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がん経験後子供ができず、養子縁組を検討中

<質問>

妻は20代でがんを経験しており、子供ができません。そこで私たち夫婦は養子をもらうことを考えていますが、がんの病歴があると養子を紹介してもらえないのではないかと心配しています。そういうことはありますか。どうすれば条件をクリアできるでしょうか。

<回答者>Lindsay Nohr Beck氏、がんサバイバー

がん患者に生殖関連の情報提供とサポートを行っている全米規模の非営利団体「Fertile Hope」の創設者・理事、自身も20代で舌がん再発を経験

 子供がほしい人にとって、養子縁組はとてもよい選択肢のひとつです。紹介の方針は斡旋団体によって異なりますので、奥様の病歴が問題とならない団体を見つけることが大切です。一般的に、治療完了から5年以上経過しているか、健康状態が良好であるという書面を担当医に作成してもらうか、あるいはその両方を求められることが多いようです。外国の子供を養子にする場合は、がんに関連する各国の法的・文化的な要件を知っておくことが重要です。

 また、奥様の不妊の原因ががん治療であるなら、卵子や受精卵の提供を受けるという方法もあります。この場合は妊娠の過程を経ることができます。法規制も養子縁組より少ないので、がんを経験した人にとって選択しやすい方法となる場合もあります。

(監修:国立病院機構四国がんセンター 青儀 健二郎)

※編集部注釈
 日本では、厚生労働省の見解として、匿名の第三者からの卵子提供による体外受精は許可されるものの、匿名性が保持できない友人や姉妹からの卵子の提供は現時点では認められないとなっています。卵子の採取は女性への負担が大きいため、匿名の第三者として提供を考える女性は皆無であり、実質的には認められていない状況といえます。

This discussion was originally presented on April 17, 2006 on www.plwc.org
この内容は、2006年4月17日に、米臨床腫瘍学会の患者向けサイト People Living With Cancer に掲載されたものです。

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2008年1月29日