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チトゾール注用0.3g基本情報

一般名:注射用チアミラールナトリウム

製薬会社:杏林製薬

薬価・規格: 4.6E+2円(300mg1瓶(溶解液付)) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

効能・効果詳しく見る

  • 全身麻酔
  • 全身麻酔の導入
  • 吸入麻酔剤との併用
  • 局所麻酔剤との併用
  • 局所麻酔剤中毒の痙攣
  • 子癇の痙攣
  • 電撃療法の麻酔
  • 破傷風の痙攣

注意すべき副作用詳しく見る

痙攣ショック呼吸停止呼吸抑制

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • 1.静脈内投与:溶液濃度:2.5%水溶液(5%溶液は静脈炎を起こすことがある)
  • 投与量・投与法:調整したチアミラール水溶液を静脈より注入する
  • 本剤の用量や静注速度は年齢・体重とは関係が少なく個人差があるため一定ではないが、大体の基準は次の通り
  • 1).全身麻酔の導入:最初に2〜4mL(2.5%溶液で50〜100mg)を注入して患者の全身状態、抑制状態などを観察し、その感受性より追加量を決定する
  • 次に患者が応答しなくなるまで追加注入し、応答がなくなった時の注入量を就眠量とする
  • 更に就眠量の半量ないし同量を追加注入したのち、他の麻酔法に移行する
    • なお、気管内に挿管する場合は筋弛緩剤を併用する
  • 2).短時間麻酔:(1).患者とコンタクトを保ちながら最初に2〜3mL(2.5%溶液で50〜75mg)を10〜15秒位の速度で注入後30秒間、麻酔の程度、患者の全身状態を観察する
  • 更に必要ならば2〜3mLを同速度で注入し、患者の応答のなくなった時の注入量を就眠量とする
    • なお、手術に先立ち、更に2〜3mLを同速度で分割注入すれば10〜15分程度の麻酔が得られる
  • (2).短時間で手術が終了しない場合は注射針を静脈中に刺したまま呼吸、脈拍、血圧、角膜反射、瞳孔対光反射などに注意しながら手術の要求する麻酔深度を保つように1〜4mL(2.5%溶液で25〜100mg)を分割注入する(1回の最大使用量は1gまでとする)
  • 3).精神神経科における電撃療法の際の麻酔:12mL(2.5%溶液で300mg)をおよそ25〜35秒で注入し、必要な麻酔深度に達したことを確かめたのち、直ちに電撃療法を行う
  • 4).併用使用:本剤は局所麻酔剤あるいは、吸入麻酔剤と併用することができる
  • 2〜4mL(2.5%溶液で50〜100mg)を間欠的に静脈内注入する
  • 点滴投与を行う場合は、静脈内点滴麻酔法に準ずる
  • 5).痙攣時における使用:患者の全身状態を観察しながら、2〜8mL(2.5%溶液で50〜200mg)を痙攣が止まるまで徐々に注入する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • アジソン病
    • 過敏症
    • 急性間欠性ポルフィリン症
    • 重症気管支喘息
    • 重症心不全
    • ショック
    • 大出血による循環不全

副作用

主な副作用

痙攣

重大な副作用

呼吸抑制呼吸停止ショック

上記以外の副作用

悪心嘔吐過敏症顔面潮紅気管支痙攣血圧下降血圧低下眩暈倦怠感喉頭痙攣興奮呼吸困難しびれ感しゃっくり頭痛舌根沈下尿閉皮疹複視不整脈震え流涙

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • アジソン病
    • 過敏症
    • 急性間欠性ポルフィリン症
    • 重症気管支喘息
    • 重症心不全
    • ショック
    • 大出血による循環不全
  • 慎重投与
    • カリウム中毒
    • 気道閉塞
    • 筋ジストロフィー
    • 呼吸困難
    • 重症肝障害
    • 重症筋無力症
    • 重症高血圧症
    • 重症腎障害
    • 重症糖尿病
    • 重症貧血
    • 心筋障害
    • 低血圧症
    • 低蛋白血症
    • 電解質アンバランス時
    • 動脈硬化症
    • 脳圧上昇
    • 薬物過敏症

患者の属性に応じた注意事項

  • 希望禁止
    • 妊婦・産婦
  • 慎重投与
    • 妊婦・産婦
    • 高齢者
  • 注意
    • 幼児・乳児
    • 高齢者
    • 虚弱者(衰弱者を含む)

年齢や性別に応じた注意事項

  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)
  • 注意
    • 幼・小児(0歳〜14歳)
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
ジスルフィラム 中枢神経抑制作用<鎮静・催眠等>が増強
ドキシサイクリン 血中濃度半減期が短縮
モノアミン酸化酵素阻害剤 中枢神経抑制作用<鎮静・催眠等>が増強
中枢抑制剤 呼吸抑制作用・降圧作用・中枢神経抑制作用<鎮静・催眠等>が増強
血圧降下剤 降圧作用・中枢神経抑制作用<鎮静・催眠等>が増強
中枢性筋弛緩剤 中枢神経抑制作用<鎮静・催眠等>が増強
カルバミン酸クロルフェネシン 中枢神経抑制作用<鎮静・催眠等>が増強
抗パーキンソン剤 中枢神経抑制作用<鎮静・催眠等>が増強
スルホニルウレア系薬剤 中枢神経抑制作用<鎮静・催眠等>が増強
レボドパ 中枢神経抑制作用<鎮静・催眠等>が増強
クマリン系抗凝血剤 抗凝血作用が減弱
ワルファリンカリウム 抗凝血作用が減弱
三環系抗うつ剤 作用が減弱

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    全身麻酔、全身麻酔の導入、局所麻酔剤との併用・吸入麻酔剤との併用、精神神経科における電撃療法の際の麻酔、局所麻酔剤中毒・破傷風・子癇等に伴う痙攣。

    用法・用量(添付文書全文)

    1.静脈内投与:
    溶液濃度:2.5%水溶液(5%溶液は静脈炎を起こすことがある)。
    投与量・投与法:調整したチアミラール水溶液を静脈より注入する。本剤の用量や静注速度は年齢・体重とは関係が少なく個人差があるため一定ではないが、大体の基準は次の通り。
    1).全身麻酔の導入:最初に2〜4mL(2.5%溶液で50〜100mg)を注入して患者の全身状態、抑制状態などを観察し、その感受性より追加量を決定する。次に患者が応答しなくなるまで追加注入し、応答がなくなった時の注入量を就眠量とする。更に就眠量の半量ないし同量を追加注入したのち、他の麻酔法に移行する。なお、気管内に挿管する場合は筋弛緩剤を併用する。
    2).短時間麻酔:
    (1).患者とコンタクトを保ちながら最初に2〜3mL(2.5%溶液で50〜75mg)を10〜15秒位の速度で注入後30秒間、麻酔の程度、患者の全身状態を観察する。更に必要ならば2〜3mLを同速度で注入し、患者の応答のなくなった時の注入量を就眠量とする。なお、手術に先立ち、更に2〜3mLを同速度で分割注入すれば10〜15分程度の麻酔が得られる。
    (2).短時間で手術が終了しない場合は注射針を静脈中に刺したまま呼吸、脈拍、血圧、角膜反射、瞳孔対光反射などに注意しながら手術の要求する麻酔深度を保つように1〜4mL(2.5%溶液で25〜100mg)を分割注入する(1回の最大使用量は1gまでとする)。
    3).精神神経科における電撃療法の際の麻酔:12mL(2.5%溶液で300mg)をおよそ25〜35秒で注入し、必要な麻酔深度に達したことを確かめたのち、直ちに電撃療法を行う。
    4).併用使用:本剤は局所麻酔剤あるいは、吸入麻酔剤と併用することができる。2〜4mL(2.5%溶液で50〜100mg)を間欠的に静脈内注入する。点滴投与を行う場合は、静脈内点滴麻酔法に準ずる。
    5).痙攣時における使用:患者の全身状態を観察しながら、2〜8mL(2.5%溶液で50〜200mg)を痙攣が止まるまで徐々に注入する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
    1.重大な副作用
    1).ショック:ショックを起こすことがあるので、観察を十分に行い、呼吸困難、血圧低下等が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    2).呼吸停止、呼吸抑制:呼吸停止、呼吸抑制、舌根沈下、喉頭痙攣、気管支痙攣、咳、しゃっくりを起こすことがあるので、このような症状が現れた場合には、直ちに気道の確保、直ちに酸素吸入等の処置とともに、筋弛緩剤の投与等、適切な処置を行う。
    2.その他の副作用(頻度不明)
    1).循環器:血圧下降、不整脈。
    2).過敏症:皮疹等。
    3).覚醒時:悪心、嘔吐、頭痛、眩暈、流涙、震え、痙攣、興奮、顔面潮紅、複視、しびれ感、尿閉、倦怠感等。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    1.ショック又は大出血による循環不全、重症心不全の患者[血管運動中枢抑制作用により、過度の血圧降下を起こす恐れがある]。
    2.急性間欠性ポルフィリン症の患者[酵素誘導によりポルフィリン合成を促進し、症状を悪化させる恐れがある]。
    3.アジソン病の患者[催眠作用が持続又は増強する恐れがあり、また本疾患は高カリウム血症を伴うがカリウム値が上昇する恐れがある]。
    4.重症気管支喘息の患者[気管支痙攣を誘発する恐れがある]。
    5.バルビツール酸系薬物に対する過敏症の患者。
    (慎重投与)
    1.重症肝障害及び重症腎障害のある患者[代謝・排泄の遅延及び蛋白結合の低下により、本剤の作用が増強する恐れがある]。
    2.重症糖尿病の患者[糖尿病を悪化させる恐れがある]。
    3.重症高血圧症、低血圧症、重症貧血、低蛋白血症の患者[血圧を変動させる恐れがある。また、重症貧血及び低蛋白血症では本剤の作用が増強される恐れがある]。
    4.心筋障害、動脈硬化症の患者[血圧降下が発現する恐れがある]。
    5.脳圧上昇時[呼吸抑制や気道閉塞により血中のCO2分圧を上昇させ脳血流量を増加させ、脳圧を上昇させる恐れがある]。
    6.重症筋無力症、筋ジストロフィー、呼吸困難及び気道閉塞を呈する疾患の患者[呼吸抑制を誘発する恐れがある]。
    7.電解質アンバランス時(特にカリウム中毒)[血中カリウム値が上昇する恐れがある]。
    8.薬物過敏症の患者。
    9.高齢者。
    (重要な基本的注意)
    1.麻酔を行う際には原則としてあらかじめ絶食をさせておく。
    2.麻酔を行う際には原則として麻酔前投薬を行う。
    3.麻酔中は気道に注意して呼吸・循環に対する観察を怠らない。
    4.麻酔の深度は手術、検査に必要な最低の深さにとどめる。
    5.麻酔前に酸素吸入器、吸引器具、挿管器具などの人工呼吸のできる器具を手もとに準備しておくことが望ましい。
    (相互作用)
    併用注意:
    1.中枢神経抑制剤[呼吸抑制作用・降圧作用・中枢神経抑制作用<鎮静・催眠等>が増強することがあるので、併用する場合には、用量に注意する(中枢神経抑制作用を増強させる)]。
    2.血圧降下剤[降圧作用・中枢神経抑制作用<鎮静・催眠等>が増強することがあるので、併用する場合には、用量に注意する(中枢神経抑制作用を増強させる)]。
    3.モノアミン酸化酵素阻害剤[中枢神経抑制作用<鎮静・催眠等>が増強することがあるので、併用する場合には、用量に注意する(中枢神経抑制作用を増強させる)]。
    4.三環系抗うつ剤[降圧作用・中枢神経抑制作用<鎮静・催眠等>が増強することがあり、また、三環系抗うつ剤の作用が減弱することがあるので、併用する場合には、用量に注意する(中枢神経抑制作用を増強させる)]。
    5.中枢性筋弛緩剤(クロルフェネシンカルバミン酸エステル等)、スルホニル尿素系血糖降下剤、抗パーキンソン剤(レボドパ等)[中枢神経抑制作用<鎮静・催眠等>が増強することがあるので、併用する場合には、用量に注意する(中枢神経抑制作用を増強させる)]。
    6.ジスルフィラム[中枢神経抑制作用<鎮静・催眠等>が増強することがあり、また、併用により、重篤な低血圧が現れたとの報告があるので、異常が認められた場合には本剤を減量するなど適切な処置を行う(ジスルフィラムは本剤の代謝を阻害する)]。
    7.ドキシサイクリン[ドキシサイクリンの血中濃度半減期が短縮することがある(本剤は肝の薬物代謝酵素を誘導し、ドキシサイクリンの代謝を促進する)]。
    8.クマリン系抗凝血剤(ワルファリンカリウム等)[抗凝血作用が減弱することがあるので、頻回にプロトロンビン値の測定を行い、クマリン系抗凝血剤の用量を調節する(本剤は肝の薬物代謝酵素を誘導し、クマリン系抗凝血剤の代謝を促進する)]。
    (高齢者への投与)
    高齢者では生理機能が低下しているので、呼吸抑制、血圧降下等が強く現れることがあるので慎重に投与する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないことが望ましい[動物実験(マウス)で催奇形作用が認められている]。
    2.帝王切開などの分娩に使用する場合には、できるだけ最小有効量を慎重に投与する[新生児への影響が考えられる]。
    (適用上の注意)
    1.投与速度:本剤の用法及び注射速度は患者の体質、健康状態などの個人差を考慮する(特に幼・小児、高齢者、虚弱者の麻酔には注意する)。
    2.投与経路:動脈内に注入した場合には、動脈閉塞、末梢壊死などの重篤な症状を起こすことがあるので、絶対に避ける。
    3.投与時:
    1).皮下には決して投与しない。
    2).本剤は高アルカリ性であるため、皮下への漏出により壊死を起こすことがあるので皮下に漏出させないよう注意する。
    3).皮下に漏れた場合はプロカイン注射液などの局所麻酔剤による浸潤、温湿布などの適切な処置を行う。
    4).静脈内投与により血栓性静脈炎を起こすことがある。
    5).長時間の手術に使用する場合には、単独投与を避け、他の麻酔剤を併用することが望ましい。
    6).喉頭筋及び副交感神経が過敏状態になることがあるので、前処置として、アトロピン・スコポラミンなどのベラドンナ系薬剤を投与することが望ましい。
    7).本剤は鎮痛作用を有しないので、必要ならば鎮痛剤を併用する。
    4.アンプルカット時:添付の溶解液はワンポイントカットアンプルを使用しているが、アンプルの首部をエタノール綿等で清拭し、カットする。
    (保管上の注意)
    遮光。

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