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鎮痛薬による便秘への対応法は?

<質問>

夫は複数の鎮痛薬を使用しており、それが原因で便秘になっているようです。もっと快適に過ごせるように私が手助けできることはありますか。

<回答者>     

Jamie Von Roenn氏、医師
Northwestern大学Robert H. Lurie総合がんセンター

Thomas Smith氏、医師
Virginia Commonwealth大学ヘルスシステム

 便秘は非常に多い副作用です。きちんと鎮痛効果が得られる薬はどれも、腸の動きを低下させます。まず、腸の動きを保つ薬を常に併用することです。私たちの病院では、通常、センナやSenokot-S錠(日本ではプルゼニド錠などを使用します)などを使っています。1日1錠から始めて、腸の動きを保つのに必要な量まで増やしていきます。

 すでに重度の便秘になってしまっているのであれば、下剤としてクエン酸マグネシウムを試してみてください。ドラッグストアで入手でき、無色・無味です。便意が生じるまで、ショットグラスの量を1時間に1回服用するのがよいでしょう。排便があったら、以降はセンナを毎日服用します。

(監修:栃木県立がんセンター 磯 朝枝、名古屋市立城北病院 佐藤 由美子)

※監修者注釈
クエン酸マグネシウムは日本では大腸検査前の適応のみで利用されており、薬局では入手できません。しかし、その他の薬剤で便秘をコントロールすることは可能です。大切なのは鎮痛剤を飲み始めた瞬間に予防的に薬剤を用いることです。詳しくは主治医または薬剤師にお尋ねください。

This discussion was originally presented on June 26, 2006 on www.plwc.org
この内容は、2006年6月26日に、米臨床腫瘍学会の患者向けサイ トPeople Living With Cancer に掲載されたものです。

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2007年6月26日