オーシーシーは、1966年に創業された沖縄の老舗システムインテグレーターだ。地元に根ざした企業として、顧客の要求に沿ったきめ細かいシステム開発やソリューション提案を展開している。同社の福祉・医療営業部では、以前から大手システムベンダーの医療情報システムを販売してきたが、データキューブが沖縄に事業所を開設し、カスタマイズやサポートなどの体制が整ったことから、オーダリングシステムの販売に乗り出した。


「当社の医療営業部では、地元の医療機関に対して優れた製品やシステムを提供する営業活動を続けてきました。今回、北中城若松病院がCachéで開発されたオーダリングシステムを導入するにあたっては、データキューブのスタッフと協力し合って、システムの構築からカスタマイズまでを担当させていただきました」とBS営業本部 福祉・医療営業部の東恩納寛明部長は切り出す。
同社では、以前から北中城若松病院のIT化をサポートしてきたが、情報企画室が設置される前は部門ごとに個別にシステムが導入されていたため、病院経営に求められる情報や、医療現場の改善や効率化につながるトータルな提案には至らなかったという。
「情報企画室の存在は、今回のオーダリングシステム導入における大きな成功要因でしょう。部門ごとに利用されていたシステムを情報企画室が最適にコントロールしながら全体のプロジェクトを推進していったことで、円滑なオーダリングシステムの導入とその後のカスタマイズが実現できたのだと思います」(東恩納氏)。
同社の福祉・医療営業部の担当者は、北中城若松病院の情報企画室が定期的に開催していたオーダリングシステム導入に関するワーキンググループにも積極的に参加し、緊密な連携を保ちながら導入を推進してきた。システム構築の上流工程を同社が担当し、カスタマイズなどはデータキューブの沖縄事業所が分担して作業していったという。また、実際の導入にあたっては、福祉・医療営業部の担当者が医師や看護師向けの勉強会で講師を務めるだけでなく操作マニュアルも制作するなど、万全の体制で支援した。
「我々だけでなく、情報企画室でも現場のスタッフが理解しやすい運用マニュアルを独自に用意されていました。単なる操作説明ではなく、医師や看護師など、それぞれの業務の現場で使われる言葉でマニュアルを制作することで、混乱なく操作できるようになっていました」と東恩納氏は支援体制の成果を語る。
「今回のオーダリングシステムの導入にあたり、技術面ではデータキューブの沖縄事業所の方々に全面的にバックアップしていただきました。当社のスタッフも、少なくともサポートができるレベルまではシステムを理解していこうと考えていました」と東恩納氏は、福祉・医療営業部の取り組みについて触れる。
他ベンダーのオーダリングシステムの導入経験が豊富な同社にとって、データキューブ製品の導入実績を持つことは、コストパフォーマンスに優れたシステムを求める医療機関の期待に応えることにもなる。特にデータ連携において多くの医事システムとの豊富な実績と性能を兼ね備えたデータキューブのオーダリングシステムは、オーシーシーにとってシステム提案の機会を広げる商材になるという期待もある。
「開発段階では苦労もありましたが、結果的にはいろいろな観点から評価してもかなり完成度が高いオーダリングシステムになったと思います。Cachéは非常に高性能なので、それほど高価なハードウェアを利用しなくても必要な処理性能を発揮します。今回のシステムは、北中城若松病院の要望が盛り込まれているだけでなく、コスト面でも満足していただけるものになったと思っています。今後も、同院の情報企画室では病歴・病名登録システムやリハビリシステムなどの導入を検討されていますが、データキューブと連携し、対応していく計画です」(東恩納氏)。
オーシーシーの福祉・医療営業部では、今回のシステム導入で得られた数多くのノウハウや実績をもとに、地元の医療機関に向けて積極的な提案を展開していく考えだ。
株式会社オーシーシー
http://www.occ.co.jp
インターシステムズジャパン株式会社
〒160-0023 東京都新宿区西新宿6-10-1 日土地西新宿ビル17F
TEL:03-5321-6200 URL:http://intersystems.co.jp/
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