日経メディカル処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

笑気ガス(住友精化)基本情報

一般名:亜酸化窒素

製薬会社:住友精化

薬価・規格: 3.5円(1g) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

効能・効果詳しく見る

  • 全身麻酔
  • 鎮痛

注意すべき副作用詳しく見る

造血機能障害

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • 本剤は酸素と併用し、酸素の吸気中濃度は必ず20%以上に保つ
  • 使用目的、患者の状態に応じ、適宜酸素濃度を増加させる

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • タンポナーデに用いられた気体が硝子体内に存在している眼手術後
    • 六フッ化硫黄が硝子体内に存在している眼手術後
    • パーフルオロプロパンが硝子体内に存在している眼手術後

副作用

重大な副作用

造血機能障害

上記以外の副作用

嘔気嘔吐顆粒球減少血小板減少神経障害末梢神経障害

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • タンポナーデに用いられた気体が硝子体内に存在している眼手術後
    • 六フッ化硫黄が硝子体内に存在している眼手術後
    • パーフルオロプロパンが硝子体内に存在している眼手術後
  • 慎重投与
    • 気胸
    • 造血機能障害
    • 耳管閉塞
    • 腸閉塞
    • ビタミンB12欠乏症
    • 気脳症
    • 体内閉鎖腔
  • 注意
    • タンポナーデに用いられた気体が硝子体内に存在している眼手術後
    • パーフルオロプロパンが硝子体内に存在している眼手術後
    • 六フッ化硫黄が硝子体内に存在している眼手術後

患者の属性に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦

年齢や性別に応じた注意事項

  • 注意
    • 数年にわたり本剤に曝露された女性

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
プロポフォール 麻酔作用が増強

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    全身麻酔・鎮痛。

    用法・用量(添付文書全文)

    本剤は酸素と併用し、酸素の吸気中濃度は必ず20%以上に保つ。使用目的、患者の状態に応じ、適宜酸素濃度を増加させる。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していないため、頻度は不明である(再審査対象外)。
    1.重大な副作用(頻度不明)
    造血機能障害(顆粒球や血小板の減少等):顆粒球減少や血小板減少等、造血機能障害が現れることがあるので、長期にわたって連用する場合には血液検査を行い、このような症状が現れた場合には投与を中止する。
    2.その他の副作用(頻度不明)
    1).消化器(覚醒時):嘔気・嘔吐。
    2).精神神経系:末梢神経障害。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (慎重投与)
    1.ビタミンB12欠乏症の患者[本剤の副作用が強く現れる恐れがある]。
    2.造血機能障害のある患者[本剤の副作用が強く現れる恐れがある]。
    3.耳管閉塞、気胸、腸閉塞、気脳症等、体内閉鎖腔のある患者[閉鎖腔内容量及び内圧が変化する]。
    (重要な基本的注意)
    1.ビタミンB12の不活性化により造血機能障害や神経障害を起こすことがあるので、患者の観察を十分に行い、このような症状が現れた場合にはビタミンB12を投与するなど適切な処置を行う。
    2.麻酔を行う際には原則としてあらかじめ絶食させておく。
    3.麻酔を行う際には原則として麻酔前投薬を行う。
    4.麻酔中は気道に注意して呼吸・循環に対する観察を怠らない。
    5.麻酔の深度は手術、検査に必要な最低の深さにとどめる。
    6.タンポナーデに用いられた気体が硝子体内に存在している眼手術後(パーフルオロプロパンが硝子体内に存在している眼手術後、六フッ化硫黄が硝子体内に存在している眼手術後等)の患者には、本剤を使用しない(本剤の体内閉鎖腔内圧上昇作用により眼圧が急激に上昇し、失明する恐れがある)。
    (相互作用)
    併用注意:プロポフォール[麻酔作用が増強されたり、収縮期血圧・拡張期血圧・平均動脈圧及び心拍出量が低下することがあるので、併用する場合には、プロポフォールの投与速度を減速するなど慎重に投与する(相互に作用(麻酔作用)を増強させる)]。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    妊婦<3カ月以内>又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[動物実験(ラット)で催奇形作用が報告されている]。
    (適用上の注意)
    1.麻酔開始時:
    1).吸気中酸素濃度は30%を超えることが望ましい。
    2).麻酔開始のときには、亜酸化窒素の肺内残気による希釈を防ぐために十分な脱窒素を行う。
    2.麻酔終了時:麻酔終了と同時に空気呼吸を開始すると、酸素欠乏症に陥ることがあるので、5分以上の100%酸素を吸入させることが望ましい。
    (その他の注意)
    1.亜酸化窒素は反復摂取の体験により、依存性が生じることがあるので注意が必要である。
    2.本剤の体内閉鎖腔内圧上昇作用により、中耳内圧上昇が起こり、鼓膜破裂に至ったとの報告がある。
    3.亜酸化窒素の長期間(3カ月〜数年)の摂取下で、亜急性脊髄変性様の神経障害が観察されている。
    4.仰臥位での開頭術において、本剤の体内閉鎖腔内圧上昇作用により術後に緊張性気脳症が発症したとの報告がある。
    5.ヒトにおいては持続吸入開始4日目に顆粒球減少や血小板減少等の骨髄機能障害が認められるが、吸入を中止すれば3〜4日で緩解がみられるとの報告があり、総じてヒトにおける連続吸入は、48時間以内にとどめるのが望ましいとされている。
    (取扱上の注意)
    1.ガスの吸入にあたっての注意:本剤のカフ内への拡散によりカフ内圧が高まり、カフの変形、破裂、その他のトラブルが生じることがあるので十分注意する。
    2.ガスの曝露にあたっての注意:職業的に、数年にわたり本剤に曝露された女性で、自然流産率が高いことが報告されているので、本剤の使用に際しては換気等に十分注意する。
    3.ガスの使用にあたっての注意:
    1).亜酸化窒素が高濃度で存在し、かつ可燃物が存在する部位では、電気メス、レーザーメス等の火気を使用しない。
    2).使用にあたっては換気に注意する。
    3).使用時は必ず容器を直立させ、転倒しないように固定する。
    4).容器バルブのガス取り出し口、その他ガスの直接触れる所には油脂、有機物等が付着しないように注意する。
    5).圧力調整器の取付部、及び配管設備等ガス漏れの恐れのある箇所は使用に先立って石鹸水・発泡液(スヌープ)等で必ず漏れチェックをする。
    6).容器バルブのネック部あるいは安全弁からガスが漏れている場合は、直ちに使用を中止して火気のない通風のよい安全な場所に容器を移動し、販売店に連絡する。
    4.容器の取扱いにあたっての注意:
    1).衝撃を与えたり、転倒させない。
    2).容器は炉、ラジエーター、暖房等の高温にさらされるような熱源の近くに置かない。
    3).パッキン類は必ず所定のものを使用する。
    4).容器バルブの開閉操作は静かに行い、全開状態で使用する。
    5).使用後は容器バルブをしっかり閉め、アウトレットキャップ、バルブ保護キャップを取付けて空容器置場に保管する。
    5.容器の貯蔵にあたっての注意:
    1).容器置場の周囲2m以内には、火気又は引火性もしくは発火性の物を置かない。
    2).貯蔵場所内は関係者以外の立ち入りを禁止する。
    3).充填容器と使用済容器とは、明確に区別して保管する。
    4).容器は常に40℃以下(望ましくは室温)で保ち、直射日光、裸火、暖房、ボイラーの近くをさけ、特に夏季は容器温度の上昇に注意する。
    5).容器は転倒を防止する措置(チェーン、ロープ等による緊縛、あるいは容器立てに収納)及び容器バルブの損傷を防止する措置を講じる。
    6).容器置場には、作業に必要な用具以外の物を置かない。
    6.麻酔器への容器の脱着にあたっての注意:
    1).容器バルブのガス取り出し口のキャップを取り外し、容器を立てたまま麻酔器に取り付ける。容器を横にして使用すると、液体が容器バルブから流れ出て流量が不安定になるだけでなく、液体を浴びて凍傷になる恐れがある。
    2).容器への取り付けに際して、必ず新しいパッキンを用いる。この場合、パッキンに油、ワセリン等を絶対に付けない。
    3).容器バルブは徐々に開き、必ず全開にする。全開しないときはグランドよりガスの漏れることがある。
    4).使用後麻酔器から容器を取り外すときは、容器バルブをしっかり閉めてから行う。
    取り外した後はガス取り出し口にキャップを付ける。
    (保管上の注意)
    1.40℃以下で保存する。
    2.耐圧金属製密封容器。

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