基本情報

薬効分類

抗ヒスタミン薬(内服薬・注射剤)詳しく見る

  • 抗ヒスタミン作用によりアレルギー反応を抑え蕁麻疹、花粉症、喘息などによる皮膚の腫れや痒み、鼻づまり、咳などの症状を改善する薬
抗ヒスタミン薬(内服薬・注射剤)の代表的な商品名
  • アレジオン
  • アレグラ
  • アレロック
  • レスタミン
  • ポララミン
  • クラリチン
  • デザレックス
  • ビラノア
  • ルパフィン

効能・効果詳しく見る

  • 麻酔前投薬
  • 術後の嘔吐の防止
  • 術後の悪心の防止
  • 神経症の緊張
  • 神経症の不安
  • 神経症の抑うつ
  • 術前の悪心の防止
  • 術前の嘔吐の防止

注意すべき副作用詳しく見る

不安口渇壊死疼痛発疹眠気紅斑アナフィラキシー嘔吐嘔気肝機能障害黄疸

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • 1.静脈内注射:ヒドロキシジン塩酸塩として、1回25〜50mgを必要に応じ4〜6時間毎に静脈内注射するか又は点滴静注する
    • 但し、1回の静注量は100mgを超えてはならず、25mg/分以上の速度で注入しない
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
  • 2.筋肉内注射:ヒドロキシジン塩酸塩として、1回50〜100mgを必要に応じ4〜6時間毎に筋肉内注射する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • ポルフィリン症
    • エチレンジアミンに対し過敏症
    • アミノフィリンに対し過敏症
  • 患者の属性に応じた注意事項
    • 妊婦・産婦
    • 新生児(低出生体重児を含む)
  • 年齢や性別に応じた注意事項
    • 新生児(0日〜27日)

副作用

主な副作用

不安口渇壊死疼痛発疹眠気紅斑

重大な副作用

アナフィラキシー嘔気黄疸嘔吐肝機能障害血圧降下眩暈硬結腫脹ショック心室頻拍蕁麻疹疼痛皮膚潰瘍頻脈急性汎発性発疹性膿疱症

上記以外の副作用

胃部不快感嘔気嘔吐過敏症顔面蒼白胸部不快感筋萎縮傾眠痙攣血圧低下幻覚倦怠感喉頭浮腫紅皮症興奮呼吸困難錯乱しびれ静脈炎食欲不振振戦頭痛そう痒知覚異常注射部位疼痛尿閉発熱瘢痕不随意運動不眠便秘霧視浮腫性紅斑筋拘縮注射部位硬結多形滲出性紅斑注射部位腫脹注射部位壊死

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
    • ポルフィリン症
    • エチレンジアミンに対し過敏症
    • アミノフィリンに対し過敏症
  • 慎重投与
    • QT延長
    • 消化管運動低下
    • 下部尿路に閉塞性疾患
    • 肝機能障害
    • 痙攣性疾患
    • 重症筋無力症
    • 腎障害
    • 狭窄性消化性潰瘍
    • 前立腺肥大
    • 低カリウム血症
    • てんかん
    • 不整脈
    • 幽門十二指腸閉塞
    • 緑内障
    • 先天性QT延長症候群
    • QT延長を起こすことが知られている薬剤投与中
    • 著明な徐脈
    • 認知症

患者の属性に応じた注意事項

  • 禁止
    • 妊婦・産婦
    • 新生児(低出生体重児を含む)
  • 希望禁止
    • 乳児
    • 幼児・乳児
  • 慎重投与
    • 高齢者
  • 注意
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 禁止
    • 新生児(0日〜27日)
  • 希望禁止
    • 乳児(0日〜364日)
    • 小児(0歳〜14歳)
  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)
  • 注意
    • 高齢者(65歳〜)
    • 低出生体重児(0日〜27日)
    • 新生児(0日〜27日)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
中枢抑制剤 相互に作用を増強
麻酔剤 相互に作用を増強
モノアミン酸化酵素阻害剤 相互に作用を増強
麻薬系鎮痛剤 相互に作用を増強
バルビツール酸誘導体 相互に作用を増強
エタノール摂取 相互に作用を増強
コリンエステラーゼ阻害剤 作用を減弱
臭化ネオスチグミン 作用を減弱
ベタヒスチン 作用を減弱
QTを延長する薬剤 Torsades de Pointes
シメチジン 本剤の血中濃度が上昇
不整脈を引き起こす恐れのある薬剤 心室性不整脈等の副作用
コハク酸シベンゾリン 心室性不整脈等の副作用
アルコール脱水素酵素を阻害する薬剤 本剤の血中濃度が上昇
CYP3A4/CYP3A5を阻害する薬剤 本剤の血中濃度が上昇

飲食物との相互作用

  • アルコールを含むもの<ジン、ウオッカ、ラム、ウイスキー、ブランデー など>

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    1.神経症における不安・緊張・抑うつ。
    2.麻酔前投薬。
    3.術前・術後の悪心・嘔吐の防止。

    用法・用量(添付文書全文)

    1.静脈内注射:ヒドロキシジン塩酸塩として、1回25〜50mgを必要に応じ4〜6時間毎に静脈内注射するか又は点滴静注する。但し、1回の静注量は100mgを超えてはならず、25mg/分以上の速度で注入しない。なお、年齢、症状により適宜増減する。
    2.筋肉内注射:ヒドロキシジン塩酸塩として、1回50〜100mgを必要に応じ4〜6時間毎に筋肉内注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していないため、発現頻度については再評価時における文献を参考に集計した。総症例4,933例中、主な副作用は眠気(1.46%)、口渇(1.30%)、不安(0.65%)等であった。
    1.重大な副作用
    1).ショック、アナフィラキシー(頻度不明):ショック、アナフィラキシーを起こすことがあるので、観察を十分に行い、蕁麻疹、胸部不快感、喉頭浮腫、呼吸困難、顔面蒼白、血圧低下等が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    2).QT延長、心室頻拍(Torsades de Pointesを含む)(頻度不明):QT延長、心室頻拍(Torsades de Pointesを含む)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    3).肝機能障害、黄疸(頻度不明):AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、γ−GTP上昇等を伴う肝機能障害、黄疸が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行う。
    4).注射部位の壊死、皮膚潰瘍(頻度不明):注射部位壊死、皮膚潰瘍が現れ、瘢痕が形成されることがあり、重度の場合には壊死組織の切除、重度の場合には皮膚移植が必要になることがあるので、注射部位疼痛、注射部位腫脹、注射部位硬結等が現れた場合には投与を中止する等、適切な処置を行う。
    5).急性汎発性発疹性膿疱症(頻度不明):急性汎発性発疹性膿疱症が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    2.その他の副作用:次のような副作用が認められた場合には、必要に応じ減量、投与中止等の適切な処置を行う。
    1).精神・神経系:(1%以上)眠気、(1%未満)不安、眩暈、(頻度不明)倦怠感、不随意運動、振戦、痙攣、頭痛、幻覚、興奮、錯乱、不眠、傾眠。
    2).消化器:(1%以上)口渇、(1%未満)嘔気・嘔吐、(頻度不明)*食欲不振、*胃部不快感[*:内用剤での報告のため頻度不明]、便秘。
    3).循環器:(1%未満)血圧降下、頻脈。
    4).過敏症:(頻度不明)発疹、紅斑、多形滲出性紅斑、浮腫性紅斑、紅皮症、そう痒、蕁麻疹[発現した場合には投与を中止する]。
    5).注射部位:(1%未満)疼痛、(頻度不明)腫脹、硬結、静脈炎、しびれ、知覚異常、筋萎縮、筋拘縮。
    6).その他:(頻度不明)霧視、尿閉、発熱。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    1.本剤の成分、セチリジン、ピペラジン誘導体に対し過敏症、アミノフィリンに対し過敏症、エチレンジアミンに対し過敏症の既往歴のある患者。
    2.ポルフィリン症の患者。
    3.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人。
    (慎重投与)
    1.てんかん等の痙攣性疾患、又はこれらの既往歴のある患者[痙攣閾値を低下させることがある]。
    2.QT延長のある患者(先天性QT延長症候群等)、QT延長を起こすことが知られている薬剤投与中の患者、著明な徐脈や低カリウム血症等がある患者[QT延長、心室頻拍(Torsades de Pointesを含む)を起こすことがある]。
    3.高齢者。
    4.肝機能障害のある患者[肝機能障害のある患者で血中濃度半減期が延長したとの報告がある]。
    5.腎障害のある患者[中等度又は重度の腎障害のある患者で血中濃度半減期が延長したとの報告がある]。
    6.次記の患者[本剤の抗コリン作用により症状が悪化する恐れがある];緑内障の患者、前立腺肥大等下部尿路に閉塞性疾患のある患者、重症筋無力症の患者、認知症の患者、狭窄性消化性潰瘍又は幽門十二指腸閉塞等消化管運動低下している患者、不整脈を発現しやすい状態にある患者。
    (重要な基本的注意)
    1.眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械類の操作には従事させないよう注意する。
    2.末梢壊死を起こす恐れがあるので、動脈内には絶対投与しない。
    3.筋肉内注射時に注射部位をもむことによって、皮内又は皮下に薬液が漏出し、壊死、皮膚潰瘍、疼痛等の注射部位反応を起こすことがあるので、注射後、強くもまず軽くおさえる程度にとどめる。
    (相互作用)
    本剤は、in vitro試験において、主としてCYP3A4/CYP3A5及びアルコール脱水素酵素で代謝されることが報告されているため、CYP3A4/CYP3A5を阻害する薬剤及びアルコール脱水素酵素を阻害する薬剤と併用した場合、本剤の血中濃度が上昇する恐れがある。
    併用注意:
    1.バルビツール酸誘導体・麻酔剤・麻薬系鎮痛剤等の中枢神経抑制剤、アルコール、モノアミン酸化酵素<MAO>阻害剤[相互に作用を増強する恐れがあるので減量するなど慎重に投与する(両剤ともに中枢神経抑制作用を有するため、併用により作用が増強される恐れがある)]。
    2.ベタヒスチン、抗コリンエステラーゼ剤(ネオスチグミン臭化物等)[これらの薬剤の作用を減弱させる恐れがある(本剤はこれらの薬剤の作用と拮抗することがある)]。
    3.シメチジン[シメチジンとの併用により、本剤の血中濃度が上昇したとの報告がある(シメチジンは本剤の肝臓での主な代謝酵素であるCYP1A2、CYP2C19、CYP2D6、CYP3A4、CYP3A5を阻害し、本剤の代謝、排泄を遅延させる)]。
    4.不整脈を引き起こす恐れのある薬剤(シベンゾリンコハク酸塩等)[併用により心室性不整脈等の副作用が現れたとの報告がある(ともに心血管系の副作用を起こす恐れがある)]。
    (高齢者への投与)
    一般に高齢者では生理機能が低下しているので、減量するなど注意する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しない[妊娠初期<約3カ月>に本剤を投与された婦人が、口蓋裂等の奇形児を出産したとの報告があり、また、妊娠中の投与により、出産後新生児に傾眠、筋緊張低下、離脱症状、錐体外路障害、間代性運動、中枢神経抑制等の精神神経系症状、新生児低酸素症が現れたとの報告がある]。
    2.授乳中の婦人には本剤投与中の授乳を避けさせる[本剤がヒト母乳中に移行するかどうかは知られていないが、授乳中の新生児に中枢神経抑制、緊張低下が現れたとの報告がある]。
    (小児等への投与)
    低出生体重児、新生児に使用する場合には十分注意する[外国において、ベンジルアルコールの静脈内大量投与(99〜234mg/kg)により、中毒症状(あえぎ呼吸、アシドーシス、痙攣等)が低出生体重児に発現したとの報告がある(本剤は添加物としてベンジルアルコールを含有している)]。
    (臨床検査結果に及ぼす影響)
    本剤はアレルゲン反応を抑制するため、アレルゲン皮内反応検査又は気道過敏性試験を実施する少なくとも5日前より本剤の投与を中止することが望ましい。
    (過量投与)
    1.過量投与時の症状:過度の鎮静、また、まれに振戦、痙攣、低血圧、意識レベル低下、嘔気・嘔吐等が現れることがある。
    2.過量投与時の処置:一般的な対症療法を行う(但し、エピネフリンは昇圧作用を逆転させる恐れがあるので投与しないことが望ましい)。
    (適用上の注意)
    1.静脈内注射時:
    1).投与速度:静脈内注射時、注射方法等に十分注意し25mg/分未満の注射速度でできるだけ遅くする[皮内又は皮下に薬液が漏出し、静脈炎、一過性溶血等を起こす恐れがある]。
    2).注射方法:本剤を静注する場合は、点滴静注により行うのが望ましい。また本剤を稀釈せず点滴静注の側管より直接注入することは避ける。
    2.筋肉内注射時:筋肉内投与により、注射部位に壊死、皮膚潰瘍、疼痛、硬結、しびれ、知覚異常、筋萎縮・筋拘縮等の筋肉障害が現れることがある。筋肉内注射にあたっては、組織・神経などへの影響を避けるため次記の点に留意する。
    1).筋肉内注射時神経走行部を避けて慎重に投与する。
    2).注射針刺入時、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合には、直ちに針を抜き、部位を変えて注射する。
    3).注射後、強くもまず軽くおさえる程度にとどめる[皮内又は皮下に薬液が漏出し、壊死、皮膚潰瘍、疼痛等の注射部位反応を起こすことがある]。
    4).筋肉内注射時、繰り返し注射する場合には、例えば左右交互に注射するなど、筋肉内注射時同一注射部位を避けて行う。なお、乳児・小児には筋肉内注射を連用しないことが望ましい。
    3.アンプルカット時:本剤はワンポイントアンプルであるが、異物混入を避けるため、アンプルカット部分をエタノール綿等で清拭したのちカットすることが望ましい。

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