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家族を亡くしてから罪悪感が消えない

<質問>

父を3年間介護していましたが、4カ月前に父が亡くなってから、もっとしてやれることがあったはずだという罪悪感にさいなまれています。どうしたらこの罪悪感を払拭できるでしょうか。

<回答者>Betty Ferrell氏、看護学博士・米国看護学会評議員

City of Hope 国立医療センター研究員、米国がん学会「緩和手術」研究の主席研究者、国立がん研究所「終末期看護教育コンソーシアム」の主席研究者

 そういうお気持ちになる方は決して少なくありません。多くの人が、家族が亡くなった後、後悔の念や、もっとしてあげられることがあったという思いをもつものです。しかし実際には、患者さんのご家族は、重病の人を世話するという大変な負担のなかで、できる限りの介護をなさっています。それは尊敬に値するものです。

 先のコメントと同じように、この場合も、父親を介護した友人の話を聞いているつもりになって、ご自身の経験を振り返ってみることをお勧めしたいと思います。私たちは、自分自身に対してはつい多くを望みがちですが、誰でもその時々のベストを尽くしているものです。

 ほかの人と話をして気持ちを分かち合うことが大切です。家族の介護をしている人は介護だけで精一杯のことが多く、患者さんが亡くなってはじめて、自分自身の気持ちや経験を整理する機会をもてるようになります。

 家族を亡くした人たちの支援グループが地域のホスピスプログラムなどで運営されていますので、介護経験がある人と気持ちを分かち合う場として参加なさってみてもよいと思います。

(監修:兵庫県立がんセンター 井沢 知子、聖路加国際病院 佐保 邦枝)

This discussion was originally presented on May 10, 2006 on www.plwc.org
この内容は、2006年5月10日に、米臨床腫瘍学会の患者向けサイト People Living With Cancer に掲載されたものです。

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2007年12月 4日