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ミダフレッサ静注0.1%基本情報

先発品(後発品なし)

一般名:ミダゾラム注射液

製薬会社:アルフレッサ ファーマ

薬価・規格: 3.34E+3円(10mg10mL1瓶) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

効能・効果詳しく見る

  • てんかん重積状態

注意すべき副作用詳しく見る

呼吸抑制発熱頻脈発疹アナフィラキシーショック心室性頻脈血圧変動

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • 1.静脈内投与:修正在胎45週以上(在胎週数+出生後週数)の小児には、ミダゾラムとして0.15mg/kgを静脈内投与する
  • 投与速度は1mg/分を目安とする
    • なお、必要に応じて1回につき0.1〜0.3mg/kgの範囲で追加投与するが、初回投与と追加投与の総量として0.6mg/kgを超えない
  • 2.持続静脈内投与:修正在胎45週以上(在胎週数+出生後週数)の小児には、ミダゾラムとして0.1mg/kg/時より持続静脈内投与を開始し、必要に応じて0.05〜0.1mg/kg/時ずつ増量する
  • 最大投与量は0.4mg/kg/時までとする

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • 急性狭隅角緑内障
    • 昏睡
    • 重症筋無力症
    • ショック
    • HIVプロテアーゼ阻害剤投与中
    • エファビレンツ投与中
    • バイタルサインの抑制がみられる急性アルコール中毒
    • コビシスタット含有製剤投与中
  • 患者の属性に応じた注意事項
    • 新生児(低出生体重児を含む)
  • 年齢や性別に応じた注意事項
    • 低出生体重児(0日〜27日)
    • 新生児(0日〜27日)

副作用

主な副作用

呼吸抑制発熱頻脈発疹

重大な副作用

アナフィラキシー血圧変動ショック心室性頻脈心室頻拍心停止舌根沈下譫妄発汗不随意運動無呼吸

上記以外の副作用

GOT上昇悪心悪夢意識障害嚥下困難嘔気嘔吐喀痰覚醒遅延過敏症顔面浮腫急性腎不全血圧上昇痙攣発作血圧低下眩暈幻覚高熱が持続紅斑興奮呼吸困難視覚異常しゃっくり循環虚脱徐脈腎機能低下振戦蕁麻疹心房細動頭痛総ビリルビン上昇そう痒感体温低下体動脱水症状AST上昇白血球増加不安不穏不整脈不眠震えミオグロビン尿無動緘黙妄想薬物依存離脱症状白血球数上昇悪性症候群強度筋強剛

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
    • 急性狭隅角緑内障
    • 昏睡
    • 重症筋無力症
    • ショック
    • HIVプロテアーゼ阻害剤投与中
    • エファビレンツ投与中
    • バイタルサインの抑制がみられる急性アルコール中毒
    • コビシスタット含有製剤投与中
  • 慎重投与
    • 肝障害
    • 重症心不全
    • 心疾患
    • 腎障害
    • 脱水
    • 脳器質的障害
    • 薬物乱用
    • 高度重症
    • 体液が不足
    • 重症の電解質障害のある急性期
    • アルコール乱用
    • 重症の水分障害のある急性期
    • 呼吸予備力の制限
  • 注意
    • 心疾患
    • 心不全
    • 投与した薬剤が特定されないままにフルマゼニルを投与された
    • 中枢神経系抑制剤併用
  • 投与に際する指示
    • 心不全
    • 脱水
    • 重症の電解質障害のある急性期
    • 重症の水分障害のある急性期
    • 体液が不足
    • 中枢神経系抑制剤併用

患者の属性に応じた注意事項

  • 禁止
    • 新生児(低出生体重児を含む)
  • 希望禁止
    • 妊婦・産婦
    • 授乳婦
  • 慎重投与
    • 妊婦・産婦
    • 授乳婦
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 高齢者
    • 虚弱者(衰弱者を含む)
  • 注意
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 高齢者
    • 虚弱者(衰弱者を含む)

年齢や性別に応じた注意事項

  • 警告
    • 低出生体重児(0日〜27日)
    • 新生児(0日〜27日)
  • 禁止
    • 低出生体重児(0日〜27日)
    • 新生児(0日〜27日)
  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)
    • 低出生体重児(0日〜27日)
    • 新生児(0日〜27日)
  • 注意
    • 新生児(0日〜27日)
    • 低出生体重児(0日〜27日)
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
中枢抑制剤 作用が強く現れやすい
インジナビル 過度の鎮静
リトナビル 過度の鎮静
ホスアンプレナビル 過度の鎮静
HIVプロテアーゼ阻害剤 過度の鎮静
アタザナビル 過度の鎮静
サキナビル 過度の鎮静
ネルフィナビル 過度の鎮静
ダルナビル 過度の鎮静
バルビツール酸誘導体 中枢神経抑制作用が増強
麻薬系鎮痛剤 中枢神経抑制作用が増強
エタノール摂取 中枢神経抑制作用が増強
モノアミン酸化酵素阻害剤 中枢神経抑制作用が増強
フェノチアジン系薬剤 中枢神経抑制作用が増強
中枢抑制剤 中枢神経抑制作用が増強
カルバマゼピン 本剤又はこれらの薬剤の作用が増強
クロバザム 本剤又はこれらの薬剤の作用が増強
肝薬物代謝酵素<CYP3A4>の基質となる薬剤 本剤又はこれらの薬剤の作用が増強
トピラマート 本剤又はこれらの薬剤の作用が増強
ビノレルビン酒石酸塩 骨髄抑制等の副作用が増強
抗悪性腫瘍剤 骨髄抑制等の副作用が増強
パクリタキセル 骨髄抑制等の副作用が増強
コビシスタットを含有する製剤 呼吸抑制
エファビレンツ 呼吸抑制
ケトコナゾール 中枢神経抑制作用が増強
キヌプリスチン・ダルホプリスチン 中枢神経抑制作用が増強
アゾール系抗真菌剤 中枢神経抑制作用が増強
ベラパミル 中枢神経抑制作用が増強
カルシウム拮抗剤 中枢神経抑制作用が増強
フルコナゾール 中枢神経抑制作用が増強
イトラコナゾール 中枢神経抑制作用が増強
シメチジン 中枢神経抑制作用が増強
薬物代謝酵素<CYP3A4>を阻害する薬剤 中枢神経抑制作用が増強
テリスロマイシン 中枢神経抑制作用が増強
クラリスロマイシン 中枢神経抑制作用が増強
ジルチアゼム 中枢神経抑制作用が増強
エリスロマイシン 中枢神経抑制作用が増強
リファンピシン類 本剤の作用を減弱
フェニトイン 本剤の作用を減弱
肝薬物代謝酵素<CYP3A4>を誘導する薬剤 本剤の作用を減弱
カルバマゼピン 本剤の作用を減弱
フェノバルビタール 本剤の作用を減弱
プロポフォール 収縮期血圧・拡張期血圧・平均動脈圧及び心拍出量が低下

飲食物との相互作用

  • アルコールを含むもの<ジン、ウオッカ、ラム、ウイスキー、ブランデー など>

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    てんかん重積状態。

    用法・用量(添付文書全文)

    1.静脈内投与:修正在胎45週以上(在胎週数+出生後週数)の小児には、ミダゾラムとして0.15mg/kgを静脈内投与する。投与速度は1mg/分を目安とする。なお、必要に応じて1回につき0.1〜0.3mg/kgの範囲で追加投与するが、初回投与と追加投与の総量として0.6mg/kgを超えない。
    2.持続静脈内投与:修正在胎45週以上(在胎週数+出生後週数)の小児には、ミダゾラムとして0.1mg/kg/時より持続静脈内投与を開始し、必要に応じて0.05〜0.1mg/kg/時ずつ増量する。最大投与量は0.4mg/kg/時までとする。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    1.ミダゾラムに対する反応は個人差があるので、患者の年齢、感受性、全身状態及び併用薬等を考慮して、投与量を決定する。特に、高齢者、衰弱患者、心不全患者、及び中枢神経系抑制剤併用等の場合は投与量を減量する[作用が強く現れやすい]。
    2.投与量の急激な減少又は中止によりてんかん重積状態が現れることがあるので、持続静脈内投与を終了する場合には0.05〜0.1mg/kg/時を目安として緩徐に減量する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    国内成績:承認時までに国内において実施されたてんかん重積状態の小児患者を対象とした臨床試験で、35例中3例(8.6%)に4件の副作用(発熱、呼吸抑制、発疹、AST(GOT)上昇)が認められた。
    1.重大な副作用
    1).呼吸抑制(1%以上)、無呼吸、舌根沈下(頻度不明*):無呼吸、呼吸抑制、舌根沈下が現れることがあるので、このような場合には気道を確保し、換気をはかるなど適切な処置を行う。
    2).心停止(頻度不明*):心停止が報告されている。
    3).心室頻拍、心室性頻脈(頻度不明*):心疾患患者において心室頻拍、心室性頻脈が現れることがあるので、投与中には循環動態の変化に十分注意し、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    4).ショック、アナフィラキシー(頻度不明*):ショック、アナフィラキシーが現れることがあるので、本剤投与中は観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    5).悪性症候群(Syndrome malin)(頻度不明*):無動緘黙、強度筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる場合は、投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともにダントロレンナトリウムの投与等適切な処置を行う(本症発症時には、白血球増加や血清CK上昇(血清CPK上昇)がみられることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能低下がみられることがある)、なお、高熱が持続し、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎不全へと移行することがある。
    6).依存性(頻度不明*):連用により薬物依存を生じることがあるので、観察を十分に行い、用量及び使用期間に注意し慎重に投与する。連用中における投与量の急激な減少ないし中止により、痙攣発作、譫妄、振戦、不眠、不安、幻覚、妄想、不随意運動等の離脱症状が現れることがあるので、投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行う。
    *:麻酔・鎮静に関する効能・効果を有する他のミダゾラム注射剤における報告に基づく記載のため、頻度不明とした。
    2.その他の副作用
    1).呼吸器:(頻度不明*)しゃっくり、咳、喀痰。
    2).循環器:(頻度不明*)不整脈、血圧低下、血圧上昇、頻脈、徐脈、血圧変動、心房細動。
    3).精神神経系:(頻度不明*)覚醒遅延、悪夢、眩暈、頭痛、不穏、興奮、震え、視覚異常、譫妄、不随意運動。
    4).消化器:(頻度不明*)悪心、嘔吐、嘔気。
    5).肝臓:(1%以上)AST上昇(GOT上昇)、(頻度不明*)ALT上昇(GPT上昇)、γ−GTP上昇、総ビリルビン上昇、ALT低下(GPT低下)、LDH上昇、Al−P上昇。
    6).過敏症:(1%以上)発疹、(頻度不明*)紅斑、蕁麻疹、そう痒感等[このような場合には投与を中止するなど、適切な処置を行う]。
    7).その他:(1%以上)発熱、(頻度不明*)体動、発汗、顔面浮腫、体温低下、白血球数上昇、CK上昇(CPK上昇)。
    *:麻酔・鎮静に関する効能・効果を有する他のミダゾラム注射剤における報告に基づく記載のため、頻度不明とした。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (警告)
    1.「重要な基本的注意」に留意し、呼吸及び循環動態の連続的な観察ができる施設においてのみ用いる[呼吸抑制及び呼吸停止を引き起こすことがあり、速やかな処置が行われないために死亡又は低酸素脳症に至った症例が報告されている]。
    2.低出生体重児及び新生児に対して急速静脈内投与をしてはならない[急速静脈内投与後、重度低血圧及び痙攣発作が報告されている]。
    (禁忌)
    1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
    2.急性狭隅角緑内障のある患者[眼圧を上昇させる恐れがある]。
    3.重症筋無力症のある患者[重症筋無力症の症状を悪化させる恐れがある]。
    4.HIVプロテアーゼ阻害剤投与中(リトナビルを含有する製剤、サキナビル、インジナビル、ネルフィナビル、ダルナビル、アタザナビル、ホスアンプレナビル)、エファビレンツ投与中及びコビシスタット含有製剤投与中の患者。
    5.ショックの患者、昏睡の患者、バイタルサインの抑制がみられる急性アルコール中毒の患者。
    (慎重投与)
    1.高度重症患者、呼吸予備力の制限されている患者[無呼吸、心停止が起こりやすい]。
    2.肝障害、腎障害のある患者[代謝・排泄が遅延し、作用が強く又は長く現れる恐れがある]。
    3.衰弱患者[作用が強く又は長く現れる恐れがある]。
    4.脳器質的障害のある患者[作用が強く現れる恐れがある]。
    5.低出生体重児、新生児[臨床試験において投与経験がない]。
    6.重症心不全等の心疾患のある患者[本剤の投与により症状の悪化又は急激な血圧低下を来すことがあるので、必ず動脈圧及び心電図をモニターし、昇圧剤等の蘇生に必要な薬剤を準備したうえで使用する]。
    7.重症の水分障害のある急性期又は重症の電解質障害のある急性期患者[脱水等により体液が不足している患者では、本剤の投与により血圧低下を来しやすいので、十分な補液・輸液が行われるまで本剤の投与を行わない]。
    8.アルコール乱用又は薬物乱用の既往のある患者。
    9.高齢者。
    10.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人、授乳婦。
    (重要な基本的注意)
    1.本剤の作用には個人差があるので、投与量(初回量、追加量)及び投与速度に注意する。
    2.無呼吸、呼吸抑制、舌根沈下、血圧低下等が現れることがあるので、本剤投与中は、パルスオキシメーターや血圧計等を用いて、患者の呼吸及び循環動態を継続的に観察する。
    3.本剤投与前に酸素吸入器、吸引器具、挿管器具等の人工呼吸のできる器具及び昇圧剤等の救急蘇生剤を手もとに準備しておく。
    (相互作用)
    本剤は、主として薬物代謝酵素CYP3A4で代謝される。
    1.併用禁忌:
    1).HIVプロテアーゼ阻害剤(リトナビルを含有する製剤<ノービア、カレトラ>、サキナビル<インビラーゼ>、インジナビル<クリキシバン>、ネルフィナビル<ビラセプト>、ダルナビル<プリジスタ、プリジスタナイーブ>、アタザナビル<レイアタッツ>、ホスアンプレナビル<レクシヴァ>)[過度の鎮静や呼吸抑制を起こす恐れがある(これらの薬剤によるCYP3A4に対する競合的阻害作用により、本剤の血中濃度が上昇することが考えられている)]。
    2).エファビレンツ<ストックリン>、コビシスタットを含有する製剤<スタリビルド>[不整脈、持続的な鎮静や呼吸抑制を起こす恐れがある(これらの薬剤によるCYP3A4に対する競合的阻害作用により、本剤の血中濃度が上昇することが考えられている)]。
    2.併用注意:
    1).中枢神経抑制剤(フェノチアジン誘導体、バルビツール酸誘導体、麻薬性鎮痛剤等)、モノアミン酸化酵素阻害剤、アルコール(飲酒)[中枢神経抑制作用が増強される恐れがある(これらの薬剤との併用により、相加的に中枢神経抑制作用を増強する可能性がある)]。
    2).主にCYP3A4で代謝される薬剤(カルバマゼピン、クロバザム、トピラマート等)[本剤又はこれらの薬剤の作用が増強される恐れがある(これらの薬剤との併用により、代謝が競合的に阻害され、本剤及びこれらの薬剤の血中濃度が上昇することが考えられている)]。
    3).CYP3A4を阻害する薬剤(カルシウム拮抗剤(ベラパミル塩酸塩、ジルチアゼム塩酸塩)、アゾール系抗真菌剤(ケトコナゾール、フルコナゾール、イトラコナゾール等)、シメチジン、エリスロマイシン、クラリスロマイシン、テリスロマイシン、キヌプリスチン・ダルホプリスチン等)[中枢神経抑制作用が増強される恐れがある(これらの薬剤によるCYP3A4に対する競合的阻害作用により、本剤の血中濃度が上昇したとの報告がある)]。
    4).抗悪性腫瘍剤(ビノレルビン酒石酸塩、パクリタキセル等)[骨髄抑制等の副作用が増強する恐れがある(本剤がチトクロームP450を阻害し、これらの薬剤の代謝を阻害し血中濃度が上昇することが考えられている)]。
    5).プロポフォール[麻酔・鎮静作用が増強されたり、収縮期血圧・拡張期血圧・平均動脈圧及び心拍出量が低下することがある(相互に作用(麻酔・鎮静作用、血圧低下作用)を増強させ、また、CYP3A4に対する競合的阻害作用により、本剤の血中濃度が上昇したとの報告がある)]。
    6).CYP3A4を誘導する薬剤(リファンピシン、カルバマゼピン、フェニトイン、フェノバルビタール等)[本剤の作用を減弱させることがある(CYP3A4が誘導され、本剤の代謝が促進される)]。
    (高齢者への投与)
    患者の状態を観察しながら少量から投与を開始するなど、慎重に投与する[高齢者では、作用が強く又は長く現れやすい]。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないことが望ましい[妊娠中の投与に関し、次のような報告があるなど安全性は確立していない]。
    1).妊娠中に他のベンゾジアゼピン系薬剤の投与を受け、出生した新生児に口唇裂(口蓋裂を伴うものを含む)等が対照群と比較して有意に多いとの疫学的調査報告がある。
    2).妊娠末期の妊婦へ投与したとき、胎児に心拍数不整、新生児に低血圧、哺乳困難、低体温、呼吸抑制が現れ、又は分娩中の患者に高用量を投与したとき、胎児に心拍数不整、新生児に低血圧、哺乳困難、低体温、呼吸抑制が現れたとの報告がある。なお、ベンゾジアゼピン系薬剤で新生児に哺乳困難、嘔吐、活動低下、筋緊張低下、過緊張、嗜眠、傾眠、呼吸抑制・無呼吸、チアノーゼ、易刺激性、神経過敏、振戦、低体温、頻脈等を起こすことが報告されており、これらの症状は、離脱症状あるいは新生児仮死として報告される場合もある(また、ベンゾジアゼピン系薬剤で新生児に黄疸増強を起こすことが報告されている)。
    3).分娩前に連用した場合、出産後新生児に離脱症状が現れることが、ベンゾジアゼピン系薬剤で報告されている。
    2.授乳婦への投与は避けることが望ましいが、やむを得ず投与する場合は授乳を避けさせる[ヒト母乳中への移行が認められている]。
    (小児等への投与)
    1.低出生体重児及び新生児に対して急速静脈内投与をしてはならない[急速静脈内投与後、重度低血圧及び痙攣発作が報告されている]。
    2.幼児では小児より、小児では成人より高用量を必要とすることがあり、より頻繁な観察が必要である[成人に比べて幼児及び小児における本剤の血中消失半減期は同等又は短いことが報告されている]。
    3.低出生体重児及び新生児では小児よりも投与量を減量する必要がある[低出生体重児及び新生児は各臓器機能が未発達であり、血中の消失時間が長く、また、本剤の呼吸器系への作用に対しても脆弱である]。
    4.6カ月未満の小児では、特に気道閉塞や低換気を発現しやすいため、呼吸数、酸素飽和度を慎重に観察する。
    5.小児等において、激越、不随意運動(強直性痙攣/間代性痙攣、筋振戦を含む)、運動亢進、敵意、激しい怒り、攻撃性、発作性興奮、暴行などの逆説反応が起こりやすいとの報告がある。
    (過量投与)
    1.症状:本剤の過量投与にみられる主な症状は、過鎮静、傾眠、錯乱、昏睡、呼吸抑制、循環抑制等である。
    2.処置:本剤の過量投与が明白又は疑われた場合の処置としてフルマゼニル(ベンゾジアゼピン受容体拮抗剤)を投与する場合には、使用前にフルマゼニルの使用上の注意(禁忌、慎重投与、相互作用等)を必ず読む。
    (適用上の注意)
    1.動脈内に注射した場合、末梢壊死を起こす恐れがあるので動脈内には絶対に注射しない。
    2.急速に静脈内に注射した場合、あるいは細い静脈内に注射した場合には血栓性静脈炎を起こす恐れがあるので、なるべく太い静脈を選んで投与する。
    3.静脈内に注射した場合、ときに血管痛、静脈炎が現れることがある。
    4.血管外へ漏出した場合には、投与部位に疼痛、発赤、腫脹等が現れることがあるので、注入時には十分注意する。
    5.本剤は原則希釈せずに使用する。なお、本剤は酸性溶液で安定であるが、pHが高くなると沈殿や白濁を生ずることがあるので、アルカリ性注射液との配合は避ける。
    (その他の注意)
    投与した薬剤が特定されないままにフルマゼニルを投与された患者で、新たに本剤を投与する場合、本剤の鎮静・抗痙攣作用が変化、鎮静・抗痙攣作用が遅延する恐れがある。
    (保管上の注意)
    遮光。

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