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國土典宏教授の肝がん治療の誤解を解く

肝がんの領域のここ数年の技術や新薬の進歩は目覚ましい。しかも肝がんの治療を選択する際は、肝がんの種類、進行度、肝臓の予備能力など、考えなければならない条件が他のがんよりも多く複雑なため、患者さんが誤解していることも少なくない。そこで本連載では、実例を挙げながら肝がん治療におけるこうした誤解を解いていきたい。

筆者紹介
國土典宏(こくどのりひろ)
東京大学臓器病態外科学大講座、肝胆膵外科学・人工臓器移植外科学分野 教授

1981年東京大学医学部卒業。同大学第二外科助手を経て、89年米国ミシガン大学外科に留学。95年癌研究会附属病院外科、2001年東京大学肝胆膵外科、人工臓器・移植外科で肝胆膵のがんの外科治療とともに肝移植チームを指揮している。07年から現職。

連載一覧

連載第18回日本では、肝細胞がんへの移植治療は、生体肝移植が主流

 肝移植には脳死肝移植と生体肝移植の2種類があります。脳死肝移植は、脳死に陥った患者さんから摘出した肝臓を移植するもので、欧米ではこれが主流です。米国では年間6000例以上の脳死肝移植が行われています。<詳細>

連載第17回移植は条件が合えば最も理想的な治療法

 肝細胞がんの治療として肝移植は、最も理想的な治療です。なぜなら、肝臓を取り替えることによって肝臓にあるがんを完全に取り除くことができ、肝硬変や慢性肝炎などにより肝機能が低下している肝臓を、正常な肝機能を持った肝臓に...<詳細>

連載第16回これから期待されているインターフェロンを併用した肝動脈内注入化学療法

 肝動脈内注入化学療法(肝動注療法)は、肝細胞がんを養う動脈に抗がん剤を注入する治療法です。高濃度の抗がん剤を直接投与することができるので効果が大きくなると同時に、同じ薬を静脈注射して全身投与する場合に比べて抗がん剤...<詳細>

連載第15回初めて肝細胞がんに“効く”抗がん剤が開発された!

 「2009年5月まで厳密には肝細胞がんに“効く”抗がん剤はなかった」と聞くと驚かれる方も多いと思います。それ以前も、肝細胞がんに有効であるとして保険適用された抗がん剤はいくつかありました。しかし、そのような薬の有効性は厳...<詳細>

連載第14回肝切除とラジオ波、どちらがいいかを調べる試験(SURF trial)が進行中

 肝がんの治療法を選択する際、まず用いるのが、日本肝臓学会が作成した「肝細胞癌治療アルゴリズム」です。このアルゴリズムでは、肝障害度がAまたはBと比較的軽く、腫瘍が3個以下、どの腫瘍の大きさも3cm以内の肝細胞がんの患者さ...<詳細>