カッコいい薬剤師

漫画

温泉でカッコよく英気を養おう

 歴戦の勇者は、英気を養うための休息の大切さをよく知っているという。そう、カッコいい薬剤師も時には心身共にリフレッシュし、次なる“カウンター越しの戦い”に備えねばならない。

 心と体を癒すには湯治・温泉が一番だ。まずは場所選び。環境変化が体の調子を整え健康を増進させる「転地効果」を期待して、自宅から100km以上離れた温泉地を選ぶ。大勢の観光客に囲まれての入浴はさまにならないので、人里離れた山中の隠れ湯がいい。独りでゆっくり浸かるには、やはり部屋付き露天風呂に限る。

 いよいよ入浴となるわけだが、その前に、泉質と効能はしっかりと確認する。わからなければ女将にとことん聞く。決して妥協はしない。どれだけ説明を受けても「特別指導加算」は取られないから大丈夫。

 当然、監査も怠らない。持参したマイ・メートグラスにお湯をとり、色、臭い、濁りなどを入念にチェックした上でザブンと浸かる。間違っても“プラセボ温泉”に入らないように気をつけたい。

 温泉の禁忌には厳格で、飲酒後や食直後、激しい運動の直後の入浴は絶対しない。温泉にリフレッシュに来た薬剤師が病院直行ではカッコ悪すぎる。

 そう言えば、世の名だたる文豪たちは静かな温泉宿の一室で原稿に向かっていたと聞く。筆者も次号の原稿は、一流温泉旅館で執筆してみるか。山間の露天風呂で渓流の音を聞きながら構想を練り、川魚と山菜を肴にうまい日本酒を傾けつつ筆を走らせる。費用はもちろん編集部持ちで……。

 えっ、少しのぼせすぎだって?

(鬼)

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