基本情報

薬効分類

副腎皮質ホルモン(点鼻薬)詳しく見る

  • 副腎皮質ホルモンの抗炎症作用や抗アレルギー作用などにより、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどのアレルギー性鼻炎の症状を改善する薬
副腎皮質ホルモン(点鼻薬)の代表的な商品名
  • フルナーゼ
  • アラミスト
  • ナゾネックス
  • リノコート
  • エリザス

効能・効果詳しく見る

  • アレルギー性鼻炎

注意すべき副作用詳しく見る

鼻症状コルチゾール減少ビリルビン上昇リンパ球減少咽喉頭症状蕁麻疹鼻出血アナフィラキシー様症状ウロビリン尿咽喉頭刺激感咽喉頭疼痛過敏症

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • <成人>各鼻腔に2噴霧ずつ1日1回投与する(モメタゾンフランカルボン酸エステルとして1日200μg)
  • <小児>12歳未満の小児には、各鼻腔に1噴霧ずつ1日1回投与する(モメタゾンフランカルボン酸エステルとして1日100μg)
  • 12歳以上の小児には、各鼻腔に2噴霧ずつ1日1回投与する(モメタゾンフランカルボン酸エステルとして1日200μg)

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • 全身性の真菌症
    • 有効な抗菌剤の存在しない感染症

副作用

主な副作用

鼻症状コルチゾール減少ビリルビン上昇リンパ球減少咽喉頭症状蕁麻疹鼻出血

重大な副作用

アナフィラキシー様症状咽喉頭疼痛咽喉頭刺激感ウロビリン尿過敏症肝機能障害嗅覚障害カリウム上昇くしゃみ好中球増多血小板減少倦怠感好酸球増多上気道炎蕁麻疹頭痛咳嗽赤血球減少蛋白尿単球増多尿糖白血球減少発疹白血球増多鼻そう痒感鼻不快感鼻乾燥感鼻刺激感鼻閉鼻漏ヘマトクリット減少ヘモグロビン減少白血球分画異常咽喉頭不快感コルチゾール上昇鼻発赤真菌検査陽性鼻疼痛咽喉頭乾燥

上記以外の副作用

Al−P上昇BUN上昇GOT上昇GPT上昇眼圧亢進鼻灼熱感血管浮腫倦怠感呼吸困難ALT上昇AST上昇味覚障害全身潮紅鼻中隔穿孔鼻潰瘍

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
    • 全身性の真菌症
    • 有効な抗菌剤の存在しない感染症
  • 慎重投与
    • 結核性疾患
    • 反復性鼻出血
    • 未治療の感染症
    • 眼の単純ヘルペス
  • 注意
    • 鼻中隔潰瘍
    • 鼻外傷
    • 鼻の手術を受けた
  • 投与に際する指示
    • 鼻中隔潰瘍
    • 鼻外傷
    • 鼻の手術を受けた

患者の属性に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 慎重投与
    • 高齢者
  • 注意
    • 幼児・乳児

年齢や性別に応じた注意事項

  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)
  • 注意
    • 小児(0歳〜14歳)

処方理由

鼻噴霧用ステロイドこの薬をファーストチョイスする理由(2016年12月更新)もっと見る

  • ・1日1回で済むナゾネックスかアラミストをよく処方している。しかしナゾネックスの方が容量の大きいボトルがあり、若干安くなるので、こちらを選択することが多い。(40歳代診療所勤務医、循環器内科)
  • ・ナゾネックスを頻用します。4週間持つ容量のものもあるため、長期投与に対応できて便利です。1日1回で低刺激なのも良いです。(50歳代開業医、一般外科)
  • ・自分が使ってみた中で、最も使いやすいデバイスだと感じたから。(30歳代病院勤務医、一般内科)

鼻噴霧用ステロイドこの薬をファーストチョイスする理由(2015年2月更新)もっと見る

  • ・小児適応がある。112噴霧製剤があるので1本で1カ月使用できる。刺激臭がない。(40代開業医、耳鼻咽喉科)
  • ・鼻につけているのに、目の痒みにも有効である。(40代病院勤務医、一般内科)
  • ・使い方が患者さんに受け入れられやすく、説明がしやすいのと、使い慣れていることが大きいです。(60代開業医、一般内科)
  • ・小児でも軽い力で使用可能。(40代診療所勤務医、耳鼻咽喉科)
  • ・名前が覚えやすく、ついつい処方してしまう。(50代病院勤務医、一般内科)

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    アレルギー性鼻炎。

    用法・用量(添付文書全文)

    <成人>各鼻腔に2噴霧ずつ1日1回投与する(モメタゾンフランカルボン酸エステルとして1日200μg)。
    <小児>12歳未満の小児には、各鼻腔に1噴霧ずつ1日1回投与する(モメタゾンフランカルボン酸エステルとして1日100μg)。12歳以上の小児には、各鼻腔に2噴霧ずつ1日1回投与する(モメタゾンフランカルボン酸エステルとして1日200μg)。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    <成人>承認時までの臨床試験で、本剤における副作用は1,753例中127例(7.2%)に認められた。主なものは、鼻症状(刺激感、そう痒感、乾燥感、疼痛、発赤等)40例(2.3%)、咽喉頭症状(刺激感、疼痛、不快感、乾燥等)28例(1.6%)であった。また、臨床検査値の異常変動は1,753例中137例(7.8%)に認められた。主なものは、リンパ球減少18例(1.0%)、ビリルビン上昇18例(1.0%)であった。なお、鼻腔内真菌検査を実施した臨床試験では、230例中7例(3.0%)で真菌検査が陽性であったが、鼻腔内真菌症と診断された症例はなかった。
    <小児>用法・用量の追加承認時までの小児臨床試験で、本剤における副作用は300例中8例(2.7%)に認められた。主なものは、鼻症状(不快感、刺激感、乾燥感)5例(1.7%)、鼻出血3例(1.0%)であった。また、臨床検査値の異常変動は300例中19例(6.3%)に認められた。非盲検非対照による長期投与試験において血中コルチゾール値を不定時に測定した結果、80例中15例(18.8%)にコルチゾール減少が認められた。
    1.重大な副作用
    アナフィラキシー様症状(頻度不明):アナフィラキシー様症状(呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、蕁麻疹等)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には本剤の投与を中止し、適切な処置を行う。
    2.その他の副作用:次のような副作用が現れた場合には、症状に応じて適切な処置を行う。
    1).過敏症:(1%未満)蕁麻疹等の発疹。
    2).鼻腔:(1〜5%未満)鼻症状(*鼻刺激感、鼻そう痒感、*鼻乾燥感、鼻疼痛、鼻発赤、*鼻不快感等)、真菌検査陽性、(1%未満)*鼻出血、鼻漏、鼻閉、くしゃみ、嗅覚障害、(頻度不明)鼻中隔穿孔、鼻潰瘍、鼻症状(鼻灼熱感)。
    3).口腔並びに呼吸器:(1〜5%未満)咽喉頭症状(咽喉頭刺激感、咽喉頭疼痛、咽喉頭不快感、咽喉頭乾燥等)、(1%未満)咳嗽、上気道炎。
    4).肝臓:(1%未満)肝機能障害、*ALT上昇(*GPT上昇)、*AST上昇(*GOT上昇)、ビリルビン上昇、Al−P上昇、ウロビリン尿。
    5).血液:(1%未満)好中球増多、好酸球増多、単球増多、白血球減少、白血球増多、白血球分画異常、*赤血球減少、*ヘモグロビン減少、*ヘマトクリット減少、リンパ球減少、*血小板減少、カリウム上昇。
    6).精神神経系:(1%未満)頭痛、倦怠感。
    7).その他:(1〜5%未満)*コルチゾール減少、(1%未満)*蛋白尿、尿糖、BUN上昇、コルチゾール上昇、(頻度不明)眼圧亢進、味覚障害。
    副作用発現頻度は成人及び小児の臨床試験成績に基づく。
    *:小児の臨床試験でも認められた副作用。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    1.有効な抗菌剤の存在しない感染症、全身性の真菌症の患者[症状を増悪させる恐れがある]。
    2.本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者。
    (慎重投与)
    1.結核性疾患、未治療の感染症及び眼の単純ヘルペス患者[症状を増悪させる恐れがある]。
    2.反復性鼻出血の患者[出血を増悪させる恐れがある]。
    (重要な基本的注意)
    1.鼻真菌症・咽喉頭真菌症が発現した場合、本剤の投与を中止し、適切な処置を行う。
    2.全身性ステロイド剤と比較し可能性は低いが、点鼻ステロイド剤を特に長期間、大量に投与する場合に小児成長遅延を来す恐れがある。本剤を小児に長期間投与する場合には、身長等の経過の観察を十分行う。また、使用にあたっては、使用法を正しく指導する。
    3.ステロイド剤は創傷治癒を抑制する作用があるため、鼻中隔潰瘍のある患者、鼻の手術を受けた患者、あるいは鼻外傷のある患者には、患部が治癒するまで本剤を投与しない。
    4.ステロイド剤の全身投与から局所投与に切り替えた際に、副腎皮質機能不全又は離脱症状(関節疼痛あるいは筋肉疼痛、倦怠感及びうつ等)が発現することがあるので、これらの徴候、症状が現れた場合には、適切な処置を行い、また、全身性ステロイド剤の減量中並びに離脱後も副腎皮質機能検査を行い、外傷、手術、重症感染症等の侵襲には十分に注意を払う。
    5.全身性ステロイド剤と比較し可能性は低いが、点鼻ステロイド剤の投与により全身性作用(クッシング症候群、クッシング様症状、副腎皮質機能抑制、小児成長遅延、骨密度低下、白内障、緑内障を含む)が発現する可能性がある。特に長期間、大量投与の場合には定期的に検査を行い、全身性作用が認められた場合には適切な処置を行う。
    6.通年性アレルギー性鼻炎の患者において長期に使用する場合、症状の改善状態が持続するようであれば、本剤の減量につとめる。
    7.本剤の投与が数カ月以上にわたる場合は、鼻中隔潰瘍等の鼻所見に注意する。
    8.季節性の疾患に対しては、好発期を考えて、その直前から治療を開始し、抗原との接触がなくなるまで続けることが望ましい。
    (高齢者への投与)
    一般に高齢者では生理機能が低下しているので、患者の状態を観察しながら慎重に投与する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[経皮又は経口投与による動物実験(ラット、ウサギ)で催奇形性作用が報告されている]。
    (小児等への投与)
    3歳未満の幼児、乳児、新生児又は低出生体重児に対する安全性は確立していない[国内における使用経験がない]。
    (適用上の注意)
    投与経路:鼻腔内噴霧用にのみ使用する。
    (取扱い上の注意)
    1.患者には添付の携帯袋及び使用説明書を渡し、使用方法を指導する。
    2.本剤の使用前に容器を上下によく振る。
    3.本剤の初回使用時のみ空打ちを行い(10回程度)、液が完全に霧状になることを確認し使用する。
    4.噴霧口を針やピンなどで突かない。

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