日経メディカル処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

ダイアモックス注射用500mg基本情報

一般名:アセタゾラミドナトリウム注射用

製薬会社:三和化学研究所

薬価・規格: 618円(500mg1瓶) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

炭酸脱水酵素阻害薬詳しく見る

  • 眼圧を上げる眼房水の産生を抑えることで、眼圧を下げて緑内障の悪化を防ぐ薬
炭酸脱水酵素阻害薬の代表的な商品名
  • トルソプト
  • エイゾプト
  • ダイアモックス

効能・効果詳しく見る

  • てんかん
  • 肺気腫の呼吸性アシドーシスの改善
  • メニエル症候群
  • メニエル病
  • 緑内障

注意すべき副作用詳しく見る

発熱血小板減少アシドーシスアナフィラキシー様症状肝機能障害過敏症黄疸

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • 1.緑内障:アセタゾラミドとして、1日250mg〜1gを分割して静脈内又は筋肉内注射する
  • 2.てんかん(他の抗てんかん薬で効果不十分な場合に付加):アセタゾラミドとして、1日250〜750mgを分割して静脈内又は筋肉内注射する
  • 3.肺気腫における呼吸性アシドーシスの改善:アセタゾラミドとして、1日1回250〜500mgを静脈内又は筋肉内注射する
  • 4.メニエル病及びメニエル症候群:アセタゾラミドとして、1日1回250〜750mgを静脈内又は筋肉内注射する
    • なお、いずれの場合も、年齢、症状により適宜増減する
  • <注射液の調製法>本剤は注射用水、生理食塩液、又は5%ブドウ糖液で完全に溶解してから使用する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • アジソン病
    • 過敏症
    • 肝硬変
    • 急性腎不全
    • 高クロル血症性アシドーシス
    • 高度肝機能障害
    • 副腎機能不全
    • 慢性閉塞隅角緑内障
    • 無尿
    • 体液中のカリウム減少
    • 体液中のナトリウム減少
    • 進行した肝疾患
  • 患者の属性に応じた注意事項
    • 授乳婦

副作用

主な副作用

発熱血小板減少

重大な副作用

アシドーシスアナフィラキシー様症状黄疸過敏症肝機能障害急性腎不全痙攣血小板減少性紫斑病眩暈再生不良性貧血ショック頭痛精神錯乱代謝性アシドーシス中毒性表皮壊死症電解質異常尿路結石皮膚粘膜眼症候群無顆粒球症溶血性貧血

上記以外の副作用

悪心いらいら感咽頭痛インフルエンザ様症状嘔吐傾眠血圧低下結晶尿血糖値低下血尿血糖値上昇下痢倦怠感見当識障害光線過敏症口内異常感口内炎高尿酸血症紅斑興奮呼吸困難骨髄機能低下自殺企図自殺念慮しびれ重篤な血液障害食欲不振腎結石振戦蕁麻疹喘鳴そう痒感代謝異常多尿知覚異常聴覚障害中枢神経症状潮紅低カリウム血症低ナトリウム血症尿糖発汗白血球減少発疹不快感腹痛便意便秘乏尿麻痺味覚異常耳鳴眼充血一過性近視うつ状態

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • アジソン病
    • 過敏症
    • 肝硬変
    • 急性腎不全
    • 高クロル血症性アシドーシス
    • 高度肝機能障害
    • 副腎機能不全
    • 慢性閉塞隅角緑内障
    • 無尿
    • 体液中のカリウム減少
    • 体液中のナトリウム減少
    • 進行した肝疾患
  • 慎重投与
    • 肝機能障害
    • 肝疾患
    • 減塩療法時
    • 重篤な冠硬化症
    • 重篤な高炭酸ガス血症
    • 重篤な腎障害
    • 耐糖能異常
    • 糖尿病
    • 重篤な脳動脈硬化症
    • ACTH投与中
    • ジギタリス剤投与中
    • 糖質副腎皮質ホルモン剤投与中

患者の属性に応じた注意事項

  • 原則禁止
    • 授乳婦
  • 希望禁止
    • 妊婦・産婦
  • 慎重投与
    • 乳児
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 慎重投与
    • 乳児(0日〜364日)
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
ジギタリス剤 心臓への作用を増強
ジゴキシン 心臓への作用を増強
ジギトキシン 心臓への作用を増強
フェノバルビタール クル病
フェニトイン クル病
糖質副腎皮質ホルモン剤 過剰のカリウム放出
ACTH 過剰のカリウム放出
アスコルビン酸 尿路結石
血圧降下剤 作用を増強
カルバマゼピン 中毒症状
アスピリン 本剤の副作用が増強
塩化アンモニウム 本剤の効果が阻害

飲食物との相互作用

  • ビタミンCを含むもの<アセロラ、パセリ、緑茶、グァバ、海苔 など>

処方理由

この薬に関連した記事(日経メディカル Online内)もっと見る

    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    緑内障、てんかん(他の抗てんかん薬で効果不十分な場合に付加)、肺気腫における呼吸性アシドーシスの改善、メニエル病及びメニエル症候群。

    用法・用量(添付文書全文)

    1.緑内障:アセタゾラミドとして、1日250mg〜1gを分割して静脈内又は筋肉内注射する。
    2.てんかん(他の抗てんかん薬で効果不十分な場合に付加):アセタゾラミドとして、1日250〜750mgを分割して静脈内又は筋肉内注射する。
    3.肺気腫における呼吸性アシドーシスの改善:アセタゾラミドとして、1日1回250〜500mgを静脈内又は筋肉内注射する。
    4.メニエル病及びメニエル症候群:アセタゾラミドとして、1日1回250〜750mgを静脈内又は筋肉内注射する。
    なお、いずれの場合も、年齢、症状により適宜増減する。
    <注射液の調製法>
    本剤は注射用水、生理食塩液、又は5%ブドウ糖液で完全に溶解してから使用する。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    経口投与が困難な場合や緊急の場合、また、経口投与で効果が不十分と考えられる場合にのみ行う。なお、経口投与が可能で効果が十分と判断された場合には速やかに経口投与に切り替える。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
    1.重大な副作用
    1).代謝性アシドーシス、電解質異常:代謝性アシドーシス、低カリウム血症、低ナトリウム血症等の電解質異常が現れることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行う。
    2).ショック、アナフィラキシー様症状:ショック、アナフィラキシー様症状を起こすことがあるので、観察を十分に行い、不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗、血圧低下、呼吸困難、蕁麻疹等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    3).再生不良性貧血、溶血性貧血、無顆粒球症、血小板減少性紫斑病:再生不良性貧血、溶血性貧血、無顆粒球症(前駆症状として発熱、咽頭痛、インフルエンザ様症状等が現れる場合がある)の重篤な血液障害、また、骨髄機能低下、白血球減少、血小板減少、血小板減少性紫斑病等が現れることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
    4).皮膚粘膜眼症候群(Stevens−Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群):皮膚粘膜眼症候群(Stevens−Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)が現れることがあるので、観察を十分に行い、発熱、紅斑、そう痒感、眼充血、口内炎等が現れた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。
    5).急性腎不全、腎・尿路結石:急性腎不全、腎結石・尿路結石が現れることがあるので、観察を十分に行い、血尿、結晶尿、乏尿等が現れた場合には、投与を中止する。
    6).精神錯乱、痙攣:精神錯乱、痙攣等の中枢神経症状が現れることがあるので観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
    7).肝機能障害、黄疸:AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇等を伴う肝機能障害や黄疸が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    2.その他の副作用:次のような副作用が現れた場合には、症状に応じて適切な処置を行う。
    1).代謝異常:(頻度不明)高尿酸血症、血糖値上昇、血糖値低下[観察を十分に行い、減量又は休薬等適切な処置を行う]。
    2).皮膚:(頻度不明)光線過敏症。
    3).過敏症:(頻度不明)発熱、発疹[投与を中止する]。
    4).消化器:(頻度不明)食欲不振、悪心、嘔吐、下痢、腹痛、便秘、味覚異常。
    5).精神神経系:(頻度不明)知覚異常(しびれ等)、麻痺、眩暈、頭痛、興奮、いらいら感、うつ状態、傾眠、見当識障害、振戦。
    6).感覚器:(頻度不明)一過性近視、聴覚障害。
    7).腎・尿路系:(頻度不明)多尿、尿糖。
    8).その他:(頻度不明)倦怠感、潮紅。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    1.次の患者には投与しない。
    1).本剤の成分又はスルホンアミド系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者。
    2).肝硬変等の進行した肝疾患又は高度肝機能障害のある患者[血中アンモニア濃度を上昇させ、肝性昏睡を誘発する恐れがある]。
    3).無尿、急性腎不全の患者[本剤の排泄遅延により副作用が強く現れる恐れがある]。
    4).高クロル血症性アシドーシス、体液中のナトリウム減少・体液中のカリウム減少が明らかな患者、副腎機能不全・アジソン病の患者[電解質異常が増悪される恐れがある]。
    2.次の患者には長期投与しない:慢性閉塞隅角緑内障の患者[緑内障の悪化が不顕性化される恐れがある]。
    (慎重投与)
    1.重篤な冠硬化症又は重篤な脳動脈硬化症の患者[急激な利尿が現れた場合、急速な血漿量減少、血液濃縮を来し、血栓塞栓症を誘発する恐れがある]。
    2.重篤な腎障害のある患者[本剤の排泄遅延により副作用が強く現れる恐れがある]。
    3.肝疾患・肝機能障害のある患者[血中アンモニア濃度を上昇させ、肝性昏睡を誘発する恐れがある]。
    4.糖尿病又は耐糖能異常のある患者[血糖値異常変動が報告されている]。
    5.レスピレータ等を必要とする重篤な高炭酸ガス血症の患者[アシドーシスを進行させることがある]。
    6.ジギタリス剤投与中、糖質副腎皮質ホルモン剤投与中又はACTH投与中の患者。
    7.減塩療法時の患者[低ナトリウム血症を起こす恐れがある]。
    8.高齢者。
    9.乳児。
    (重要な基本的注意)
    1.連用する場合、電解質異常が現れることがあるので定期的に検査を行う。
    2.降圧作用に基づく眩暈、ふらつきが現れることがあるので、高所作業、自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には注意させる。
    (相互作用)
    併用注意:
    1.降圧剤[降圧剤の作用を増強する恐れがある(機序は明らかではないが、降圧剤の作用を増強するといわれている)]。
    2.ジギタリス製剤(ジゴキシン、ジギトキシン)[これらの心臓への作用を増強する恐れがあるので、併用する場合は血中カリウム値をモニターし、カリウム補給を考慮する(本剤による血清カリウムの低下により、ジギタリスの作用が増強すると考えられる)]。
    3.カルバマゼピン[カルバマゼピンの中毒症状が発現することがあるので、併用する場合にはカルバマゼピンの中毒症状の発現に注意し、カルバマゼピンの血清中濃度を測定して、カルバマゼピンの減量を考慮する(機序は明らかではないが、併用によりカルバマゼピンの血清中濃度が上昇するとの報告がある)]。
    4.糖質副腎皮質ホルモン剤、ACTH[過剰のカリウム放出を起こす恐れがある(両剤ともにカリウム排泄を促進するので、併用によってカリウム排泄が増大すると考えられる)]。
    5.塩化アンモニウム[本剤の効果が阻害される(機序は不明である)]。
    6.大量のビタミンC投与[腎結石・尿路結石が起こりやすい(大量のビタミンC服用後は、その代謝物であるシュウ酸の尿中排泄が増加し、カルシウム析出を助長して腎・尿路結石が発生しやすくなると考えられる)]。
    7.フェノバルビタール、フェニトイン等[クル病、骨軟化症が現れたとの報告があるので、このような症状が現れた場合には減量あるいは投与を中止する(明らかではないが、本剤による代謝性アシドーシスのため、カルシウムやリン酸塩の排泄が促進され、抗てんかん剤による骨代謝障害が増悪すると考えられる)]。
    8.大量のアスピリン投与[本剤の副作用が増強されるとの報告があるので、異常が認められた場合には減量あるいは投与を中止する(血漿蛋白における競合結合や腎排泄の競合により、本剤の排泄遅延が起こることが考えられる)]。
    (高齢者への投与)
    次の点に注意し、低用量から投与を開始するとともに、患者の状態を観察しながら慎重に投与する。
    1.高齢者では、急激な利尿が現れた場合、急速な血漿量減少、血液濃縮を来し、血栓塞栓症等を誘発する恐れがある。
    2.腎機能低下した高齢者において、代謝性アシドーシスにより、低ナトリウム血症、低カリウム血症が現れることがある。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊娠初期又は妊娠している可能性のある婦人には、投与しないことが望ましい[妊娠マウスの器官形成期に皮下投与した実験で、死亡胎仔増加及び骨形成不全等が認められている]。
    2.授乳中の婦人に投与することを避け、やむを得ず投与する場合には授乳を中止させる[ヒト母乳中への移行が報告されている]。
    (小児等への投与)
    1.小児等に対する安全性は確立されていない。
    2.小児に長期投与した場合、成長遅延が報告されている[慢性的な代謝性アシドーシスによると考えられている]。
    (過量投与)
    1.徴候、症状:過量投与により、電解質異常(特に低カリウム血症)、アシドーシス及び中枢神経系障害を起こす可能性がある。
    2.処置:本剤の特異的解毒薬は不明であるので、過量投与が生じた場合は、電解質(特にカリウム)及び血液pHのモニターを行い、必要により電解質の補充、炭酸水素ナトリウムを投与する。本剤は腎排泄性でありかつ血液透析により除去されることより、特に腎障害者において過量投与により状態が悪化した場合は血液透析の適応も考慮する。
    (適用上の注意)
    1.投与経路:投与経路は静脈内注射を原則とし、他剤<注射用水・生理食塩液又は5%ブドウ糖液を除く>との混注は避ける。
    2.筋肉内注射時:筋肉内注射にあたっては、組織・神経等への影響を避けるため次記の点に注意する。
    また、筋肉内注射により、注射部位に疼痛が現れることがある。
    1).筋肉内投与はやむを得ない場合にのみ、必要最小限に行う。なお、特に筋肉内投与時同一部位への反復注射は行わない。また、新生児、低出生体重児、乳児、小児には特に注意する。
    2).筋肉内投与時神経走行部位を避けるよう注意する。
    3).注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き、部位を変えて注射する。
    3.静脈内注射時:静脈内注射により、血管痛が現れることがあるので、注射はできるだけゆっくり行う。
    (その他の注意)
    1.適応外であるが脳梗塞・モヤモヤ病等の患者に脳循環予備能の検査目的で本剤を静脈内投与した際に、脳梗塞症状増悪あるいは脳梗塞症状再発等、急性心不全が認められたとの報告がある。
    2.夜間の休息が特に必要な患者には、夜間の排尿を避けるため、午前中に投与することが望ましい。
    3.海外で実施された複数の抗てんかん薬における、てんかん、精神疾患等を対象とした199のプラセボ対照臨床試験の検討結果において、自殺念慮及び自殺企図の発現のリスクが、抗てんかん薬の服用群でプラセボ群と比較して約2倍高く(抗てんかん薬服用群:0.43%、プラセボ群:0.24%)、抗てんかん薬の服用群では、プラセボ群と比べ1,000人あたり1.9人多いと計算された(95%信頼区間:0.6−3.9)。また、てんかん患者のサブグループでは、プラセボ群と比べ1,000人あたり2.4人多いと計算されている。

    Information PR

    ログインしていません

    Close UpコンテンツPR

    ログインしていません

    もっと見る

    人気記事ランキング

    1. 誤嚥性肺炎って何科の疾患? 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:294
    2. 2018年度ダブル改定の“真の主役”は「看取り」 日経ヘルスケアon the web FBシェア数:13
    3. 66歳女性。意識障害、痙攣 日経メディクイズ●心電図 FBシェア数:0
    4. 今冬はインフルエンザワクチンには頼れません! 特集◎いつもと違う! 今冬のインフルエンザ《1》 FBシェア数:257
    5. 62歳男性。口唇のしびれと呼吸困難 日経メディクイズ●神経内科 FBシェア数:0
    6. カフェイン中毒――侮ってはいけない市販薬 EM Allianceの「知っ得、納得! ER Tips」 FBシェア数:4
    7. 政策誘導の「はしご」は外されるのが当たり前? 記者の眼 FBシェア数:39
    8. 安定狭心症へのPCI、症状改善に有意差認めず 循環器・糖尿病診療のNew Stage◎LECTURE FBシェア数:0
    9. 若年男性に生じた発熱と多関節痛、何を疑う? カンファで学ぶ臨床推論 FBシェア数:1
    10. インフルエンザウイルスの抗原変異は予測可能 特集◎いつもと違う!今冬のインフルエンザ《Interview》 FBシェア数:3