カッコいい薬剤師

漫画

絵心のある薬剤師はカッコいい

 「病院で検査してもらったら、肝臓が腫れていると言われたのですが、肝臓ってどんな形をしているのですか?」。そう患者から聞かれた場合、さてどうしたものか。人体解剖図を持ってきて説明するか、それとも人体模型を使って解説するか――。

 カッコいい薬剤師としては、そんな時にはぜひ、「絵」を描いてみたい。患者の目の前で、サラサラっと肝臓を描くのである。普通の肝臓と腫れた肝臓の違いを、わかりやすくデフォルメして描ければ理想的だ。時間があれば、色鉛筆やサインペンで色をつけたりしてもいい。3D立体図なんていうのもアリである。患者さんが家に飾ってくれること間違いなしだろう。

 ただし、薬剤師が描く絵であるからには、その描写は正確でなければならない。患者が子供だからといって、歓心を買うために、肝臓にアンパンマンの顔を描いたりしてはいけない。膵臓のランゲルハンス島の絵に、ヤシの木を描き入れたりするのもご法度だ。

 絵が役立つのは、病気の説明の時だけではない。「手に塗布」という処方医の指示がある場合、軟膏を詰めた缶のふたに塗布部位を示した手の絵を描いたり、肩こり用のシップを貼る位置を、鎖骨や肩甲骨と一緒に絵に描いたりできれば、一味違った服薬指導が実現できる。

 さあ、絵を描こう。学生時代、テストの裏に落書きをしたあのころに戻って。モナリザを描いたレオナルド・ダ・ビンチも科学者だった。ひょっとして、薬剤師が描く絵から、後世に残る大傑作が生まれるかもしれない。

(鬼)

ログインしていません

日経DI最新号のご案内

日経DI最新号のご案内 実録!かかりつけ薬剤師

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

  1. ペレックスの指導で垣間見た指導官の思い セキララ告白!個別指導 FBシェア数:26
  2. 処方箋は薬局の“入場チケット”ではない! 平野道夫の「薬局手習指南所」 FBシェア数:71
  3. アサコール、寛解期の1日1回投与の承認取得 佐古みゆきの「添付文書改訂ウオッチ」 FBシェア数:48
  4. カルボシステインの薬疹は夜飲むと起こりやすい 松本康弘の「極める!小児の服薬指導」
  5. クオールの中村会長が処方箋付け替え問題で謝罪 トレンド(DIオンライン)
  6. 個人薬局のフランチャイズ化には「大反対」 熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」
  7. 「急いでいるんだよ!」と患者さんに言われて 熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」
  8. インデラルで指導された意外な嗜好品とは? セキララ告白!個別指導
  9. 新薬8成分18品目の薬価収載へ トレンド(DIオンライン)
  10. 外科医が薬局から病院に戻って見えてきたこと 狭間研至の「Road to 薬剤師3.0」