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放射線治療と化学療法で減少した体重を増やすコツは?

<質問>

私は51歳で、大腸がん、肝臓がん、肺がんの治療を受けています。放射線治療と化学療法で体重がかなり減ってしまいました。いくらかでも体重を増やしたいのですが、どのような食物を食事に取り入れたらよいでしょうか。

<回答者>Robert Mayer氏、医師

Dana-Farberがん研究所腫瘍内科・学術担当副責任者、Brigham and Women's病院上級医師、Massachusetts総合病院医師、Harvard大学医学部教授

 放射線治療や化学療法は、疲労、食欲減退、体重減少などをもたらす、患者さんにとって大変な治療法ですね。こうした症状は治療が完了すれば徐々に軽減していきますが、身体に力をつけ、体重を取り戻すのに役立つ工夫もいくつかあります。

 一般的に、1日3回の食事と、1回ないし2回の間食を摂ることが中心になります。放射線治療や化学療法を受けると通常の食事を消化するのが難しくなり、2口か3口食べただけで「お腹いっぱい」と感じる人が多いようです。また、複数のおかずを食べることを考えるだけでも嫌、と思うようになります。このような場合に役立つのは、ダイエットの場合と逆のやり方です。

 つまり、2時間おきぐらいに少量ずつ食べるのです。少量のアップルソースやカスタードクリーム、半熟卵、アイスクリーム、ミートローフなど、柔らかく、高カロリーで、刺激が少なく消化しやすい食品を選んでください。ミルクセーキ(市販のものでも自家製でもよい)もお勧めできます。食べられる量が多くないので、水やお茶、ゼリーなどでお腹を満たしてしまうのではなく、高カロリーの食品を中心に摂ることが大切です。こうした食事の工夫で大腸がんの治療によって減少した体重が戻ってくるでしょう。

(監修:岡山大学医学部 松岡 順治)

This discussion was originally presented on March 15, 2006 on www.plwc.org
この内容は、2006年3月15日に、米臨床腫瘍学会の患者向けサイト People Living With Cancer に掲載されたものです。

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2007年12月25日