肝がんとともに

肝がんが気になる方へ

肝がんの危険因子と予防の工夫

 肝がんの危険因子としては、何よりもまずB型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルスへの感染が挙げられます。こうしたウイルスに感染しないことが、予防の第一となります。いずれも血液を介して感染することが明らかになっているため、血液が付着する可能性があるもの、例えば歯ブラシやひげそりなどを他の人と共有するのは、できるだけ避けた方がよいでしょう。

 慢性肝炎とわかった後は、禁酒が勧められます(「肝がん治療後の生活について」の項参照)。毎日の食事について、さほど神経質になる必要はありませんが、主治医や栄養士から何か指示があった場合には、従うようにしましょう。治療をきちんと受けることで、肝がんになる可能性は低くなることがわかっています。

 肝がんを早期に発見できれば、治療の選択肢が多くなります。なるべく早期に肝がんを発見できるよう、面倒でも定期的に検査を受け続けることが重要です。

 また、ビタミンK2やカロチノイドを用いた肝がん発症予防や、遺伝子解析による治療効果の予測、全く新しい機序で効果を発揮する肝がん治療薬の開発など、肝がんの予防と治療をめぐって、さまざまな研究が進んでいます。

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