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がん治療開始と共に性欲が減少、どうしたら戻る?

<質問>

私は36歳の女性で、肉腫があります。がん治療が始まった頃から、セックスに対する関心が少なくなってしまいました。これはよくあることですか。どうしたら性的欲求が戻るのでしょうか。

<回答者>Judith Shell氏、登録看護師・博士

Shell_Judith.jpg

フロリダ州Osceolaがんセンター勤務、がん専門看護・がん専門上級看護資格取得、夫婦・家族療法のフロリダ州免許保持

 肉腫に対して手術を受けられたかどうかご質問からはわかりませんが、現在は化学療法を受けていらっしゃるものとしてご回答します。化学療法中、衰弱感、疲労感、悪心、嘔吐などのために、性的接触や性交に対する欲求がほとんどなくなってしまうことは多くの女性が経験しています。また、陰部も含めてすべての毛が抜けてしまうことが多いので、患者さんが自信を失ったり恥ずかしく思ったりする原因になります。

 薬の数や種類、投与量にもよりますが、化学療法中は卵巣にも影響が出ることがあるため、月経が不規則になるかあるいは来なかったり、膣の乾燥感、のぼせ、性欲減退などがみられたりします。通常、こうした症状は一時的なもので、治療完了後や治療と治療の間には性欲が回復し、実際に性交渉もできます。

 また、血球数が極度に少なくなると、赤血球不足のため疲労感がさらに強くなったり、さらには息切れがしたりして、これも性欲を損ねる原因となることがあります。血小板数が少ない場合は出血しやすくなり、白血球数が少ない場合は感染を起こす可能性が高くなります。膣カンジダ症が起きると、特に性交中に痒みや灼熱感が生じます。

(監修:国立病院機構四国がんセンター 青儀 健二郎)

This discussion was originally presented on April 1, 2006 on www.plwc.org
この内容は、2006年4月1日に、米臨床腫瘍学会の患者向けサイト People Living With Cancer に掲載されたものです。

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2008年1月15日