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魚、果物、野菜を多く、脂肪の多い肉や菓子を避けています、他にアドバイスは?

<質問>

肺がんがみつかって1年と少しが過ぎました。がんだと知ってから食事内容を変えました。魚を週2〜3回食べ、果物や野菜を多く摂るようにしています。また、脂肪分の多い肉や、焼き菓子や、砂糖が入った食品を避けています。ほかにどのような食習慣を取り入れるべきか、アドバイスはありますか。

<回答者>Tim Byers氏、医師・公衆衛生学修士

Colorado大学がんセンター副所長

<回答者>Colleen Gill氏、登録栄養士

Colorado大学病院勤務

Dr. Byers:ご質問の食事内容で最も懸念されるのは体重減少です。果物や野菜などの健康的な食品も含めて十分な食事を取ることが大切です。

Ms. Gill:体重維持のため十分なカロリーを確保できるよう、ナッツ類やアボカドなどのカロリー源も食事に含めるようにしてください。

Dr. Byers:マルチビタミン以外にサプリメントを摂るとすれば、唯一、候補となるのがセレン(セレニウム)です。ビール酵母産物のセレンを1日200マイクログラム摂取すると、肺がん治療に有益かもしれないという研究報告がいくつかあります。

セレンのサプリメントが肺がん経験者にメリットをもたらすかどうかについて、現在、いくつかの臨床試験が進行中ですが、結果が出るまでには早くてもあと2〜3年かかります。今のところ、1日200マイクログラム程度であれば、セレンサプリメントは安全に摂取できるといえます(とはいえ、高用量を摂取すれば有害となる可能性があります)。

(監修:聖路加国際病院 中村 美波理)

※監修者注釈 2007年に発表された米国で行われた疫学研究では、セレンによる肺がん予防効果は認められませんでした。そのため、セレンが肺がん経験者に有益かどうかはまだ最終的な結論が出ていない段階です。



This discussion was originally presented on August 30, 2005 on www.plwc.org

この内容は、2005年8月30日に、米臨床腫瘍学会の患者向けサイト People Living With Cancer に掲載されたものです。

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2008年3月11日