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セックスが負担、セックス以外でパートナーと親密な関係を保つ方法は?

<質問>

私は今、セックスするのが身体的に負担です。パートナーと親密な関係をもちたいとは思っているのですが、セックス以外の方法はないでしょうか。

<回答者>Lindsay Nohr Beck氏、がんサバイバー

がん患者に生殖関連の情報提供とサポートを行っている全米規模の非営利団体「Fertile Hope」の創設者・理事、自身も20代で舌がん再発を経験

 性欲は、触覚、嗅覚、聴覚、味覚、視覚の刺激や感覚に影響されます。パートナーと親密な関係をもつときは、これら五感をすべて動員するように工夫してみてください。

 誰かにとって許容できる性的表現であっても、あなたにとって許容できるとは限りません。米国がん学会のウェブサイトにある「Sexuality & Cancer: For the Man and His Partner(性生活とがん:男性とそのパートナー向け)」、「Sexuality & Cancer: For the Woman and His Partner(性生活とがん:女性とそのパートナー向け)」の情報がご参考になるかもしれません。

 性交以外の方法としては、抱きしめる、手を握る、愛撫する、キスをする、裸になる、添い寝するなどがあります。キャンドルの灯りやソフトな音楽、ワインなどを楽しみながらお風呂に入るのも、性交の心配をせずに親密な触れ合いをつくるひとつの方法です。

 許容できる性的表現がないときは、そのことを認識することが大切です。良好なコミュニケーションを取ったり一緒の時間を過ごしたりすることだけで親密な関係を保っているカップルもたくさんいます。カウンセリングを受けてみるのもよいでしょう。あせらず時間をかけ、パートナーとの触れ合いを楽しむようになさってください。

 何より重要なのは、ご自身の病気と治療選択肢をよく知り、それらが性欲や性機能にどのような影響を及ぼすかを理解することです。医師や看護師にたくさん質問をしてください。身体の正常な構造と、治療がその機能にどのような影響を与えるかを、模型や図を使って説明してもらうと、理解しやすくなると思います。あなたの性的魅力の一部が変化したり損なわれたりしても、パートナーに対してセクシャルに振舞うことができなくなるとは限りません。このことはぜひ心に留めておいてください。

(監修:国立病院機構四国がんセンター 青儀 健二郎)

This discussion was originally presented on April 24, 2006 on www.plwc.org
この内容は、2006年4月24日に、米臨床腫瘍学会の患者向けサイト People Living With Cancer に掲載されたものです。

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2008年2月 5日