カッコいい薬剤師

漫画

患者向けの名刺をさりげなく手渡そう

 開設者や管理薬剤師でない限り、薬局の薬剤師が名刺を持つケースは多くないようだ。でも、それでいいのだろうか。筆者としては、患者とのコミュニケーションを密にする意味からも、すべての薬剤師に、患者に渡すための専用の名刺を持つことを勧めたい。

 患者向けなのだから、「○○株式会社代表取締役」「△△薬剤師会理事」などの文字は邪魔なだけ。それは裏にでも書いておくとして、表には高齢者にも読みやすい大きな文字で、薬局名と薬剤師名、電話番号を、「薬や健康について何でもご相談ください」という一文と一緒に印刷しておこう。また、名刺に「どの病医院のお薬でも調剤します」というメッセージを入れておけば、複数の薬局に通っている患者も、すべての処方せんをあなたの薬局に持ち込むようになるはずだ。

 問題は、名刺の渡し方にある。ビジネスのやり取りではないのだから、初対面の患者にいきなり名刺を差し出すのはいただけない。やはり、一通りの説明を行い薬を渡した後で、「何かお尋ねになりたいことがございましたら、いつでもどうぞ」という一言と共に、さりげなく名刺を手渡すようにしたい。これをいやみなく行える薬剤師は、間違いなくカッコいい。

 もし、患者から「名刺はいりません」と拒否されたら、それはあなたの服薬指導に至らない部分があるからに違いない。患者は、あなたに相談をもちかけたいとは考えていないのだから。薬局のすべての薬剤師が名刺を持ち、患者に受け取ってもらえる枚数を競い合ってみるのも意味があると思うのだが、どうだろか。

(雉)

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