日経メディカル処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

マーカイン注0.125%基本情報

先発品(後発品なし)

一般名:ブピバカイン塩酸塩水和物注射液

製薬会社:アスペンジャパン

薬価・規格: 131円(0.125%10mLバイアル) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

効能・効果詳しく見る

  • 硬膜外麻酔

注意すべき副作用詳しく見る

ショック中毒意識障害振戦痙攣運動障害

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • 硬膜外麻酔に用いるが、その麻酔部位、年齢及び全身状態等により適宜用量を決定する
  • ブピバカイン塩酸塩水和物(無水物として)1回体重1kg当り2mgまでを使用する
  • <参考>麻酔方法別使用量本剤は硬膜外麻酔による疼痛疾患の治療の目的に主として用いられる[1回12.5mg]
  • <血管収縮剤の添加について>本剤は、血管収縮剤を添加しなくても十分な作用時間がえられるが、更に作用時間の延長を望む場合は血管収縮剤を適宜添加する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • ショック状態
    • 大量出血
    • 敗血症
    • 注射部位又はその周辺に炎症

副作用

主な副作用

ショック中毒意識障害

重大な副作用

運動障害痙攣振戦

上記以外の副作用

悪心アナフィラキシーショック黄疸嘔吐過敏症肝障害血圧上昇血圧低下眩暈興奮呼吸抑制徐脈心停止蕁麻疹チアノーゼ知覚障害中毒症状疼痛尿閉眠気皮膚症状不安複視浮腫不整脈霧視クモ膜炎神経学的疾患膀胱直腸障害持続的異常感覚一過性異常感覚

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
    • ショック状態
    • 大量出血
    • 敗血症
    • 注射部位又はその周辺に炎症
  • 慎重投与
    • 血液凝固障害
    • 重篤な肝機能障害
    • 重篤な高血圧症
    • 重篤な腎機能障害
    • 髄膜炎
    • 中枢神経系疾患
    • 灰白脊髄炎
    • 脊柱に著明な変形
    • 抗凝血薬投与中
    • 心血管系に著しい障害
    • 腹部腫瘤
    • 心弁膜症
    • 心刺激伝導障害
    • 脊髄に腫瘍
    • 脊椎に結核
    • 脊髄に結核
    • 脊椎に腫瘍
    • 全身状態不良
    • 脊髄ろう
  • 注意
    • 呼吸器疾患
    • 肥満
    • 全身状態不良
  • 投与に際する指示
    • 呼吸器疾患
    • 肥満
    • 腹部腫瘤
    • 全身状態不良

患者の属性に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 慎重投与
    • 妊婦・産婦
    • 高齢者
  • 注意
    • 幼児・乳児
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)
  • 注意
    • 小児(0歳〜14歳)
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
アミド型局所麻酔薬 中毒症状が相加的に起こる
アミオダロン 心機能抑制作用が増強
3群不整脈用剤 心機能抑制作用が増強
血液凝固阻止剤 脊髄障害
ジゴキシン ブピバカインによる中毒症状

処方理由

この薬に関連した記事(日経メディカル Online内)もっと見る

    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    硬膜外麻酔。

    用法・用量(添付文書全文)

    硬膜外麻酔に用いるが、その麻酔部位、年齢及び全身状態等により適宜用量を決定する。
    ブピバカイン塩酸塩水和物(無水物として)1回体重1kg当り2mgまでを使用する。
    <参考>麻酔方法別使用量
    本剤は硬膜外麻酔による疼痛疾患の治療の目的に主として用いられる[1回12.5mg]。
    <血管収縮剤の添加について>
    本剤は、血管収縮剤を添加しなくても十分な作用時間がえられるが、更に作用時間の延長を望む場合は血管収縮剤を適宜添加する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    使用成績調査等の頻度が明確となる調査を実施していないため、副作用発現頻度については不明である。
    1.重大な副作用
    1).ショック:徐脈、不整脈、血圧低下、呼吸抑制、チアノーゼ、意識障害等を生じ、まれに心停止を来すことがある。また、まれにアナフィラキシーショックを起こしたとの報告があるので、観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には、適切な処置を行う。
    2).意識障害、振戦、痙攣:意識障害、振戦、痙攣等の中毒症状が現れることがあるので、観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行う。
    3).異常感覚、知覚・運動障害:注射針又はカテーテルの留置時に神経(神経幹、神経根)に触れることにより一過性異常感覚が発現することがある。また、神経が注射針や薬剤あるいは虚血によって障害を受けると、まれに持続的異常感覚、疼痛、知覚障害、運動障害、硬膜外麻酔では膀胱直腸障害等の神経学的疾患が現れることがある。
    4).肝障害:持続硬膜外ブロックを長期間施行した場合、まれに黄疸、AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇等が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止する等、適切な処置を行う。
    2.その他の副作用(頻度不明)
    1).循環器:血圧上昇。
    2).中枢神経:眠気、不安、興奮、霧視、眩暈等[このような症状が現れた場合は、ショックあるいは中毒へ移行することがあるので、患者の全身状態の観察を十分に行い、必要に応じて適切な処置を行う]。
    3).消化器:悪心・嘔吐等[このような症状が現れた場合は、ショックあるいは中毒へ移行することがあるので、患者の全身状態の観察を十分に行い、必要に応じて適切な処置を行う]。
    4).過敏症:蕁麻疹等の皮膚症状、浮腫等。
    5).泌尿器:尿閉。
    6).眼:複視。
    7).その他:クモ膜炎。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    1.本剤の成分又はアミド型局所麻酔薬に対し過敏症の既往歴のある患者。
    2.大量出血やショック状態の患者[過度の血圧低下が起こることがある]。
    3.注射部位又はその周辺に炎症のある患者[化膿性髄膜炎症状を起こすことがある]。
    4.敗血症の患者[敗血症性髄膜炎を生じる恐れがある]。
    (慎重投与)
    1.高齢者。
    2.全身状態不良な患者[生理機能の低下により麻酔に対する忍容性が低下していることがある]。
    3.心刺激伝導障害のある患者[症状を悪化させることがある]。
    4.重篤な肝機能障害又は重篤な腎機能障害のある患者[中毒症状が発現しやすくなる]。
    5.中枢神経系疾患:髄膜炎、灰白脊髄炎、脊髄ろう等の患者及び脊髄に腫瘍・脊椎に腫瘍又は脊髄に結核・脊椎に結核等のある患者[硬膜外麻酔により病状が悪化する恐れがある]。
    6.血液凝固障害や抗凝血薬投与中の患者[出血しやすいため、血腫形成や脊髄障害を起こすことがあるので、やむを得ず投与する場合は観察を十分に行う]。
    7.脊柱に著明な変形のある患者[脊髄損傷や神経根損傷の恐れがあり、また麻酔範囲の予測も困難であるので、やむを得ず投与する場合は患者の全身状態の観察を十分に行う]。
    8.妊産婦。
    9.腹部腫瘤のある患者[仰臥位性低血圧を起こしやすく、麻酔範囲が広がりやすい;麻酔中は更に増悪することがあるので、投与量の減量を考慮するとともに、患者の全身状態の観察を十分に行う]。
    10.重篤な高血圧症、心弁膜症等の心血管系に著しい障害のある患者[血圧低下や病状の悪化が起こりやすいので、患者の全身状態の観察を十分に行う]。
    (重要な基本的注意)
    1.まれにショックあるいは中毒症状を起こすことがあるので、本剤の投与に際しては、十分な問診により患者の全身状態を把握するとともに、異常が認められた場合に直ちに救急処置のとれるよう、常時準備をしておく。なお、事前の静脈路確保が望ましい。
    2.本剤の投与に際し、その副作用を完全に防止する方法はないが、ショックあるいは中毒症状をできるだけ避けるために、次の諸点に留意する。
    1).患者の全身状態の観察を十分に行う。
    2).できるだけ薄い濃度のものを用いる。
    3).できるだけ必要最少量にとどめる。
    4).必要に応じて血管収縮剤の併用を考慮する。
    5).注射の速度はできるだけ遅くする。
    6).注射針が、血管又はクモ膜下腔に入っていないことを確かめる。
    7).前投薬や術中に投与した鎮静薬、鎮痛薬等による呼吸抑制が発現することがあるので、鎮静薬、鎮痛薬等を使用する際は少量より投与し、必要に応じて追加投与することが望ましい(なお、高齢者、小児、全身状態不良な患者、肥満者、呼吸器疾患を有する患者では特に注意し、異常が認められた際には、適切な処置を行う)。
    8).試験的に注入(test dose)し、注射針又はカテーテルが適切に留置されていることを確認する。
    9).麻酔範囲が予期した以上に広がることにより、過度の血圧低下、徐脈、呼吸抑制を来すことがあるので、麻酔範囲に注意する。
    3.注射針又はカテーテルが適切に位置していない等により、神経障害が生じることがあるので、穿刺に際し異常を認めた場合には本剤の注入を行わない。
    4.本剤に血管収縮剤(アドレナリン等)を添加して投与する場合には、血管収縮剤の添付文書に記載されている禁忌、慎重投与、重大な副作用等の使用上の注意を必ず確認する。
    (相互作用)
    本剤は、主として肝代謝酵素CYP3A4で代謝される。
    併用注意:
    1.ジゴキシン[ブピバカインによる中毒症状が発現しやすくなる(ラットを用いた研究で、ジゴキシンとの併用によりブピバカインの中毒閾値が低下したとの報告がある)]。
    2.アミド型局所麻酔剤[中毒症状が相加的に起こる恐れがある(他の局所麻酔剤との併用で中毒症状が相加的に起こることが考えられる)]。
    3.クラス3抗不整脈剤(アミオダロン等)[心機能抑制作用が増強する恐れがあるので、心電図検査等によるモニタリングを行う(作用が増強することが考えられる)]。
    (高齢者への投与)
    一般に高齢者では、麻酔範囲が広がりやすく、生理機能の低下により麻酔に対する忍容性が低下しているので、投与量の減量を考慮するとともに、患者の全身状態の観察を十分に行う等、慎重に投与する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦等:妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
    2.妊産婦:妊娠後期の患者には、投与量の減量を考慮するとともに、患者の全身状態の観察を十分に行う等、慎重に投与する[妊娠末期は、仰臥位性低血圧を起こしやすく、麻酔範囲が広がりやすい;麻酔中は更に増悪することがある]。
    (小児等への投与)
    小児等に対する安全性は確立していない。
    (過量投与)
    局所麻酔剤の過量投与や血管内誤投与又は非常に急速な吸収等による血中濃度の上昇に伴い、中毒が発現する。特に血管内誤投与となった場合には、数分以内に発現することがあり、その症状は、主に中枢神経系症状及び心血管系症状として現れる。また、腕神経叢ブロックや坐骨神経ブロック等の伝達麻酔の過量投与や硬膜外麻酔の過量投与で、人工蘇生術困難及び死亡に至った報告がある。
    1.徴候、症状:
    1).過量投与時の中枢神経系症状:初期症状として不安、興奮、多弁、口周囲知覚麻痺、舌のしびれ、ふらつき、聴覚過敏、耳鳴、視覚障害、振戦等が現れる(症状が進行すると意識消失、全身痙攣が現れ、これらの症状に伴い低酸素血症、高炭酸ガス血症が生じる恐れがあり、より重篤な場合には呼吸停止を来すこともある)。
    2).過量投与時の心血管系症状:血圧低下、徐脈、心筋収縮力低下、心拍出量低下、刺激伝導系抑制、心室性頻脈及び心室細動等の心室性不整脈、循環虚脱、心停止等が現れる。これらの心血管系の症状は、鎮静下又は全身麻酔下において、中枢神経症状を伴わずに発生することがある。
    2.処置:過量投与時には呼吸を維持し、酸素を十分投与することが重要であり、必要に応じて人工呼吸を行う。過量投与による振戦や痙攣が著明であれば、ジアゼパム又は超短時間作用型バルビツール酸製剤(チオペンタールナトリウム等)を投与する。過量投与による心機能抑制に対しては、カテコールアミン等の昇圧剤を投与する。過量投与により心停止を来した場合には直ちに心マッサージ等の蘇生術を開始する。
    (適用上の注意)
    使用目的:
    1.局所静脈内麻酔<Bier’s block>として投与しない。
    2.傍頚管ブロックとして投与しない。
    (その他の注意)
    因果関係は明らかでないが、外国において術後に本剤を関節内(特に肩関節)に持続投与された患者で軟骨融解を発現したとの報告がある。
    (取扱い上の注意)
    1.本剤使用前にゴム栓をアルコール綿等で清拭する。
    2.本剤は金属を侵す性質があるので、長時間金属器具(カニューレ、注射針等)に接触させないことが望ましい(なお、金属器具を使用した場合は、使用後十分に水洗する)。

    Information PR

    ログインしていません

    Close UpコンテンツPR

    ログインしていません

    もっと見る

    人気記事ランキング

    1. マッチング最終結果、市中病院人気が再び加速 【2017年度】フルマッチ校は11校、東京医科歯科大は5年連続 FBシェア数:239
    2. 不足だけでないインフルエンザワクチンへの懸念 記者の眼 FBシェア数:375
    3. ベルソムラは就寝前に飲んじゃダメ!? セキララ告白!個別指導 FBシェア数:122
    4. 高齢でもピロリ除菌を行うべきもう1つの理由 リポート◎ピロリ除菌の目的は胃癌発症抑制と潰瘍予防だけじゃない! FBシェア数:185
    5. キャラクターで抗菌薬を覚える!? 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:82
    6. 診療所の運動器リハ、意外だった査定の理由は? あのレセプトが削られたわけ FBシェア数:91
    7. 待望の内服薬が承認、治療アドヒアランス向上に期待 Unmet Medical Needs 2017 秋 FBシェア数:2
    8. 国内初の『慢性便秘症診療GL』の特徴は? 学会トピック◎JDDW2017 FBシェア数:124
    9. 「医療訴訟がとにかく怖いんです!」 研修医のための人生ライフ向上塾! FBシェア数:19
    10. 意外と世間から誤解されている「救急」 木川英の「救急クリニック24時」 FBシェア数:96