


がん治療を開始するにあたって、医師からさまざまな説明を受ける。しかし、ときに説明されていることがよく分からない、疑問はあるのだけれど何をどうやって聞いてよいのか分からない、こんなことを聞いてもよいのだろうか──そんな不安を感じることがある。この連載では、患者、あるいはその家族が感じる疑問を、患者の家族として治療に関わった経験を持つ筆者がエキスパートに話を聞いた。


「親ががんだとわかったら。娘として私は、何をするべきなのだろう」―実父の食道がん発覚から、手術、退院までの5カ月間は、次から次へとやるべきことが押し寄せ、矢継ぎ早に選択を迫られる日々だった。健康雑誌でライターをしている私でも、悩み、困ったことがたくさんあった。そんな私の経験が、似たような境遇で困っている人の助けになればと思い、筆を取った。

肝がんの領域のここ数年の技術や新薬の進歩は目覚ましい。しかも肝がんの治療を選択する際は、肝がんの種類、進行度、肝臓の予備能力など、考えなければならない条件が他のがんよりも多く複雑なため、患者さんが誤解していることも少なくない。そこで本連載では、実例を挙げながら肝がん治療におけるこうした誤解を解いていきたい。
疲労に関する患者さん向けのこの章は、がんの専門家が医療従事者向けに作成した要約を編集したものです。本稿を含め、がんの治療、スクリーニング、予防、支持療法、および現在米国で行われている臨床試験についての信頼できる情報が米国国立がん研究所(NCI)より提供されています。疲労は、がんと診断された人とがんの生存者の人において最もよく聞かれる訴えの1つです。この短い要約では、疲労とその原因および治療法について記載されています。
病気になったからといって、すぐに会社を辞めなければならないわけではありません。「仕事をどうしよう」「会社を辞めなければならないのか」と心配になるのは当然のこと。でも、これから詳しい検査を行って、治療方針を決めていく段階で、「仕事を続けるのか、あるいは辞めるのか」という重要な問題を早急に決断することは避けたほうがいいですね。
米国がん研究所(NCI)ががん患者を支える立場の方を対象に作成した冊子の日本語訳を掲載しています。
「がんを学ぶ」は、各種がんの基本知識から最新の診療内容までを網羅しています。現在最も推奨されている治療法をとりまとめた『標準治療アップデート』、自分の病状や治療法を理解するための質問の具体例をまとめた『医師への質問』、同じ病気を経験した先輩患者さんの経験談と経験に基づく実用的なアドバイス『先輩患者からのアドバイス』の三部構成となっています。
米国臨床腫瘍学会(ASCO)の患者向けサイト「People Living With Cancer」“Ask the ASCO Expert Series”の日本語訳を掲載しています。このシリーズは、がん患者やその家族・友人から寄せられた質問に対する米国の専門家からのアドバイスです。
