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間欠的ホルモン療法はどれだけ有効?

<質問>

前立腺がんの治療法として間欠的ホルモン療法はどのくらい有効ですか。

<回答者>Eric Small氏、医師

カリフォルニア大学サンフランシスコ校・医学部泌尿器科教授、泌尿器腫瘍学プログラム共同責任者、血液学/腫瘍学部門の泌尿器腫瘍医学責任者

 間欠的ホルモン療法とは、ある一定期間ホルモン療法を行って、その後投薬を中止するという方法です。通常は、前立腺切除と放射線治療を行った後もPSAが上昇している場合に行われます。また、それより少数ですが、転移がある場合にも行われることがあります。

 通常はまず、ロイプロリド(商品名Lupron、国内未承認)とビカルタミド(商品名「カソデックス」)の併用によるホルモン療法を1年間行い、その後投薬を中止します。PSAがあらかじめ決めておいた値(一般的には前回のPSA値より50%増)まで上昇したら、両薬剤の投与を再開します。投薬期間が1年、そして休薬期間が1年程度になるのが一般的です。

 このアプローチについて現在わかっているのは、投薬を再開するとPSAが下がること、投薬と休薬のサイクルを繰り返すことができること、そして、この方法が長期間にわたってうまくいくことです。私たちの施設では平均期間がすでに7年を超えています。この方法が連続的なホルモン治療より優れているのか、同等か、それとも劣っているかはまだ明らかになっていません。

(監修:癌研有明病院 山崎 真澄)

※編集部注釈
 間欠(間歇)的投与に関して、前立腺癌診療ガイドライン(2006年版)では、内分泌療法の間歇的投与と持続投与について、どちらが良いかについては結論が出ておらず、研究段階の治療法としています。

This discussion was originally presented on February 24, 2006 on www.plwc.org
この内容は、2006年2月24日に、米臨床腫瘍学会の患者向けサイト People Living With Cancer に掲載されたものです。

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2007年11月 6日