日経メディカル処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

レスプレン錠20mg基本情報
基本情報
薬効分類
鎮咳・去痰薬詳しく見る
- 咳を抑え、痰を吐き出しやすくするなどにより気管支炎などによる呼吸器症状を和らげる薬
鎮咳・去痰薬の代表的な商品名
- レスプレン
- アスベリン
- ブロチン液 サリパラ液
効能・効果詳しく見る
- 感冒の去痰
- 気管支拡張症の鎮咳
- 気管支拡張症の去痰
- 感冒の鎮咳
- 気管支喘息の去痰
- 気管支喘息の鎮咳
- 急性気管支炎の鎮咳
- 急性気管支炎の去痰
- 上気道炎の去痰
- 上気道炎の鎮咳
- 肺炎の鎮咳
- 肺炎の去痰
- 肺結核の去痰
- 肺結核の鎮咳
- 慢性気管支炎の鎮咳
- 慢性気管支炎の去痰
注意すべき副作用詳しく見る
下痢、嘔吐、嘔気、悪心、胃部不快感、食欲不振、腹痛、頭痛
用法・用量(主なもの)詳しく見る
- 1日量エプラジノン塩酸塩として60〜90mgを3回に分けて経口投与する
- 年齢・症状により適宜増減する
- 幼・小児においてはエプラジノン塩酸塩として次記量を1日量として3回に分けて経口投与する:3歳以上6歳未満20〜30mg、6歳以上10歳未満30〜45mg
副作用
主な副作用
下痢、嘔吐、嘔気、悪心、胃部不快感、食欲不振
重大な副作用
頭痛、腹痛
上記以外の副作用
過敏症状
注意事項
患者の属性に応じた注意事項
- 相対禁止
- 妊婦・産婦
- 授乳婦
- 注意
- 高齢者
年齢や性別に応じた注意事項
- 注意
- 高齢者(65歳〜)
処方理由
添付文書
効果・効能(添付文書全文)
次記の呼吸器疾患時の鎮咳及び去痰:肺結核、肺炎、気管支拡張症、気管支喘息、急性気管支炎・慢性気管支炎、上気道炎、感冒。
用法・用量(添付文書全文)
1日量エプラジノン塩酸塩として60〜90mgを3回に分けて経口投与する。
年齢・症状により適宜増減する。
幼・小児においてはエプラジノン塩酸塩として次記量を1日量として3回に分けて経口投与する:3歳以上6歳未満20〜30mg、6歳以上10歳未満30〜45mg。
副作用(添付文書全文)簡潔に見る
総症例4,155例中、114例(2.74%)120件に副作用が認められた。主な副作用は、食欲不振・悪心55件(1.32%)、嘔気・嘔吐15件(0.36%)、胃部不快感11件(0.26%)、下痢(軟便を含む)11件(0.26%)であった(副作用頻度報告時:1977.3)。
次のような副作用が認められた場合には、減量・休薬など適切な処置を行う。
1.過敏症:(頻度不明)過敏症状[副作用が現れた場合には投与を中止する]。
2.消化器:(0.1〜5%未満)食欲不振・悪心、嘔気・嘔吐、胃部不快感、下痢、腹痛等。
3.その他:(0.1〜5%未満)頭痛。
使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人及び授乳中の婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中及び授乳中の投与に関する安全性は確立していない]。
(適用上の注意)
薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
(保管上の注意)
気密容器(バラ包装の場合)。