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子宮摘出手術後の性の悩み

<質問>

現在39歳で、1年半前(18カ月前)に子宮摘出手術を受けました。性に関する問題に悩まされています。痛み、膣の乾燥、性に対する無関心--、などの悩みです。ホルモン補充療法(HRT)以外に、何か試すべき治療はあるでしょうか。

<回答者>Lidia Schapira氏、医師

Massachusetts総合病院Gillette乳がんセンターがん専門内科医、Harvard大学医学部准教授。

 あなたは、手術で卵巣も摘出したため、閉経と同じような状態になり、あなたが抱えている症状が起こっていると仮定して、質問にお答えします。

 膣の乾燥や「かゆみ」はよくみられる症状で、エストロゲンの不足によって起こります。性交時の痛みは、残念ながら非常によく起こる症状です。子宮摘出術を受けた結果、セックスに対する興味を失うことは決して珍しくはありません。がん治療を受けることによって、気分が落ち込んだり、うつ状態、あるいは今までと違う自分の体に対する自信の無さなどが理由となって、性的な興味を失うといわれています。

 膣の乾燥に対処するため、アストログライドなどの潤滑剤、または天然由来のさまざまな潤滑剤を試す女性もいます。それでも効果が得られない場合は、膣内にエストロゲンを投与し、膣内の組織を再生させる短期の治療を受けることも可能です。改善した後は徐々に処方量を減らします。うまくいく方法を見つけられるまで、主治医や看護師らと相談して、いろいろな方法をお試しになってみることをお勧めします。

 (監修:桃山学院大学社会学部社会福祉学科教授 伊藤高章)

【参考記事】
がんと性生活 抱え込まず専門家に相談を

 

This discussion was originally presented on December 29, 2006 on www.plwc.org
この内容は、2006年12月29日に、米臨床腫瘍学会の患者向けサイトPeople Living With Cancerに掲載されたものです。

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2007年4月10日