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自立性を失ったと感じさせずに介護者をつけるには?

<質問>

父は76歳で、前立腺がんがあります。父も母もまだかなり元気ですが、もう少し外部の介護を利用してもよいように思えます。介護者が必要だと説得したいのですが、自立性を失っていると感じさせたくはありません。どのようにしたらよいでしょうか。

<回答者>Betty Ferrell氏、看護学博士・米国看護学会評議員

City of Hope 国立医療センター研究員、米国がん学会「緩和手術」研究の主席研究者、国立がん研究所「終末期看護教育コンソーシアム」の主席研究者

 ほとんどの人がそうですが、特に高齢の人は、自立していたいという気持ちが強く、外部からの援助をなかなか受け入れません。また、外部から介護者が入ることは病気が進行していることを意味するため、たとえそれが必要な状態になっていても、患者さんや家族が介護者の必要性を認めるまでに長い時間がかかることが多いのです。

 ひとつの方法は、できるだけご両親が主導権を取る形で介護者の手配を進めることです。そして、まずは簡単な介護を短時間利用することを提案なさるとよいでしょう。例えば、週に1日あるいは数時間、誰かに来てもらうことに同意してもらうのが最初のステップになるかもしれません。

 私の経験では、簡単な介護を受けることに慣れてメリットがわかってくると、介護のニーズが増えたときに、躊躇せずに利用範囲を拡大できる方が多いようです。

(監修:兵庫県立がんセンター 井沢 知子、聖路加国際病院 佐保 邦枝)

This discussion was originally presented on May 10, 2006 on www.plwc.org
この内容は、2006年5月10日に、米臨床腫瘍学会の患者向けサイト People Living With Cancer に掲載されたものです。

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2007年12月 4日