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乳房切除後に性交渉を躊躇、今の状況を変えるには?

<質問>

担当医に性の話題を持ち出すのは居心地が悪いので、ここで質問できることを嬉しく思っています。私は乳がんで乳房切除術を受け、これから乳房再建を受ける予定ですが、もう数カ月以上、夫と性交渉をもっていません。今の自分の外見を好きになれないのです。この状態から抜け出すためのアドバイスはありますか。

<回答者>Judith Shell氏、登録看護師・博士

Shell_Judith.jpg

フロリダ州Osceolaがんセンター勤務、がん専門看護・がん専門上級看護資格取得、夫婦・家族療法のフロリダ州免許保持

 何年も見慣れたご自分の身体が変化したのですから、それを受け入れるのはとても大変なことです。でも時間が、変化に慣れるのを助けてくれます。そして、これから再建手術も受けられるのですよね。ご主人があなたの変化を受け入れてくださっているかどうかわかりかねますが、受け入れてくださっているのであれば、ご主人の愛情とサポートも、このデリケートな時期を乗り切る支えとなってくれるでしょう。

 衣服をすべて脱ぐことがためらわれる間は、しゃれた下着かナイトガウンを身に付けて性交渉に及ぶのもよいでしょう。手術の跡を隠してくれますし、性的魅力も損ないません。胸部を直視することがパートナーにとって心理的な負担になるようなら、なるべく目に触れないように体位を変えるという方法もあります。また、電灯の代わりにキャンドルを使うことも、あなたの身体が変化したというショックを和らげてくれるでしょう。Alex Comfort氏による「New Joy of Sex(セックスの新しい喜び)」という本や、米国がん学会による「Sexuality and Cancer: For the Woman Who Has Cancer and Her Partner」という本がとても参考になります。

(監修:国立病院機構四国がんセンター 青儀 健二郎)

※編集部注釈 「Sexuality and Cancer: For the Woman Who Has Cancer and Her Partner」は、「がん患者の<幸せな性>」というタイトルで、2007年に春秋社から新装版が出版されています。

関連サイト 乳がん百科 乳がんと性の問題

※1月16日に編集部注釈内で以下の訂正を行いました。

2002年に春秋社から出版されましたが、現在は、絶版になっています。(訂正前)

2007年に春秋社から新装版が出版されています。(訂正後)

This discussion was originally presented on April 1, 2006 on www.plwc.org
この内容は、2006年4月1日に、米臨床腫瘍学会の患者向けサイト People Living With Cancer に掲載されたものです。

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2008年1月15日