日経メディカル処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

アゼルニジピン錠8mg「TCK」基本情報

後発品(加算対象)

一般名:アゼルニジピン錠

製薬会社:辰巳化学

薬価・規格: 14.3円(8mg1錠) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

カルシウム拮抗薬(ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬)詳しく見る

  • 末梢血管や冠動脈を広げることで血圧を下げたり、狭心症の発作を予防する薬
カルシウム拮抗薬(ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬)の代表的な商品名
  • アムロジン ノルバスク
  • アダラート
  • アテレック
  • カルブロック
  • コニール

効能・効果詳しく見る

  • 高血圧症

注意すべき副作用詳しく見る

眩暈肝機能障害過敏症黄疸

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • アゼルニジピンとして8〜16mgを1日1回朝食後経口投与する
    • なお、1回8mgあるいは更に低用量から投与を開始し、症状により適宜増減するが、1日最大16mgまでとする

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • HIVプロテアーゼ阻害剤投与中
    • コビシスタット含有製剤投与中
    • オムビタスビル・パリタプレビル・リトナビル投与中
    • アゾール系抗真菌剤<外用剤を除く>投与中
  • 患者の属性に応じた注意事項
    • 妊婦・産婦

副作用

重大な副作用

黄疸過敏症肝機能障害眩暈徐脈洞停止浮腫ふらつき房室ブロック

上記以外の副作用

悪心胃部不快感肝機能異常顔面潮紅気分不良カリウム上昇クレアチニン上昇血管浮腫下痢倦怠感好酸球増多光線過敏症口内炎しびれ頭重感頭痛総コレステロール上昇そう痒総ビリルビン上昇立ちくらみ動悸眠気発疹歯肉肥厚頻尿腹痛浮遊感便秘ほてり尿酸上昇カリウム低下尿硝子円柱増加異常感乳び腹水

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
    • HIVプロテアーゼ阻害剤投与中
    • コビシスタット含有製剤投与中
    • オムビタスビル・パリタプレビル・リトナビル投与中
    • アゾール系抗真菌剤<外用剤を除く>投与中
  • 慎重投与
    • 重篤な肝機能障害
    • 重篤な腎機能障害

患者の属性に応じた注意事項

  • 禁止
    • 妊婦・産婦
  • 希望禁止
    • 授乳婦
  • 慎重投与
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
フルコナゾール<経口又は注射剤> 本剤のAUCが2.8倍に上昇
ボリコナゾール<経口又は注射剤> 本剤のAUCが2.8倍に上昇
アゾール系抗真菌剤<外用剤を除く> 本剤のAUCが2.8倍に上昇
ミコナゾール<経口又は注射剤> 本剤のAUCが2.8倍に上昇
イトラコナゾール<外用剤を除く> 本剤のAUCが2.8倍に上昇
ホスフルコナゾール<経口又は注射剤> 本剤のAUCが2.8倍に上昇
HIVプロテアーゼ阻害剤 本剤の作用が増強
インジナビル 本剤の作用が増強
ホスアンプレナビル 本剤の作用が増強
ダルナビル 本剤の作用が増強
リトナビル 本剤の作用が増強
コビシスタットを含有する製剤 本剤の作用が増強
アタザナビル 本剤の作用が増強
サキナビル 本剤の作用が増強
ネルフィナビル 本剤の作用が増強
オムビタスビル水和物・パリタプレビル水和物・リトナビル 本剤の作用が増強
シクロスポリン 本剤又はこれらの薬剤の作用が増強
シンバスタチン AUCが2.0倍に上昇
ベンゾジアゼピン系化合物 本剤又はこれらの薬剤の作用が増強
経口黄体・卵胞ホルモン 本剤又はこれらの薬剤の作用が増強
ミダゾラム 本剤又はこれらの薬剤の作用が増強
トリアゾラム 本剤又はこれらの薬剤の作用が増強
ジアゼパム 本剤又はこれらの薬剤の作用が増強
経口避妊薬 本剤又はこれらの薬剤の作用が増強
血圧降下剤 過度の降圧
ジゴキシン Cmaxが1.5倍・AUCが1.3倍に上昇
クラリスロマイシン 本剤の作用が増強
メシル酸イマチニブ 本剤の作用が増強
エリスロマイシン 本剤の作用が増強
マクロライド系抗生物質 本剤の作用が増強
シメチジン 本剤の作用が増強
クエン酸タンドスピロン 本剤の作用が増強
リファンピシン類 本剤の作用が減弱
フェニトイン 本剤の作用が減弱
フェノバルビタール 本剤の作用が減弱

飲食物との相互作用

  • グレープフルーツジュース

処方理由

Ca拮抗薬この薬をファーストチョイスする理由(2016年8月更新)もっと見る

  • ・輸出細動脈を閉めないため、腎機能保護に役立つ点が良いです。(30歳代病院勤務医、一般内科)
  • ・交感神経の刺激が少なく、頻脈を起こしにくいのが良い。降圧作用はいまひとつ。(50歳代開業医、内科系専門科)
  • ・目立った副作用なく、効果が緩徐で使いやすい。(50歳代病院勤務医、心臓血管外科)

この薬に関連した記事(日経メディカル Online内)もっと見る

    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    高血圧症。

    用法・用量(添付文書全文)

    アゼルニジピンとして8〜16mgを1日1回朝食後経口投与する。なお、1回8mgあるいは更に低用量から投与を開始し、症状により適宜増減するが、1日最大16mgまでとする。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    本剤は、副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
    1.重大な副作用(頻度不明)
    1).肝機能障害、黄疸:AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、γ−GTP上昇等の肝機能障害、黄疸が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    2).房室ブロック、洞停止、徐脈:房室ブロック、洞停止、徐脈が現れることがあるので、眩暈、ふらつき等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    2.その他の副作用:次記の副作用が現れることがあるので、異常が認められた場合には必要に応じ投与を中止するなど適切な処置を行う。
    1).過敏症:(頻度不明)発疹、そう痒、血管浮腫[投与を中止する(また、類薬では光線過敏症が報告されている)]。
    2).精神神経系:(頻度不明)頭痛・頭重感、ふらつき、眩暈、立ちくらみ、眠気。
    3).消化器:(頻度不明)胃部不快感、悪心、便秘、腹痛、下痢、歯肉肥厚、口内炎。
    4).循環器:(頻度不明)動悸、ほてり、顔面潮紅。
    5).血液:(頻度不明)好酸球増多。
    6).肝臓:(頻度不明)ALT上昇(GPT上昇)、AST上昇(GOT上昇)、LDH上昇、γ−GTP上昇、肝機能異常、Al−P上昇、総ビリルビン上昇。
    7).泌尿器:(頻度不明)BUN上昇、クレアチニン上昇、尿硝子円柱増加、頻尿。
    8).その他:(頻度不明)尿酸上昇、総コレステロール上昇、CK上昇(CPK上昇)、カリウム上昇、倦怠感、異常感(浮遊感、気分不良等)、カリウム低下、浮腫、しびれ、*乳び腹水[*:低アルブミン血症の患者で起こりやすい]。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人。
    2.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
    3.アゾール系抗真菌剤<外用剤を除く>投与中(イトラコナゾール、ミコナゾール、フルコナゾール、ホスフルコナゾール、ボリコナゾール)、HIVプロテアーゼ阻害剤投与中(リトナビル含有製剤、サキナビル、インジナビル、ネルフィナビル、アタザナビル、ホスアンプレナビル、ダルナビル含有製剤)、コビシスタット含有製剤投与中、オムビタスビル・パリタプレビル・リトナビル投与中の患者。
    (慎重投与)
    1.重篤な肝機能障害・重篤な腎機能障害のある患者[本剤は肝臓で代謝される。また一般に重篤な腎機能障害のある患者では、降圧に伴い腎機能が低下する可能性がある]。
    2.高齢者。
    (重要な基本的注意)
    1.カルシウム拮抗剤の投与を急に中止したとき、症状が悪化した症例が報告されているので、本剤の休薬を要する場合は徐々に減量し、観察を十分に行う。また、患者に医師の指示なしに服薬を中止しないように注意する。
    2.本剤の投与により、まれに過度の血圧低下を起こす恐れがあるので、そのような場合には減量又は休薬するなど適切な処置を行う。
    3.降圧作用に基づく眩暈等が現れることがあるので、高所作業、自動車の運転等、危険を伴う機械を操作する際には注意させる。
    (相互作用)
    本剤は、主としてチトクロームP450・3A4(CYP3A4)で代謝される。
    1.併用禁忌:
    1).アゾール系抗真菌剤<外用剤を除く>(イトラコナゾール<外用剤を除く><イトリゾール>、ミコナゾール<外用剤を除く><フロリード>、フルコナゾール<外用剤を除く><ジフルカン>、ホスフルコナゾール<外用剤を除く><プロジフ>、ボリコナゾール<外用剤を除く><ブイフェンド>)[イトラコナゾールとの併用により本剤のAUCが2.8倍に上昇することが報告されている(これらの薬剤がCYP3A4を阻害し、本剤のクリアランスが低下すると考えられる)]。
    2).HIVプロテアーゼ阻害剤(リトナビル含有製剤<ノービア、カレトラ>、サキナビル<インビラーゼ>、インジナビル<クリキシバン>、ネルフィナビル<ビラセプト>、アタザナビル<レイアタッツ>、ホスアンプレナビル<レクシヴァ>、ダルナビル含有製剤<プリジスタ、プレジコビックス>)、コビシスタット含有製剤<スタリビルド、ゲンボイヤ、プレジコビックス>[併用により本剤の作用が増強される恐れがある(これらの薬剤がCYP3A4を阻害し、本剤のクリアランスが低下すると考えられる)]。
    3).オムビタスビル・パリタプレビル・リトナビル<ヴィキラックス>[併用により本剤の作用が増強される恐れがある(リトナビルがCYP3A4を阻害し、本剤のクリアランスが低下すると考えられる)]。
    2.併用注意:
    1).他の降圧剤[過度の降圧が起こる恐れがあり、必要があれば他の降圧剤あるいは本剤を減量する(作用メカニズムの異なる降圧剤の併用により薬理作用が増強される)]。
    2).ジゴキシン[併用によりジゴキシンのCmaxが1.5倍・AUCが1.3倍に上昇することが報告されており、必要があればジゴキシンを減量する(ジゴキシンの腎排泄(尿細管分泌)及び腎外からの排泄を阻害するためと考えられる)]。
    3).シメチジン、イマチニブメシル酸塩、マクロライド系抗生物質(エリスロマイシン、クラリスロマイシン等)[併用により本剤の作用が増強される恐れがあり、必要があれば本剤を減量あるいはこれらの薬剤の投与を中止する(これらの薬剤がCYP3A4を阻害し、本剤のクリアランスが低下すると考えられる)]。
    4).シンバスタチン[併用によりシンバスタチンのAUCが2.0倍に上昇することが報告されており、必要があれば本剤又はシンバスタチンの投与を中止する(これらの薬剤がCYP3A4を競合的に阻害することにより、相互のクリアランスが低下すると考えられるので、腎機能障害のある患者は特に注意する)]。
    5).シクロスポリン[併用により本剤又はこれらの薬剤の作用が増強される恐れがあり、必要があれば本剤又はこれらの薬剤を減量する(これらの薬剤がCYP3A4を競合的に阻害することにより、相互のクリアランスが低下すると考えられるので、腎機能障害のある患者は特に注意する)]。
    6).ベンゾジアゼピン系薬剤(ジアゼパム、ミダゾラム、トリアゾラム等)、経口黄体・卵胞ホルモン(経口避妊薬等)[併用により本剤又はこれらの薬剤の作用が増強される恐れがあり、必要があれば本剤又はこれらの薬剤を減量する(これらの薬剤がCYP3A4を競合的に阻害することにより、相互のクリアランスが低下すると考えられる)]。
    7).タンドスピロンクエン酸塩[併用により本剤の作用が増強される恐れがあり、必要があれば本剤を減量あるいはタンドスピロンクエン酸塩の投与を中止する(セロトニン受容体を介した中枢性の血圧降下作用が降圧作用を増強する)]。
    8).リファンピシン、フェニトイン、フェノバルビタール[併用により本剤の作用が減弱される恐れがある(これらの薬剤の代謝酵素誘導作用により、本剤のクリアランスが上昇すると考えられる)]。
    9).グレープフルーツジュース[本剤の血中濃度が上昇することが報告されており、降圧作用が増強される恐れがあることから、本剤の服用中はグレープフルーツジュースを飲用しないよう注意する(グレープフルーツジュースに含まれる成分がCYP3A4による本剤の代謝を阻害し、クリアランスを低下させるためと考えられる)]。
    (高齢者への投与)
    高齢者に使用する場合は、8mgあるいは更に低用量から投与を開始し、経過を十分に観察しながら慎重に投与することが望ましい[一般に高齢者では、過度の降圧は好ましくないとされている(脳梗塞が起こる恐れがある)]。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しない[動物試験(ラット)で妊娠前〜初期の投与において着床前胚死亡率増加及び着床後胚死亡率増加、出生仔体重低下、妊娠期間延長及び分娩時間延長が認められている。また、妊娠末期の投与において妊娠期間延長及び分娩時間延長が認められている]。
    2.授乳中の婦人への投与は避けることが望ましいが、やむを得ず投与する場合は授乳を中止させる[動物試験(ラット)で乳汁中へ移行することが報告されている]。
    (小児等への投与)
    低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
    (適用上の注意)
    薬剤交付時:PTP包装の薬剤は、PTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
    (その他の注意)
    1.因果関係は明らかではないが、本剤による治療中に心筋梗塞、心不全や不整脈(心房細動等)がみられたとの報告がある。
    2.CAPD(持続的外来腹膜透析)施行中の患者の透析排液が白濁することが報告されているので、腹膜炎等との鑑別に留意する。
    (取扱い上の注意)
    1.開封後の注意:本剤は光により着色するので開封後も遮光して保存する。
    2.安定性試験:最終包装製品を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、本剤は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。
    (保管上の注意)
    遮光保存。

    Information PR

    ログインしていません

    Close UpコンテンツPR

    ログインしていません

    もっと見る

    人気記事ランキング

    1. 今冬はインフルエンザワクチンには頼れません! 特集◎いつもと違う! 今冬のインフルエンザ《1》 FBシェア数:116
    2. インフル迅速検査、全例には必要ありません! 特集◎いつもと違う!今冬のインフルエンザ《2》 FBシェア数:197
    3. 「たかが過換気」と侮ってはいけない 酸・塩基・電解質マネジメント FBシェア数:5
    4. 白衣にネクタイ、する? しない? 中山祐次郎の「切って縫うニュース」 FBシェア数:48
    5. その単語選んでちゃ論文の価値が下がりますよ! 英文校正者が教える医学論文執筆の極意 FBシェア数:0
    6. 初期臨床研修の内容・評価基準が大幅改定へ 7科必修化、コミュニケーション能力などの評価が追加 FBシェア数:40
    7. 内科系診療科をたらい回しにされ、最終的には… 医学と看護の交差点でケアを考える FBシェア数:31
    8. 内科専攻医数、過去3年平均から21%も減少 人口10万人当たり最多は東京都の3.83人、最少は高知県の0.70人 FBシェア数:157
    9. 耳症状のみ、ANCA陰性でも注意深く観察を ANCA関連血管炎性中耳炎を学ぶ FBシェア数:0
    10. 血圧ビッグデータからエビデンスは作れる インタビュー◎上島弘嗣氏(滋賀医科大学アジア疫学研究センター) FBシェア数:55