KUROFUNet
KUROFUNet:岩澤真紀子の「アメリカ臨床薬学に魅せられて」
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「学会講演がつまらない」なんて、もう言わせない
新しい教育方法をイノベーションする重要性
2012/ 4/ 4
カリフォルニア州立大学デイビス校(UC Davis)が主催する「感染症カンファレンス」は、私が楽しみにしているカンファレンスの一つです。医学生涯教育(continuing medical education;CME)として毎年1月または2月に2日間かけて行われるのが通例で、医師、薬剤師、看護師、臨床検査技師など様々な…
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プレゼンが得意ではないからこそ…
2012/ 3/16
ここ数年、日本の大学や学会で講演する機会に何度か恵まれました。私は、日本に帰国するときには時間を見つけてできるだけ学会や勉強会に参加するなどして、日本の薬剤師を取り巻く現状や医療の動向を勉強するよう心がけています。皆さんの前でプレゼンテーションすることもあるのですが、その際に…
- 「中規模病院における学生指導」という難題 2011/11/30 最近、カリフォルニア州では薬学部の増設が続いています。私がアメリカに来た2000年頃は4校にしかなかった薬学部が、今では8校にあります。新設された大学または学部の中には実務実習を2年かけて行うところも出てきており、各大学が実習先の確保にしのぎを削っています。
- アメリカの専門薬剤師試験は「現場」が作る 2011/ 7/22 「免許更新の知らせが来たんだけれど、生涯教育の単位が足りない」と話している同僚がいました。でも、慌てる必要はありません。アメリカの生涯教育プログラムはバラエティー豊かなので、短時間で生涯教育単位を取得できる方法がいくつかあります。今回は、アメリカの薬剤師生涯教育と専門薬剤師制…
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超多忙の中の調剤監査ミスで逮捕、免許剥奪
2011/ 6/20
アメリカで薬剤師として働いていると、日本で働いていたときに比べて、「薬剤師の免許を守る」ということを強く意識している自分に気がつきます。一つひとつのトラブルが、次に同様なトラブルを繰り返さないための教訓になります。今回は、薬剤師の監督責任と薬に関連する医療事故についてお話しし…