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リバロ錠1mg基本情報

先発品(後発品あり)

一般名:ピタバスタチンカルシウム錠

製薬会社:興和

薬価・規格: 58.7円(1mg1錠) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

スタチン系薬詳しく見る

  • 肝臓におけるコレステロール合成を抑え、血液中の悪玉コレステロールを低下させ、動脈硬化などを予防する薬
スタチン系薬の代表的な商品名
  • メバロチン
  • リポバス
  • クレストール
  • リバロ
  • リピトール

効能・効果詳しく見る

  • 高コレステロール血症
  • 家族性高コレステロール血症

注意すべき副作用詳しく見る

筋肉痛ミオパシーしびれそう痒ミオグロビン上昇倦怠感横紋筋融解症発疹脱力感腹痛血小板減少頭痛嘔気悪心肝機能障害胃不快感黄疸

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • 高コレステロール血症ピタバスタチンカルシウムとして1〜2mgを1日1回経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減し、LDL−コレステロール値の低下が不十分な場合には増量できるが、最大投与量は1日4mgまでとする
  • 家族性高コレステロール血症成人:ピタバスタチンカルシウムとして1〜2mgを1日1回経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減し、LDL−コレステロール値の低下が不十分な場合には増量できるが、最大投与量は1日4mgまでとする
  • 小児:10歳以上の小児にはピタバスタチンカルシウムとして1mgを1日1回経口投与する
    • なお、症状により適宜増減し、LDL−コレステロール値の低下が不十分な場合には増量できるが、最大投与量は1日2mgまでとする

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 胆道閉塞
    • 過敏症
    • 重篤な肝障害
    • シクロスポリン投与中
    • 腎機能に関する臨床検査値に異常
  • 患者の属性に応じた注意事項
    • 妊婦・産婦
    • 授乳婦

副作用

主な副作用

筋肉痛ミオパシーしびれそう痒ミオグロビン上昇倦怠感横紋筋融解症発疹脱力感腹痛血小板減少頭痛

重大な副作用

悪心胃不快感嘔気黄疸肝機能障害間質性肺炎眩暈頭重感脱力感貧血抗核抗体陽性化テストステロン低下免疫介在性壊死性ミオパシー

上記以外の副作用

CPK上昇GOT上昇GPT上昇γ−GTP上昇LDH上昇嘔吐過敏症顆粒球減少コリンエステラーゼ上昇関節痛急性腎不全筋痙攣血清クレアチニン上昇下痢口渇好酸球増多口内炎紅斑呼吸困難グロブリン上昇耳閉感重篤な腎障害消化不良食欲不振筋肉圧痛蕁麻疹咳嗽舌炎脱毛動悸ALT上昇AST上昇尿潜血尿酸値上昇眠気白血球減少白血球増多発熱ビリルビン上昇疲労感頻尿血中ミオグロビン上昇腹部膨満感浮腫不眠便秘ほてり味覚異常霧視眼のちらつき尿中ミオグロビン上昇皮膚疼痛こわばり感CK上昇広範な筋肉痛アルドステロン低下アルドステロン上昇着色尿コルチゾール上昇

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 胆道閉塞
    • 過敏症
    • 重篤な肝障害
    • シクロスポリン投与中
  • 原則禁止
    • 腎機能に関する臨床検査値に異常
  • 慎重投与
    • アルコール中毒
    • 肝障害
    • 筋ジストロフィー
    • 甲状腺機能低下症
    • 腎障害
    • ニコチン酸投与中
    • フィブラート系薬剤投与中
    • 遺伝性筋疾患
    • 薬剤性筋障害
  • 注意
    • 家族性高コレステロール血症のうちホモ接合体
    • 肝障害のある成人
    • 肝障害のある小児
  • 投与に際する指示
    • 肝障害のある成人
    • 肝障害のある小児

患者の属性に応じた注意事項

  • 禁止
    • 妊婦・産婦
    • 授乳婦
  • 慎重投与
    • 幼児・乳児
    • 高齢者
  • 注意
    • 幼児・乳児
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 慎重投与
    • 小児(0歳〜14歳)
    • 高齢者(65歳〜)
  • 注意
    • 小児(0歳〜14歳)
    • 女児
    • 肝障害のある小児(0歳〜14歳)
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
シクロスポリン 急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症
ベザフィブラート 自覚症状<筋肉痛・脱力感>
フィブラート系薬剤 自覚症状<筋肉痛・脱力感>
ニコチン酸製剤 急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症
エリスロマイシン CK<CPK>上昇
リファンピシン類 本剤のCmaxが2.0倍・AUCが1.3倍に上昇
フィブラート系薬剤 自覚症状<筋肉痛・脱力感>
ベザフィブラート 自覚症状<筋肉痛・脱力感>
コレスチラミン 本剤の血中濃度が低下

飲食物との相互作用

  • ニコチン酸(ナイアシン)を含むもの<まいたけ、たらこ、インスタントコーヒー、かつお節、まぐろ など>

処方理由

スタチンこの薬をファーストチョイスする理由(2016年6月更新)もっと見る

  • ・脂質低下効果が高く、糖代謝に影響しない点が良い。(50歳代病院勤務医、循環器内科)
  • ・HDLをあまり下げずにLDLを下げる作用が明瞭で良い。しかし横紋筋融解症は気になるところ。(60歳代病院勤務医、一般外科)
  • ・プラバスタチンの効果が不十分な場合に使用することが多いです。効果は十分。用法も同じなので、それ以外に差は感じません。(40歳代病院勤務医、呼吸器内科)

スタチンこの薬をファーストチョイスする理由(2014年12月更新)もっと見る

  • ・国産で、日本人エビデンスがある。(50歳代病院勤務医、一般内科)
  • ・アトルバスタチンと比べて優れている印象はないが、リバロは日本製・日本人向きという印象がある。アトルバスタチンの臨床データの用量設定が欧米人設定なため、少し考えてしまう。(30歳代診療所勤務医、一般内科)
  • ・糖尿病発症誘発作用がアトルバスタチンやロスバスタチンと比較して少ないとされ、2型糖尿病発症素因を持つメタボリックシンドローム患者の高LDLコレステロール血症に対して使いやすい。(50歳代診療所勤務医、一般内科)
  • ・採用がOD錠でマイルドなので出しやすい。(30歳代病院勤務医、代謝・内分泌内科)
  • ・リバロは1mg錠でもLDLコレステロール低下作用が十分で、中性脂肪の低下効果も満足すべきものである。リピトールやローコールでCK上昇が見られたことから、リバロに変更しCKが上昇せずに継続できている症例が何例もある。(50歳代病院勤務医、呼吸器内科)

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    高コレステロール血症、家族性高コレステロール血症。
    <効能・効果に関連する使用上の注意>
    1.適用の前に十分な検査を実施し、高コレステロール血症、家族性高コレステロール血症であることを確認した上で本剤の適用を考慮する。
    2.家族性高コレステロール血症のうちホモ接合体については使用経験がないので、治療上やむを得ないと判断される場合のみ、LDL−アフェレーシス等の非薬物療法の補助として本剤の適用を考慮する。
    3.小児に投与する場合は、小児の家族性高コレステロール血症の治療に十分な知識及び経験を持つ医師のもとで、本剤の投与が適切と判断される患者についてのみ適用を考慮する。
    4.女性では冠動脈疾患の発症は男性と比べて遅いと報告されていることも踏まえ、女児に対する本剤投与の要否については、リスク・ベネフィットを考慮し特に慎重に判断する(なお、国内臨床試験において女児に対する使用経験はない)。

    用法・用量(添付文書全文)

    高コレステロール血症
    ピタバスタチンカルシウムとして1〜2mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減し、LDL−コレステロール値の低下が不十分な場合には増量できるが、最大投与量は1日4mgまでとする。
    家族性高コレステロール血症
    成人:ピタバスタチンカルシウムとして1〜2mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減し、LDL−コレステロール値の低下が不十分な場合には増量できるが、最大投与量は1日4mgまでとする。
    小児:10歳以上の小児にはピタバスタチンカルシウムとして1mgを1日1回経口投与する。なお、症状により適宜増減し、LDL−コレステロール値の低下が不十分な場合には増量できるが、最大投与量は1日2mgまでとする。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    1.肝障害のある成人に投与する場合には、開始投与量を1日1mgとし、最大投与量は1日2mgまでとする。また、肝障害のある小児に投与する場合には、1日1mgを投与する。
    2.本剤は投与量(全身曝露量)の増加に伴い、横紋筋融解症関連有害事象が発現するので、4mgに増量する場合には、CK上昇(CPK上昇)、ミオグロビン尿、筋肉痛及び脱力感等の横紋筋融解症前駆症状に注意する[成人海外臨床試験において8mg以上の投与は横紋筋融解症及び関連有害事象の発現により中止されている]。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    成人:
    承認時までに実施された臨床試験で、886例中197例(22.2%)に副作用が認められた。自他覚症状の副作用は50例(5.6%)で、主な症状は腹痛、発疹、倦怠感、しびれ、そう痒などであった。臨床検査値に関する副作用は167例(18.8%)で、主なものはγ−GTP上昇、CK(CPK)上昇、血清ALT(GPT)上昇、血清AST(GOT)上昇などであった(承認時)。
    使用成績調査において、安全性解析対象症例19,921例中1,082例(5.4%)に副作用が認められた(再審査終了時)。
    小児:
    国内で実施された臨床試験では、全例(14例)に副作用は認められなかった。海外で実施された臨床試験では、128例中20例(15.6%)に副作用が認められた。主なものは頭痛、腹痛、筋肉痛などであった(用法・用量追加承認時)。
    1.重大な副作用
    1).横紋筋融解症(頻度不明):筋肉痛、脱力感、CK上昇(CPK上昇)、血中ミオグロビン上昇及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症が現れ、これに伴って急性腎不全等の重篤な腎障害が現れることがあるので、このような症状が現れた場合には投与を中止する。
    2).ミオパシー(頻度不明):ミオパシーが現れることがあるので、広範な筋肉痛、筋肉圧痛や著明なCK上昇(著明なCPK上昇)が現れた場合には投与を中止する。
    3).免疫介在性壊死性ミオパシー(頻度不明):免疫介在性壊死性ミオパシーが現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    4).肝機能障害、黄疸(0.1%未満):著しいAST上昇(著しいGOT上昇)、著しいALT上昇(著しいGPT上昇)等を伴う肝機能障害、黄疸が現れることがあるので、定期的に肝機能検査等の観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    5).血小板減少(頻度不明):血小板減少が現れることがあるので、血液検査等の観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    6).間質性肺炎(頻度不明):間質性肺炎が現れることがあるので、長期投与であっても、発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常等が認められた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行う。
    2.その他の副作用
    1).過敏症:(0.1%〜2.0%)発疹、そう痒、(0.1%未満)蕁麻疹、(頻度不明)紅斑[このような場合には投与を中止する]。
    2).消化器:(0.1%〜2.0%)嘔気・悪心、胃不快感、(0.1%未満)口渇、消化不良、腹痛、腹部膨満感、便秘、口内炎、嘔吐、食欲不振、舌炎、下痢。
    3).肝臓:(0.1%〜2.0%)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、γ−GTP上昇、LDH上昇、(0.1%未満)ビリルビン上昇、コリンエステラーゼ上昇、Al−P上昇[観察を十分に行い、異常が認められた場合は投与を中止するなど適切な処置を行う]。
    4).腎臓:(0.1%未満)頻尿、BUN上昇、血清クレアチニン上昇。
    5).筋肉:(0.1%〜2.0%)CK上昇(CPK上昇)、筋肉痛、脱力感、(0.1%未満)筋痙攣、ミオグロビン上昇[横紋筋融解症の前駆症状の可能性があるので、観察を十分に行い、必要に応じ投与を中止する]。
    6).精神神経系:(0.1%〜2.0%)頭痛・頭重感、しびれ、眩暈、(0.1%未満)こわばり感、眠気、不眠。
    7).血液:(0.1%〜2.0%)貧血、(0.1%未満)血小板減少、顆粒球減少、白血球減少、好酸球増多、白血球増多、グロブリン上昇、クームス試験陽性化。
    8).内分泌:(0.1%〜2.0%)テストステロン低下、(0.1%未満)アルドステロン低下、アルドステロン上昇、ACTH上昇、コルチゾール上昇。
    9).その他:(0.1%〜2.0%)倦怠感、抗核抗体陽性化、(0.1%未満)動悸、疲労感、皮膚疼痛、ほてり、関節痛、浮腫、霧視、眼のちらつき、耳閉感、尿潜血、尿酸値上昇、血清K上昇、血清P上昇、味覚異常、着色尿、(頻度不明)脱毛。
    発現頻度は承認時及び使用成績調査の合計から算出した。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
    2.重篤な肝障害又は胆道閉塞のある患者[これらの患者では本剤の血漿中濃度が上昇し、副作用の発現頻度が増加する恐れがあり、また、肝障害を悪化させる恐れがある]。
    3.シクロスポリン投与中の患者[本剤の血漿中濃度が上昇し、副作用の発現頻度が増加する恐れがあり、また、横紋筋融解症等の重篤な副作用が発現する恐れがある]。
    4.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人及び授乳婦。
    (原則禁忌)
    腎機能に関する臨床検査値に異常が認められる患者に本剤とフィブラート系薬剤を併用する場合には、治療上やむを得ないと判断される場合に限る[横紋筋融解症が現れやすい]。
    (慎重投与)
    1.肝障害又はその既往歴のある患者、アルコール中毒者[本剤は主に肝臓に多く分布して作用するので肝障害を悪化させる恐れがある。また、アルコール中毒者は、横紋筋融解症が現れやすいとの報告がある]。
    2.腎障害又はその既往歴のある患者[横紋筋融解症の報告例の多くが腎機能障害を有する患者であり、また、横紋筋融解症に伴って急激な腎機能の悪化が認められている]。
    3.フィブラート系薬剤投与中(ベザフィブラート等)、ニコチン酸投与中の患者[横紋筋融解症が現れやすい]。
    4.甲状腺機能低下症の患者、遺伝性筋疾患(筋ジストロフィー等)又はその家族歴のある患者、薬剤性筋障害の既往歴のある患者[横紋筋融解症が現れやすいとの報告がある]。
    5.高齢者。
    6.小児。
    (重要な基本的注意)
    本剤の適用にあたっては、次の点に十分に留意する。
    1.あらかじめ高コレステロール血症治療の基本である食事療法を行い、更に運動療法や、高血圧・喫煙等の虚血性心疾患のリスクファクターの軽減も十分考慮する。
    2.肝機能検査を投与開始時より12週までの間に1回以上、それ以降は定期的(半年に1回等)に行う。
    3.投与中は血中脂質値を定期的に検査し、治療に対する反応が認められない場合には投与を中止する。
    4.近位筋脱力、CK高値(CPK高値)、炎症を伴わない筋線維壊死、抗HMG−CoA還元酵素抗体陽性(抗HMGCR抗体陽性)等を特徴とする免疫介在性壊死性ミオパシーが現れ、投与中止後も持続する例が報告されているので、患者の状態を十分に観察する(なお、免疫抑制剤投与により改善がみられたとの報告例がある)。
    (相互作用)
    本剤は肝チトクロームP450(CYP)によりほとんど代謝されない(CYP2C9でわずかに代謝される)。
    1.併用禁忌:シクロスポリン<サンディミュン、ネオーラル>[急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症等の重篤な有害事象が発現しやすい(シクロスポリンにより本剤の血漿中濃度が上昇(Cmax6.6倍、AUC4.6倍)する)]。
    2.原則併用禁忌:腎機能に関する臨床検査値に異常が認められる患者では原則として併用しないこととするが、治療上やむを得ないと判断される場合にのみ慎重に併用する:フィブラート系薬剤(ベザフィブラート等)[急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症が現れやすいので、自覚症状<筋肉痛・脱力感>の発現、CK<CPK>上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇並びに血清クレアチニン上昇等の腎機能の悪化を認めた場合は直ちに投与を中止する(<危険因子>腎機能に関する臨床検査値に異常が認められる場合)]。
    3.併用注意:
    1).フィブラート系薬剤(ベザフィブラート等)[急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症が現れやすいので、自覚症状<筋肉痛・脱力感>の発現、CK<CPK>上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇並びに血清クレアチニン上昇等の腎機能の悪化を認めた場合は直ちに投与を中止する(腎機能障害の有無にかかわらず、両剤とも横紋筋融解症が報告されている)]。
    2).ニコチン酸[急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症が現れやすいので、自覚症状<筋肉痛・脱力感>の発現、CK<CPK>上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇並びに血清クレアチニン上昇等の腎機能の悪化を認めた場合は直ちに投与を中止する(<危険因子>腎障害がある場合)]。
    3).コレスチラミン[本剤の血中濃度が低下する可能性があるので、コレスチラミンの投与後十分な間隔をあけて本剤を投与することが望ましい(同時投与により本剤の吸収が低下する可能性がある)]。
    4).エリスロマイシン[急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症が現れる恐れがあるので、自覚症状<筋肉痛・脱力感>の発現、CK<CPK>上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇並びに血清クレアチニン上昇等の腎機能の悪化を認めた場合は直ちに投与を中止する(併用薬剤により本剤の肝臓への取り込みが阻害されるためと考えられる)]。
    5).リファンピシン[併用により本剤のCmaxが2.0倍・AUCが1.3倍に上昇したとの報告がある(併用薬剤により本剤の肝臓への取り込みが阻害されるためと考えられる)]。
    (高齢者への投与)
    一般に高齢者では生理機能が低下しているので、副作用が発現した場合には減量するなど注意する[横紋筋融解症が現れやすいとの報告がある]。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しない[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない、動物実験(ラット)での周産期及び授乳期投与試験(1mg/kg以上)において分娩前又は分娩後の一時期に母動物死亡が認められており、また、ウサギでの器官形成期投与試験(0.3mg/kg以上)において母動物の死亡が認められている(ラットに他のHMG−CoA還元酵素阻害剤を大量投与した場合に胎仔骨格奇形が報告されている)。更にヒトでは、他のHMG−CoA還元酵素阻害剤で、妊娠3カ月までの間に服用したとき、胎児に先天性奇形が現れたとの報告がある]。
    2.授乳中の婦人には投与しない[動物実験(ラット)で乳汁中への移行が報告されている]。
    (小児等への投与)
    1.小児に投与する場合は、CK上昇(CPK上昇)、運動の頻度や強度に注意し、慎重に投与する[小児では運動の頻度や強度が成人に比べて大きくなる場合があり、筋障害が現れやすい恐れがある]。
    2.低出生体重児、新生児、乳児又は10歳未満の小児に対する安全性は確立していない(国内において10歳未満、海外において6歳未満の小児等に対する使用経験はない)。
    (適用上の注意)
    薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
    (その他の注意)
    イヌの経口投与試験(3mg/kg/日以上を3カ月間、1mg/kg/日以上を12カ月間)で白内障の発現が認められている。なお、他の動物(ラット、サル)においては認められていない。
    (保管上の注意)
    気密容器、遮光。

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