このページの本文へ

がんナビ

がんナビについて

がん患者さんとその家族のために、がんの治療や患者さんの日々の生活をナビゲートします。

がん種から情報を探す

  • 乳がん
  • 肝がん
  • 大腸がん
  • 腎がん
  • 胃がん
  • 肺がん
  • 食道がん
  • 前立腺がん
  • 子宮頸がん
  • 膵がん
  • 卵巣がん
  • その他のがん
栄養の果たす役割を腫瘍専門医が強調しないのはなぜ?

<質問>

治療中に栄養が果たす役割について、腫瘍専門医が強調しないのはなぜですか。

<回答者>Tim Byers氏、医師・公衆衛生学修士

Colorado大学がんセンター副所長

<回答者>Colleen Gill氏、登録栄養士

Colorado大学病院勤務

Dr. Byers:栄養と健康に関心のある患者さんは、医療従事者が診察室で栄養についてほとんど時間を割かないことに対して、いらだちを覚えられることでしょう。医療従事者が栄養についてあまり言及しない理由のひとつは、医学、特に腫瘍学において、医療従事者は確かな科学データに基づいた治療を行うことに重点を置いているからです。

 栄養学の分野は、医学的治療のほかの分野と比べて、研究が遅れています。患者さんからは栄養についてさまざまな質問が出されますが、腫瘍専門医はそれに対する十分なデータがないと感じると、その話題を避けようとする傾向があります。

Ms. Gill:私の考えでは、私たちは腫瘍専門医があらゆる分野に精通していることを期待し、多くを望みすぎているように思います。栄養に関しては、栄養士を紹介する以上のことを腫瘍専門医に望まないほうがよいでしょう。栄養士を紹介してもらえない場合は、ニーズを満たすためにきちんと紹介してくれるよう主張すべきです。私たちも、患者さんの質問に答えられるよう、主要ながんセンターに栄養士が配置されることを望んでいます。

 がんの種類によっては、栄養士への紹介が不可欠なものもあります。

(監修:聖路加国際病院 中村 美波理)

This discussion was originally presented on August 30, 2005 on www.plwc.org
この内容は、2005年8月30日に、米臨床腫瘍学会の患者向けサイト People Living With Cancer に掲載されたものです。

がんのチーム医療:チームオンコロジー.Comは、患者さんと医療者、またご家族とのコミュニケーションの話題を中心に意見を交換する場(掲示板「チームオンコロジー」)を設けております。上記の内容について、ご質問ご意見がある場合は、この掲示板をご利用ください。

2008年3月18日