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米国で急増中の胃がん、増加の原因は?

<質問>

近年、胃がんの発生率が急激に上昇しているようです。上昇の理由を明らかにするための理論の確立や研究は行われていますか。新たに発売された薬や、胃がんに長期的に効果のある最近導入された薬はありますか。

<回答者>Richard Schilsky氏、医師

シカゴ大学医学部教授・生物科学学部臨床研究部門副部長

 米国では下部食道や胃の噴門部に生じる胃がんが、ここ20年間で急増しています。この増加を説明しようと多くの理論が提唱されています。例えば、肥満の増加、喫煙や飲酒、胃酸の逆流による慢性的な炎症などです。

 これらの因子が胃がんを引き起こすという証拠はありません。また、販売されている薬で、現時点で胃がんの予防効果が明らかになっているものもありません。抗炎症薬が胃がんのリスクを下げるのではないかという説もありますが、これも証明されていません。

※編集部注釈
 日本では、長年、胃がんはがんの中で第1位の発生率でした。しかし、近年、胃がんの発生率は減少しています。その理由として、食塩摂取量の減少、衛生状態の改善などが考えられています。

(監修:浜松医科大学医学部看護学科 森 恵子)

This discussion was originally presented on January 27, 2006 on www.plwc.org
この内容は、2006年1月27日に、米臨床腫瘍学会の患者向けサイト People Living With Cancer に掲載されたものです。

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2007年8月28日