日経メディカル処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

エピレナートシロップ5%基本情報

後発品(加算対象)

一般名:バルプロ酸ナトリウムシロップ

製薬会社:藤永製薬

薬価・規格: 6.7円(5%1mL) 薬価を比較する

基本情報

薬効分類

バルプロ酸ナトリウム製剤詳しく見る

  • 脳内のGABA(γ-アミノ酪酸)の神経伝達物質促進作用などにより、脳内の神経興奮の抑制作用などをあらわし、てんかん、片頭痛、躁病などの改善作用をあらわす薬
バルプロ酸ナトリウム製剤の代表的な商品名
  • デパケン
  • セレニカR

効能・効果詳しく見る

  • 躁欝病の躁状態の治療
  • 躁病の治療
  • てんかんの易怒性の治療
  • てんかんの混合発作の治療
  • てんかんの焦点発作の治療
  • てんかんの小発作の治療
  • てんかんの性格行動障害の治療
  • てんかんの精神運動発作の治療
  • てんかんの不機嫌の治療
  • 片頭痛発作の発症抑制

注意すべき副作用詳しく見る

発熱好酸球性肺炎発疹間質性肺炎頭痛高アンモニア血症意識障害抗利尿ホルモン不適合分泌症候群横紋筋融解症腹痛貧血

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • 1.各種てんかん(小発作・焦点発作・精神運動発作ならびに混合発作)及びてんかんに伴う性格行動障害(不機嫌・易怒性等)の治療:2.躁病及び躁欝病の躁状態の治療:1日量8〜24mL(バルプロ酸ナトリウムとして400〜1200mg)を1日2〜3回に分けて経口投与する
    • 但し、年齢・症状に応じ適宜増減する
  • 3.片頭痛発作の発症抑制:1日量8〜16mL(バルプロ酸ナトリウムとして400〜800mg)を1日2〜3回に分けて経口投与する
    • なお、年齢・症状に応じ適宜増減するが、1日量として20mL(バルプロ酸ナトリウムとして1000mg)を超えない

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 尿素サイクル異常症
    • 重篤な肝障害
  • 患者の属性に応じた注意事項
    • 妊婦・産婦

副作用

主な副作用

発熱好酸球性肺炎発疹間質性肺炎頭痛高アンモニア血症

重大な副作用

抗利尿ホルモン不適合分泌症候群横紋筋融解症貧血腹痛意識障害嘔吐振戦肝機能障害急性膵炎過敏症症候群好酸球増多

上記以外の副作用

呼吸困難鼻血歯肉肥厚皮膚粘膜眼症候群視覚異常自殺企図頻尿自殺念慮Stevens−Johnson症候群姿勢異常悪心不穏失調脂肪肝重篤な肝障害浮腫不眠胃部不快感食欲亢進食欲不振便秘嘔気黄疸歩行異常無月経寡動夜尿溶血性貧血抑欝リンパ節腫脹赤芽球癆感覚変化異型リンパ球出現ファンコニー症候群間質性腎炎多嚢胞性卵巣脳萎縮肝障害感情鈍麻咳嗽静止時振戦高張尿脱毛筋肉痛脱力感傾眠劇症肝炎低浸透圧血症低ナトリウム血症低フィブリノゲン血症中毒性表皮壊死融解症月経異常月経不順血尿下痢眩暈激しい腹痛尿失禁認知症様症状Toxic Epidermal Necrolysis言語障害倦怠感見当識障害健忘口渇パーキンソン様症状硬直口内炎

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 尿素サイクル異常症
    • 重篤な肝障害
  • 慎重投与
    • 肝機能障害
    • 原因不明の昏睡
    • 原因不明の乳児死亡
    • 原因不明の脳症
    • 自殺念慮のある躁病
    • 尿素サイクル異常症
    • 自殺念慮のある躁欝病の躁状態
    • 自殺企図
    • 薬物過敏症
  • 注意
    • 尿素サイクル異常症

患者の属性に応じた注意事項

  • 原則禁止
    • 妊婦・産婦
  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 慎重投与
    • 高齢者
    • 虚弱者(衰弱者を含む)
  • 注意
    • 高齢者
    • 妊婦・産婦
    • 虚弱者(衰弱者を含む)

年齢や性別に応じた注意事項

  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)
    • てんかん
  • 注意
    • 妊娠する可能性(11歳〜)
    • 高齢者(65歳〜)

処方理由

この薬に関連した記事(日経メディカル Online内)もっと見る

    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    1.各種てんかん(小発作・焦点発作・精神運動発作ならびに混合発作)及びてんかんに伴う性格行動障害(不機嫌・易怒性等)の治療。
    2.躁病の治療及び躁欝病の躁状態の治療。
    3.片頭痛発作の発症抑制。
    <効能又は効果に関連する使用上の注意>
    片頭痛発作の発症抑制:本剤は、片頭痛発作の急性期治療のみでは日常生活に支障を来している患者にのみ投与する。

    用法・用量(添付文書全文)

    1.各種てんかん(小発作・焦点発作・精神運動発作ならびに混合発作)及びてんかんに伴う性格行動障害(不機嫌・易怒性等)の治療:
    2.躁病及び躁欝病の躁状態の治療:
    1日量8〜24mL(バルプロ酸ナトリウムとして400〜1200mg)を1日2〜3回に分けて経口投与する。但し、年齢・症状に応じ適宜増減する。
    3.片頭痛発作の発症抑制:1日量8〜16mL(バルプロ酸ナトリウムとして400〜800mg)を1日2〜3回に分けて経口投与する。なお、年齢・症状に応じ適宜増減するが、1日量として20mL(バルプロ酸ナトリウムとして1000mg)を超えない。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    各種てんかん及びてんかんに伴う性格行動障害:本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
    躁病及び躁欝病の躁状態、片頭痛発作の発症抑制:本剤の躁病及び躁欝病の躁状態、片頭痛発作の発症抑制に対する使用においては、厚生省「適応外使用に係る医療用医薬品の取扱いについて(研第4号・医薬審第104号)」通知に該当する医療用医薬品として承認されたため、副作用発現頻度が明確となる国内での調査を実施していない。
    1.重大な副作用(頻度不明)
    1).劇症肝炎等の重篤な肝障害、黄疸、脂肪肝等:これらの症状を起こすことがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    2).高アンモニア血症を伴う意識障害:高アンモニア血症を伴う意識障害が現れることがあるので、定期的にアンモニア値を測定するなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    3).溶血性貧血、赤芽球癆、汎血球減少、重篤な血小板減少、顆粒球減少:これらの症状が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行う。
    4).急性膵炎:急性膵炎が現れることがあるので、激しい腹痛、発熱、嘔気、嘔吐等の症状が現れたり、膵酵素値上昇が認められた場合には、本剤の投与を中止し、適切な処置を行う。
    5).間質性腎炎、ファンコニー症候群:これらの症状が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行う。
    6).中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens−Johnson症候群):これらの症状が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    7).過敏症症候群:過敏症症候群が現れることがあるので、観察を十分に行い、初期症状として発疹、発熱がみられ、更にリンパ節腫脹、肝機能障害、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等の症状が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う(なお、発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意する)。
    8).脳萎縮、認知症様症状(健忘、見当識障害、言語障害、寡動、知能低下、感情鈍麻等)、パーキンソン様症状(静止時振戦、硬直、姿勢異常・歩行異常等):これらの症状が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う(なお、これらの症状が発現した例では中止により、ほとんどが1〜2カ月で回復している)。
    9).横紋筋融解症:横紋筋融解症が現れることがあるので、観察を十分に行い、筋肉痛、脱力感、CK上昇(CPK上昇)、血中ミオグロビン上昇及び尿中ミオグロビン上昇等が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    10).抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH):抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)が現れることがあるので、観察を十分に行い、低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム量増加、高張尿等が現れた場合には水分摂取の制限等の適切な処置を行う。
    11).間質性肺炎、好酸球性肺炎:間質性肺炎、好酸球性肺炎が現れることがあるので、咳嗽、呼吸困難、発熱等が認められた場合には、速やかに胸部X線、速やかに胸部CT等の検査を実施し、間質性肺炎、好酸球性肺炎が疑われた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行う。
    2.その他の副作用(頻度不明)
    1).血液:白血球減少、貧血、好酸球増多、血小板凝集能低下、低フィブリノゲン血症[観察を十分に行い、異常が認められた場合には減量・休薬等の適切な処置を行う]。
    2).精神神経系:傾眠、失調、頭痛、不眠、不穏、視覚異常、感覚変化、振戦、眩暈、抑欝[観察を十分に行い、異常が認められた場合には減量・休薬等の適切な処置を行う]。
    3).消化器:悪心・嘔吐、食欲不振、胃部不快感、便秘、口内炎、下痢、食欲亢進、腹痛[観察を十分に行い、異常が認められた場合には減量・休薬等の適切な処置を行う]。
    4).肝臓:AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇[観察を十分に行い、異常が認められた場合には減量・休薬等の適切な処置を行う]。
    5).皮膚:脱毛[観察を十分に行い、異常が認められた場合には減量・休薬等の適切な処置を行う]。
    6).過敏症:発疹[観察を十分に行い、異常が認められた場合には減量・休薬等の適切な処置を行う]。
    7).その他:倦怠感、夜尿・頻尿、鼻血、口渇、浮腫、月経異常(月経不順、無月経)、多嚢胞性卵巣、血尿、高アンモニア血症、歯肉肥厚、体重増加、尿失禁、発熱、カルニチン減少[観察を十分に行い、異常が認められた場合には減量・休薬等の適切な処置を行う]。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    1.重篤な肝障害のある患者[肝障害が強く現れるため致死的になる恐れがある]。
    2.本剤投与中はカルバペネム系抗生物質(パニペネム・ベタミプロン、メロペネム水和物、イミペネム水和物・シラスタチンナトリウム、ビアペネム、ドリペネム水和物、テビペネム ピボキシル)を併用しない。
    3.尿素サイクル異常症の患者[重篤な高アンモニア血症が現れることがある]。
    (原則禁忌)
    妊婦又は妊娠している可能性のある婦人。
    (慎重投与)
    1.肝機能障害又はその既往歴のある患者[肝機能障害が強く現れる恐れがある]。
    2.薬物過敏症の既往歴のある患者。
    3.自殺企図の既往及び自殺念慮のある躁病及び自殺念慮のある躁欝病の躁状態の患者[症状が悪化する恐れがある]。
    4.次のような尿素サイクル異常症が疑われる患者[重篤な高アンモニア血症が現れる恐れがある];1)原因不明の脳症もしくは原因不明の昏睡の既往のある患者、2)尿素サイクル異常症又は原因不明の乳児死亡の家族歴のある患者。
    (重要な基本的注意)
    1.本剤で催奇形性が認められているため、妊娠する可能性のある婦人に使用する場合には、本剤による催奇形性について十分に説明し、本剤の使用が適切であるか慎重に判断する。
    2.てんかん患者においては、連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により、てんかん重積状態が現れることがあるので、投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行う(なお、高齢者、虚弱者の場合は特に注意する)。
    3.片頭痛患者においては、本剤は発現した頭痛発作を緩解する薬剤ではないので、片頭痛患者において、本剤投与中に頭痛発作が発現した場合には必要に応じて頭痛発作治療薬を頓用させる。投与前にこのことを患者に十分に説明しておく。
    4.片頭痛患者においては、本剤投与中は症状の経過を十分に観察し、片頭痛患者において、頭痛発作発現の消失・軽減により患者の日常生活への支障がなくなったら一旦本剤の投与を中止し、投与継続の必要性について検討し、なお、症状の改善が認められない場合には、漫然と投与を継続しない。
    5.重篤な肝障害(投与初期6カ月以内に多い)が現れることがあるので、投与初期6カ月間は定期的に肝機能検査を行うなど、患者の状態を十分に観察する。その後も連用中は定期的に肝機能検査を行うことが望ましい。また、肝障害とともに急激な意識障害が現れることがあるので、このような症状が現れた場合には、直ちに適切な処置を行う。
    6.連用中は定期的に腎機能検査、血液検査を行うことが望ましい。
    7.尿素サイクル異常症が疑われる患者においては、本剤投与前にアミノ酸分析等の検査を考慮し、なお、このような患者では本剤投与中は、アンモニア値の変動に注意し、十分な観察を行う。
    8.眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意する。
    (相互作用)
    1.併用禁忌:カルバペネム系抗生物質(パニペネム・ベタミプロン<カルベニン>、メロペネム水和物<メロペン>、イミペネム水和物・シラスタチンナトリウム<チエナム>、ビアペネム<オメガシン>、ドリペネム水和物<フィニバックス>、テビペネム ピボキシル<オラペネム>)[本剤の血中濃度が低下してんかんの発作が再発することがある(パニペネム・ベタミプロンについては、肝臓において本剤のグルクロン酸抱合代謝を亢進させると考えられている)]。
    2.併用注意:
    1).バルビツール酸剤(フェノバルビタール等)[本剤の血中濃度が低下することがあり、また、これらの薬剤の血中濃度を上昇させることがある(これらの薬剤の肝薬物代謝酵素誘導作用により、また、本剤がこれらの薬剤の代謝を抑制する)]。
    2).フェニトイン[本剤の血中濃度が低下することがあり、また、これらの薬剤の血中濃度を上昇又は低下させることがある(フェニトインの肝薬物代謝酵素誘導作用による;本剤がフェニトインの肝代謝を抑制し、また、本剤による蛋白結合からの置換により、遊離型フェニトイン濃度が上昇し、肝代謝が促進すると考えられている)]。
    3).カルバマゼピン[本剤の血中濃度が低下することがあり、また、これらの薬剤の血中濃度を上昇又は低下させることがある(カルバマゼピンの肝薬物代謝酵素誘導作用による;本剤がカルバマゼピン及びカルバマゼピン代謝物の代謝を阻害し、また、併用によるカルバマゼピンの血中濃度低下の機序は不明である)]。
    4).エトスクシミド、アミトリプチリン、ノルトリプチリン[これらの薬剤の血中濃度を上昇させることがある(本剤がこれらの薬剤の肝代謝を抑制すると考えられている)]。
    5).ラモトリギン[ラモトリギンの消失半減期が約2倍延長するとの報告がある(肝におけるグルクロン酸抱合が競合する)]。
    6).クロバザム[本剤の作用が増強されることがある(機序不明)]。
    7).サリチル酸系薬剤(アスピリン等)[本剤の作用が増強されることがある(本剤の遊離型濃度が上昇し、また、これらの薬剤が本剤の肝代謝を阻害する)]。
    8).エリスロマイシン、シメチジン[本剤の作用が増強されることがある(これらの薬剤が本剤の肝代謝を阻害する)]。
    9).ベンゾジアゼピン系薬剤(ジアゼパム等)、ワルファリン[これらの薬剤の作用を増強させることがある(本剤による蛋白結合からの置換により、これらの薬剤の遊離型濃度が上昇する)]。
    10).クロナゼパム[アブサンス重積<欠神発作重積>が現れたとの報告がある(機序不明)]。
    (高齢者への投与)
    1.本剤は、血漿アルブミンとの結合性が強いが、高齢者では血漿アルブミンが減少していることが多いため、遊離の薬物の血中濃度が高くなる恐れがあるので、用量に留意して慎重に投与する。
    2.てんかん患者においては、連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により、てんかん重積状態が現れやすいので慎重に投与する。
    3.片頭痛発作の発症抑制に対する高齢者における安全性及び有効性については、現在までの国内外の臨床試験で明確なエビデンスが得られていない。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[二分脊椎児を出産した母親の中に、本剤の成分を妊娠初期に投与された例が対照群より多いとの疫学的調査報告があり、また、本剤の成分を投与された母親に、心室中隔欠損等の心奇形や多指症、口蓋裂、尿道下裂等の外表奇形、その他の奇形児を出産したとの報告がある。また、特有の顔貌を有する児(前頭部突出、両眼離開、鼻根扁平、浅く長い人中溝、薄い口唇等)を出産したとする報告がみられる]。
    2.妊娠中にやむを得ず本剤を投与する場合には、可能な限り単独投与することが望ましい[他の抗てんかん剤(特にカルバマゼピン)と併用して投与された患者の中に、奇形児を出産した例が本剤単独投与群と比較して多いとの疫学的調査報告がある]。
    3.妊娠中の投与により、新生児に呼吸障害、肝障害、低フィブリノゲン血症等が現れることがある。
    4.妊娠中の投与により、新生児に低血糖、退薬症候(神経過敏、過緊張、痙攣、嘔吐)が現れるとの報告がある。
    5.海外で実施された観察研究において、妊娠中に抗てんかん薬を投与されたてんかん患者からの出生児224例を対象に6歳時の知能指数(IQ)[平均値(95%信頼区間)]を比較した結果、本剤を投与されたてんかん患者からの出生児のIQ[98(95−102)]は、ラモトリギン[108(105−111)]、フェニトイン[109(105−113)]、カルバマゼピン[106(103−109)]を投与されたてんかん患者からの出生児と比較してIQが低いとの報告がある。なお、本剤の投与量が1000mg/日(本研究における中央値)未満の場合は[104(99−109)]、1000mg/日を超える場合は[94(90−99)]であった。
    6.海外で実施された観察研究において、妊娠中に本剤を投与された母親からの出生児508例は、本剤を投与されていない母親からの出生児655,107例と比較して、自閉症発症リスクが高かったとの報告がある[調整ハザード比:2.9(95%信頼区間:1.7−4.9)]。
    7.動物実験(マウス)で、本剤が葉酸代謝を阻害し、新生仔先天性奇形に関与する可能性があるとの報告がある。
    8.授乳中の婦人に投与する場合には授乳を避けさせる[ヒト母乳中へ移行することがある]。
    (小児等への投与)
    1.低出生体重児、新生児に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。
    2.片頭痛発作の発症抑制に対する小児における安全性及び有効性については、現在までの国内外の臨床試験で明確なエビデンスが得られていない。
    (過量投与)
    1.症状:誤飲や自殺企図による過量服用により意識障害(傾眠、昏睡)、痙攣、呼吸抑制、高アンモニア血症、脳水腫を起こした例が報告されており、外国では死亡例が報告されている。
    2.過量投与時の処置:意識の低下、嚥下反応の消失がなければ早期に胃洗浄を行い、下剤、活性炭投与を行い、尿排泄を促進し、一般的な支持・対症療法を行い、また必要に応じて直接血液灌流、血液透析を行う(ナロキソンの投与が有効であったとする報告がある)。
    (その他の注意)
    海外で実施された本剤を含む複数の抗てんかん薬における、てんかん、精神疾患等を対象とした199のプラセボ対照臨床試験の検討結果において、自殺念慮及び自殺企図の発現のリスクが、抗てんかん薬の服用群でプラセボ群と比較して約2倍高く(抗てんかん薬服用群:0.43%、プラセボ群:0.24%)、抗てんかん薬の服用群では、プラセボ群と比べ1,000人あたり1.9人多いと計算された(95%信頼区間:0.6−3.9)。また、てんかん患者のサブグループでは、プラセボ群と比べ1,000人あたり2.4人多いと計算されている。
    (取扱い上の注意)
    安定性試験:最終包装製品を用いた長期保存試験(室温、5年間)の結果、規格の範囲内であり、通常の市場流通下において5年間安定であることが確認された。

    Information PR

    ログインしていません

    Close UpコンテンツPR

    ログインしていません

    もっと見る

    人気記事ランキング

    1. 2018年度診療報酬改定に向けた基本方針案 シリーズ◎2018診療・介護報酬同時改定 FBシェア数:57
    2. 相撲界の日馬富士騒動を医療界に例えたら…… 東謙二の「“虎”の病院経営日記」 FBシェア数:27
    3. 失敗しやすい第2のポイントは針の進め方と深さ EM Allianceの「知っ得、納得! ER Tips」 FBシェア数:11
    4. 叱られた時のヘコみ度 病院珍百景 FBシェア数:20
    5. TIAを見逃し後遺症 循環器科医の過失を認定 判例に学ぶ 医療トラブル回避術 FBシェア数:23
    6. 「かぜ診療の見直し」は日英共通の課題 特別対談 日英で進む薬剤耐性(AMR)対策 FBシェア数:217
    7. 政策誘導の「はしご」は外されるのが当たり前? 記者の眼 FBシェア数:24
    8. 服用中にチーズを食べない方がいい薬って? 医師のための薬の時間 FBシェア数:6
    9. たばこじゃなくて加熱式たばこなら大丈夫ですか? 倉原優の「こちら呼吸器病棟」 FBシェア数:133
    10. アラフォー医師に訪れる危機(クライシス) 鈴木裕介の「キャリア迷子」に捧げる処方箋 FBシェア数:79