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 PET画像診断フォーラム・メンバーの足立秀治氏が診療部長と放射線科部長を務める、兵庫県立成人病センターが、2007年1月31日に、厚労省から「都道府県がん診療連携拠点病院」に指定された。同病院は前回7月の厚労省の検討会では兵庫県知事が推薦したが認められず、兵庫県にはがん診療連携拠点病院が存在しなかった。

「がん診療連携拠点病院」は、がん診療の均てん化を推進するために、都道府県知事が推薦し、厚労省が専門家による検討会を開いて審査し、厚生労働大臣が指定する。概ね2次医療圏ごとに「地域がん診療連携拠点病院」が指定される。それに対して様々な支援も行う「都道府県がん診療連携拠点病院」が都道府県ごとに1施設程度指定される。同病院は前回2006年7月の厚労省の検討会に兵庫県知事が推薦したが認められず、兵庫県にはがん診療連携拠点病院が存在しなかった。

 今回、同病院は、地域がん診療連携拠点病院に求められる診療体制、研修体制、情報提供体制に加えて、都道府県がん診療連携拠点病院に必要な要件である、県の中心的ながん診療機能を担い、地域がん診療連携拠点病院(神戸市立中央市民病院、神戸大学医学部附属病院など9病院)の専門的ながん診療を行うスタッフとの連携や、研修の実施、情報提供・症例相談・診療支援などを行う機能を有していると認められた結果だ。

 足立秀治氏は、「都道府県がん診療連携拠点病院に指定されたことで、今まで以上に様々な業務が増えることになると思うが、がん診療機能の充実やがん患者等から最も求められるがん相談支援などに力を入れて、拠点病院の役割を果たしていきたい」と、語る。

 同病院は、今回の指定をうけて、2007年4月1日より名称を「兵庫県立がんセンター」に変更する予定だ。

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