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トレリーフ錠25mg基本情報

先発品(後発品なし)

一般名:ゾニサミド錠

製薬会社:大日本住友製薬

薬価・規格: 948.5円(25mg1錠) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

レボドパ作用増強薬(パーキンソン病治療薬)詳しく見る

  • レボドパ製剤を併用している状況下で、脳内のドパミン放出促進作用などをあらわし、ドパミン作用を増強することでパーキンソン病における手足の震えや筋肉こわばりなどを改善する薬
レボドパ作用増強薬(パーキンソン病治療薬)の代表的な商品名
  • トレリーフ

効能・効果詳しく見る

  • パーキンソン病

注意すべき副作用詳しく見る

眠気食欲不振ジスキネジー悪心幻覚気力低下眩暈ふらつき無気力自発性低下

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • 本剤は、レボドパ含有製剤と併用する
  • ゾニサミドとして、1日1回25mgを経口投与する
    • なお、パーキンソン病における症状の日内変動(wearing−off現象)の改善には、1日1回50mgを経口投与する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
  • 患者の属性に応じた注意事項
    • 妊婦・産婦

副作用

主な副作用

眠気食欲不振ジスキネジー悪心気力低下眩暈ふらつき無気力自発性低下運動失調嘔吐

重大な副作用

幻覚悪性症候群無動無言高度筋硬直不随意運動嚥下困難頻脈血圧変動発汗血清CK上昇血清CPK上昇ミオグロビン尿腎機能低下血小板減少妄想錯乱精神症状発熱意識障害中毒性表皮壊死融解症Toxic Epidermal NecrolysisTEN紅皮症剥脱性皮膚炎紅斑水疱糜爛そう痒感咽頭痛眼充血口内炎過敏症症候群発疹リンパ節腫脹肝機能障害臓器障害白血球増加好酸球増多異型リンパ球出現遅発性の重篤な過敏症状ヒトヘルペスウイルス6再活性化HHV−6再活性化ウイルス再活性化再生不良性貧血無顆粒球症赤芽球癆急性腎障害間質性肺炎咳嗽呼吸困難胸部X線異常黄疸発汗減少熱中症体温上昇顔面潮紅皮膚粘膜眼症候群Stevens−Johnson症候群重篤な肝機能障害横紋筋融解症筋肉痛血中ミオグロビン上昇尿中ミオグロビン上昇腎結石尿路結石腎疝痛排尿痛血尿結晶尿残尿感乏尿譫妄

上記以外の副作用

脱力感精神活動緩慢化CK上昇CPK上昇頭痛過敏症貧血AST上昇ALT上昇γ−GTP上昇頻尿湿疹抑うつ睡眠障害頭重幻視幻聴不安不穏興奮しびれ感異常な夢異常感感覚異常行動異常自殺企図血圧低下動悸起立性低血圧血圧上昇上室性期外収縮心室性期外収縮口渇胃不快感便秘胸やけ下痢腹部不快感腹部膨満感胃炎胃痛流涎嚥下障害胃潰瘍白血球減少ヘモグロビン減少赤血球減少ヘマトクリット減少顆粒球減少Al−P上昇LDH上昇肝機能異常BUN上昇排尿障害クレアチニン上昇尿失禁失禁尿中蛋白陽性体重減少立ちくらみ浮腫倦怠感視覚障害脱水四肢痛転倒打撲骨折腰痛汗疹トリグリセリド上昇血中コレステロール上昇血中尿酸上昇血糖上昇血中カリウム減少気管支炎脱毛易刺激性焦燥記銘力低下判断力低下心気妄想状態精神病様症状被害念慮振戦構音障害平衡障害複視視覚異常眼振腹痛胸部圧迫感免疫グロブリン低下IgA低下IgG低下味覚異常代謝性アシドーシス尿細管性アシドーシス多形紅斑不機嫌離人症眼痛しゃっくり蛋白尿喘鳴乳腺腫脹抗核抗体陽性血清カルシウム低下高アンモニア血症

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
  • 慎重投与
    • 重篤な肝機能障害

患者の属性に応じた注意事項

  • 禁止
    • 妊婦・産婦
  • 慎重投与
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
抗てんかん剤 本剤の血中濃度が上昇
フェニトイン 本剤の血中濃度が上昇
カルバマゼピン 本剤の血中濃度が上昇
フェノバルビタール 本剤の血中濃度が上昇
バルプロ酸 本剤の血中濃度が上昇
フェニトイン 眼振・構音障害・運動失調等のフェニトインの中毒症状
三環系抗うつ剤 セレギリンにおいて高血圧
アミトリプチリン セレギリンにおいて高血圧
四環系抗うつ剤 セレギリンにおいて高血圧
マプロチリン セレギリンにおいて高血圧
三環系抗うつ剤 セレギリンにおいて失神
アミトリプチリン セレギリンにおいて失神
四環系抗うつ剤 セレギリンにおいて失神
マプロチリン セレギリンにおいて失神
三環系抗うつ剤 セレギリンにおいて不全収縮
アミトリプチリン セレギリンにおいて不全収縮
四環系抗うつ剤 セレギリンにおいて不全収縮
マプロチリン セレギリンにおいて不全収縮
三環系抗うつ剤 セレギリンにおいて発汗
アミトリプチリン セレギリンにおいて発汗
四環系抗うつ剤 セレギリンにおいて発汗
マプロチリン セレギリンにおいて発汗
三環系抗うつ剤 セレギリンにおいててんかん
アミトリプチリン セレギリンにおいててんかん
四環系抗うつ剤 セレギリンにおいててんかん
マプロチリン セレギリンにおいててんかん
三環系抗うつ剤 セレギリンにおいて動作・精神障害の変化
アミトリプチリン セレギリンにおいて動作・精神障害の変化
四環系抗うつ剤 セレギリンにおいて動作・精神障害の変化
マプロチリン セレギリンにおいて動作・精神障害の変化
三環系抗うつ剤 セレギリンにおいて筋強剛
アミトリプチリン セレギリンにおいて筋強剛
四環系抗うつ剤 セレギリンにおいて筋強剛
マプロチリン セレギリンにおいて筋強剛
三環系抗うつ剤 セレギリンにおいて死亡
アミトリプチリン セレギリンにおいて死亡
四環系抗うつ剤 セレギリンにおいて死亡
マプロチリン セレギリンにおいて死亡
ラウオルフィア製剤 本剤の作用が減弱
レセルピン 本剤の作用が減弱
フェノチアジン系薬剤 本剤の作用が減弱
クロルプロマジン 本剤の作用が減弱
ブチロフェノン系製剤 本剤の作用が減弱
ハロペリドール 本剤の作用が減弱
スルピリド 本剤の作用が減弱
メトクロプラミド 本剤の作用が減弱

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    パーキンソン病(レボドパ含有製剤に他の抗パーキンソン病薬を使用しても十分に効果が得られなかった場合)。

    用法・用量(添付文書全文)

    本剤は、レボドパ含有製剤と併用する。ゾニサミドとして、1日1回25mgを経口投与する。なお、パーキンソン病における症状の日内変動(wearing−off現象)の改善には、1日1回50mgを経口投与する。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    1.ゾニサミドをてんかん(本剤の承認外効能・効果)の治療目的で投与する場合には、てんかんの効能・効果を有する製剤(エクセグラン等)を用法・用量どおりに投与する。
    2.本剤の1日50mg投与において、1日25mg投与時を上回るon時の運動機能の改善効果は確認されていない。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    <パーキンソン病の場合>
    用量追加承認までの臨床試験842例中393例(46.7%)に臨床検査値異常を含む副作用がみられた。主なものは眠気(8.4%)、食欲不振(6.7%)、ジスキネジー(5.7%)、悪心(4.8%)、幻覚(4.4%)、気力低下(4.2%)等であった(用量追加承認時)。
    特定使用成績調査542例中62例(11.4%)に臨床検査値異常を含む副作用がみられた。主なものは眩暈・ふらつき(2.4%)、幻覚(1.7%)、ジスキネジー(1.5%)等であった(再審査終了時)。
    <てんかん(承認外効能・効果、用法・用量)の場合>
    承認までの臨床試験1,008例及び使用成績調査・特別調査5,368例の合計6,376例中1,575例(24.7%)に副作用がみられた。主なものは眠気(11.7%)、食欲不振(4.9%)、γ−GTP・Al−P・ALT(GPT)・AST(GOT)の上昇等(2.1%)、無気力・自発性低下(3.8%)、運動失調(3.0%)、悪心・嘔吐(2.7%)、倦怠・脱力感(2.2%)、精神活動緩慢化(2.1%)等であった(再審査終了時)。
    1.重大な副作用
    1).悪性症候群(1%未満):本剤投与中又は投与中止後に悪性症候群が現れることがあるので、観察を十分に行い、発熱、意識障害、無動無言、高度筋硬直、不随意運動、嚥下困難、頻脈、血圧変動、発汗、血清CK上昇(血清CPK上昇)等が現れた場合には、体冷却、水分補給等の全身管理、及び再投与後に漸減するなど適切な処置を行う(なお、本症発症時には、ミオグロビン尿を伴う腎機能低下がみられることがある)。
    2).中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)(頻度不明)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens−Johnson症候群)(0.1%未満*)、紅皮症(剥脱性皮膚炎)(頻度不明):観察を十分に行い、発熱、紅斑、水疱・糜爛、そう痒感、咽頭痛、眼充血、口内炎等の異常が認められた場合には、投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行う。
    3).過敏症症候群(頻度不明):初期症状として発疹、発熱がみられ、更にリンパ節腫脹、肝機能障害等の臓器障害、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状が現れることがあるので、観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う(なお、ヒトヘルペスウイルス6再活性化(HHV−6再活性化)等のウイルス再活性化を伴うことが多く、発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意する)。
    4).再生不良性貧血、無顆粒球症、赤芽球癆(頻度不明)、血小板減少(1%未満):観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。
    5).急性腎障害(頻度不明):観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。
    6).間質性肺炎(頻度不明):発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等を伴う間質性肺炎が現れることがあるので、このような症状が現れた場合には、投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行う。
    7).肝機能障害(0.1%未満*)、黄疸(頻度不明):AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、γ−GTP上昇等を伴う重篤な肝機能障害、黄疸が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。
    8).横紋筋融解症(0.1%未満):観察を十分に行い、筋肉痛、脱力感、CK上昇(CPK上昇)、血中ミオグロビン上昇及び尿中ミオグロビン上昇等が現れた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。また、横紋筋融解症による急性腎障害の発症に注意する。
    9).腎結石・尿路結石(0.1%未満):観察を十分に行い、腎疝痛、排尿痛、血尿、結晶尿、頻尿、残尿感、乏尿等が現れた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
    10).発汗減少に伴う熱中症(頻度不明):発汗減少が現れ、体温が上昇し、熱中症を来すことがあるので、発汗減少、体温上昇、顔面潮紅、意識障害等がみられた場合には、投与を中止し、体冷却等の適切な処置を行う。
    11).幻覚(1%以上)、妄想(1%未満)、錯乱(1%未満)、譫妄(0.1%未満)等の精神症状:観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
    *:てんかん(承認外効能・効果、用法・用量)に使用した場合の頻度。
    2.その他の副作用:次のような副作用が認められた場合には、必要に応じ、投与中止等の適切な処置を行う。
    1).<パーキンソン病の場合>
    (1).過敏症<パーキンソン病の場合>:(1%未満)発疹、湿疹、そう痒感[異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う]。
    (2).精神神経系<パーキンソン病の場合>:(1%以上)眠気(5%以上)、*ジスキネジー[*:異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う]、気力低下、抑うつ、眩暈・ふらつき、睡眠障害、頭痛・頭重、幻視・幻聴、(1%未満)精神活動緩慢化、不安・不穏、無気力・自発性低下、興奮、しびれ感、異常な夢、異常感、感覚異常、行動異常、自殺企図。
    (3).循環器<パーキンソン病の場合>:(1%未満)血圧低下、動悸、起立性低血圧、血圧上昇、上室性期外収縮、心室性期外収縮。
    (4).消化器<パーキンソン病の場合>:(1%以上)食欲不振、悪心、口渇、胃不快感、便秘、(1%未満)胸やけ、嘔吐、下痢、腹部不快感、腹部膨満感、胃炎、胃痛、味覚異常、流涎、口内炎、嚥下障害、胃潰瘍。
    (5).血液<パーキンソン病の場合>:(1%未満)白血球減少、ヘモグロビン減少、赤血球減少、ヘマトクリット減少、貧血、白血球増加、血小板減少、顆粒球減少、好酸球増多。
    (6).肝臓<パーキンソン病の場合>:(1%以上)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇、LDH上昇、(1%未満)γ−GTP上昇、肝機能異常。
    (7).腎・泌尿器<パーキンソン病の場合>:(1%以上)BUN上昇、(1%未満)排尿障害、頻尿、クレアチニン上昇、尿失禁、尿中蛋白陽性。
    (8).その他<パーキンソン病の場合>:(1%以上)体重減少、立ちくらみ、CK上昇(CPK上昇)、浮腫、倦怠感、(1%未満)脱力感、発熱、視覚障害、脱水、呼吸困難、四肢痛、転倒、打撲、骨折、腰痛、汗疹、顔面潮紅、トリグリセリド上昇、血中コレステロール上昇、血中尿酸上昇、血糖上昇、血中カリウム減少、気管支炎、脱毛。
    2).<てんかん(承認外効能・効果、用法・用量)の場合>
    (1).過敏症<てんかん[承認外効能・効果・用法・用量]の場合>:(1%以上)発疹、そう痒感[異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う]。
    (2).皮膚<てんかん[承認外効能・効果・用法・用量]の場合>:(0.1%未満)多形紅斑、脱毛。
    (3).精神神経系<てんかん[承認外効能・効果・用法・用量]の場合>:(1%以上)眠気、無気力・自発性低下、精神活動緩慢化、易刺激性・焦燥、記銘力低下・判断力低下、頭痛・頭重、運動失調、(0.1〜1%未満)眩暈、意識障害、睡眠障害、抑うつ・不安・心気、幻覚・妄想状態、幻視・幻聴、精神病様症状、被害念慮、不随意運動・振戦、感覚異常、しびれ感、構音障害、平衡障害、(0.1%未満)不機嫌、離人症。
    (4).眼<てんかん[承認外効能・効果・用法・用量]の場合>:(1%以上)複視・視覚異常、(0.1〜1%未満)眼振、(0.1%未満)眼痛。
    (5).消化器<てんかん[承認外効能・効果・用法・用量]の場合>:(1%以上)食欲不振、悪心・嘔吐、(0.1〜1%未満)胃痛・腹痛、下痢、流涎、口渇、(0.1%未満)口内炎、しゃっくり、便秘。
    (6).血液<てんかん[承認外効能・効果・用法・用量]の場合>:(0.1〜1%未満)白血球減少、貧血、血小板減少、(頻度不明)好酸球増多。
    (7).腎・泌尿器<てんかん[承認外効能・効果・用法・用量]の場合>:(0.1〜1%未満)排尿障害・失禁、(0.1%未満)蛋白尿、BUN上昇、クレアチニン上昇、血尿、結晶尿、頻尿。
    (8).その他<てんかん[承認外効能・効果・用法・用量]の場合>:(1%以上)体重減少、倦怠感・脱力感、(0.1〜1%未満)発汗減少、発熱、胸部圧迫感、免疫グロブリン低下(IgA低下、IgG低下等)、(0.1%未満)動悸、喘鳴、乳腺腫脹、抗核抗体陽性例、血清カルシウム低下、高アンモニア血症、(頻度不明)代謝性アシドーシス・尿細管性アシドーシス、味覚異常。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人。
    2.本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者。
    (慎重投与)
    重篤な肝機能障害又はその既往歴のある患者[血中濃度が上昇する恐れがある]。
    (重要な基本的注意)
    1.本剤投与中又は投与中止後に悪性症候群が現れることがあるので注意する。
    2.連用中は定期的に肝機能・腎機能、血液検査を行うことが望ましい。
    3.眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意する。
    4.発汗減少が現れることがあり、特に夏季に体温の上昇することがあるので、本剤投与中は体温上昇に留意し、このような場合には高温環境下をできるだけ避け、適切な処置を行う。
    5.本剤投与中又は投与中止後に、自殺企図が現れることがあるので、患者の状態及び病態の変化を注意深く観察する。
    (相互作用)
    本剤は、主として薬物代謝酵素CYP3Aで代謝される。
    併用注意:
    1.抗てんかん剤(フェニトイン、カルバマゼピン、フェノバルビタール、バルプロ酸等)[本剤と抗てんかん剤の併用時、これらの薬剤を減量又は中止した場合に、本剤の血中濃度が上昇することがある(フェニトイン、カルバマゼピン、フェノバルビタールではCYPが誘導され、本剤の血中濃度が低下することが示唆されている)]。
    2.フェニトイン[眼振・構音障害・運動失調等のフェニトインの中毒症状が現れることがあるので、できるだけ血中濃度を測定し、減量するなど適切な処置を行う(本剤によりフェニトインの代謝が抑制され、血中濃度が上昇することが示唆されている)]。
    3.三環系抗うつ剤(アミトリプチリン等)、四環系抗うつ剤(マプロチリン等)[三環系抗うつ剤との併用により、MAO−B阻害作用を有するセレギリンにおいて高血圧、セレギリンにおいて失神、セレギリンにおいて不全収縮、セレギリンにおいて発汗、セレギリンにおいててんかん、セレギリンにおいて動作・精神障害の変化及びセレギリンにおいて筋強剛といった副作用が現れ、更にセレギリンにおいて死亡例も報告されている(相加・相乗作用によると考えられる)]。
    4.レセルピン誘導体(レセルピン等)[本剤の作用が減弱される可能性がある(脳内ドパミンを減少させる)]。
    5.フェノチアジン系薬剤(クロルプロマジン等)、ブチロフェノン系薬剤(ハロペリドール等)、スルピリド、メトクロプラミド[本剤の作用が減弱される可能性がある(脳内ドパミン受容体を遮断する)]。
    (高齢者への投与)
    高齢者では一般に生理機能(腎機能、肝機能等)が低下しているので、患者の状態を観察しながら慎重に投与する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しない[妊娠中にゾニサミド製剤を投与された患者が奇形児(心室中隔欠損、心房中隔欠損等)を出産したとの報告があり、動物実験(マウス、ラット、イヌ、サル)で流産、催奇形作用(口蓋裂、心室中隔欠損等)が報告されている。また、妊娠中にゾニサミド製剤を投与された患者の児に呼吸障害が現れたとの報告がある]。
    2.授乳婦に投与する場合には、授乳を避けさせる[ヒト母乳中への移行が報告されている]。
    (小児等への投与)
    1.<パーキンソン病の場合>低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない[使用経験がない]。
    2.<てんかん(承認外効能・効果、用法・用量)の場合>発汗減少が現れることがある[小児のてんかん[承認外効能・効果・用法・用量]での報告が多い]。
    (過量投与)
    1.過量投与時の症状:昏睡状態、ミオクローヌス、眼振等の症状が現れる。
    2.過量投与時の処置:特異的解毒剤は知られていないので、胃洗浄、輸液、酸素吸入等の適切な処置を行う。
    (適用上の注意)
    薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
    (その他の注意)
    1.本剤による治療中、原因不明の突然死が報告されている。
    2.血清免疫グロブリン異常(IgA異常、IgG異常等)が現れることがある。
    3.<パーキンソン病の場合>パーキンソン病患者を対象とした国内臨床試験において、本剤を投与された患者での自殺又は自殺関連行為の発現割合は0.24%(2/842例)であった。
    4.<てんかん[承認外効能・効果・用法・用量]の場合>海外で実施されたゾニサミド製剤を含む複数の抗てんかん薬における、てんかん、精神疾患等を対象とした199のプラセボ対照臨床試験の検討結果において、自殺念慮及び自殺企図の発現のリスクが、抗てんかん薬の服用群でプラセボ群と比較して約2倍高く(抗てんかん薬服用群:0.43%、プラセボ群:0.24%)、抗てんかん薬の服用群では、プラセボ群と比べ1,000人あたり1.9人多いと計算された(95%信頼区間:0.6〜3.9)。また、てんかん患者のサブグループでは、プラセボ群と比べ1,000人あたり2.4人多いと計算されている。なお、海外臨床試験におけるゾニサミド製剤の自殺念慮及び自殺企図の発現率は0.45%であり、プラセボ群では0.23%であった。
    (取扱い上の注意)
    開封後防湿。
    (保管上の注意)
    気密容器。

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