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術後3年、定期検査を近所のかかりつけ医に変更したい

<質問>

乳がんの手術が終わってほぼ3年ですが、特に今のところ問題はありません。そろそろ、がん専門医の代わりに、近所のかかりつけ医に診察をお願いしたいのですが、いかがでしょうか。6カ月ごとに、がんセンターを訪れることがなくなれば、健康が戻りつつあると実感できると思います。

<回答者>Gabriel Hortobagyi氏 医師

Texas M.D. Anderson Cancer Center教授

 手術を受けてから3年以降5年目までは6カ月ごとに、それ以降は1年に1回、医師による診察を受け経過観察を行うことが推奨されています。加えて、年1回、マンモグラフィ検査が推奨されています。かかりつけの医師があなたの診察を快く引く受けてくれ、お住まいの地域に乳がん検診施設があるなら、問題はないでしょう。この件についてより詳細な情報は、ASCOのページ(PDF)に掲載されています。

(監修:広島大学 村上 茂、聖路加国際病院 奥山 裕美)

※編集部注釈
 日本では、術後の定期検査はこれまで「念のために」という考えの下、過剰な頻度で行われていたと批判されています。現在の日本乳癌学会のガイドラインで推奨されている定期検査のスケジュールは、術後3年間は3〜6カ月ごと,その後2年間は6〜12カ月ごと,それ以降は年1回です。定期検査の内容は問視診となっており、何らかの自覚症状があればそれに則した検査をすることとなっています。自覚症状が無い状態で、血液検査やCT検査、X線検査、骨シンチをすることに有用性は示されておらず、ガイドラインでも推奨されていません。ただし、術後1年ごとの定期的なマンモグラフィは強く推奨されています。

This discussion was originally presented on October 12, 2006 on www.plwc.org
この内容は、2006年10月12日に、米臨床腫瘍学会の患者向けサイトPeople Living With Cancerに掲載されたものです。

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2007年6月12日