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リンパ浮腫を予防するためには?

<質問>

乳がん治療によりリンパ浮腫が生じる可能性があることを知りました。避けた方がよい運動や活動はありますか?

<回答者>     

David Alberts氏、医師
米Arizona Cancer Centerディレクター、米Arizona大学医学校主任教授

Cyndi Thomson氏、管理栄養士
米Arizona大学医学校準教授

 これは難しい問題です。リンパ浮腫が見られるのは一部の女性に限られる理由や、治療後何年もたってから起こることがあるのはなぜかについては、よく分かっていません。多くの医師は、リンパ節廓清を受けた腕からの採血や、そちら側の腕を用いた血圧測定は避けるべきだ、という一致した見解を持っています。

 なお、危険因子の一つは、肥満であることが明らかになっています。従って、活動的な生活を送り、健康な食事をとって、体重を適切なレベルにし、それを維持するよう、努力を始めることが大切です。

 また、極めて予備的な段階ではありますが、柑橘類から発見された化合物が、炎症を抑制、循環系の正常化を促進することが示唆されているため、柑橘系の果物をより多く摂取すれば、予防に役立つ可能性はあります。

 主治医に頼んで、リンパ浮腫の専門家を紹介してもらいましょう。リンパ浮腫のリスクを下げるために今できることについて相談してください。米国のリンパ浮腫ネットワークであるNational Lymphedema Network(NLN)のウェブサイトにも有用な情報が掲載されています。

(監修:市立堺病院 中山 貴寛)

This discussion was originally presented on September 25, 2006 on www.plwc.org
この内容は、2006年9月25日に、米臨床腫瘍学会の患者向けサイ トPeople Living With Cancer に掲載されたものです。

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2007年8月21日