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化学療法の副作用による口中の灼熱感で食べられない

<質問>

妻は卵巣がんがあり、カルボプラチン(商品名「パラプラチン」)とパクリタキセル(商品名「タキソール」)による治療を受けましたが、6カ月後にCA125の値が17から185に上昇しました。化学療法薬のうち1つは全身の灼熱感を引き起こしました。今ではほとんど治まったのですが、まだ口の中の灼熱感で困っています。そのため、食べることがとても難しく、体重が大幅に減ってしまいました。この灼熱感を和らげるためのアドバイスをいただけませんか。

<回答者>Tim Byers氏、医師・公衆衛生学修士

Colorado大学がんセンター副所長

<回答者>Colleen Gill氏、登録栄養士

Colorado大学病院勤務

Ms. Gill:食べるときに痛みが生じると、十分なカロリーを摂るのが難しくなりますね。口腔粘膜炎に対する良いアドバイスが書かれたパンフレットがいくつかありますので、最寄のがんセンターで入手できると思います。また、PLWCのウェブサイトにもアドバイスが載っています。これらの資料には、痛みがあっても食べやすい食物のリストも含まれていますので参考になさってください。口腔粘膜炎があると、香辛料が効いた料理や熱い料理は、食べるのが困難になります。

 私たちの病院の患者さんで効果的だったのは、口腔内をコーティングして食事後の痛みを抑えるGelclair(ポリビニルピロリドンとヒアルロン酸を含むゲル)という薬です。食事の約1時間前に口をすすいで吐き出して使用します。

(監修:聖路加国際病院 中村 美波理)

※編集部注釈
 がん治療に伴う食事の問題に関しては、静岡県立静岡がんセンターと日本大学短期大学部が出版した「がん患者さんと家族のための抗がん剤・放射線治療と食事のくふう」が参考になります。まだ同書籍の一部は、ウェブサイトSURVIVORSHIP.JPにも掲載されています。

This discussion was originally presented on August 30, 2005 on www.plwc.org
この内容は、2005年8月30日に、米臨床腫瘍学会の患者向けサイト People Living With Cancer に掲載されたものです。

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2008年3月18日