コラム:富野浩充の「当直室からこんばんは」

連載の紹介
病院薬剤師として勤務する富野氏が、クスッとできて、時にホロリとし、たまにムカッとしてしまう病院業務の日常を赤裸々に綴ります。月に3〜4回ほど回ってくる当直(宿直)の夜の空き時間に、当直室(本当は薬局の片隅)でこっそり執筆の予定。薬のことにはほとんど触れない個人のホームページはこちら
登場人物の名前は全て架空のものです。内容は事実を元に再構成したフィクションです。
筆者プロフィール
富野浩充
とみの ひろみつ氏 東京理科大学薬学部卒。天然物化学専門だったが、研究に挫折して薬剤師として薬局に勤務。その後、薬局勤務を続けながら、ウェブクリエーター、ライターなどとして活動。2004年より千葉県の総合病院薬剤部に勤務し、現在は関連病院に赴任。執筆活動も継続中。趣味は音楽ゲームとプロ野球観戦。

2012年05月22日

持参薬から深まる謎

 「トミノさん、ちょっと聞いてもいいですか?」。「やだ」。2年目の女性薬剤師に話しかけられた。[ 全文 ]

2012年04月06日

となりの芝生は青い

「基本給40万だって。嫌になっちゃうよね」。「え、基本給が40ですか。私の倍くらいあるじゃないですか」。一瞬、耳を疑った。この病院で、医師でないのにそんなにお金をもらっている人がいるとは。[ 全文 ]

2012年03月02日

続・患者宅に「こんにちは」

 「寒い中、すみません」。「いえいえ、こちらこそ、来ていただいてありがとうございます」。自分の祖母くらいの人に、深々と頭を下げられる。「いやいや、やめてください」と言いながら、カゴに詰めた薬を後ろの座席から取り出して玄関に向かった。ちなみにカゴは、スーパーでよく使う買い物カゴと同じタイプのものだ。薬の他に、A4サイズの薬歴簿、医師のカルテなどを入れて移動している。[ 全文 ]

2012年02月01日

患者宅に「こんにちは」

 ある冬の晴れた日、私は白衣姿で軽自動車のフロントガラスから雪を降ろしていた。[ 全文 ]

2012年01月05日

病院で年越しするということ

「餅くらい食べさせてくれたっていいのにねえ。正月っていっても、なんにも変わりやしないよ」。思わず言葉を失う。年末年始だけでも、と一時退院する患者が多い中、病院で年越しをする患者と話したときだった。[ 全文 ]

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