<質問>
私は、がんの治療中に自分に対するイメージや自信が大きく変わったことを自覚しています。幸い、友人のサークルがとてもよく支えてくれて、自信を取り戻すことができました。がん治療中の女性が自分に対するイメージや自信を回復するのを手助けしている団体はありますか。人工乳房やかつら用の毛髪を集めている団体があると聞きました。こうした団体にかかわることで社会に恩返ししたいと思っています。何かアドバイスはありますか。
<回答者>Ann Partridge氏、医師・公衆衛生学修士
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Dana-Farberがん研究所、乳がん専門の腫瘍内科医、Harvard大学医学部助教授 |
乳がん患者さんのための擁護団体や支援団体はたくさんあり、あなたの参加や支援はかならず歓迎されることと思います。地域のがんセンターやクリニックの多くが、がんサバイバーのための支援グループやボランティア体制をもっていますので、お住まいの地域でほかの女性の援助ができるでしょう。さらに広域、全国あるいは国際的な規模の団体もあります。よく知られている団体としては、米国がん学会、Susan G. Komen乳がん財団、Young Survival Coalition(若年がんサバイバー連合)、Y-Meなどがあります。
(監修:岩手医科大学 柏葉 匡寛)
This discussion was originally presented on August 1, 2006 on www.plwc.org この内容は、2006年8月1日に、米臨床腫瘍学会の患者向けサイト People Living With Cancer に掲載されたものです。
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