日経メディカル処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

ネオフィリン注PL250mg基本情報

一般名:アミノフィリン水和物注射液

製薬会社:エーザイ

薬価・規格: 9E+1円(2.5%10mL1管) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

アミノフィリン製剤詳しく見る

  • テオフィリンを元にして造られた薬剤で、体内でテオフィリンとして存在し、心臓刺激作用、利尿作用、気管支拡張作用などをあらわし、心疾患や呼吸器疾患などの治療に使われる薬
アミノフィリン製剤の代表的な商品名
  • ネオフィリン
  • アプニション

効能・効果詳しく見る

  • チェーン・ストークス呼吸
  • 気管支喘息
  • 狭心症の発作予防
  • 心臓喘息
  • 喘息性<様>気管支炎
  • 肺気腫の呼吸困難
  • 脳卒中発作急性期
  • 肺水腫
  • 肺性心
  • 閉塞性肺疾患の呼吸困難
  • 慢性気管支炎の呼吸困難
  • うっ血性心不全

注意すべき副作用詳しく見る

痙攣しびれショック意識障害横紋筋融解症アナフィラキシーショック紅斑肝機能障害高血糖症黄疸

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • アミノフィリン水和物として、1回250mgを1日1〜2回生理食塩液又は糖液に稀釈して5〜10分を要して静脈内に緩徐に注入する
  • 必要に応じて点滴静脈内注射する
  • 小児には1回3〜4mg/kgを静脈内注射する
  • 投与間隔は8時間以上とし、最高用量は1日12mg/kgを限度とする
  • 必要に応じて点滴静脈内注射する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 重篤な副作用

副作用

主な副作用

痙攣しびれショック意識障害横紋筋融解症

重大な副作用

アナフィラキシーショック黄疸肝機能障害高血糖症紅斑消化管出血蕁麻疹蒼白発汗貧血頻呼吸赤芽球癆急性脳症

上記以外の副作用

悪心いらいら感嘔吐過敏症関節痛顔面蒼白顔面潮紅急性腎不全胸痛筋緊張亢進筋肉痛下血血圧低下下痢眩暈倦怠感好酸球増多興奮呼吸困難昏睡四肢痛しゃっくり消化管潰瘍消化不良食欲不振神経過敏心室性期外収縮振戦頭痛譫妄そう痒感代謝異常脱力感蛋白尿低カリウム血症動悸吐血発疹鼻出血頻尿頻脈不安不機嫌腹痛腹部膨満感不整脈不随意運動不眠耳鳴むくみ胸やけ血清尿酸値上昇多形滲出性紅斑固定薬疹口しびれ舌周囲しびれ

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 重篤な副作用
  • 慎重投与
    • 肝障害
    • 急性腎炎
    • 急性心筋梗塞
    • 甲状腺機能亢進症
    • 重篤な心筋障害
    • てんかん
    • てんかんの既往歴のある小児
    • 発熱している小児
    • 痙攣の既往歴のある小児
  • 注意
    • 2歳未満のてんかんのある児
    • 2歳未満の痙攣性疾患のある児
    • 2歳未満の熱性痙攣のある児
  • 投与に際する指示
    • 2歳未満のてんかんのある児
    • 2歳未満の痙攣性疾患のある児
    • 2歳未満の熱性痙攣のある児

患者の属性に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
    • 新生児(低出生体重児を含む)
  • 慎重投与
    • 妊婦・産婦
    • 授乳婦
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 幼児・乳児
    • 乳児
    • 高齢者
  • 注意
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 乳児
    • 幼児・乳児

年齢や性別に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 新生児(0日〜27日)
  • 慎重投与
    • 小児(0歳〜14歳)
    • 高齢者(65歳〜)
    • 低出生体重児(0日〜27日)
    • 新生児(0日〜27日)
    • 乳幼児(0歳〜6歳)
    • てんかんの既往歴のある小児(0歳〜14歳)
    • 痙攣の既往歴のある小児(0歳〜14歳)
    • 発熱している小児(0歳〜14歳)
    • 6カ月未満の乳児(0日〜183日)
  • 注意
    • 小児の気管支喘息(0歳〜14歳)
    • 2歳未満のてんかんのある児(0歳〜1歳)
    • 2歳未満の痙攣性疾患のある児(0歳〜1歳)
    • 2歳未満の熱性痙攣のある児(0歳〜1歳)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
硫酸テルブタリン 低カリウム血症
塩酸イソプロテレノール 低カリウム血症
β−刺激剤 低カリウム血症
塩酸クレンブテロール 低カリウム血症
塩酸ツロブテロール 低カリウム血症
プロカテロール塩酸塩水和物 低カリウム血症
ハロタン 不整脈等の副作用が増強
エノキサシン水和物 テオフィリンの中毒症状
シメチジン テオフィリンの中毒症状
ロキシスロマイシン テオフィリンの中毒症状
エリスロマイシン テオフィリンの中毒症状
チアベンダゾール テオフィリンの中毒症状
メシル酸パズフロキサシン テオフィリンの中毒症状
メキシレチン塩酸塩 テオフィリンの中毒症状
トスフロキサシントシル酸塩 テオフィリンの中毒症状
ピペミド酸水和物 テオフィリンの中毒症状
塩酸プロパフェノン テオフィリンの中毒症状
プルリフロキサシン テオフィリンの中毒症状
アミオダロン塩酸塩 テオフィリンの中毒症状
シプロフロキサシン テオフィリンの中毒症状
クラリスロマイシン テオフィリンの中毒症状
ベラパミル テオフィリンの中毒症状
ノルフロキサシン テオフィリンの中毒症状
チクロピジン塩酸塩 テオフィリンの中毒症状
ジルチアゼム テオフィリンの中毒症状
デフェラシロクス テオフィリンの中毒症状
フルコナゾール テオフィリンの中毒症状
ジスルフィラム テオフィリンの中毒症状
フルボキサミンマレイン酸塩 テオフィリンの中毒症状
エフェドリン含有製剤 過度の中枢神経刺激作用
カフェイン 過度の中枢神経刺激作用
エフェドリン塩酸塩 過度の中枢神経刺激作用
ジプロフィリン 過度の中枢神経刺激作用
テオフィリン 過度の中枢神経刺激作用
中枢興奮剤 過度の中枢神経刺激作用
キサンチン系薬剤 過度の中枢神経刺激作用
コリンテオフィリン 過度の中枢神経刺激作用
ハロタン テオフィリン血中濃度が上昇
塩酸ケタミン 痙攣
ザフィルルカスト テオフィリンの中毒症状
リルゾール 作用を増強<副作用発現>
フェノバルビタール テオフィリンの効果が減弱
リファンピシン類 テオフィリンの効果が減弱
リトナビル テオフィリンの効果が減弱
ランソプラゾール テオフィリンの効果が減弱
ジピリダモール 作用を減弱
フェニトイン 血中濃度の低下
カルバマゼピン 血中濃度の低下
イプリフラボン テオフィリンの中毒症状
塩酸バラシクロビル テオフィリンの中毒症状
インターフェロン テオフィリンの中毒症状
アロプリノール テオフィリンの中毒症状
アシクロビル テオフィリンの中毒症状
シクロスポリン テオフィリンの中毒症状
ラマトロバン 血中濃度が上昇

飲食物との相互作用

  • カフェインを含むもの<コーヒー、日本茶、紅茶、コーラ、チョコレート など>
  • セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)を含むもの

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    気管支喘息、喘息性<様>気管支炎、肺性心、うっ血性心不全、肺水腫、心臓喘息、チェーン・ストークス呼吸、閉塞性肺疾患(肺気腫、慢性気管支炎など)における呼吸困難、狭心症(発作予防)、脳卒中発作急性期。

    用法・用量(添付文書全文)

    アミノフィリン水和物として、1回250mgを1日1〜2回生理食塩液又は糖液に稀釈して5〜10分を要して静脈内に緩徐に注入する。必要に応じて点滴静脈内注射する。小児には1回3〜4mg/kgを静脈内注射する。投与間隔は8時間以上とし、最高用量は1日12mg/kgを限度とする。必要に応じて点滴静脈内注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    本剤を小児の気管支喘息に投与する場合の投与量、投与方法等については、学会のガイドライン*等、最新の情報を参考とする。
    *:日本小児アレルギー学会:小児気管支喘息治療・管理ガイドライン2012
    1.アミノフィリン水和物投与量の目安
    1).初期投与量:
    6カ月〜2歳未満:テオフィリン等が経口投与されていない場合;3〜4mg/kgを30分以上かけて点滴投与、テオフィリン等が既に経口投与されている場合;3〜4mg/kgを30分以上かけて点滴投与。なお、テオフィリン等が投与されている場合は、その製剤の種類、投与後の経過時間、投与量などを考慮して、適宜、減量する。
    2歳〜15歳未満*:テオフィリン等が経口投与されていない場合;4〜5mg/kgを30分以上かけて点滴投与、テオフィリン等が既に経口投与されている場合;3〜4mg/kgを30分以上かけて点滴投与[*:初期投与量は、250mgを上限とし、肥満児の投与量は、標準体重で計算する]。
    2).維持投与量:
    6カ月〜1歳未満:0.4mg/kg/時。
    1歳〜2歳未満:0.8mg/kg/時。
    2歳〜15歳未満*:0.8mg/kg/時[*:肥満児の投与量は、標準体重で計算する]。
    2.注意すべき投与対象等:2歳以上の大発作又は呼吸不全の患児を除き、他剤無効又は効果不十分な場合に、患児の状態(発熱、痙攣等)等を十分に観察するなど適用を慎重に検討し投与する。なお、2歳未満の熱性痙攣のある児や2歳未満のてんかんのある児などの2歳未満の痙攣性疾患のある児への投与は原則として推奨されない。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
    1.重大な副作用(頻度不明)
    1).ショック、アナフィラキシーショック:ショック、アナフィラキシーショック(蕁麻疹、蒼白、発汗、血圧低下、呼吸困難等)が現れることがあるので、このような症状が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    2).痙攣、意識障害:痙攣又は譫妄、昏睡等の意識障害が現れることがあるので、抗痙攣剤の投与等適切な処置を行う。
    3).急性脳症:痙攣、意識障害等に引き続き急性脳症に至ることがあるので、このような症状が現れた場合には投与を中止し、抗痙攣剤の投与等適切な処置を行う。
    4).横紋筋融解症:横紋筋融解症が現れることがあるので、脱力感、筋肉痛、CK上昇(CPK上昇)等に注意し、このような症状が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行うとともに横紋筋融解症による急性腎不全の発症に注意する。
    5).消化管出血:消化管潰瘍等による消化管出血(吐血、下血等)が現れることがあるので、このような症状が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    6).赤芽球癆:赤芽球癆が現れることがあるので、貧血が現れた場合には投与を中止するなど適切な処置を行う。
    7).肝機能障害、黄疸:肝機能障害(AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)等)、黄疸が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行う。
    8).頻呼吸、高血糖症:頻呼吸、高血糖症が現れることがある。
    2.その他の副作用(頻度不明)
    1).過敏症:発疹、そう痒感、蕁麻疹、紅斑(多形滲出性紅斑等)、固定薬疹。
    2).精神神経系:頭痛、不眠、神経過敏(興奮、不機嫌、いらいら感)、不安、眩暈、耳鳴、振戦、しびれ、不随意運動、筋緊張亢進。
    3).循環器:顔面潮紅、動悸、頻脈、顔面蒼白、不整脈(心室性期外収縮等)。
    4).消化器:悪心、嘔吐、食欲不振、腹痛、下痢、腹部膨満感、消化不良(胸やけ等)、しゃっくり。
    5).泌尿器:蛋白尿、頻尿。
    6).代謝異常:血清尿酸値上昇、CK上昇(CPK上昇)等。
    7).肝臓:AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇、LDH上昇、γ−GTP上昇等。
    8).血液:貧血、好酸球増多。
    9).その他:むくみ、倦怠感、関節痛、四肢痛、発汗、胸痛、低カリウム血症、鼻出血、しびれ(口しびれ、舌周囲しびれ)。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    本剤又は他のキサンチン系薬剤に対し重篤な副作用の既往歴のある患者。
    (慎重投与)
    1.急性心筋梗塞、重篤な心筋障害のある患者[心筋刺激作用を有するため症状を悪化させることがある]。
    2.てんかんの患者[中枢刺激作用によって発作を起こすことがある]。
    3.甲状腺機能亢進症の患者[甲状腺機能亢進に伴う代謝亢進、カテコールアミンの作用を増強することがある]。
    4.急性腎炎の患者[腎臓に対する負荷を高め、尿蛋白が増加する恐れがある]。
    5.肝障害のある患者[テオフィリンクリアランスが低下し、テオフィリン血中濃度が上昇することがあるので、血中濃度測定等の結果により減量する]。
    6.高齢者。
    7.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人、産婦、授乳婦。
    8.小児:
    1).小児、特に乳幼児は成人に比べて痙攣を惹起しやすく、また、テオフィリンクリアランスが変動しやすいのでテオフィリン血中濃度のモニタリングを行うなど慎重に投与する。なお、次の小児にはより慎重に投与する。
    (1).てんかんの既往歴のある小児及び痙攣の既往歴のある小児[痙攣を誘発することがある]。
    (2).発熱している小児[テオフィリン血中濃度上昇や痙攣等の症状が現れることがある]。
    (3).6カ月未満の乳児[乳児期にはテオフィリンクリアランスが一定していないので、6カ月未満の乳児ではテオフィリンクリアランスが低く、テオフィリン血中濃度が上昇することがある]。
    2).低出生体重児、新生児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
    (重要な基本的注意)
    1.うっ血性心不全の患者に投与する場合は、テオフィリン血中濃度が上昇することがあるので注意して使用する。
    2.テオフィリンによる副作用の発現は、テオフィリン血中濃度の上昇に起因する場合が多いことから、血中濃度のモニタリングを適切に行い、患者個々人に適した投与計画を設定することが望ましい。
    3.副作用が発現した場合には減量又は投与を中止し、テオフィリン血中濃度を測定することが望ましい。
    (相互作用)
    本剤は主として肝薬物代謝酵素CYP1A2で代謝される。
    併用注意:
    1.他のキサンチン系薬剤(テオフィリン、コリンテオフィリン、ジプロフィリン、カフェイン水和物等)、中枢神経興奮薬(エフェドリン塩酸塩、マオウ等)[過度の中枢神経刺激作用が現れることがあるので、副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行う(併用により中枢神経刺激作用が増強される)]。
    2.交感神経刺激剤(β刺激剤)(イソプレナリン塩酸塩、クレンブテロール塩酸塩、ツロブテロール塩酸塩、テルブタリン硫酸塩、プロカテロール塩酸塩水和物等)[低カリウム血症、心・血管症状<頻脈・不整脈等>等のβ刺激剤の副作用症状を増強させることがあるので、副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行う(心刺激作用をともに有しており、β刺激剤の作用を増強するためと考えられるが、低カリウム血症の増強についての機序は不明である)]。
    3.ハロタン[不整脈等の副作用が増強することがあるので、副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行う(テオフィリンとハロタンの心臓に対する作用の相加又は相乗効果と考えられる)、また、ハロタンとの連続併用によりテオフィリン血中濃度が上昇することがあるので、副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行う(テオフィリンとハロタンの心臓に対する作用の相加又は相乗効果と考えられる)]。
    4.ケタミン塩酸塩[痙攣が現れることがあるので、痙攣の発現に注意し、異常が認められた場合には抗痙攣剤の投与など適切な処置を行う(痙攣閾値が低下するためと考えられる)]。
    5.シメチジン、メキシレチン塩酸塩、プロパフェノン塩酸塩、アミオダロン塩酸塩、エノキサシン水和物、ピペミド酸水和物、塩酸シプロフロキサシン、ノルフロキサシン、トスフロキサシントシル酸塩水和物、パズフロキサシンメシル酸塩、プルリフロキサシン、エリスロマイシン、クラリスロマイシン、ロキシスロマイシン、チアベンダゾール、チクロピジン塩酸塩、ベラパミル塩酸塩、ジルチアゼム塩酸塩、フルボキサミンマレイン酸塩、フルコナゾール、ジスルフィラム、デフェラシロクス[テオフィリンの中毒症状が現れることがあるので、副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行う(肝薬物代謝酵素が阻害され、テオフィリンクリアランスが低下するため、テオフィリン血中濃度が上昇すると考えられる)]。
    6.アシクロビル、バラシクロビル塩酸塩、インターフェロン、イプリフラボン、シクロスポリン、アロプリノール[テオフィリンの中毒症状が現れることがあるので、副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行う(テオフィリン血中濃度の上昇によると考えられる)]。
    7.ザフィルルカスト[テオフィリンの中毒症状が現れることがあるので、副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行い、また、ザフィルルカストの血中濃度を低下させることがある(肝薬物代謝酵素が阻害され、テオフィリンクリアランスが低下するため、テオフィリン血中濃度が上昇すると考えられるが、ザフィルルカストの血中濃度低下についての機序は不明である)]。
    8.リファンピシン、フェノバルビタール、ランソプラゾール、リトナビル[テオフィリンの効果が減弱することがあり、テオフィリン血中濃度が低下することがあるので、適切な処置を行う(肝薬物代謝酵素の誘導によりテオフィリンクリアランスが上昇するため、テオフィリン血中濃度が低下すると考えられる)]。
    9.フェニトイン、カルバマゼピン[テオフィリン及び相手薬の効果が減弱することがあり、テオフィリン血中濃度が低下することがあるので、適切な処置を行い、また、相手薬の効果減弱や血中濃度の低下に注意する(肝薬物代謝酵素の誘導によりテオフィリンクリアランスが上昇するため、テオフィリン血中濃度が低下すると考えられる)]。
    10.ジピリダモール[ジピリダモールの作用を減弱させることがある(アデノシン拮抗作用による)]。
    11.ラマトロバン[ラマトロバンの血中濃度が上昇することがある(ラマトロバンの血中濃度上昇についての機序は不明である)]。
    12.リルゾール[リルゾールの作用を増強<副作用発現>する恐れがある(in vitro試験でリルゾールの代謝を阻害することが示唆されている)]。
    13.タバコ[禁煙<禁煙補助剤のニコチン製剤使用時を含む>によりテオフィリンの中毒症状が現れることがあるので、副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行う(喫煙により肝薬物代謝酵素が誘導され、テオフィリンクリアランスが上昇し、テオフィリン血中濃度が低下すると考えられ、また、禁煙により血中濃度が上昇すると考えられる)]。
    14.セイヨウオトギリソウ<セント・ジョーンズ・ワート>含有食品(St.John’s Wort)[本剤の代謝が促進され血中濃度が低下する恐れがあるので、本剤投与時はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないよう注意する(セイヨウオトギリソウにより誘導された肝薬物代謝酵素が本剤の代謝を促進し、クリアランスを上昇させるためと考えられている)]。
    (高齢者への投与)
    高齢者では副作用の発現に注意し、慎重に投与する[高齢者では、非高齢者に比べ最高血中濃度上昇及びAUC増加が認められたとの報告がある]。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[動物実験(マウス、ラット、ウサギ)で催奇形作用等の生殖毒性が報告されており、また、ヒトで胎盤を通過して胎児に移行し、新生児に嘔吐、神経過敏等の症状が現れることがある]。
    2.本剤投与中は授乳を避けさせる[ヒト母乳中に移行し、乳児に神経過敏を起こすことがある]。
    (小児等への投与)
    小児には慎重に投与する。
    (過量投与)
    1.症状:過量投与によりテオフィリン血中濃度が高値になると、血中濃度の上昇に伴い、消化器症状(特に悪心、嘔吐)や精神神経症状(頭痛、不眠、不安、興奮、痙攣、譫妄、意識障害、昏睡等)、心・血管症状(頻脈、心室頻拍、心房細動、血圧低下等)、低カリウム血症その他の電解質異常、呼吸促進、横紋筋融解症等の中毒症状が発現しやすくなる(なお、軽微な症状から順次発現することなしに重篤な症状が発現することがある)。
    2.処置:過量投与時の処置には、テオフィリンの除去、出現している中毒症状に対する対症療法があり、血中テオフィリンの除去として輸液による排泄促進、活性炭の経口投与、活性炭を吸着剤とした血液灌流、血液透析等がある(なお、テオフィリン血中濃度が低下しても、組織に分布したテオフィリンにより血中濃度が再度上昇することがある)。
    1).過量投与時で、痙攣、不整脈の発現がない場合:(1)投与を中止し、テオフィリン血中濃度をモニターする、(2)痙攣の発現が予測されるようなら、フェノバルビタール等の投与を考慮する(但し、フェノバルビタールは呼吸抑制作用を示すことがあるので、使用に際しては注意する)。
    2).過量投与時で、痙攣の発現がある場合:(1)気道を確保する、(2)酸素を供給する、(3)痙攣治療のためにジアゼパム静注等を行い、痙攣がおさまらない場合には全身麻酔薬投与を考慮する、(4)バイタルサインをモニターし、血圧の維持及び十分な水分補給を行う。
    3).過量投与時の痙攣後に昏睡が残った場合:(1)気道を確保し、酸素吸入を行う、(2)テオフィリン血中濃度が低下するまでICU管理を継続し、十分な水分補給を続け、血中濃度が下がらない場合には、活性炭による血液灌流、血液透析も考慮する。
    4).過量投与時で、不整脈の発現がある場合:(1)不整脈治療としてペーシング、直流除細動、抗不整脈薬の投与等適切な処置を行う、(2)バイタルサインをモニターし、血圧の維持及び十分な水分補給を行う(また、電解質異常がある場合はその補正を行う)。
    (適用上の注意)
    1.調製・投与時:本剤をブドウ糖液及び果糖液で希釈した場合、経時的に添加物のエチレンジアミンと糖含量が低下し、黄変を認める可能性があるため、調製後は速やかに使用する。
    2.投与速度:本剤を急速に静脈内注射すると、前記副作用(ショック、不整脈等)や過呼吸、熱感が現れることがあるので、生理食塩液又は糖液に希釈して、ゆっくり注射する。
    3.輸液容器・輸液セット(ポリカーボネート製)の使用時:本剤はエチレンジアミンを含有しており、本剤を10倍未満で希釈して使用した場合はポリカーボネート製の三方活栓のコネクター部にひび割れが生じ、液漏れ等が発生する可能性がある。また、輸液容器・輸液セット(ポリカーボネート製)の使用時、コネクター部の過度な締め付けが、破損の発生を助長する要因となるので注意する。
    (取扱い上の注意)
    1.本品は緩衝性が強く、他剤を本剤のpH域に近づける性質があるため、アルカリ性で不安定な薬剤や酸性の薬剤等とは変化を生ずる場合があるので配合には注意する。
    2.本品は光により変色するため、アンプルを包む外袋にUVカットフィルムを使用しているが、遮光して保存し、使用直前に開封する。
    3.アンプルを包む外袋の内側に水滴が認められるものや内容液に着色、混濁又は結晶が認められるものは使用しない。
    (保管上の注意)
    外箱開封後は光を遮り保存する(変色することがある)。

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