショック(蕁麻疹、蒼白、発汗、血圧低下、呼吸困難等)が現れることがあるので、このような症状が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    7).肝機能障害、黄疸:肝機能障害(AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)等)、黄疸が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行う。
    8).頻呼吸、高血糖症:頻呼吸、高血糖症が現れることがある。
    2.その他の副作用
    1).過敏症:(0.1〜5%未満)発疹、そう痒感、(頻度不明)蕁麻疹、紅斑(多形滲出性紅斑等)、固定薬疹。
    2).精神神経系:(0.1〜5%未満)頭痛、不眠、眩暈、耳鳴、振戦、しびれ、(頻度不明)神経過敏(興奮、不機嫌、いらいら感)、不安、不随意運動、筋緊張亢進。
    3).循環器:(0.1〜5%未満)動悸、顔面蒼白、(頻度不明)顔面潮紅、頻脈、不整脈(心室性期外収縮等)。
    4).消化器:(5%以上)悪心、嘔吐、食欲不振、(0.1〜5%未満)下痢、腹痛、腹部膨満感、消化不良(胸やけ等)、(頻度不明)しゃっくり。
    5).泌尿器:(頻度不明)蛋白尿、頻尿。
    6).代謝異常:(頻度不明)血清尿酸値上昇、CK上昇(CPK上昇)等。
    7).肝臓:(頻度不明)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇、LDH上昇、γ−GTP上昇等。
    8).血液:(頻度不明)貧血、好酸球増多。
    9).その他:(0.1〜5%未満)倦怠感、(頻度不明)むくみ、関節痛、四肢痛、発汗、胸痛、低カリウム血症、鼻出血、しびれ(口しびれ、舌周囲しびれ)。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    本剤又は他のキサンチン系薬剤に対し重篤な副作用の既往歴のある患者。
    (慎重投与)
    1.てんかんの患者[中枢刺激作用によって発作を起こすことがある]。
    2.甲状腺機能亢進症の患者[甲状腺機能亢進に伴う代謝亢進、カテコールアミンの作用を増強することがある]。
    3.急性腎炎の患者[腎臓に対する負荷を高め、尿蛋白が増加する恐れがある]。
    4.うっ血性心不全の患者[テオフィリンクリアランスが低下し、テオフィリン血中濃度が上昇することがあるので、血中濃度測定等の結果により減量する]。
    5.肝障害のある患者[テオフィリンクリアランスが低下し、テオフィリン血中濃度が上昇することがあるので、血中濃度測定等の結果により減量する]。
    6.高齢者。
    7.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人、産婦、授乳婦。
    8.小児:
    1).小児、特に乳幼児は成人に比べて痙攣を惹起しやすく、また、テオフィリンクリアランスが変動しやすいのでテオフィリン血中濃度のモニタリングを行うなど慎重に投与する。なお、次の小児にはより慎重に投与する。
    (1).てんかんの既往歴のある小児及び痙攣の既往歴のある小児[痙攣を誘発することがある]。
    (2).発熱している小児[テオフィリン血中濃度上昇や痙攣等の症状が現れることがある]。
    (3).6カ月未満の乳児[乳児期にはテオフィリンクリアランスが一定していないので、6カ月未満の乳児ではテオフィリンクリアランスが低く、テオフィリン血中濃度が上昇することがある]。
    2).低出生体重児、新生児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
    (重要な基本的注意)
    1.テオフィリンによる副作用の発現は、テオフィリン血中濃度の上昇に起因する場合が多いことから、血中濃度のモニタリングを適切に行い、患者個々人に適した投与計画を設定することが望ましい。
    2.副作用が発現した場合には減量又は投与を中止し、テオフィリン血中濃度を測定することが望ましい。
    3.小児、特に乳幼児に投与する場合には、保護者等に対し、発熱時には一時減量あるいは中止するなどの対応を、あらかじめ指導しておくことが望ましい。
    4.小児では一般に自覚症状を訴える能力が劣るので、本剤の投与に際しては、保護者等に対し、患児の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には速やかに主治医に連絡するなどの適切な対応をするように注意を与える。
    (相互作用)
    本剤は主として肝薬物代謝酵素CYP1A2で代謝される。
    併用注意:
    1.他のキサンチン系薬剤(アミノフィリン水和物、コリンテオフィリン、ジプロフィリン、カフェイン水和物等)、中枢神経興奮薬(エフェドリン塩酸塩、マオウ等)[過度の中枢神経刺激作用が現れることがあるので、副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行う(併用により中枢神経刺激作用が増強される)]。
    2.交感神経刺激剤(β刺激剤)(イソプレナリン塩酸塩、クレンブテロール塩酸塩、ツロブテロール塩酸塩、テルブタリン硫酸塩、プロカテロール塩酸塩水和物等)[低カリウム血症、心・血管症状<頻脈・不整脈等>等のβ刺激剤の副作用症状を増強させることがあるので、副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行う(心刺激作用をともに有しており、β刺激剤の作用を増強するためと考えられるが、低カリウム血症の増強についての機序は不明である)]。
    3.ハロタン[不整脈等の副作用が増強することがあるので、副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行う(テオフィリンとハロタンの心臓に対する作用の相加又は相乗効果と考えられる)、また、ハロタンとの連続併用によりテオフィリン血中濃度が上昇することがあるので、副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行う(テオフィリンとハロタンの心臓に対する作用の相加又は相乗効果と考えられる)]。
    4.ケタミン塩酸塩[痙攣が現れることがあるので、痙攣の発現に注意し、異常が認められた場合には抗痙攣剤の投与など適切な処置を行う(痙攣閾値が低下するためと考えられる)]。
    5.シメチジン、メキシレチン塩酸塩、プロパフェノン塩酸塩、アミオダロン塩酸塩、エノキサシン水和物、ピペミド酸水和物、塩酸シプロフロキサシン、ノルフロキサシン、トスフロキサシントシル酸塩水和物、パズフロキサシンメシル酸塩、プルリフロキサシン、エリスロマイシン、クラリスロマイシン、ロキシスロマイシン、チアベンダゾール、チクロピジン塩酸塩、ベラパミル塩酸塩、ジルチアゼム塩酸塩、フルボキサミンマレイン酸塩、フルコナゾール、ジスルフィラム、デフェラシロクス[テオフィリンの中毒症状が現れることがあるので、副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行う(肝薬物代謝酵素が阻害され、テオフィリンクリアランスが低下するため、テオフィリン血中濃度が上昇すると考えられる)]。
    6.アシクロビル、バラシクロビル塩酸塩、インターフェロン、イプリフラボン、シクロスポリン、アロプリノール[テオフィリンの中毒症状が現れることがあるので、副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行う(テオフィリン血中濃度の上昇によると考えられる)]。
    7.ザフィルルカスト[テオフィリンの中毒症状が現れることがあるので、副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行い、また、ザフィルルカストの血中濃度を低下させることがある(肝薬物代謝酵素が阻害され、テオフィリンクリアランスが低下するため、テオフィリン血中濃度が上昇すると考えられるが、ザフィルルカストの血中濃度低下についての機序は不明である)]。
    8.リファンピシン、フェノバルビタール、ランソプラゾール、リトナビル[テオフィリンの効果が減弱することがあり、テオフィリン血中濃度が低下することがあるので、適切な処置を行う(肝薬物代謝酵素の誘導によりテオフィリンクリアランスが上昇するため、テオフィリン血中濃度が低下すると考えられる)]。
    9.フェニトイン、カルバマゼピン[テオフィリン及び相手薬の効果が減弱することがあり、テオフィリン血中濃度が低下することがあるので、適切な処置を行い、また、相手薬の効果減弱や血中濃度の低下に注意する(肝薬物代謝酵素の誘導によりテオフィリンクリアランスが上昇するため、テオフィリン血中濃度が低下すると考えられる)]。
    10.ジピリダモール[ジピリダモールの作用を減弱させることがある(アデノシン拮抗作用による)]。
    11.ラマトロバン[ラマトロバンの血中濃度が上昇することがある(ラマトロバンの血中濃度上昇についての機序は不明である)]。
    12.リルゾール[リルゾールの作用を増強<副作用発現>する恐れがある(in vitro試験でリルゾールの代謝を阻害することが示唆されている)]。
    13.タバコ[禁煙<禁煙補助剤のニコチン製剤使用時を含む>によりテオフィリンの中毒症状が現れることがあるので、副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行う(喫煙により肝薬物代謝酵素が誘導され、テオフィリンクリアランスが上昇し、テオフィリン血中濃度が低下すると考えられ、また、禁煙により血中濃度が上昇すると考えられる)]。
    14.セイヨウオトギリソウ<セント・ジョーンズ・ワート>含有食品(St.John’s Wort)[本剤の代謝が促進され血中濃度が低下する恐れがあるので、本剤投与時はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないよう注意する(セイヨウオトギリソウにより誘導された肝薬物代謝酵素が本剤の代謝を促進し、クリアランスを上昇させるためと考えられている)]。
    (高齢者への投与)
    高齢者では副作用の発現に注意し、慎重に投与する[高齢者では、非高齢者に比べ最高血中濃度上昇及びAUC増加が認められたとの報告がある]。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[動物実験(マウス、ラット、ウサギ)で催奇形作用等の生殖毒性が報告されており、また、ヒトで胎盤を通過して胎児に移行し、新生児に嘔吐、神経過敏等の症状が現れることがある]。
    2.本剤投与中は授乳を避けさせる[ヒト母乳中に移行し、乳児に神経過敏を起こすことがある]。
    (小児等への投与)
    小児には慎重に投与する。
    (過量投与)
    1.症状:過量投与によりテオフィリン血中濃度が高値になると、血中濃度の上昇に伴い、消化器症状(特に悪心、嘔吐)や精神神経症状(頭痛、不眠、不安、興奮、痙攣、譫妄、意識障害、昏睡等)、心・血管症状(頻脈、心室頻拍、心房細動、血圧低下等)、低カリウム血症その他の電解質異常、呼吸促進、横紋筋融解症等の中毒症状が発現しやすくなる(なお、軽微な症状から順次発現することなしに重篤な症状が発現することがある)。
    2.処置:過量投与時の処置には、テオフィリンの除去、出現している中毒症状に対する対症療法があり、消化管内に残存するテオフィリンの除去として催吐、胃洗浄、下剤の投与、活性炭の経口投与等があり、血中テオフィリンの除去として輸液による排泄促進、活性炭の経口投与、活性炭を吸着剤とした血液灌流、血液透析等がある(なお、テオフィリン血中濃度が低下しても、組織に分布したテオフィリンにより血中濃度が再度上昇することがある)。
    1).過量投与時で、痙攣、不整脈の発現がない場合:(1)服用後短時間しか経過していないと思われる場合、嘔吐を起こさせることが有効である(服用後1時間以内の患者では特に有効である)、(2)下剤を投与する(但し、体液、電解質の異常に注意する)、(3)活性炭を反復投与し、テオフィリン血中濃度をモニターする、(4)痙攣の発現が予測されるようなら、フェノバルビタール等の投与を考慮する(但し、フェノバルビタールは呼吸抑制作用を示すことがあるので、使用に際しては注意する)。
    2).過量投与時で、痙攣の発現がある場合:(1)気道を確保する、(2)酸素を供給する、(3)痙攣治療のためにジアゼパム静注等を行い、痙攣がおさまらない場合には全身麻酔薬投与を考慮する、(4)バイタルサインをモニターし、血圧の維持及び十分な水分補給を行う。
    3).過量投与時の痙攣後に昏睡が残った場合:(1)気道を確保し、酸素吸入を行う、(2)大口径の胃洗浄チューブを通じて下剤及び活性炭の投与を行う、(3)テオフィリン血中濃度が低下するまでICU管理を継続し、十分な水分補給を続け、活性炭を反復経口投与しても血中濃度が下がらない場合には、活性炭による血液灌流、血液透析も考慮する。
    4).過量投与時で、不整脈の発現がある場合:(1)不整脈治療としてペーシング、直流除細動、抗不整脈薬の投与等適切な処置を行う、(2)バイタルサインをモニターし、血圧の維持及び十分な水分補給を行う(また、電解質異常がある場合はその補正を行う)。
    (適用上の注意)
    1.薬剤交付時:
    1).本剤は徐放性製剤なので、噛まずに服用するよう指導する。
    2).水とともに経口投与するよう指導する。
    3).PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
    2.糞便中に、まれに本剤由来の白色顆粒がみられることがある。
    (保管上の注意)
    バラ包装は開栓後、防湿(湿気により硬度が低下することがある)。

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