日経メディカル処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

ムコソルバン内用液0.75%基本情報

先発品(後発品あり)

一般名:アンブロキソール塩酸塩液

製薬会社:帝人ファーマ

薬価・規格: 24.3円(0.75%1mL) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

去痰薬詳しく見る

  • 病原体や異物などを痰や鼻汁によって体外へ排出しやすくすることで気管支の炎症や喘息、慢性副鼻腔炎などによる症状を和らげる薬
去痰薬の代表的な商品名
  • ビソルボン
  • ムコソルバン
  • ムコダイン

効能・効果詳しく見る

  • 気管支喘息の去痰
  • 気管支拡張症の去痰
  • 急性気管支炎の去痰
  • 塵肺症の去痰
  • 肺結核の去痰
  • 慢性気管支炎の去痰
  • 慢性副鼻腔炎の排膿
  • 手術後の喀痰喀出困難の去痰

注意すべき副作用詳しく見る

嘔気胃不快感アナフィラキシー様症状ショック嘔吐顔面浮腫

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • 1回2mL(アンブロキソール塩酸塩として15.0mg)を1日3回経口投与する
    • なお、年齢・症状により適宜増減する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症

副作用

主な副作用

嘔気胃不快感

重大な副作用

アナフィラキシー様症状嘔吐顔面浮腫ショック蕁麻疹発疹皮膚粘膜眼症候群腹痛

上記以外の副作用

胃痛胃部膨満感過敏症肝機能障害眼瞼浮腫血圧低下血管浮腫下痢眩暈口唇浮腫口内しびれ感呼吸困難消化不良食思不振蕁麻疹様紅斑そう痒腹部膨満感便秘胸やけ上肢のしびれ感

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症

患者の属性に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 注意
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 注意
    • 高齢者(65歳〜)

処方理由

去痰薬この薬をファーストチョイスする理由(2017年3月更新)もっと見る

  • ・1日1回の投与で済むため管理がしやすく、服薬コンプライアンスも良い。(40歳代開業医、一般内科)
  • ・気管支上皮や繊毛細胞に対する改善効果を期待して処方しています。(50歳代開業医、一般内科)
  • ・効果が強い。ドライシロップから徐放錠まで剤型がいろいろあって便利。(50歳代病院勤務医、一般内科)
  • ・痰の改善のみならず線毛運動の改善効果もあり、呼吸器症状が目に見えて改善する。(50歳代病院勤務医、循環器内科)
  • ・気管支の痰排泄を促進するため、有効性が高いと考えている。(50歳代病院勤務医、一般内科)
  • ・ムコソルバンLを夕食後1回服用で、しばしば処方している。コンプライアンスが良いことが理由。(40歳代開業医、一般内科)
  • ・上気道にはカルボシステイン、下気道にはアンブロキソールというように使い分けている。ダーゼンやエンピナースが消えていったのは残念。(50歳代開業医、小児科)

去痰薬この薬をファーストチョイスする理由(2015年7月更新)もっと見る

  • ・以前からある薬剤で、使い慣れており、安心感があるから。(40代病院勤務医、消化器内科)
  • ・薬疹が少ない。使い慣れている。(50代開業医、皮膚科)
  • ・クララ細胞を刺激することで、「痰を滑らせて切る」という画期的な薬剤のため。(40代病院勤務医、小児科)
  • ・長時間作用型の、1日1回の剤形があるのが良い。有効性のデータも、比較的納得できるものが多い。(50代診療所勤務医、循環器内科)
  • ・最近、ムコソルバンLの誕生で、薬価的には高くなったが、老人を主体に、眠前1回投与での早朝の喀痰に効果を上げている。服薬アドヒアランスもいい。(60代開業医、一般内科)
  • ・医師になった当初より、去痰薬が必要になった際は、アンブロキソール+カルボシステインの組み合わせで処方するのが常でした。(50代病院勤務医、一般内科)
  • ・ムコダインもよく処方しますが、ムコソルバンの方が粒が小さく、高齢者にも出しやすい。(30代病院勤務医、精神科)
  • ・副作用がほぼなく、使いやすい。難点として、苦いのが小児には嫌われるところ……。(50代病院勤務医、神経内科)

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    1.次記疾患の去痰:急性気管支炎、気管支喘息、慢性気管支炎、気管支拡張症、肺結核、塵肺症、手術後の喀痰喀出困難。
    2.慢性副鼻腔炎の排膿。

    用法・用量(添付文書全文)

    1回2mL(アンブロキソール塩酸塩として15.0mg)を1日3回経口投与する。
    なお、年齢・症状により適宜増減する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    承認時及びその後の使用成績調査での安全性評価対象347例中8例(2.3%)に11件の副作用が認められた。主な症状は嘔気3件(0.9%)、嘔吐2件(0.6%)、腹痛2件(0.6%)等であり、副作用とされた臨床検査値の変動はなかった。
    なお、錠、液、シロップ及びLカプセルを併せた総症例33,196例中副作用(臨床検査値の異常変動を含む)が報告されたのは221例(0.7%)であり、主な副作用は、胃不快感34件(0.10%)、嘔気27件(0.08%)等の消化器症状で、副作用全体の約60%であった(全剤形共に、承認時及び再審査終了時までの集計)。
    1.重大な副作用
    1).ショック、アナフィラキシー様症状(頻度不明):ショック、アナフィラキシー様症状(発疹、顔面浮腫、呼吸困難、血圧低下等)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。
    2).皮膚粘膜眼症候群(Stevens−Johnson症候群)(頻度不明):皮膚粘膜眼症候群(Stevens−Johnson症候群)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。
    2.その他の副作用:次のような副作用が現れた場合には、症状に応じて適切な処置を行う。
    1).消化器:(0.1〜5%未満)胃不快感、(0.1%未満)胃痛、腹部膨満感、腹痛、下痢、嘔気、嘔吐、便秘、食思不振、消化不良(胃部膨満感、胸やけ等)。
    2).過敏症:(頻度不明)血管浮腫(顔面浮腫、眼瞼浮腫、口唇浮腫等)、(0.1%未満)発疹、蕁麻疹、蕁麻疹様紅斑、そう痒[このような症状が現れた場合には、投与を中止する]。
    3).肝臓:(0.1%未満)肝機能障害[AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)等]。
    4).その他:(頻度不明)眩暈、(0.1%未満)口内しびれ感、上肢のしびれ感。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
    (高齢者への投与)
    一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
    2.授乳中の婦人には本剤投与中は授乳を避けさせる[動物実験(ラット)で母乳中へ移行することが報告されている]。
    (保管上の注意)
    遮光した気密容器。

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