日経メディカル処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

カピステン筋注50mg基本情報

先発品(後発品あり)

一般名:ケトプロフェン注射液

製薬会社:キッセイ薬品

薬価・規格: 118円(50mg1管) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

非ステロイド性抗炎症薬 (内服薬・注射剤)詳しく見る

  • 体内で炎症などを引きおこすプロスタグランジンの生成を抑え、炎症や痛みなどを抑え、熱を下げる薬
非ステロイド性抗炎症薬 (内服薬・注射剤)の代表的な商品名
  • ロキソニン
  • アスピリン バファリン
  • セレコックス
  • ボルタレン
  • ナイキサン

効能・効果詳しく見る

  • 緊急に解熱
  • 外傷の消炎
  • 外傷の鎮痛
  • 癌の消炎
  • 癌の鎮痛
  • 術後の消炎
  • 術後の鎮痛
  • 症候性神経痛の消炎
  • 症候性神経痛の鎮痛
  • 痛風発作の消炎
  • 痛風発作の鎮痛

注意すべき副作用詳しく見る

痛み急性腎不全ネフローゼ症候群血小板機能低下出血時間延長浮腫ショックアナフィラキシー蕁麻疹呼吸困難

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • 1.鎮痛・消炎の目的に用いる場合:ケトプロフェンとして1回50mgを殿部筋肉内に注射し、その後必要に応じて1日1〜2回反復注射する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
  • 2.解熱の目的に用いる場合:ケトプロフェンとして1回50mgを1日1〜2回殿部筋肉内に注射する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • アスピリン喘息
    • 過敏症
    • 重篤な肝障害
    • 重篤な心機能不全
    • 重篤な腎障害
    • 消化性潰瘍
    • 重篤な血液異常
    • 非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作
    • シプロフロキサシン投与中
  • 患者の属性に応じた注意事項
    • 妊婦・産婦

副作用

主な副作用

痛み血小板機能低下出血時間延長浮腫過敏症発疹そう痒感消化性潰瘍胃腸出血悪心嘔吐

重大な副作用

急性腎不全ネフローゼ症候群ショックアナフィラキシー蕁麻疹呼吸困難中毒性表皮壊死症Lyell症候群

上記以外の副作用

胸やけAST上昇ALT上昇貧血顆粒球減少白血球減少血小板減少眩暈眠気硬結

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • アスピリン喘息
    • 過敏症
    • 重篤な肝障害
    • 重篤な心機能不全
    • 重篤な腎障害
    • 消化性潰瘍
    • 重篤な血液異常
    • 非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作
    • シプロフロキサシン投与中
  • 慎重投与
    • 潰瘍性大腸炎
    • 過敏症
    • 肝障害
    • 感染症
    • 気管支喘息
    • クローン病
    • 血液異常
    • 出血傾向
    • 消化性潰瘍
    • 心機能異常
    • 腎障害
  • 注意
    • 感染症
    • 消耗性疾患
  • 投与に際する指示
    • 感染症

患者の属性に応じた注意事項

  • 禁止
    • 妊婦・産婦
  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 慎重投与
    • 妊婦・産婦
    • 幼児・小児
    • 高齢者
  • 注意
    • 幼児・小児
    • 高齢者
  • 投与に際する指示
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)
    • 小児(0歳〜14歳)
  • 注意
    • 長期間投与されている女性
    • 高熱を伴う小児(0歳〜14歳)
    • 高熱を伴う高齢者(65歳〜)
    • 高齢者(65歳〜)
    • 小児(0歳〜14歳)
  • 投与に際する指示
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
シプロフロキサシン 痙攣
ニューキノロン系抗菌剤<塩酸シプロフロキサシンは併用禁忌> 痙攣
エノキサシン水和物 痙攣
メトトレキサート製剤 作用が増強
リチウム製剤 中毒
炭酸リチウム 中毒
クマリン系抗凝血剤 抗凝血作用を増強
ワルファリン 抗凝血作用を増強
血小板凝集抑制作用を有する薬剤 出血傾向を助長
クロピドグレル 出血傾向を助長
選択的セロトニン再取り込み阻害剤 消化管出血
フルボキサミン 消化管出血
パロキセチン 消化管出血
チアジド系薬剤 利尿・降圧作用を減弱
トリクロルメチアジド 利尿・降圧作用を減弱
ヒドロクロロチアジド 利尿・降圧作用を減弱
カリウム保持性利尿剤 降圧作用の減弱
スピロノラクトン 降圧作用の減弱
エプレレノン 降圧作用の減弱
カリウム保持性利尿剤 腎機能障害患者における重度の高カリウム血症
スピロノラクトン 腎機能障害患者における重度の高カリウム血症
エプレレノン 腎機能障害患者における重度の高カリウム血症
ACE阻害剤 更に腎機能が悪化
アンジオテンシン2受容体拮抗剤 更に腎機能が悪化

処方理由

この薬に関連した記事(日経メディカル Online内)もっと見る

    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    1.次記の疾患ならびに状態における鎮痛・消炎:術後、外傷、各種癌、痛風発作、症候性神経痛。
    2.緊急に解熱を必要とする場合。

    用法・用量(添付文書全文)

    1.鎮痛・消炎の目的に用いる場合:ケトプロフェンとして1回50mgを殿部筋肉内に注射し、その後必要に応じて1日1〜2回反復注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
    2.解熱の目的に用いる場合:ケトプロフェンとして1回50mgを1日1〜2回殿部筋肉内に注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    総症例1,062例中、6例(0.56%)、10件に副作用が認められた。主な副作用は、注射部位の痛み3件(0.28%)等であった(再審査終了時)。
    1.重大な副作用
    1).ショック、アナフィラキシー(0.1%未満):ショック、アナフィラキシー(蕁麻疹、呼吸困難等)が現れることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    2).中毒性表皮壊死症(0.1%未満):中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)が現れることがあるので、観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には投与を中止する。
    3).急性腎不全、ネフローゼ症候群(頻度不明):急性腎不全、ネフローゼ症候群が現れることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止する。
    2.その他の副作用
    1).過敏症:(0.1%未満)発疹、そう痒感等[発現した場合には、投与を中止する]。
    2).消化器:(0.1%未満)消化性潰瘍、胃腸出血[発現した場合には、投与を中止する]、悪心・嘔吐、胸やけ等。
    3).肝臓:(0.1%未満)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)等。
    4).血液:(0.1%未満)貧血、顆粒球減少、白血球減少、血小板減少等、(頻度不明)血小板機能低下(出血時間延長)等[血液検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに投与を中止する]。
    5).精神神経系:(0.1%未満)眩暈、眠気。
    6).その他:(0.1〜1%未満)注射部位の痛み、(0.1%未満)硬結等、(頻度不明)浮腫。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    1.消化性潰瘍のある患者[プロスタグランジン生合成抑制作用により、消化性潰瘍を悪化させることがある]。
    2.重篤な血液異常のある患者[血液の異常を悪化させる恐れがある]。
    3.重篤な肝障害のある患者[肝障害を悪化させる恐れがある]。
    4.重篤な腎障害のある患者[プロスタグランジン生合成抑制作用による腎血流量の低下等により、腎障害を悪化させる恐れがある]。
    5.重篤な心機能不全のある患者[腎のプロスタグランジン生合成抑制作用により浮腫、循環体液量の増加が起こり、心臓の仕事量が増加するため症状を悪化させることがある]。
    6.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
    7.アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者[アスピリン喘息発作を誘発することがある]。
    8.シプロフロキサシン投与中の患者。
    9.妊娠後期の女性。
    (慎重投与)
    1.消化性潰瘍の既往歴のある患者[消化性潰瘍を再発させることがある]。
    2.血液異常又はその既往歴のある患者[血液の異常を悪化又は再発させる恐れがある]。
    3.出血傾向のある患者[血小板機能低下が起こることがあるので、出血傾向を助長することがある]。
    4.肝障害又はその既往歴のある患者[肝障害を悪化又は再発させる恐れがある]。
    5.腎障害又はその既往歴のある患者[腎障害を悪化又は再発させる恐れがある]。
    6.心機能異常のある患者[心機能を悪化させる恐れがある]。
    7.過敏症の既往歴のある患者。
    8.気管支喘息のある患者[アスピリン喘息を誘発することがある]。
    9.高齢者。
    10.潰瘍性大腸炎の患者[症状が悪化する恐れがある]。
    11.クローン病の患者[症状が悪化する恐れがある]。
    (重要な基本的注意)
    1.過敏症状を予測するため十分な問診を行う。
    2.消炎鎮痛剤による治療は原因療法ではなく対症療法であることに留意する。
    3.症候性神経痛等の慢性疾患に対し本剤を用いる場合には、次の事項を考慮する。
    1).症候性神経痛等の慢性疾患に対し本剤を長期投与する場合には定期的に臨床検査(尿検査、血液検査及び肝機能検査等)を行い、また、異常が認められた場合には減量、休薬等の適切な処置を行う。
    2).症候性神経痛等の慢性疾患に対し本剤を用いる場合には、薬物療法以外の療法も考慮する。
    4.術後、外傷及び解熱時に本剤を用いる場合には、次の事項を考慮する。
    1).術後、外傷及び解熱時に本剤を用いる場合には、炎症、疼痛及び発熱の程度を考慮し投与する。
    2).術後、外傷及び解熱時に本剤を用いる場合には、原則として同一の薬剤の長期投与を避ける。
    3).術後、外傷及び解熱時に本剤を用いる場合には、感染による発熱に対する抗菌剤の投与等、原因療法があればこれを行う。
    5.患者の状態を十分観察し、副作用の発現に留意する。過度の体温下降、虚脱、四肢冷却等が現れることがあるので、特に高熱を伴う小児及び高熱を伴う高齢者又は消耗性疾患の患者においては、投与後の患者の状態に十分注意する。
    6.感染症を不顕性化する恐れがあるので、感染症を合併している患者に対し用いる場合には適切な抗菌剤を併用し、観察を十分行い慎重に投与する。
    7.他の消炎鎮痛剤との併用は避けることが望ましい。
    8.高齢者及び小児には副作用の発現に特に注意し、必要最小限の使用にとどめるなど慎重に投与する。
    (相互作用)
    1.併用禁忌:シプロフロキサシン<シプロキサン>[痙攣を起こすことがある(シプロフロキサシンのGABA受容体結合阻害作用が併用により増強され、中枢神経系の興奮性を増大すると考えられる)]。
    2.併用注意:
    1).ニューキノロン系抗菌剤<シプロフロキサシンは併用禁忌>(エノキサシン水和物等)[痙攣を起こす恐れがある(ニューキノロン系抗菌剤のGABA受容体結合阻害作用が併用により増強され、中枢神経系の興奮性を増大すると考えられる)]。
    2).メトトレキサート[メトトレキサートの作用が増強されることがあるので、必要があれば減量する(プロスタグランジン生合成阻害作用により腎血流が減少し、メトトレキサートの腎排泄を減少させ、メトトレキサートの血中濃度を上昇させると考えられる)]。
    3).リチウム製剤(炭酸リチウム)[リチウム中毒を起こす恐れがあるので、必要があれば減量する(プロスタグランジン生合成阻害作用によりリチウムの腎排泄を減少させ、リチウムの血中濃度を上昇させると考えられる)]。
    4).クマリン系抗凝血剤(ワルファリン)[抗凝血作用を増強することがあるため、必要があれば減量する(プロスタグランジン生合成阻害作用により血小板凝集が抑制されるため、また、ワルファリンの蛋白結合と競合し、遊離型ワルファリンが増加するためと考えられる)]。
    5).血小板凝集抑制作用を有する薬剤(クロピドグレル)[出血傾向を助長する恐れがある(相互に作用を増強すると考えられる)]。
    6).選択的セロトニン再取り込み阻害剤<SSRI>(フルボキサミン、パロキセチン等)[消化管出血の恐れがある(相互に作用を増強すると考えられる)]。
    7).チアジド系利尿剤(トリクロルメチアジド、ヒドロクロロチアジド等)[利尿・降圧作用を減弱させる恐れがある(プロスタグランジン生合成阻害作用により、水、Naの体内貯留が生じ、利尿剤の水、Na排泄作用に拮抗するためと考えられる)]。
    8).カリウム保持性利尿剤(スピロノラクトン等)、エプレレノン[本剤との併用により、降圧作用の減弱、腎機能障害患者における重度の高カリウム血症が発現する恐れがある(本剤の腎におけるプロスタグランジン生合成阻害によるためと考えられている)]。
    9).ACE阻害剤、A−2受容体拮抗剤[腎機能悪化している患者では、更に腎機能が悪化する恐れがある(機序不明)]。
    (高齢者への投与)
    一般に高齢者では生理機能が低下しているので、用量並びに投与間隔に留意するなど、慎重に投与する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦<妊娠後期以外>又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
    2.妊娠後期の女性には投与しない[外国で妊娠後期の女性に投与したところ、胎児循環持続症(PFC)、胎児腎不全が起きたとの報告がある]。
    3.ケトプロフェンの外皮用剤を妊娠中期の女性に使用し、羊水過少症が起きたとの報告があるので、必要最小限の使用にとどめるなど慎重に使用する。
    4.動物実験(ラット)で周産期投与による分娩遅延、妊娠末期投与による胎仔動脈管収縮が報告されている。
    5.授乳中の女性に投与する場合には授乳を避けさせる[授乳中の投与に関する安全性は確立していないが、動物実験(ラット)で乳汁中への移行が報告されている]。
    (小児等への投与)
    低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない。
    (適用上の注意)
    1.投与経路:筋注にのみ使用する。
    2.調製時:
    1).アンプルカット時にエタノール綿等で清拭し、カットする。
    2).他剤との混合注射を避けることが望ましい。
    3.筋肉内投与時:
    1).神経走行部位を避けるように注意して注射する。
    2).繰り返し注射する場合には、例えば左右交互に注射するなど、注射部位をかえて行う。
    3).注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり血液の逆流をみた場合には直ちに針を抜き、部位をかえて注射する。
    4.保存時:本剤は光により白濁するので、開封後、アンプルは内箱(遮光ケース)に入れた状態で保存し、なお、白濁が認められた場合は使用しない。
    (その他の注意)
    非ステロイド性消炎鎮痛剤を長期間投与されている女性において、一時的不妊が認められたとの報告がある。
    (保管上の注意)
    遮光。

    Information PR

    ログインしていません

    Close UpコンテンツPR

    ログインしていません

    もっと見る

    人気記事ランキング

    1. 眼科専攻医登録数、愛知県の人数はなぜ突然変わった… ニュース追跡◎専門医機構の内部資料から見えてきたこと FBシェア数:43
    2. 腎機能を確認せずに造影CTを行うのは罪? 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:86
    3. 1歳男児。躯幹の小丘疹と手掌・足底の水疱 日経メディクイズ●皮膚 FBシェア数:0
    4. 手術で体重3割減、合併する糖尿病も高率で寛解 トレンド◎肥満外科治療が日本でも普及の兆し FBシェア数:156
    5. 76歳女性。動悸、ふらつき 日経メディクイズ●心電図 FBシェア数:0
    6. スタチンだけで下げられないリスクを減らすか? トレンド◎フィブラート系薬に20数年ぶりの新薬ペマフィブラート登場 FBシェア数:15
    7. 尿閉を生じた高齢患者で想起すべき疾患は? カンファで学ぶ臨床推論 FBシェア数:36
    8. 糖尿病による合併症、忘れてはいけない認知症 岩岡秀明の「糖尿病診療のここが知りたい!」 FBシェア数:29
    9. 見えにくい静脈への穿刺を助ける新兵器 リポート【動画付き】◎血管可視化装置の使い勝手は? FBシェア数:96
    10. 「腹膜透析は使えない」は過去のもの 日本透析医学会理事長の中元秀友氏に聞く FBシェア数:13
    医師と医学研究者におすすめの英文校正